1901. ナチュラル
レッドフォードのユニフォーム姿は意外に違和感がなかったが、それよりもグレン・クローズがあんな楚々とした役には全然合ってなかったのが気になった。しかし、キャスティングの問題をさておいても、ストーリー進行が極めてご都合的で安直なのが一番まずいと思う。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-05-09 00:56:20) |
1902. 大災難P.T.A.
一緒になっていらいらさせられるシーンばかりで、ほとんど笑えるところがなかった。最後のところがちょっとほろりとしてよかったので+1点。 [DVD(字幕)] 4点(2005-05-08 00:49:42) |
1903. トップ・ハット
ダンスのシーンには一応見るべきものがあるが、それ以外の部分が、各登場人物が好き勝手にいろんなことを言っているというだけで中身がなく、何とも退屈。最後のオチだけは、あまりにも強引でちょっと笑えた。 [DVD(字幕)] 4点(2005-05-07 02:38:13) |
1904. フラッド
洪水という装飾を除けば、骨となる部分はB級アクション以外の何物でもないが、とにかく最初から最後まで水!水!水!にこだわりまくり、出演者に乾いた快適な衣装など1秒たりとも着せなかった制作者の偏執狂的な姿勢だけは評価したい。 [地上波(吹替)] 4点(2005-05-01 23:09:06)(良:1票) |
1905. ソードフィッシュ
《ネタバレ》 さんざんハッキングがどうのこうのとかやっといて、いざやることが爆弾持って銀行強盗って・・・。しかもあの宙吊り作戦、そのまんま自分たち全員が全滅しそうになってるんですけど。ちゃんとしたヘリパイロット雇えよ。●ハル・ベリーは、例の読書シーンよりも、むしろジャックマンにアレが見つかりシーンの方がセクシーでした。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2005-04-29 23:28:57) |
1906. クレイジー・イン・アラバマ
主題があれこれと拡散して、どれも中途半端なままに終わってしまった。三人称と一人称がどっちつかずのまま並行しているのも、さらに半端な印象を与えている。法廷シーンの無茶ぶりにもびっくり。 [DVD(字幕)] 4点(2005-04-21 04:53:12) |
1907. アドベンチャー・ファミリー
山奥に引っ越した家族が動物たちと戯れていますというだけの内容で、話としては全然面白くないが、動物たちに(単なる動作ではなく)きちんと「演技」をさせている点だけは評価したい。なお、子供2人がぎゃーぎゃーうるさいだけで、少しも可愛くないのが難点。 4点(2005-03-19 04:29:41) |
1908. シビル・アクション
法廷での派手なやりとりを避けて堅実な描写をしているのは好感が持てるが、実際に主人公がやっていることは滅茶苦茶だし、勝手に和解を蹴ってくる(恐らく、依頼者への意思確認もしていないと思う)なんて、懲戒処分ものです。最後の大事な部分があっさりナレーションですまされているのも、消化不良。 4点(2005-03-15 02:18:52) |
1909. インソムニア
スリリングさもなければ意外性も際立った人格描写もなく、わざわざ映画にするほどの内容とはまったく思えないのですが。一番強力な一瞬が、スワンクの「もう10時よ。・・・夜の」というのでは、やはりまずいでしょう。 [DVD(字幕)] 4点(2005-03-14 01:56:46) |
1910. ターミネーター3
ひたすら追いかけっこをしているだけで、内容的に特筆すべき点は何もない。ただ、否定説が圧倒的に多そうなT-Xのキャラは、私は結構気に入った(徹頭徹尾無表情な中で、クレーン車のシーンでシュワを振り落として一瞬嬉しそうな表情になるところがよい)。 4点(2005-02-26 03:00:16) |
1911. クライ・ベイビー
お馬鹿な雰囲気は悪くないが、弾けっぷりが中途半端で、演出も消化不良気味なので、見ていて非常にみっともない。登場する俳優たちも、みんな何かテンションが低いような感じ。 4点(2005-02-24 03:30:17) |
1912. メン・イン・ブラック
馬鹿馬鹿しくてテンポも良いのはいいのだが、肝心の敵の設定がしょぼくて中途半端なため、終末に近づくにつれてどんどんテンションが落ちている。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-02-16 02:23:47) |
1913. きみに読む物語
《ネタバレ》 冒頭、いきなり主人公が物語を読み始めたので、「あ、これはまずいな・・・」と思っていたら、その悪い予感は当たってしまった。この2人の人生の経過を想起するならば、アルツハイマーによって失われる妻の記憶、それに対する夫の葛藤と焦り、そして物語を読もうと決意するに至るまでの夫の心情の推移といったものが、まず何をおいても重要なのではないだろうか。この映画では、その部分が、すべて綺麗さっぱりと落とされているのだ。つまり、まず、物語を読み聞かせるという設定先にありきの世界になっていて、それに至るまでの必然性が何も説明されていないのである。また、要の役のジーナ・ローランズは、血色も恰幅も(・・・)やたら良い上に、目もしっかり輝いていれば会話も普通に可能であり、少しもアルツハイマーに見えず、明らかなキャスティングミス。ジョアン・アレンの気品ある的確な演技が救いだった。 [映画館(字幕)] 4点(2005-02-06 21:20:12) |
1914. ゴースト&ダークネス
いくらそのライオンが悪魔的とか残虐とか口で説明されても、肝心の映像表現が伴っていないのだからまったく意味がない。単に2人の狩人が狩をしてますというだけの話。ヴァル・キルマーの演技力の欠如がつまらなさに拍車をかけている。 4点(2005-02-02 03:26:17) |
1915. スフィア
前半はそこそこ良かったと思うのですが、途中から、内容が全部口先での説明になってしまいました。優秀な学者を揃えたはずなのに、才能を発揮する場面が全然ないのも期待外れ(みんな、単に慌てて右往左往しているだけ)。 4点(2005-02-01 22:26:20) |
1916. クレオパトラ(1963)
物的再現には全力を投入して、これでもかというくらいの視覚世界を展開しているのだが、肝心の、それによって何を表現したいのかという部分がほとんどすべて欠落しているのです。あと、セットなんかは結構頑張っていろいろ作っているのですが、照明が悪いのか、全部ハリボテ感満載なんですよね・・・。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-01-22 02:52:54) |
1917. ジャッカル
《ネタバレ》 ウィリスの側の描写は割と気合が入っているが、気合が入りすぎて、何か四次元ポケットでも持ってそうな万能超人になっている。一方で捜査側はあまりにも警備も戦略もズブズブで、それならジャッカルじゃなくったって計画実行できるでしょ、という気になってしまう。なので、何か凄いことが起こりそうで起こらないまま終わってしまうのです。プラス部分といえば、マチルダ・メイに美味しく目立つ役を与えてくれたという功績でしょうか。それと、昭和の日本の人情ドラマを彷彿とさせるベタベタなラストシーン。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-01-18 00:54:57) |
1918. シッピング・ニュース
脚本のあまりのつまらなさにびっくり。おかげで、達者なはずのスペイシーやジュリアン・ムーアやポスルスウェイトが、揃って空回りの消化不良を起こしている。ケイト・ブランシェットの無謀な使われ方にも唖然。 4点(2005-01-08 01:08:50) |
1919. レスリー・ニールセン 裸のサンタクロース<TVM>
《ネタバレ》 心暖まる感動的なファンタジー、なはずなんですが、このテンポの悪さと演出の切れの悪さはどうしたことなんでしょうか。手紙のエピソードなんかは、ネタとしてはかなり優れているのに、伏線も張ってなくて、出し方も唐突だから、感動が半減してしまう。レスリーの精彩のなさにもびっくり。サブキャラも弱すぎ。 4点(2004-12-23 02:04:48) |
1920. フランティック
冒頭の妻の失踪場面などはなかなか魅力的な映像で、興味を引く謎を呈示しているのに、解明が進むにつれて着実にしょぼくなっているのは何なんだろう。 4点(2004-12-15 03:45:30) |