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1.  狼王ロボ 《ネタバレ》 
幼かった頃親に連れられて映画館で見たのですが、その後しばらくはプログラムに書かれていたあらすじを毎晩寝る前に、親に読んでもらわないと寝つかれなかったほどにその印象は強烈で、幼心に「人間=自然の秩序を破壊する悪者」、「狼=健気に家族を守り人間に立ち向かう善者」という図式が刷り込まれてしまったように思います。原作のシートン動物記ではロボは最後は無残に殺されてしまうのですが、映画ではまんまと妻を奪還して、勇躍群れを引き連れて山の彼方に去って行くという劇的な終わり方になっていたのが一層印象を強くしたと思います。動物をテーマにした子供向けの映画は沢山あるけれども、ここまで人間に敵対した動物を描いたものは少ないと思います。放映から随分とたちますが、もう一度あらためて見てみたいと思うのですが、テレビで放送してもらいたいものです。人生の起点となった作品ということで例外的に10点をつけました。
[映画館(字幕)] 10点(2005-10-25 23:33:59)
2.  草原の輝き(1961) 《ネタバレ》 
まだ世の中の時間がゆっくりと落ち着いて回っていた古き良き時代の青春映画。今の時代ではもうこんな味のある恋愛映画は作れないでしょうね。ナタリーウッドとビーティー(ベアティー?ベイテイ?なんで彼の名前の呼び方はこんなに頻繁に変わるのだろう?)の途中の絡みはちょっと間延びしていなくもないけども、なんと言ってもラストの二人の再会と別れの切ないシーンは忘れられません。ハッピーエンドで終るのではという期待は完全に裏切られましたけど、その分酔わされました。
9点(2003-09-23 17:50:11)
3.  デッドゾーン 《ネタバレ》 
サスペンス映画の傑作ですね。昏睡状態からさめた主人公が予知や幻視能力を身につけて、警察に協力して犯人逮捕したり、子供を事故からすくったり、という話が中盤で続くので、このまま終るのかと思っていたら、最後に意外な結末が用意されていた。よくありがちなサスペンスを盛り上げるためのしつこい過剰演出もほとんどなく、苦悩する主人公の姿が嫌味なく描かれている。デッドゾーンの意味の説明は多少強引と言えなくもないけど。ぜひテレビでの再放送をお願いしたい。
9点(2003-08-19 11:51:34)(良:1票)
4.  パッセンジャーズ 《ネタバレ》 
地上波で放送されたときに最後の部分しか 観れなかったので改めてビデオを借りて見直しました。結末が分かった 上で最初から観賞したので、結末の意外性や驚きは随分と薄くはなって しまったのが非常に残念ではありましたが、それでも十分楽しむことが できました。  クレアや5人の乗客の体験が果たしてこの世の出来事なのか、それとも死 ぬ直前の一炊の夢ようなものなのか、物語自体にはやや無理があるとは思 いますが、伝えたいことは十分感じ取れたと思います。  人間だれしも突然訪れた死の瞬間には、それを受け入れることが出来ずにも がき苦しむのでしょうし、色々な思いが脳裏を駆け巡ると思います。 クレアも事故発生から死までの間の一瞬の間に、生きていれば訪れたであろ うセラピストとしての充実した仕事やエリックとの恋、そして姉との関係修復 などの様々な生への執着や後悔があのような物語となって頭をめぐったという ことなのでしょうか。  そんな苦悩をこのような形で描いたこの映画はやはり心に残る映画の一つにな ると思います。  追記 思えばこの映画観た時のその人の心境によって評価が大きくことなると思います。 ストレスがたまっていてむしゃくしゃした時に観れば、なんかまったりとして苛立 たしく、なんだこのオチはということになりかねないかもしれませんが、生活にさ したる不満はなく順調ではあるけど将来の死については漠然と不安を感じている人 にとっては心に響くかもしれません。
[DVD(吹替)] 8点(2017-06-11 21:03:21)(良:1票)
5.  ローマの休日 《ネタバレ》 
子供の頃最初に観た時は、なんかぬる~い夢物語のお話だと思って、心にも残りませんでしたが、今改めて見ると、やっぱり良い映画だったんですね。古い秩序としきたりのあった時代にはほっとさせられます。ローマの観光促進策が裏にあったらしく次から次へと観光名所が紹介される割には露骨な商業主義の臭いは全く感じられません。ストーリーもこの種の話にしてはテンポがよく、一方で、自由を求めるアン王女が権威の象徴の長い髪を切ったり、自分の身分を隠しているために、真実の口の前で不安になったり、と細かい部分も丁寧に描かれていましたね。  ちなみに本作品はハリウッド映画として全編海外ロケで作成された初めての作品だったそうですが、当時ローマは記録的猛暑で俳優もスタッフも大変な苦労だったそうです。そんな中可憐な容姿とは裏腹に、強い野心と覚悟を持って臨んだオードリー・ヘップバーンは文句も言わず演技に集中したそうです。さらに90テイクマンの異名を持つワイラー監督により、有名なスペイン階段の数分のシーンは6日間かけて何度も撮影されたために、後ろに映る大時計の時刻がショットごとに違っているそうですが、これまで全く気が付きませんでした。
[地上波(字幕)] 8点(2004-10-30 18:00:53)
6.  いつも心に太陽を 《ネタバレ》 
劣等生クラスを熱血先生が生徒との葛藤を通して更正させるという古典的なストーリーなのですが、やっぱりLuluの歌をバックにしたラストシーンでは胸が熱くなりました。暴力教室では劣等生の親分役をやっていたポワチエが、月日がたって今度は教師側をやることになるのはめぐり合わせなのでしょうか。
8点(2003-11-25 17:17:03)(良:1票)
7.  ナタリーの朝 《ネタバレ》 
物心ついてから映画館で見た映画で最初に感動した作品でした。容姿に自信の無い主人公の女性役をパティー・デュークが好演していました(彼女は不美人ではないので、ちょっと役の上では違和感はあるのですが)。来もしない想像上の恋人をフェリー乗り場で待つシーンや自分を取り戻したナタリーが、「自分は自分でしかない。それを今まで気がつかなかった」と言いながら、スズキのバイクでブルックリン橋を渡って実家に戻って行くラストシーンが印象に残っています。ヘンリー・マンシーニの音楽もすばらしかったにもかかわらず、映画も音楽もほとんど評判にならなかったのが少し不満でした。ストーリーに新鮮味、奇抜さが無かったからなのでしょうか。ところで、この映画にアル・パチーノが出ていたと言うことですが、どこのシーンなのでしょうか。当時のパンフの出演者リストには全く載っていませんので、ほんのちょい役だとは思いますが。
8点(2003-11-22 17:39:30)
8.  デッドコースター 《ネタバレ》 
ファイナルデスティネーション(FD)を見ていなくても楽しめるけども、随所に前作との関連や繋がりが出てくるので、やはりまずFDを最初に見てからこちらを見たほうがずっと楽しめる。 ホラー映画として、不死身の化け物が登場しないFDはホラー映画の中でお気に入りだったのだけども、こちらは続編ということでさらに面白さは倍化していたと思う。スピーディーな展開に最初から一気に引き込まれました。 前作唯一の生き残りクリア(前作の終りでは二人の男の子は生死不明のまま終っているのだけど、結局その後死んでしまったという設定)を登場させて後日談としても興味があった。最初の高速道路の事故シーンや一人一人死んで行く死に方が、前作以上にどぎつい(目玉に梯子がささったり、胴体が3つに切断されたり、首がもげたり)ので、気の弱い人は要注意。あそこまでえげつなく殺さなくても、という気はするけども、やはりホラー映画ということで監督がサービスしているのでしょうか。多少やり過ぎと思えなくもない。前作が主要人物がティーン中心でやや軽過ぎたノリに比べて、今回は保安官の存在が映画全体を引き締めて大人の映画に仕上がっていたのも良かった。この作品で前作からのしがらみが全て決着してしまったのでパート3は作れないでしょうね(でもこの作品がヒットしたなら無理やり作ってしまうのか)。  追記 主演のAJクックは本作見た時は特にそれほどの美人だとは思わなかったけど、クリミナルマインドでは随分と美しく成長していて 最初は同一人物だとは思えませんでした。
[映画館(字幕)] 8点(2003-07-26 01:07:34)
9.  8月の家族たち 《ネタバレ》 
うーんなるほど、これは観る側の現在の 立場や年代によって賛否が分かれる内容ですね。確かに 最初から最後まで身内同士の下卑た会話と罵りあいに終始し ていてまっとうな人間はおらず何とも救いがありません。 これが延々と続くのかと思うと観るのをやめようとという気 になったりしました。  ただどちらかというと人生の黄昏時に近づきつつある自分的 には、見続けるうちに段々と引き込まれてしまいまい、最後 のテロップが流れている間に何ともいえぬ余韻が残りました。  映画を通じてヴァイオレットの憎々しい姿が印象的ですが、 言い争いを見ていると3姉妹はヴァイオレットに対して現在の 薬漬けのふしだらな生活は批判するものの、子供の頃のことで 文句をいうシーンはほとんどありませんでした。 3人を育てるためにヴァイオレットは身を粉にして努力し、 精一杯の愛情を注いできたのでしょう。 それにも関わらず、亭主は自分の妹と不倫して子供を作り、 娘たちは自分を捨てて出て行ってしまえば、やっぱり荒れた くなりますよね。  精神科病院での騒ぎの後ヴァイオレットが草原を走って逃げる シーン、クリスマスプレゼントと称して薄汚れたブーツを贈ら れた話、そして3人姉妹に去られて一人残されたヴァイオレット をジョナが慰めるラスト・・・切ないですね。  さすがにメリルストリープの演技はすばらしかったですが、 他の俳優さんたちもそれぞれに持ち味を出していたように 思います。日本で日本の俳優さんにより舞台劇が演じられ たようですが、比べて観てみたかったです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2024-02-24 10:47:00)
10.  イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 《ネタバレ》 
アラン・チューリングの情報は別のドキュメンタリー 番組で概要は知ってはいましたが、改めて映画で血の通った物語として 鑑賞して非常に感銘を受けました。 物語の展開に無理がなく、過剰な演出もなく孤独な天才の活躍と苦悩が うまく描かれていたと思います。後味も悪いものではありませんでした。 ホームズ先生がこんなに名優だとは知りませんでした。  それにしても戦争というものは、悪と善、敵と味方、黒と白と単純に分 けることのできない複雑で残酷なものですね。  チューリングが夢想したAI技術が花開こうとしている昨今の状況を彼が 見たらどう思うのでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-04-04 15:50:38)
11.  トップガン マーヴェリック 《ネタバレ》 
話題の超大作ということで映画館で観てきましたが 物語自体は新奇さもひねりもなく単純でかなりご都合主義的な展開といえる し、最後の敵機から狙われて絶体絶命のシーンも次にどうなるか容易に想像 できてしまいました。 とにかくCGなしに実際の戦闘機に乗って撮影したという迫力ある訓練シーン や戦闘シーンを臨場感を持って堪能するための映画と言えますし、それがな ければ単なるB級映画でしかないのかもしれません。  そうはいっても懐かしいですね、80年代のあのアメリカンな雰囲気は! あれから35年あまり、世界情勢も生活環境も何もかも変わってしまった中で 忘れていたあの雰囲気にひたすら浸ることができたので+1しました。
[映画館(字幕)] 7点(2022-06-25 18:31:37)
12.  ハドソン川の奇跡 《ネタバレ》 
オリンピック放送にやや食傷気味のところ に放送されたので鑑賞しましたが、観る前はどうせ世に知れた 奇跡的着水による全員救出劇が仰々しく描かれているんだろう なと思っていました。 しかし実際には日本ではほとんど知られていなかった後日談と 機長の苦悩が中心であり、最後の聴聞会の場面は結果が分かっ ていたとはいえ非常に引き込まれました。  最後は実際に救出した乗客を出してアメリカ的な演出ではあり ましたが、明るいニュースのない世の中で完璧なハッピーエンド ドラマはそれなりに楽しむことができました。
[地上波(吹替)] 7点(2021-08-01 22:49:54)
13.  search サーチ 《ネタバレ》 
いやあ、面白かった。サスペンス映画として は近年にない傑作でしたね。 展開の殆どがPC上で見せられるという奇をてらっただけの映画 かと思ったら、ストーリーも非常に練られていて最後までハラ ハラドキドキの連続で、あっと言わせる最後のどんでん返しも なかなかのもので予測できませんでした。 湖で車が発見された後の世の中の人々の反応(疎遠だったクラス メートが皆親友面を始める、家庭に問題があったのではとか、 父親が犯人ではないかという無責任な発言や書き込みなど)もま さに実際に社会で起きていることでリアリティが感じられました。  しかも観る側にはちゃんとさりげなくあちこちで手掛かりを与え ているのも憎いですね。  ====以下重要なネタバレあり、未鑑賞の人は要注意====  最初の頃に中学の連絡簿を調べた時に、「ロバートは離婚した家庭 で親が警察官、マーゴットに惚れたことがあった」という記載 を提示していたのですけど、まさかそれが伏線だったとは!父親が 独自に娘の車を発見してしまった時の刑事の慌てぶりも、そういう 背景があったからだったのかと思えます。自白して自殺したとされ る男がちゃんと写真に並んで映っていたのも気に留めませんでした。  今から3年前の映画なので、世の中はさらに進んでいるだろうし、 ネット世代の絡んだ事件の捜査は、刑事が街中で聞き込みをして情報 を集めるのではなく、益々ネット上で情報を収集するのが重要になって いるのでしょう。しかし、テレビの刑事ものでは相変わらずネットなど ほとんど登場しませんので、むしろこの映画の方がリアリティが 感じられます。  それにしてもこの映画を映画館で見たら、PC上の文字を読むために スクリーンをひたすら凝視し続けなければならず、とてもついてい けなかったのではと思います。家でビデオやPC上で何度も見なおし ながら鑑賞するべき映画ですね。
[地上波(吹替)] 7点(2021-04-02 20:29:54)(良:1票)
14.  ミスト 《ネタバレ》 
どうせ怪物が人間を襲うお決まりのグロテスクな B級ホラーだろうと思ったのですが、ここの投稿数がやたら多くて しかも点数が高いので観てみたのですが、なるほどこれはなかなか の優れものでした。 正体不明の怪物が人々を襲うプロットはどこかで観たようなもので はありますが、人々の心理描写や行動描写が丁寧に描かれていて、 次から次ぎへの展開にハラハラドキドキのままラストの衝撃的結末 まで飽きる事なく観てしまいました。  最後は勇気ある人々が救われるハッピーエンドか怪物たちとの戦い がまだ続くことを暗示して終わるのかのいずれかだろうと思っていた のですが、これは確かに衝撃的で他にはなかったびっくりな悲劇的 結末でした。狂信的信者のようなおばさんが撃ち殺されてしまうと いうのも驚きましたね。キリスト原理主義団体から批判が起こらな かったのでしょうか。 最初に皆に助けを求めても見放されてしまい一人でスーパーを出て 行ったおばさんが結局子供たちと共に救われていたというのも、何 とも皮肉が効いていていましたね。  できれば怪物たちが異次元空間から来たというのではなく、軍の化学 兵器開発の過程で生まれてしまったとか何かにしたほうがよりリアル だったのではないかと思います。  明日からスーパー行くのが怖くなってしまいます。
[地上波(吹替)] 7点(2021-02-16 20:19:19)
15.  ミッシング ID 《ネタバレ》 
ここでの評価がなぜか低いのですが、 私的には・・・めちゃくちゃ面白かったです!! 最初にガキのドンチャンパーティーから始まったんで、こりゃ 三流の学園ものか(皆さんが言うように、キモイオニイチャンと ゲジゲジ眉毛のネエチャンだし)、やっぱり期待しない方がいい かも、と思ったのですが、自分の素性が分かるあたりからテンポ よくハラハラ、ドキドキしたまま最後まで一気に観てしまいました。  エージェント本人が中心ではなく、子供の側からの視点での展開と いうのが目新しくて気に入りました。確かに007の子供たちはきっと こういう苦労したんだろうなあ、とか思ってしまいます。 相手は高校生なのでボーンのような無敵とはいきませんし、逆探を 気にせず電話しちゃうとか素人丸出しではありますが、逆にそこに リアリティが感じられました。普通の高校生から段々と父親のDNAに 目覚めて行くところなんかもいいですね。それでも高校生にしては あり得ないようながんばりようではあります。 下の人が書いているように公開時に評論家からは酷評されたそうです が、自称専門家の言うことがあてにならないのはコロナ騒動で証明 されていますのであまり気にしないことにしましょう。  エイリアンのおばさんもさすがに年とりましたね
[地上波(吹替)] 7点(2020-06-22 21:11:07)
16.  運命の女(2002) 《ネタバレ》 
前半はどうもしっくりとこなかったのですが、その理由は 浮気相手の男がそれほど魅力的には思えなかったこと。 女性はああいう男性に惹かれるのでしょうかね。  (それに他の人が前半はエロ映画といっていますが、そう いうシーンがなかったのは、放送枠に入らずにカットさ れてしまったのか、地上波で放送するのは過激すぎると いうことで自主規制したのでしょうか。いずれにしても この内容で過激なシーンは必要ないでしょう。)  でも刑事が家にやってくるあたりから一気に引き込まれ ました。二人の心理描写が丁寧ですばらしい。 特に夫がなぜああまで動揺して殺人まで犯してしまった のかが分かる気がします。あのスノーボールがキーですね。 そして彼女の後悔。現実にはなかった、男の家には寄らず タクシーを拾って帰る仮定のシーンで全てを語らせています。 自業自得とはいえなんか切ないです。切ない感の表現方法が 秀逸ですね。  もう少し二人の関係が修復され幸せな生活を取り戻してから の時間を長くして、そこに死体と共に決定的な証拠が見つかり、 警察が逮捕に向かうシーンで終わらせるとさらに余韻を残した のではないかと思いますが、まあそれじゃあ“太陽がいっぱい” になってしまいますね
[地上波(吹替)] 7点(2019-10-09 21:30:29)
17.  アンダー・サスピション 《ネタバレ》 
ここでの評価が微妙だったので、期待はせずに見たのですけど、非常に面白かったです。確かに、謎解きとして期待するばらば、ラストのあっけない幕切れに、それはないだろーと突っ込みたくなるし、もしたまたま真犯人が捕まらなけりゃ完全な冤罪事件だろう、とか感じるのは当然ですけど、心理劇と考えれば十分楽しめました。日本人の配役でリメイクしてほしいですね。ジーンハックマンの役どころを演じるのは難しいとは思いますけど。それにしてもあの奥さんは美人で魅力的でしたね。あんな奥さんに指一本触れることが出来なければ、旦那がやけ起こすのも分かるような気がします。
[地上波(吹替)] 7点(2009-11-14 21:17:49)
18.  フライト・オブ・フェニックス 《ネタバレ》 
以前に見たのを忘れてテレビ放映の録画をしてしまったので見たのですが、何度見ても面白いですね、この映画。砂漠からの脱出とか孤立した場面での心理劇などのテーマは良くありがちなんですけど、飛行機から飛行機を作るというプロットが面白かった。ちょうど良いタイミングで盗賊が襲ってくるとかご都合主義的な点もありますけど、合格点はあげられると思いました。エリオットのキャラが光っていましたね。最後に模型飛行機の設計者だったというオチもなかなか。
[地上波(吹替)] 7点(2009-07-11 11:42:52)
19.  ユナイテッド93 《ネタバレ》 
公開された当時は、もっと国粋的な宣伝映画色(先の戦時中に作成さてたような)が強いのではないかと思って敬遠したのですが、今回地上波で放映されて見た印象は大分違っていました。生存者がいないのでボイスレコーダーや地上との電話などに残った肉声によるあくまでも想像上のストーリーではあるものの、忠実に事実だけを伝えようとする姿勢はひしひしと伝わってきました。実際の時間経過とほぼ同じ流れで再現された内容は、不必要な過剰演出などを全てそぎ落として、息つく暇も与えない迫力ある内容に出来あがっており、好感が持てました。 尚、9.11のテロについては米国側の陰謀説も噂され、この映画に出てくるシーンなどでも当時そんなに簡単に空中で携帯が通じたのか、墜落した現場の状況から単純な墜落ではなかったのではないのかなど、今でも疑問は残っていますが、逆に考えると、当時この映画の通りのことが起こったのだとしたら、米国の防空能力、危機対処能力などに大いに問題があったということになります。米国が軍事大国だというのは大いなる幻想なのかもしれません。
[地上波(字幕)] 7点(2008-11-23 19:06:08)
20.  ヴィレッジ(2004) 《ネタバレ》 
思っていた以上に楽しめました。確かに、この作品は2度楽しめますね。文明を離れて暮らす人々の人間模様とホラーサスペンスとしての最後のオチまでの流れ。オチについてはなるほど、そう来ましたか、という感じで、いきなり現実に引き戻されはしましたが、悪い印象はなかったです。ところで、こういう「村」については、ノアの方舟や欧米のGated communityなどから発想を得て、ずいぶん前から私自身が現実問題として思い描いていたものであり、又、実際には実現は不可能でしょうから、せめて小説として世に出してみたいと思っていたものです。今から書いても、この作品のパクリになってしまうでしょうから、ある意味先を越された感じで残念ではあります。情報化革命などにより、文明が急速にかつ複雑に進歩する中で、人々の価値感の多様化、思ってもいないような恐ろしい犯罪やテロの多発、為政者による政策の不毛などによる世の中の不満の高まりなどにより、一部の心ある人たちの「囲い込み」行動というものはこれから必然的な流れとなって行くように思います。
[地上波(吹替)] 7点(2008-06-01 11:25:21)
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