1. 街の灯(1931)
きわめつけのラストシーン!!何故か、何度観ても、息をのみ、胸にジーンと迫り、目頭が熱くなってしまいます。 10点(2003-10-30 11:53:10) |
2. レインメーカー
原作はジョン・グリシャムの「原告側代理人」、「レインメーカー」とは「札束の雨が降るごとく稼ぐ男」という意味。さすがにコッポラ監督、グリシャムものの映画では一番だと思います。マット・デイモンが社会に毒されていない正義派の弁護士を初々しく見事に演じきり、これに息投合したダニー・デビートも頗るつきの名演でした。攻撃防御、陪審制度、判例法、ビデオメッセージの採用など法廷ものとしても細部に優れていると思います。シドニー・ルメット監督「評決」とともに大好きな映画です。 10点(2003-09-26 12:03:52) |
3. 摩天楼を夢みて
押付け販売の不動産会社で働くサラリーマン達の世界を見事なまでに表現し尽くした作品。会社に愛想が尽き、どことなく醒めているエド・ハリス、トップセールス・凄腕のアレック・ボールドウィンとアル・パチーノ、病気の愛娘を抱えて必死に会社にしがみつくジャック・レモン等々の名優達、その細かなしぐさも心理描写も巧みで、それぞれに深い共感を覚えます。舞台劇で練りに練られてきた脚本も秀逸。この脚本あってこそ、名優たちが終結し、夢の競演が実現しました。赤く薄暗い色彩感覚の妙と、どことなくけだるいBGM、狭く引締まった事務所の空間と、雨、安酒場、高架の地下鉄等々、全てに印象深く残る名作です。 [映画館(字幕)] 10点(2003-09-18 10:31:49) |
4. ユージュアル・サスペクツ
《ネタバレ》 サスペンス映画史上の最高傑作!!カイザー・ソゼーの影での登場からポッと消えるまで、すなわち、最初から最後まで、わくわくどきどきの連続です。ケヴィン・スペイシーを初めとする名優群と名演と、脚本(プロットと台詞)、舞台設定と演出とカメラワークの全てに10点+αをつけたいと思います。繰り返し何度も観たい映画です。 10点(2003-09-18 09:34:03) |
5. ファーゴ
日常転がっている衝動の罠に引きづり込まれていく登場人物達の悲劇。全ての登場人物の名演、台詞の妙、雪景色や鮮血等々の映像美、映画の武器が最大限に生かされたサスペンス映画の最高峰であると確信します。 10点(2003-07-14 15:33:11) |
6. リービング・ラスベガス
ニコラス・ケイジとエリザベス・シューによる退廃的な美の極上の表現!!夜のラスベガスも美しく青く輝いていました。 10点(2003-07-14 15:18:05) |
7. 評決
法廷劇の白眉。この時期のポール・ニューマンは自らがアルコール依存症に苦しんでいたようで、演技には思えないほどの迫真性が伝わってきました。宿敵コンキャノン演じるジェイムス・メイスン以下の競演陣も秀逸。医療過誤事件。病院を経営する教会側からの和解(案)をはねつけ、「絶対的真実の追求と正義の死守」に目覚めた弁護士、信念に基づく陪審員の評決、これらは裁判制度のあるべき姿を実に雄弁に物語っています。ボストンの寂しい冬景色や、各登場人物の微妙な心の動きなども見事に表現されていて、全く共感できました。 [映画館(字幕)] 10点(2003-07-01 17:44:28)(良:1票) |
8. 第十七捕虜収容所
大好きなビリー・ワイルダー監督作品の中でも、一番好きな作品です。捕虜収容所という、辛く苦しいはずの閉鎖社会の中、個性をぶっつけ合って、強く、自由に、おおらかに生きる捕虜の面々、中でも知恵を武器に巧みに、逞しく立ちまわるセフトン(ウィリアム・ホールデン)は、最も魅力的な映画キャラクターの一人です。脚本は才気とユーモアに溢れ、演出、小道具等々も秀逸、細部にまで監督のこだわりが感じられます。これ以上楽しい映画、他にありますか??? 10点(2003-06-13 16:32:56) |
9. フォレスト・ガンプ/一期一会
トム・ハンクスの最高の名演!!タブラ・ラサ、フォレスト・ガンプの純真無垢で豊かな人間性を見事に再現!! 10点(2003-06-12 14:20:42) |
10. ユー・ガット・メール
トム・ハンクスもメグ・ライアンもいい、マンハッタンの街もいい。会話もいいし、ナレーションもいい。「トール、デカッフェ、カプチーノ!!」耳について離れません。お洒落な、ソフィスティケイトされた、微笑ましい映画です。 10点(2003-06-09 14:32:43) |
11. スコア
豹変するエドワード・ノートン、この映画を観て以来、エドにはっまてしまいました。彼との初競演を楽しみにしていたロバート・デ・ニーロも互角の名演、大御所、マーロン・ブランドにも特別の存在感が漂い、競演人も巧かった。また、ケベック州モントリオールの映像も秀逸、ジャズの落ち着いた雰囲気も良好。「神は細部に宿りたまう」、細部まで良くできている映画だと思うのですが…、評価が低すぎる!! 10点(2003-06-09 09:41:09)(良:1票) |
12. リオ・ブラボー
ジョン・ウエイン、ウォルター・ブレナン、リッキー・ネルソン、3人のディーン・マーチンをみる目がつらく、優しく、暖かく…。ディーン・マーチンの葛藤し、もがくアル中の名演も印象的です。私の中では、「駅馬車」のトーマス・ミッチェル、「失われた週末」のレイ・ミランド、「リービングラスベガス」のニコラス・ケイジとともにアル中の四大名演です。また、「アンタッチャブル」とともに勧善懲悪の二大エンターテインメントです。 10点(2003-06-05 18:39:25) |
13. フィラデルフィア
減量して、やつれて、エイズ患者を演じ切ったトム・ハンクスのオスカーの演技は見事でした。クライマックスは、断頭台に露と消える「アンドレア・シェニエ」の恋人、マッダレーナのアリアに、主人公が感情移入していく場面。マリア・カラスのアリアもまた、感動的です。映像では、ミラノ・スカラ座でのエヴァ・マルトンによるマッダレーナが必見です。 9点(2003-05-28 15:23:20) |
14. イングリッシュ・ペイシェント
力作です。ベルトリッチ「シェルタリングスカイ」のような見事な映像美、「ゴルトベルク変奏曲」によるメタファー、洞窟壁画の躍動感、インドの文化、寝たきりの主人公の心の葛藤、戦火の中のロマンスが最高の映像表現に昇華されています。もちろんジュリエット・ビノシュも…、オスカーの名演です。 10点(2003-05-28 14:09:47) |
15. アンタッチャブル
最高のエンターテインメント映画。法に忠実なケヴィン・コスナー、社会に毒されていない新鮮なリンゴの実アンディ・ガルシア、最強の4人組「アンタッチャブル」、(髪を根こそぎ抜いたという)最高のカポネ役、ロバート・デ・ニーロ、観どころギッシリの映画の教科書です。 10点(2003-05-26 14:45:13) |
16. 恋愛小説家
この映画のヘレン・ハント、最高です。それを支えるジャック・ニコルソンも良かった。アカデミー賞、主演男優、女優賞ダブル受賞は当然ですね。 10点(2003-05-26 14:22:31) |
17. 告発
エイゼンシュタインもシュトロハイムもチャップリンもルビッチも凄いと思いますが、この映画の凄さは格別です。脚本、演出、演技、撮影…、全ての要素がパーフェクト、映画界の最高の遺産、不滅の教科書だと思います。 10点(2003-05-26 14:03:11) |