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1.  ターミネーター4 《ネタバレ》 
”サル・コナー”が”ジョン・コナー”に戻ったのが何より。今回、此れまで決まった登場人物が主役でないのが良い。主役の正体は冒頭のシーンで予想出きたが、スカイネットの考えが回りくどくて今一つ分からない。今回、巨大ロボットやバイクタイプといった「ターミネーター」の世界観には全く合わない敵の登場は返って萎える。ラストやはりシュワちゃんタイプが出るのが一番盛り上がる。当時と時代背景も変わって、機械の反乱より自分の国の事しか考えない中国・アメリカの環境破壊の方がよっぽど恐ろしい。 
[DVD(字幕)] 7点(2010-01-10 19:53:22)
2.  DRAGONBALL EVOLUTION 《ネタバレ》 
鳥山明は「私は絶対に、パチンコに作品を売ったりしませんよ。だってそうでしょう、自分の子どもを賭博屋に売る人間がいますか?」とパチンコには魂を売らなかったのに、ハリウッドには魂を売ってしまったようだ。それだけに、絶対に陳腐になるのに決まっている実写化を許したのは所詮”金”かと残念で仕方ない。要は「ドラゴンボール」という最高の作品に汚点を一つ残してしまったのである(アニメの映画化も大概酷いものであったが)。そもそも、アニメを実写化する理由が分からない、ストーリーが面白くてキャラが良ければそれでよいのである。悟空が金髪の時点で嘗めているといか言いようが無い、絶対に金団雲に乗れそうに無い性格だし。途中から陳腐なのにも慣れ不思議と楽しめた。
[DVD(字幕)] 3点(2010-01-10 19:26:37)
3.  13日の金曜日(2009) 《ネタバレ》 
「13日の金曜日」シリーズと言えばジェイソン=ホッケーマスクの不死身男というキャラが定着するまで(シリーズで言うと「1」~「3」)が面白かった訳で、有名になってからは全く怖さも無くなりゲテモノ路線で単にジェイソンの名を使っての金儲けとしか感じられなかった。今回リメイクという事で、「1」を飛ばしたのは仕方無い、ただママのシーンを態々冒頭に入れた為に、時間軸が訳が分からなくなってしまった。舞台は現在だとすると、ジェイソンは既にオッサンだという事になるのである。ジェイソンがじっとしている訳もなく、幾ら広いアメリカでも行方不明者が多数出たら警察・マスコミが騒ぐだろう。元々ストーリーは無いに等しかったが、相変わらず馬鹿カップルが裸で騒いで唯殺されるだけとは・・・。ジェイソンダッシュの鉈振り下ろしだけは怖かった。後、武道に馴染んでいる日本人だからそう思うのかも知れないが、常に無抵抗のアメリカの兄ちゃんは貧弱に見える。梶原一騎の漫画に、先ず急所である2つの玉(目とあそこ)を狙えとある、旧作「3」までならそれで何とかなる。
[DVD(字幕)] 4点(2009-10-12 21:18:50)(笑:1票)
4.  X-ファイル:真実を求めて 《ネタバレ》 
テレビシリーズのDVD発売の単なる宣伝映画であろうが、余りにも地味で完全に失敗している。「Xファイル」は当時、全て新作で借りた程嵌ったので再び2人に会えただけで満足している。テレビシリーズの終盤、モルダーは誘拐されたか何かで切羽詰まった状態だったし、スカリーは子供(宇宙人の?)を養子にしたりと此方も大変だった、今回のんびり余生を送っている事にもの凄いギャップを感じる。2人が普通に親密にしているのは年を感じさせる、相変わらずいざと言う時は奥手だが。内容は結局どうでも良かった。
[DVD(字幕)] 4点(2009-08-29 16:56:12)
5.  レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦― 《ネタバレ》 
「赤壁の戦い」があるので「Ⅰ」よりは断然面白いが、人間ドラマは相変わらずつまらない。曹操の描かれ方が余りに馬鹿で悪者と単純で、有名所の将軍が出てこないので曹操軍に魅力を感じないのが今一つ面白さに掛ける理由だろう。アクションに関してだけ言えば、私としては完璧な出来に近いと評価している。此れだけ迫力のある”戦”を撮れるのはもはや豊富な資金と人海戦術が可能な中国だけだろうし、邦画では逆立ちしても撮れない(特に有能な監督がいない)ので羨ましいとさえ思う。ハリウッドのCG臭いのには飽き飽きしていたし。問題のストーリーであるが、根本から言うとサッカーをしている暇があれば多勢に無勢でとっとと攻めればいいだけ。80万の兵糧にどれだけ金が掛かるか、また便所も中国ならそこら辺に垂れ流してそうでそりゃ疫病も発生するだろう。見方の死体を敵に向けて流すなど、こんな将に誰が付いて行こうとするだろうか? ”仁”と”義”は中国発祥だろうに。それでいて患者を見舞って決起に繋がるとかクサ過ぎるのである。中盤の些細な謀略戦などは中々楽しめる、だが小喬が人質になるのだけはもはや漫画である。その弊害として、「三国志」ファンとしては苦肉の策の語源となった”黄蓋の鞭打ち”が出てこないので何とも悲しい。孔明の有名な「10万本の矢」であるが、何度読んだり見たりしても、何故1%でもいいから火矢を混ぜなかったのが不思議でたまらない。その矢の雨の中、態々余裕をかましている孔明、100本足りないとか度量の小さな事を言う周瑜のシーンにセンスの無さを感じる。劉備軍はこの戦いでは、確か退路を断っただけなのでどういう描かれ方をするのかと思っていたが、裏から攻めるので良し。集団による盾の使い方が実に上手い。曹操は関羽が逃がしてやるのだが、映画なので変えたのは分かる。ただ、将同士の一騎打とというのが実にジョン・ウー的で「やっぱりやってしまったか!」という感じ。曹操にこの時、司馬懿のような優秀な軍師が付いておれば歴史が変わっていたであろう。
[DVD(字幕)] 7点(2009-08-27 22:00:03)(良:1票)
6.  007/慰めの報酬 《ネタバレ》 
何だ、この行き当たりばったりの適当なストーリーは! 前回の話などインパクトのあるシーン(カードで勝った・キン○マ拷問・ボンドカーの最新兵器がAEDだった事ぐらい)しか覚えていないし復讐がどうとか言われても全くピンと来ない。やるなら”M”が殺されての復讐ぐらいじゃないと、組織の命令さえ無視したボンドの後先を考えない行動は共感を得られないだろう。『24』でシリーズを一度気を引き締めた方法を真似して。襲われて逆に倒すの連続で、敵も狙撃するか爆弾で殺せよという感じ。ボンドに関った者が殺されていくのも、ボンドの無神経さばかりが目立ち後味が悪い。アクションは、冒頭のカーアクションだけ良かった。ただ、アストンマーチンなのでボンドカーの筈なのに、防弾設備さえ無いとはどういう事だ。誰もQの後を継がなかったのか? そして、前回も疑問に感じた屋根を駆け回る”追いかけっこ”、肉体派に生まれ変わったボンドの象徴のように描かれているがどう考えても硬派のイメージとは程遠い。昔なら、ジャッキー・チェン、今ならジェイソン・ステイサムのようなキャラがやってこそ活きると感じる。要は、「007」の概念を悉く打ち壊すのは良いが、最低限此れまでのファンも楽しませるぐらいの気遣いが必要。ラスト全然盛り上がらなかったのもマイナス。オルガ・キュリレンコは「ヒットマン」で脱ぎまくっていた時の方が綺麗で魅力的だった。
[DVD(字幕)] 4点(2009-08-27 21:54:17)
7.  シャッター(2008) 《ネタバレ》 
率直な感想:奥菜恵になら肩車で取り憑かれてもいいかも。奥菜恵の出番が多いのはよいが、ダラダラ出すぎて全く恐怖を感じない。大きな目が印象的な日本美人で配役は正解、此れが似非日本人がやると目が細くなるのだ。内容はハッキリ言って何時もの駄目邦画。心霊写真というアイテムも全く生かされていない、心霊写真のハッキリ断定は出来ないが、どう考えても不気味で精神的に怖いのが日本人は好きなのに。ハリウッド的なオチなど求めていないし、そんな暇があるのであれば「リング」の時のような恐怖を味合わせろと。 
[DVD(字幕)] 4点(2009-08-13 15:23:10)
8.  リーサル・ウェポン4 《ネタバレ》 
「1」のリッグス自殺願望の頃を思い出すと、まさか大円団で終わるとは想像だにしなかった最終作。相手は中国系マフィア、無論今回もマータフの家と家族は狙われる。今回、ジェット・リーの技のキレが凄まじい。ジェット・リー主役の作品を入れても実は一番好きな作品になる。監督が良かったんだろうな、良いところを余すところ無く引き出してくれている。
[DVD(字幕)] 7点(2009-07-17 05:12:42)
9.  オペラ座の怪人(2004)
同じ歌を何度も何度も繰り返し歌いくさって、本当にくどい。脇役までが、どうでもいい歌を歌いまくるのも本当に鬱陶しい、ストーリーぐらい普通にセリフで進めろ。怪人との対面シーンが最高潮だったように、いざという時に歌ってこそ価値が出るだろうに。よってストーリーについてどうこう考える余裕すらない、変な怪人が住み着いていたら警察が踏込めばいいだけ。
[DVD(字幕)] 2点(2009-07-17 04:45:07)
10.  ミスト 《ネタバレ》 
やたらコメント数が多いと思ったら「ショーシャンクの空に」の監督か、成る程点数通りでこの手のサスペンスとしては良い出来である。私は、原作のスティーヴン・キングの方に気が向いていた。キングという事は多くの確立で落胆させられるからだ、でオチは変な”化け物”じゃないだろうなと心配していたら冒頭からタコのような足の登場。実は此れこそ”大したことの無い映画だ”と思わせる戦略(後から考えると)。その後、巨大昆虫の化け物の大量発生でやっと霧と結びつくがまだ大して怖くない。此処で不満なのは、銃大国アメリカなのに短銃が一丁て! この映画は銃の大切さを意識させるという銃購買促進運動も兼ねているのか? それでも銃が無いのであれば武器ぐらい作れと、男なら金属を削って槍と可燃物で燃やす武器ぐらい作るだろ。そしてとうとう真の敵が現れる、無論人間である。宗教を振りかざす女性が強烈なインパクトで描かれているが、向こうは本場なのでそういうこともあり得るかと思っていたら嫌悪感を持つ者も普通にいて実に自然な反応だと安心した。私は宗教に興味ないし”神と言う奴程信用出来ない”という考えなので終始イライラさせられた。ヒステリーの宗教女と言えば「ジャンヌ・ダルク」を思い出す。ただ、あんな馬鹿女を論破出来ない連中も情けない。役者ではやはり、最初頼りなさそうなスーパーの店員が実に格好いい。最後は久々に胸糞悪い終わり方に出会った。しかし、決して不快感だけが残るのではない、それまでの伏線が活きているので実に上手いと感じる。キリスト教は確か自殺を禁止していた筈、結局その宗教に行き当たるのである。ただ、主役の行動を殆どの視聴者は「諦めるの早過ぎ!」と思うのではないだろうか。クライマックの大量の蟲と巨大化け物との死闘が弱過ぎるし、霧の中では普通に走れているので絶体絶命の状態に見えないのだ。ガソリンぐらい他の車から抜くか車ごと盗めばいい訳であって、アメリカさんの映画やドラマで何時もやっている事だろうに。日本人であれば戦争時の集団自決ならまだ理解出来る「生き恥より死を選ぶ」というやつである。何故蟲ごときに自らの命どころか家族を殺すのかさっぱり分からない。宗教に依存した国の弱さを見た思いである。私なら「戦って死んだら、それはそれで仕方ない」ぐらいの感じで、まあ適当に武器を探しながら逃げる。
[DVD(字幕)] 7点(2009-07-15 00:43:46)(良:2票)
11.  パーフェクト・ストレンジャー(2007) 《ネタバレ》 
題名とパッケージを見ただけで駄作と思ったが、流石何度も借りるのを躊躇しただけの事はあった。「犯人は実は○○だった!!」という展開、もう何度見た事やら。此れでパーフェクト=完全とか嘗めているとしか言いようが無い。2人の駆け引きを楽しむストーリーでも無かったし、エロも無し。改めて分かったのは、ハル・ベリーはボンドガールの時だけブサイクだったこと。
[DVD(字幕)] 3点(2009-06-17 10:16:10)
12.  ブラックサイト 《ネタバレ》 
B級サスペンスの典型。ただグロいだけで、知能戦など皆無で最後も力技で切り抜ける。主役に魅力が無く、全くFBIにリアリティーを感じない時点でどうしようもない。コンピューターのプロが「発信源が分かりません」の一言で済ましてしまうのはどういう事か?『24』のクロエなら5分で発見するぞ。
[DVD(字幕)] 2点(2009-04-07 01:24:31)
13.  ハプニング 《ネタバレ》 
本映画を此れまで敬遠していたのは、「自殺サークル」というインパクトだけの糞邦画を思すからだ。此方はアメリカという土地柄からか、広くて全体に乾いた感じがする。邦画もそうだが、やはり飛び降り自殺の描写が一番印象に残る。シャマランなので「オチがあるのではと?」と誰もが思うだろうが、何度も裏切られてきたのでこの難題を納得させれる理由がある訳がないと途中で察した。まさか、怖いオバハンが出てきてクライマックスを迎えるとは思わなかったが。私から言わせると、植物に話し掛ける主役の方が怖い。原因は植物がどうとかお茶を濁しているが、面白くない最大の理由は”感染のルール”すら無視している点。そんな何もかも”投げっぱなし”の脚本で良いのなら私にも書けるし、凄いとなど誰も思わないだろう。
[DVD(字幕)] 3点(2009-04-07 01:13:18)
14.  フィクサー(2007) 《ネタバレ》 
主役が”もみ消し屋”とばかり思っていたが、全然逆で危うく”もみ消され屋”になる所ではないか。大体時間軸をバラバラにするのは、単純に普通に見せれば何の変哲もないストーリーだと言う事の表れ。それでも義理と友情という好きなテーマで、最後調子に乗った女をギャフンと言わせるので終わり方は爽快である。主役の家庭の事情とか余計なものは極力省くべき、裁判が題材の映画の場合内容だけで興味を抱かせる事が出来るのだから。 
[DVD(字幕)] 6点(2009-04-05 03:38:01)(笑:1票) (良:2票)
15.  ソウ5 《ネタバレ》 
過去作品との合わせ業1本、後このシリーズは毎回ある一定のレベルで楽しませてくれるので敬意を表して7点。「4」は特に捜査官2人の顔が似ている事もあり、説明不足で相当ストレスが溜まったが今回その謎が判明する。動機など筋は通っているし、過去の記憶を遡っての展開など実に上手い。ただ回を重ねる毎に、「1」「2」の時のような”ドンデン返し”を楽しむという視点からは遠ざかっている。その証拠に今回、犠牲者については全然メインの話では無くなっているし、その理由も微妙。捜査官がどいつもコイツも個人行動ばかりするのも余りにも学習能力が無くて不満である。最初の部屋で、何故一番最初に鍵を獲った者が全員の鍵を獲ってやらなかったのか不思議でならなかった。確かに、時間制限があるので焦るだろうが、ジグソウは協力しろと言っているのだから。それに死んだ人のカギを持っていった時に、何となく死体も持っていけばいいのにと思った(気持ち悪いとか悪くないとかというのは別にして)。最後も私ならションベンを入れる、漫画「アカギ」の鷲巣麻雀で致死量は2,000ccというのを覚えているので5リットルの半分なら最初から駄目じゃんと思うので。少なくとも痛い死に方は嫌で、最悪楽な死に方を選ぶ。それか男性と女性がいれば先に男性が犠牲に成るべきと考える。 
[DVD(字幕)] 7点(2009-04-05 03:25:14)
16.  レッドクリフ Part I 《ネタバレ》 
私の中ではジョン・ウーは「男たちの挽歌」だけの監督で、有名になってからは金の無駄遣い・駄作請負人という位置付けでしかない。大体ジョン・ウーに史実に基づく人間ドラマが撮れる訳無いは最初から分かっていた事。横山光輝氏の「三国志」を読んでいるので、どうしてもそれと比べてしまう。呉の周瑜を主役としたのは良い、「Ⅰ」の一番の見所は如何にして孔明が呉を説得するかだろう。何という言葉の力の無さ・脚本の弱さであろうか。普通に考えて5万そこそこの軍隊が80万を相手にするかの選択である、重臣・国王・周瑜とその性格に合わせて説き伏せていく様が全く描かれていないので到底納得出来ない。趙雲が劉備の子供を助け、劉備がただ抱きついたのも違う。あそこは子供より趙雲の命を気遣わなければならない。あと劉備が草鞋を作っているなど論外。曹操の方にも力を入れろよ、何故有名な将軍が出てこない? 次に期待した戦闘であるが、完全に”格闘漫画”に成り下がっている。流石に広大な中国だけあって80万とか日本の戦国時代と比べても一桁違う大群なのである、「ロード・オブ・ザ・リング」の様な迫力ある合戦を見せろと。余りにもくだらない小手先の兵法に開いた口が塞がらない。主力部隊と違うとはいえ此れが何千・何万の戦いか? 矢が飛び交わない合戦などあり得ないし、三国志の合戦の場合特に将軍は一騎打ちという仕来りもあり絶対に最初から馬から下りて戦ってはならない。関羽が「自分より強い」と認めている張飛が蛇矛という槍を持っていないのももどかしい。孔明は既に1万そこそこの軍勢で10万の曹操軍に2度も勝利しているのである、地理を読み敵を誘い込み伏兵・火計・水計と仕掛けるのが得意なのであり、そういうのを期待していたのである。あの大群の船(完璧にCGだが)も、あれだと壮大さより曹操は多勢に無勢でとっとと攻めればいいだけと考えてしまう。それでも役者は皆合っていたし三国志を知らなくとも普通に楽しめる出来になっている。ただ音楽だけは最悪。
[DVD(字幕)] 4点(2009-03-20 16:04:03)(良:2票)
17.  ランボー
当時「金曜ロードショー」でよく放映されていたと思うが、何度見ても鳥肌が立つようなものを覚えている。兎に角、サバイバル方法など創り方が本当にリアルである。スタローンは「ロッキー」だけでなく此れも脚本を書いており天才と思ったものだ。20年ぶりに復活したとはいえ、当時まさかあそこまで落ちぶれるとは思わなかったが。根本にベトナム戦争の帰還兵という問題がある。ランボーが上官に弱音を吐くシーンは何度観てもグッとくる。シリーズの原点であり一番好きな作品で本来10点を付けたいが、残念な事に最後だけいただけない。無関係のガソリンスタンドや火薬店を破壊するシーンである。 
[DVD(字幕)] 8点(2009-02-16 23:08:53)
18.  ランボー/怒りの脱出
前作とはガラッと変わって娯楽アクション映画として生まれ変わった作品。ガキだったので単純に楽しめたのと、当時ビデオが普及しだした頃で何度も観たという思い入れもあるのでこの点数。本作の最大の目玉といえば”爆弾付き弓矢”であろう。基本ナイフと弓矢という原始的な武器を操るのがこのシリーズの面白い所。本作だけ薄いが恋愛があるのも好きな理由の一つ。敵とは言え流石に殺害しまくりの感があり、最後は敵に同情すらしてしまう。ラスト自軍に敵を創ることによって問題提起するのも秀逸。
[DVD(字幕)] 9点(2009-02-16 23:06:36)(良:1票)
19.  ランボー3/怒りのアフガン 《ネタバレ》 
何故か評判の悪い本作、「ランボー」は歴史背景を踏まえるのがお決まりだし娯楽アクションとして楽しませてくれるのだから十分の出来である。今回はソ連そのものが敵だという事で敵の戦力も凄まじい、特に武器を満載させた攻撃ヘリは今見ても存在感がある。そのヘリをランボーは4機も落としてしまうのだが。ソ連特殊部隊とのゲリラ戦も無敵さを発揮する。全体的に間延びに感じるのと、ラスト戦車で突っ込んでリアリティーも糞もないのは不満である。アフガニスタンを見ると、本当に時代の移り変わりというのは惨いというが矛盾を感じる。此れを見ても分かるように当時アメリカが支援していたのだから。 
[DVD(字幕)] 7点(2009-02-16 23:05:22)
20.  ランボー/最後の戦場 《ネタバレ》 
一番好きな「ランボー」が帰ってきた。噂では相当グロいと聞いていたが、銃撃によって体が吹っ飛ぶのは当たり前の事であって、そういう表現を使うことによって内戦の悲惨さが伝わってくるので全然良かったと思う。ただ、冒頭の面白半分の虐殺だけは精神的にきつかった。近年のアクション映画には登場するだけでワクワクするといったヒーローがいない、ランボーが弓矢を持って現れたシーンの興奮は此処数年無かったものである。兎に角ランボーが強すぎて残酷なシーンなのに笑みさえ出てしまうのである。脇役ではバレットという50口径の狙撃銃を持った”スクールボーイ”が光っていた。ランボーにしては機関銃(此れも多分同じ50口径)を乱射しただけで終わってしまったり、そのせいか80分という短さで「もっと見たい!」という欲求が残ったのが唯一の不満であった。結局、スタローンは「ロッキー」と「ランボー」という2大ヒット映画の原点に戻ったという事だ。それに気付くまで随分遠回りしたように感じる、そこがまたスタローンらしい所ではあるが。 
[DVD(字幕)] 8点(2009-02-15 10:33:28)
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