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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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81.  ウィスキー
地味に淡々と進むかと思いきや、その中にいろんなことが盛り込まれているから油断ならない。普通ならこの先で本腰入れて盛り上げるだろう、というところで説明をシャットアウトしてあとは想像に委ねる。ちょっとした描写でさりげなく登場人物の思考の背景を表す。私は、「逆さ言葉遊び」のこの話における位置づけに思い至ってぞくっとしました。
[DVD(字幕)] 7点(2017-05-30 23:45:10)
82.  ロード・オブ・ドッグタウン
とにかく画質が汚くて・・・しかも画面は無意味にちゃっちゃか切り替わるし、何が撮りたくてこの作品が制作されたのか、さっぱり分からないレベルです。もちろん、スケートボードの楽しさや喜び、プレイのテクニックや躍動感、それに向けた登場人物の心理や変化など、どこにも表現されていません。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2017-04-22 23:34:08)(良:1票)
83.  エレニの旅 《ネタバレ》 
延々と続く長回し、その中で存分に存在を示す隅々まで徹底された美術関係が、この映像としての破壊的な重量感をもたらしていることはもちろんである。それに加えて、どこをとっても乱れのないエキストラの動きが凄い。数でいえばこれを上回っている作品はあるだろうが、すべてのエキストラをフレーム内でこれほど完全にコントロール下に置いた作品は、ほかに例を知らない。それらすべてが相まって、完結した映像別世界を提示してくれる作品。いろいろな意味で、これどうやって撮ったの?と感嘆してしまうシーンばかり。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2017-04-10 04:15:14)
84.  グランド・ブダペスト・ホテル 《ネタバレ》 
やたらと色合いは人工的でギトギトしていて、しかも各場面はちゃっちゃか先に進んでしまうし、豪華キャストの割に出番は一部の人に偏っているし、普通なら即見る気をなくしそうな作品。だけど不思議に心地よく見られるのは、主人公の女主人への追愛とロビーボーイへの友情という単純な出発点が、常にぶれることなく一貫しているからだろう。最後に、このホテルも今は廃墟同様になってしまいました、でしっかり着地するのも、後に余韻を残している。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-03-03 23:20:42)
85.  愛、アムール 《ネタバレ》 
冒頭からの長回しの連発に顕著に象徴される、じわじわとしみ出てくる生活感、その丁寧さと堅実さ。だからこそその先の見えない描写が、登場人物と一体となったスリリングな不安をかき立てるのだが、中盤はちょっと弛緩気味だったかな。それでも、クライマックスから着地に至るまでの緊迫感は格別です。
[DVD(字幕)] 6点(2017-02-20 21:57:11)
86.  裏切りのサーカス
見ていてさっぱり中身が理解できなかったのは、もしかして何か自分に何か問題があるのだろうか?と悩みながら見ていたのですが、ここのコメント欄を見て安心しました・・・。人物関係はまだしも、多くのシーンは誰かが淡々と喋っているだけ、撮り方もほとんど同じ、という、何かの嫌がらせすら感じる作品です。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2017-02-17 22:52:01)
87.  ディアボロス/悪魔の扉 《ネタバレ》 
終盤の無理矢理な展開は現実を逸脱しすぎてかえって面白かったのに、あのオチでほとんど台無し。ついでに、依頼者に無断で勝手に辞任する(しかも公開の場で)なんて、そっちの方が弁護士として失格でしょ。懲戒されても文句は言えません。セロンとコニー・ニールセンの華々しい共演に+1点。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2017-02-15 02:02:41)
88.  あん 《ネタバレ》 
よくある食材交流ものだったらどうしようと思って見ていたのだが、とりあえずそうではなかったのでほっとした。また、これまでの河瀬監督の、油断するとすぐ自己満足的描写に突っ走る癖も抑えられていて、モノや素材を通じて人を動かそうという姿勢、また変わり目や切れ目を効果的に切り取る姿勢というものも感じられた(樹木希林が退店の際に一礼するワンシーンや、店舗の建て替えのワンショットですべてを説明する手際に顕著)。あと、すぐに対象に近づきたがるカメラは、もう少し手元でコントロールした方がよいと思います。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-02-13 00:54:20)
89.  オペレーション・ワルキューレ<TVM>
トム・クルーズ版と比べるとやっぱりコンパクトというか、もっといえばダイジェスト版みたいな感じで、特に脇役にほとんど味がないのですが、それでも重要なポイントは押さえています。このように、意義ある歴史(と人物)を端的に提示した作品はもちろん価値がありますし、また何といってもドイツ語会話による再現度の高さは強みです。
[DVD(字幕)] 6点(2016-11-15 22:00:35)
90.  リスボンに誘われて 《ネタバレ》 
たった一冊の本だけが原動力となって、授業を抜け出した教師がそのままベルンからリスボンまで行ってしまうという、何とも素敵な謎から始まる導入部。その後も、各俳優陣の的確な演技と表現によって、物語は気品を失わず、一本の糸がどこまでも紡がれ、いつしか全体としての織物を完成させていく(その間、同一場面多視点ネタもちらほら)。その過去の探求が、自らを「退屈な人間」と卑下する主人公にも、微かな、しかし確実な変化をもたらす着地点に収斂する様式美。どこまでもじっくりと味わい深い作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2016-11-08 00:58:22)(良:2票)
91.  パイレーツ・ロック 《ネタバレ》 
リチャード・カーティスらしい、明快爽快一直線の作品。敵方らしい設定も出てきながら、何かするたびにあっさり蹴散らして、深刻な危機には陥らない、というのもこの人ならでは。終盤ではあろうことか「タイタニック」のパロディまで展開してしまって、ニヤニヤが止まらない。まあ、135分は長すぎだと思うし、このエピソードはカットした方が良かったんじゃないかという箇所もあちこちに・・・。●一番違和感があったのは、66年のイギリスといいながらビートルズがまったく登場しなかったことなんですけど、何か理由があったんでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-08-16 00:46:09)
92.  16ブロック 《ネタバレ》 
極力シンプルにまとめた基本的な作りは良いと思うんですよ。見ている間は一気に見られましたし。ただ、もっと面白くできたのではないかという点が何点か・・・。●一番もったいないのは、情報戦の側面をあちこちで捨てていること。エディがするりと逃亡して、これはジャック・エディ・警察の3点勝負か?と期待させておきながら、携帯を通じてあっさり自分がエディと離れていることが敵にばれている。バスの乗客の人数水増しも、エディの乗客紛れ作戦も、そんな美味しいネタをまいておきながら、何も起こさずにさっさと潰している。この辺はもっと引っ張ってほしかったのですが。●16ブロックという狭い範囲の限定も、その中で居所を探す技術と、そこからさらに逃げる知恵がぎりぎり対決するのかと思っていたら、基本はただの追いかけっこでした。途中の地下室の対決も、最後の対決の妙味を削いでしまっているので、いらなかったんじゃない?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-08-08 02:04:59)(良:1票)
93.  ブラック・ドッグ
どこからみても単なるB級作品以外の何物でもないのだが、パトリック・スウェイジの主演作という点においては、今となってみれば貴重。
[CS・衛星(吹替)] 3点(2016-07-17 01:04:30)
94.  ハンナ 《ネタバレ》 
施設の脱出シーンなどはなかなかスリリングだったのですが、そこで制作側が力尽きてしまいました。あとの見所は、バスを降りてから地下フロアでの戦いまでの長回しくらいでしょうか。あと、音楽が最悪です、というか中身に全然合ってません。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-07-02 02:20:23)
95.  トト・ザ・ヒーロー
あまりにも狂いすぎている人というのは、かえって怖くないのです。演出をやりすぎて逆に作品が閉塞しています。アリスお姉ちゃんの可愛さに4点。
[DVD(字幕)] 4点(2016-06-03 21:50:50)
96.  めぐり逢わせのお弁当 《ネタバレ》 
設定からしてルンルンなラブコメを想像するのだが、進行の雰囲気は異様に暗い。それぞれが手紙に書いていることは、やたらとディープな内容だし、そもそもそれぞれが穴に向かって語りかけるがごとく、言いたいことを一方的に言っており、双方向のコミュニケートが成立しているとは言いがたい。これは2人が会ったりすることはありえないな、と思っていたらやはりその通りで、それどころか終末部分はむしろすれ違いの方が際立っている。そうすると、作中で唯一、力強い口調で断定されていた、終盤の配達おじさんの言葉だけが、この作品の真実を意味していたら?と考えると、楽しすぎて仕方ないのです。はたしてサージャンという人物は、実在したのでしょうか?
[映画館(字幕)] 6点(2016-05-13 23:01:16)
97.  三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 《ネタバレ》 
いろいろ頑張って作っている気配はあるのですが、それがことごとく空回りというか・・・敵役がブルーム、ヴァルツ&ミケルセンなんて超豪華ラインナップなはずなのに、全然使いこなされていない。全体的にサブキャラがごちゃごちゃしていて、見せ場の勢いを削いでいる。エンターテインメント作品として最後まで走りきる力はありましたが、よく振り返ってみると、ジョヴォヴィッチの潜入時のセクシーコスチューム以外、中身があまりありませんでした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-04-05 02:53:31)
98.  イン・ザ・スープ
もっと上品で優雅な作品を期待していたのですが・・・制作側が登場人物を好き勝手に動かしているだけの独善的なシーンの連続で、見ていてついて行けませんでした。
[DVD(字幕)] 3点(2016-01-26 00:17:44)
99.  コンスタンティン 《ネタバレ》 
まるでオタクの高校生の脳内妄想みたいな作品世界を、ガンガンお金をつぎ込んで映像化したら、オタク魂が一歩もぶれることなく美しく具現化されてしまったという奇跡のような作品。キアヌの場合、基本的に無表情で余計なアクションも入れない演技性が、こういった人工的で非日常的な環境には適合しているのだが、それを浮かせることなく地味に受け切り、しかもバスタブシーンや悪魔乗り移りシーンのような見栄えの悪い演技も綽々とこなせるレイチェル・ワイズという人は、やはり貴重だ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-01-07 00:31:12)(良:1票)
100.  ワルキューレ 《ネタバレ》 
最初見たときは、予想よりもこぢんまりとまとまっているし、計画に至るまでの背景とか相手方の動きとかもあまり突っ込まれてないけど、それでもなぜか印象に残るなあと思っていたのです。で、改めて考えてみると、例えば爆破のシークエンスとか、決起が崩壊するくだりとか、ラストの処刑への流れとか、余計な寄り道をすっ飛ばして、むしろサクサク進んでいる。この、逆に過剰なほどの手際の良さが、現実の刻々と過ぎ去る時間の経過とシンクロして、全体の敗北の容赦なさを醸し出すことに成功しているのです。その偶然によって、作品の質がぎりぎりの一線を確保しています。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-11-11 02:16:24)
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