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サムサッカー・サムさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 211
性別 男性
年齢 34歳
自己紹介 日本は公開日が世界的に遅い傾向があるので、最近の大作系は海外で鑑賞しています。
福岡在住ですが、終業後に出国して海外(主に韓国)で映画を観て、翌日の朝イチで帰国して出社したりしています。ちょっとキツイけど。

Filmarksというアプリでも感想を投稿していますので、内容が被ることがあるかもしれません。ご了承ください。

これからも素晴らしい映画に沢山出会えたらいいなと思います。よろしくお願いします。

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1.  アメリ 《ネタバレ》 
思い切って飛び込んでみれば人生はきっと楽しくなる、もし失敗してもやり直すことはできる。独特の世界観と映像、音楽に彩られた「アメリ」は人生の素晴らしさを教えてくれて同時に心を幸福感で満たしてくれる。誰が何と言おうと胸を張って「大好き。」といえる映画。大好き。
[ビデオ(字幕)] 10点(2008-03-11 09:19:32)
2.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 《ネタバレ》 
満点を付けざるを得ない傑作。全編において演技と演出が冴え、すべてのシーンが見所といえる。始まりからボンドとは思えない激しいファイトシーンで007になる前ということを見せ付けられ、またドライデンとボンドが向き合うシーンを黒主体、ドライデンの部下をボンドが殺すシーンを白主体の映像で描く演出も素晴らしい。マダガスカルの追跡シーンでは迫力のアクションだけでなく体術を駆使して逃げるモロカと知恵と力で追うボンドの対比も見ることができる。空港のシーンも緊張感がある。しかしこの映画が一番面白くなってくるのはやはりヴェスパーが登場してからだろう。二人が惹かれあっていく過程をハイテンションなポーカーゲームの間に丁寧に描いている。シャワールームでボンドがヴェスパーの血を舐めて拭うシーンは特に印象的だ。拷問の後の療養中にパスワードがVESPERと知った時の「笑顔と小指だけでも私にとっては立派な男よ。」という台詞とエヴァ・グリーンの表情からもボンドへの大きな愛を感じさせる。ラストのヴェニスに沈む家で必死で助けようとするボンドをヴェスパーが制止するところではやはりエヴァ・グリーンの表情がとても切なく涙してしまった。ラストでホワイトを殺さなかったのはボンドの00としての成長をあらわしていたと思う。きめ台詞にもしびれた。 you know my nameを基調としたスコアがパナマ、ヴェニスなどの映像にマッチし、アクション、脚本など全ての面においてパーフェクトだと感じた傑作。
[映画館(字幕)] 10点(2008-01-12 21:28:34)(良:2票)
3.  クラウド アトラス 《ネタバレ》 
実験的な演出で描かれる、アート志向のビッグバジェットムービー。ウォシャウスキーとティクヴァが実力派キャストを迎え入れ、その完成度の高さは言わずもがな。  僕は公開日の夜に一人で観に行きました。以来、何故だかわからないけど、この映画の事がとても気になるのです。それこそインセプションされたかのようにクラウドアトラス六重奏の調べが頭を離れないのです。  本作は人間の抱く最大の疑問に言及していきます。人間はなぜ過ちを犯し、争い、愛するのか。人生の謎の答えを探る3時間には、様々な形で人間の弱さが描かれていました。目を背けたくなるほどに残酷で巨大な人間の悪意を見せつけられました。それでも僕はこの映画に温かな希望を感じました。人間のダークサイドが描かれる一方で、ブライトサイドがとても肯定的に描かれていたからです。  善意は悪意の前ではちっぽけなモノかもしれない。しかし多くの人の善意の前に、ついに奴隷制度が撤廃されたことを考えると、永劫回帰のこの物語の中で、多くの人が再び良心に従う日が来ると感じさせるではないですか。自分の身を犠牲にしてまでも良心を選択する心の強さ、或るいは隣にいる誰かのために贈る親切心でもいい。今はまだ露ほどのしずくでも、いつかはその滴りを集めて世界を包むかもしれない。今はまだ小さなともしびでも、その火を燃え移らせて世界を照らすかもしれない。  たかが映画が言ってることなんだけど、ホントにたかが映画なんだけども、希望に満ちたこの物語に、僕は感動しました。大物ばかりを集めて、予算を大量に投入したにも関わらず、興行的に惨敗した上に、批評家にも見放され、賞レースにかすりもしなかった映画。そんな「クラウド アトラス」に僕は感動してしまったのです。何だかいいことを教えてもらった気がするのです。 セクステットの五線譜に踊る幾多の符号の軌跡は、数奇な巡り合いの中に生きる人々の温かな奇跡でした。
[映画館(字幕)] 9点(2013-03-21 23:19:02)(良:2票)
4.  スピード・レーサー 《ネタバレ》 
あの「マトリックス」の監督の最新作は日本のアニメの映画化!極彩色の奇抜な視覚効果に主演は若手青春スターのエミール・ハーシュ!!それに加えてぶっ飛んだトレーラー映像からいろいろ期待して鑑賞。そしてその期待をはるかに超える体験になった。話はベタベタシンプルだけどメッセージがストレートに伝わってくるし、むしろ狙いすましたベタベタ感が心地よい程。疾走するマシンやサーキットには目を見張る個性と演出に興奮させられ視覚的な面白さも十分!気が付けば観客やレーサー一家と一緒にスピード君を応援している自分が!ほんと映画ってオモシロイ!素晴らしい!!
[映画館(字幕)] 9点(2008-07-09 04:06:58)
5.  ボーン・アルティメイタム 《ネタバレ》 
前作、前々作と観てきたが今作が間違いなく最高傑作だ。ポール・グリーングラスの演出は見事としかいいようがない。役者とカメラの間を物で遮りつつその表情を捉えるカメラワークが凄まじい臨場感とリアリティを醸し出している。それでいて激しい格闘、追跡、カーチェイスといったアクションでスピードを落とすことなく物語りはラストまで加速し続ける。ロシア、モロッコ、アメリカなどの世界を駆け巡るが緊張感がそがれる事はない。また今作でのボーンのスマートさも見所の一つだろう。行動の一つ一つから彼の知性を感じ取れる。マット・デイモンは素晴らしい演技をしていたし、絶妙のキャスティングもいい。extreme waysが流れる中ニッキーがニヤリとするラストが最高。素晴らしい完成度を誇る傑作。
[映画館(字幕)] 9点(2008-01-20 23:50:12)(良:1票)
6.  パフューム/ある人殺しの物語 《ネタバレ》 
サスペンスというよりはダークなファンタジーかと。嗅覚をつかって鑑賞した映画は始めてだ。ほんとにスクリーンから匂いが発せられているようだった。香りを表現するための、芸術ともいえる美しくも醜悪な画面作りには大満足。そして香水、究極の香り、香りの消失などを表現しきった音楽には脱帽だ。台詞の少ないグルヌイユの心情を表す手助けにもなっていたと思う。音楽に負けず主演のベン・ウィショーも非常に良い。驚愕の才能を持ちながら、人としての感性にかけ、それでいてどこまでもピュアなシリアル・キラーを独特の存在感で怪演している。ストーリーは非常に新鮮に魅力的に感じた。究極の香りが起こす奇跡、グルヌイユが最初に殺した少女を思って涙するシーン、そしてグルヌイユ自身が消えてしまうというラストも良かった。あの死刑台の広場でのシーンは説得力があった。演技、音楽、脚本、演出、そして香りと色々な要素を楽しむ事ができた。
[映画館(字幕)] 9点(2008-01-17 23:23:03)(良:1票)
7.  ターミネーター4 《ネタバレ》 
非常に高い期待を持って鑑賞したが、スケール感は期待以上の出来。今までのマックG作品ともターミネーターシリーズからもかなり毛色が違うが、満足いく作品に仕上がっている。荒廃した世界の描写は限りなく乾いており、ヒロイックなアクションは極力抑えた激しくリアルな戦闘が繰り広げるあたり、本作の映像やアクション、演出からは非常にドライな印象を受ける。「いい人のように見えるマーカスが死刑囚になった理由」「マーカスと女性レジスタンスの関係」「ジョンの指導者としてのカリスマ」「かつて機械と友情を育んだジョンが、今マーカスとどの様に接し葛藤するのか」と、もっと深く掘り下げられるポイントが多々あるが、それらをバッサリ切り取り、必要なだけ描くことで、感傷的な作品になることを回避しているようだ。それでも僕は、マーカスの心の熱さやジョンの思いに感情移入して、最後まで興奮して本作を楽しめたので、(いろいろなドラマを切り取ったことはもったいないとも思うが)観客に物語を補完させる手法は評価したい。ラストで機械と人との違いをジョンが言っていたが、このように補完させる手法でも観客に「人間ってものは…」と問いかけているとしたら、非常に深い作品ではないだろうか。 ケタはずれのアクションから、シュワちゃん出演やジョンの顔の傷、過去作品のオマージュなど心憎い演出もバッチリで大満足の一作だ。
[試写会(字幕)] 8点(2009-05-29 16:21:19)
8.  ジェイソン・ボーン 《ネタバレ》 
これは難しい。そもそもこの映画の立ち位置が難関なのである。 前ボーンのいい所は、そのシンプルさにあった。無駄をそぎ落とした脚本の中に、極限の諜報世界が息づいていた。  しかしリニューアルを図った「レガシー」が頓挫してしまった以上、やはり集客力のあるマット・デイモンのボーンを作らなければならず、さらに過去の焼き直しにならぬように、大幅なアップデートも必要になるのだ。  いやいやこれは難しい。シリーズの良さと、製作側の希望が最初から全くかみ合っていない。それでもこの難題に対してグリーングラスは善戦したと思う。高難易度の撮影や編集テクニックが伺える他、アクションも派手な見せ場が並ぶ凄い映画になっている。 というかスターと巨匠の黄金コンビに巨額の予算を投じることで、高水準な作品を作ったというのが正解か。 それなりにいい映画になっているのが個人的にはある種、タチの悪さを感じるところ。「これ、凄いけどボーンの必要あるのかな」というのが正直な感想である。  ボーンが戦う理由から弱い。まだまだ出生の秘密あるよと言われて、自分探しの旅へ出発である。物語的にボーンの動く理由としては良いのかもしれないが、観客としてはこの付け足し設定には雑さを払拭できない。終盤には復讐にシフトしていき、彼の人間的な感情を際立たせるのかと思いきや、敵もがっつり復讐で動くヤツが用意されおり、この路線変更もやはり空回り気味か。  そもそも私怨で動くようなヤツもこの作品には向かないのではないだろうか。この手の映画ではたまに「Not personal.(これはビジネスだ)」という台詞を耳にするが、ボーンの世界観はまさにそんな感じだ。指令を受けた工作員が問答無用で標的を殺す、または殺されるか。それだけの世界だ。 トミー・リー・ジョーンズが復讐心を操っていたにしろ、結果的に2人の工作員が復讐合戦でカジノに突っ込むとは何事か。  また、昨今のCIA絡みのインシデントを扱っているのも、食い合わせが悪かったか。バックドアに端を発するアップル対CIAを模した陰謀から始まり、スノーデンやらSNSやらを通じて、アメリカの抱えるプライバシーや監視への問題提起が展開する。グリーングラスにとってはこの手の話は得意分野であり、故に新要素として時事ネタを取り込んだのだろうが、途中からこの問題にシフトしていくようなプロットでは駄目だろう。 こんなのはマクガフィンでいい。ボーンとCIAが最後に出会うためのお膳立てであり、ただの記号で良い。 この問題を扱いたいなら、これを軸とした脚本にボーンを絡ませていかないと問題提起にもならないだろう。  もちろんいい所もいっぱいある。一貫した激しいカット割りの連続も相変わらず臨場感がある。世界規模のロケーションも007のそれとはまったく異なる趣があっていい。他のスパイ映画ならパルテノン神殿をフィーチャーしそうな所、それを空撮にとどめて国会前のシンタグマからオモニアまでの範囲でアクションを撮っちゃう所なんて渋いなぁと思う。 マット・デイモンとグリーングラスのタッグは、やはり素晴らしいシーンを生み出しているのだ。  しかしながら物語は詰め込みすぎ、アクションはラストのカーチェイスで一気に娯楽寄りになってしまい、映画内でのバランスはかなり悪い。このコンビでこの脚本なら、「グリーン・ゾーン」のような選択肢を提示した方が良かったのではないか。 本当に良くできたスパイアクションだが、「ボーン」のアイデンティティはあまり感じられないといったところか。
[映画館(字幕)] 7点(2016-10-09 02:41:22)(良:1票)
9.  エスター 《ネタバレ》 
僕はロリコンではない。しかし映画を観ていると子役の女の子に「かわいいな~。」という感情を抱くことがある。特に最近のお気に入りはダコタの妹であるエル・ファニングである。いや、ダコタも好きなんだが個人的にはあどけなさの残るエルがお気に入りなのだ。そういえば「キックアス」のヒットガールの女の子もかわいかったなぁ。僕は決してロリコンではないが映画を観てそんなことを思ってしまうことがある。そういう時はこの映画のコトを(特にお父さん役のピーター・サースガード)思い出して、気を引き締めようと思う。
[映画館(字幕)] 7点(2011-06-29 00:47:04)
10.  イーグル・アイ 《ネタバレ》 
ド派手なアクションを楽しめるハリウッドお得意の娯楽作ではないだろうか。この監督は主にスリラーやサスペンスを得意としているが、ただのスリラーにはしたくないらしく「ディスタービア」では青春要素を大きく取り入れていた。本作ではカーチェイスを初めとするアクション要素を強く取り入れたようだ。ぶっとび設定ながらギリギリのリアリティは確保できており、主演二人を演技の出来る庶民派ルックスで固めたのも好感が持てる。カメラワークこそ気になるものの、王道的な犯人とだれることない展開の連続で最後まで存分に楽しめる。残念な点というかもう少し頑張って欲しかった点としてはメッセージ性の薄さだろうか。現代の技術の進歩に対して警鐘を鳴らすといった面では十分クリアできていると思うのだが、レイチェル(ミシェル・モナハン)、FBIの人(ビリー・ボブ・ソーントン)に対するジェリー(シャイア・ラブーフ)の描き方で、まだ心に残る作品になったと思う。人間関係をもっと深く踏み込んでいけば、ジェリーが天井に発砲し、演奏を止めさせるシーンは「爆発はダメ!」という単純な動機の他に「レイチェルとレイチェルの息子の為」、「国家の為に命を賭けたパトリオットたちの為」というエモーショナルな理由が強くなりジェリーの発砲時の苦悶の表情が活きたのではないだろうか。
[映画館(字幕)] 7点(2008-11-02 16:16:18)
11.  アバウト・ア・ボーイ 《ネタバレ》 
ヒューがはまり役でおもしろかった。演出もおもしろく飽きることなくと楽しめた。雰囲気も音楽もいい。
[DVD(字幕)] 7点(2008-03-30 14:23:55)
12.  M:i:III 《ネタバレ》 
またも監督が交代した事がよかったのではないか。1のサスペンスと2のアクションを調和させバランスの良い仕上がりになっている。背信者の存在、爆弾のタイムリミットなど緊迫間のある展開にド派手なアクションが加わり娯楽作品としては非常に満足ができる。P・S・ホフマンが演じた敵役も存在感があってよかった。それにしてもトムは最高にかっこいいね。
[映画館(字幕)] 7点(2008-03-11 08:57:14)
13.  ブラック・ダリア 《ネタバレ》 
デ・パルマは欲望と密接したサスペンスを描くのが巧い。ブラック・ダリア事件当時のハリウッドの陰鬱な雰囲気が感じられるしデ・パルマらしい演出も素晴らしい。しかしストーリーとキャラクターが難解すぎではないか。僕は一度目の鑑賞ではよく理解できず数回鑑賞した。相当集中しないと置いてかれるだろう。このようにわかる人だけわかってください的なデ・パルマ突っ走りました感はある。そこはどうかと思うが理解できれば彼独自の世界を楽しめるのではないか。
[映画館(字幕)] 7点(2008-03-05 12:41:37)
14.  バイオハザードV リトリビューション 《ネタバレ》 
シリーズも既に5作目に突入したが、ここに来て本シリーズがゲームを出発点にした映画であることを強く感じさせる作品に仕上がっている。一つ一つのチャプタをクリアしていく構成や、「そんな装備で大丈夫か?」と思わざるを得ない大胆な衣装はまさにゲームの映画化といった感じだ。それでいて、シリーズモノの強みを生かして、過去に出演したキャラを登場させているのも、サービス度が高くて好印象。しかも男勝りな役柄ばかりのミシェル・ロドリゲスが、か弱い女性として登場するという大サービス(?)もナイス。相変わらず突っ込みどころは多いが、ジルの胸元の空いたスーツとか、エイダのドレスとかに押し切られた感じで、なんか満足してしまった。 しかし、本編でミラにチェーンロックで殴打された挙句、頭を打ち抜かれたゾンビが、最後の最後でしんみりとバラードを披露するとは思わなかった。ウルトラC級の立ち回りですな。
[映画館(字幕)] 6点(2012-09-26 21:55:25)
15.  バイオハザードIV アフターライフ 《ネタバレ》 
シリーズ初の3D作品。元々普通に撮影したものを3Dに変換して上映するスタンスが多い中、本作は最初から3D上映用に撮影されただけあって熱のこもった映像が展開する。多用されるスローモーションの演出も、立体映像と相性がいいらしく、シャワー室での戦闘など随所で効果的に、スタイリッシュに決まっていた。アクションやストーリーは突っ込み所満載でご都合主義がまかり通っているが、前作で「もう好きにやってくれ!」と思わせられるようなラストを観ているので個人的には気にならなかった。むしろ序盤でアリス軍団と超能力をばっさり消滅させるところが潔い。「また好きにやってくれ!」と大らかな気持ちで鑑賞した。サブキャラなんて感情移入する間も無くポンポン退場していくのでこれはもう飛び出る美人女優のハチャメチャアクションを楽しむのが一番。もはややりすぎの域のウェスカー銃弾避けも原作らしさが出てて良し。ウェスカーの爆死に「ざまぁ(笑)」と見物するために血相変えて(超必死に!)甲板に走るヒーローたちにも突っ込んではいけない。タイトルは「バイオハザードIV プリズン・ブレイク」の方がいいんじゃないかとも思ってはいけない。
[映画館(字幕)] 6点(2010-09-05 02:18:15)(笑:1票)
16.  ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝 《ネタバレ》 
家族みんなで楽しめる笑いあり、ロマンスあり、冒険ありの無難かつ爽快なつくりのアドヴェンチャー映画に仕上がっている。世界観の構築や映像世界が面白く、中国、兵馬俑、イエティなどの要素をうまく「ハムナプトラシリーズ」に盛り込んでいる。ただ、「もの凄く興奮した!」とまでは行かないのが残念なところか。ロブ・コーエンのような二流、三流以下の監督よりソマーズに監督して欲しかった! 余談ですが舞台をエジプトから中国へと大きく移して、ほんとにシリーズの共通点はタイトルでもある「MUMMY」だけ。そろそろ「ハムナプトラ」という邦題をつけた人も引くに引けずアセってんじゃないのかな?どうでもいいか。「マミー3」の方がヤバイ気もするし。そういえば反皇帝ミイラはミシェル・ヨーの英語の語りかけで蘇る程、インターナショナルなマミーだったな。どうでもいいか。気持ちが大事ってことか。
[映画館(字幕)] 6点(2008-08-16 21:44:42)
17.  エリザベス:ゴールデン・エイジ 《ネタバレ》 
豪華絢爛!!服装から建物、髪型まで当時のイングランドを再現した美術は見事だ。圧倒され目を奪われる。緩急をつけた音楽も素晴らしい。ケイト・ブランシェットは人格に優れ威厳にみちた女王を見事に演じきった。前半で語られる恋と葛藤を終盤の大海戦前に集約し嵐の中で女王がどう輝くのかを描く展開も魅力的である。実際、大儀の為暗躍するアサシン達、スペインの画策、エリザベスとべスのローリーに対する恋心などの思惑や陰謀が絡み合う序盤から中盤は見応えがあり面白い。そして暗殺未遂と女王の死刑をきっかけに物語は一気に世紀の大決戦へと加速していく・・・わけだが戦前、戦争中の描写の仕方はそんなに巧いとは思えない。女王が戦地に赴くまでがクドくて間延びした感じがあり女王自らが士気の下がった兵士達を鼓舞するシーンにも今ひとつ迫力に欠ける。世界に名を馳せたスペイン無敵艦隊をイングランドが打ち破った歴史的大戦である。焼き討ち船だけでなくもっと大スペクタクルで押してきて欲しかった。全体的には絢爛なヴィジュアルと重厚な演技を堪能できるので十分満足できる。続編が製作されたある意味では異色の歴史大作だ。
[映画館(字幕)] 6点(2008-02-16 20:49:24)
18.  ウォンテッド(2008) 《ネタバレ》 
グラフィック・ノベルが基のこの作品を「ナイト・ウォッチ」で独特の映像センスをみせつけたティムール・ベクマンベトフ監督が撮るのは納得。細かい視覚的演出のなされた舞台や暗殺者のヴィジョンに銃弾どうしの殴り合いなど彼独特の、想像力を掻き立てられるような画の構図は冒頭から際立っていてやはり面白いと感じた。しかし面白い映像で攻めて行きたいがために脚本は犠牲になってしまったようだ。画を見せるための無茶な展開が目立つ。どんでん返しもそこまで驚きは感じられず結局妙な方向に収束していってしまい明らかに練りこみ不足な荒い印象を受けた。娯楽作としては映像の奇抜さもあり、冴えないヤツの痛快アクションとして序盤は楽しめた。しかし終盤に向けての失速加減を見るともっともっと面白くできるとも思える作品なので、ティムール監督にはストーリーテラーとしても頑張ってもらいたい。
[映画館(字幕)] 5点(2008-09-14 01:08:26)(良:1票)
19.  モンゴル 《ネタバレ》 
去年のソリマチ・ハーンに続き、今年はタダノブ・ハーンなのか。ソリマチ・ハーンの方は一生をまんべんなく描いたのに対し、こちらはアンダであるジャムカとの闘いをメインとして描いているのが大きな違いとなっている。しかしソリマチ・ハーンは単なるモンゴルごっこだったが今回のは本気である。演技とや美術とか本気。浅野さんの演技も非常に良い。特に表情がいい。残念なのは話が冗長で起伏が無い事かな。雷のお話も上手くいかせてない気がするし音楽も少々唐突である。でもホーミーがモンゴルらしい。
[映画館(字幕)] 5点(2008-05-03 12:08:45)
20.  コンスタンティン 《ネタバレ》 
キアヌが演じる自己中心的でシニカルなヒーローは武器も独特でクールでよかった。地獄やルシファーなどのヴィジュアルも面白い。しかし脚本に関してはこの「コンスタンティン」の世界でのアイテムの効果やルールが曖昧でストーリーが進むにつれて新ルール追加という事があるので捻りが足りないと感じる。
[映画館(字幕)] 5点(2008-04-02 13:20:52)
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