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1.  いつか誰かが殺される 《ネタバレ》 
冒頭の、いかにもなお屋敷でなされる変な人たちばかりの大家族の食事会は、ミステリーの基本という感じで大いに期待させるのですが、終わってみたら全然本筋と関係ないじゃん!いや、これはもうほとんど詐欺のレベルです。それ以外でも、父のさりげない失踪とか、キーアイテムのディスクとか、謎の要素はそれなりに撒いているのに、後半はその処理を全部捨て去ってC級ラブロマンスに走っちゃってます。参りました。渡辺典子が"Summertime"を歌うシーンはなかなか格好良くて意外な見所だったので、点数はそこに対して。
[DVD(邦画)] 3点(2024-02-12 03:50:09)
2.  犬と私の10の約束 《ネタバレ》 
タイトルにも堂々と謳っている「10の約束」を、そのまんま台詞で一気に朗読させる芸のなさ。しかもそれが物語をまったく構成していない上に、そもそも主人公がそれに従っていないというか、思い出してすらいない。ギタリストの彼は、犬に近寄ってはいけないと厳しく言われていて実際に従ってもいたのに、引き取ったときにはそれがなかったことのようになっているとか、そういう細かい(ともいえないが)突っ込みは、しているときりがありません。あと、肝心の犬が、各登場人物を慕っているようには全然見えない(画面に嫌々登場しているように見える)のも気になりました。見どころは池脇千鶴の個人技のみ。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2023-11-09 02:13:20)
3.  異常性愛記録 ハレンチ
最初から最後までエネルギー充填しまくりなのは分かるのですが・・・一番まずいのは、肝心のヒロインが、「もうあんたなんか嫌いや!」と宣言しながら結局ずるずる元に戻る、を単に繰り返しているだけということ。つまり、話自体が行ったり来たりというだけになってしまう。ぶっ飛んだ作品であるからこそ、軸の部分にはこだわってほしい。まあ、いろいろ分析するのもアホらしいという作り方ではあるんですけどね。
[DVD(邦画)] 5点(2023-10-05 01:06:49)
4.  生きたい
いろいろと外れた人たちを配置して、外れたシーンを連ねようとしていったら、かえって作品が自由度を失って閉塞してしまっただけでした。もっともらしく語られる姥捨山がどうのこうのというのも何も機能してないですし、そもそも制作側はこの主人公に何をさせたかったのでしょうか。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2023-01-28 02:12:27)
5.  EAST MEETS WEST 《ネタバレ》 
発想はすごく面白そうなのに、あれこれ盛り込みすぎて超消化不良なままに終わってしまいました。とりあえず、あの子供の関係はまったくいらなかったのではないでしょうか。竹中直人が邪魔なのはいうまでもなし。大体、忍者という設定なのに、忍者の技術が何一つ発揮されていないし、元忍者であるようにも見えない。加えて、最初に、出航までのタイムリミットという課題設定があったはずなのに、それはどこに行ったの?とか、途中から出てくる教師とやらが物語を乗っ取っている時点で、もとの構築の弱さが露呈してない?とか、突っ込みどころは満載でした。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-07-03 23:38:52)
6.  苺の破片
漫画家は漫画家ですと説明されないとそうであると分からないし、マネージャーもまたしかり。そして、オカマバーの人たちや母親など、周辺人物の描写にも光るところがありません。その結果、登場人物の誰も魅力的でないという困った状態に陥っています。制作者は何がしたかったんだろう。
[DVD(邦画)] 2点(2022-04-26 01:21:52)
7.  居眠り磐音 《ネタバレ》 
作り方はあちこちで今ひとつなんだけど、何というか、登場人物を何とか格好良く撮ろうという根っこの部分の意欲みたいなものは伝わってくるので、駄目とは切り捨てられないんですよね。一番の弱点は、とにかく若手役者陣に個性と存在感がないことなんだけど(特に女優陣)、後の大俳優も若い頃はそうだったなんてことは多いので、その辺は大目に見ましょう。クライマックスの花魁道中なんかも、あの「吉原炎上」の域には遠く及ばないものの、それなりに頑張っていたと思います。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2022-02-15 01:17:13)
8.  いいかげん馬鹿 《ネタバレ》 
「まるだし」と「戦車」は先に見ていたのですが、そのイメージでこれを見てみると、随分とまっとうな人情コメディです。ただその中でも、冒頭の過去回想が単なる出会いかと思いきや結構な時間にわたり引っ張られて、それが後々随所で効いてくるとか、主人公が突然ふらっといなくなってまたふらっと戻ってくるとか、いろいろ丁寧でトリッキーな仕掛けも設けられています。そうそう、どう見てもそのまま寂れていきそうな離島が、まさかの本当に観光地化で賑わってくるなど、あの辺の視覚的印象もインパクト大です。岩下志麻のナレーションは分量的には多いんだけど、それほどしつこく感じないのが不思議。それくらい主人公の存在が突出していたということでしょうか(前作と後作に比べれば、まだかなり通常人ですが)。
[DVD(邦画)] 6点(2021-04-20 23:55:42)
9.  命果てる日まで
一言で言うと、「山口崇が香山美子と生田悦子に二股をかけて、そのじめじめが延々と続くだけの作品」です。みんなそれぞれ悩みながら溜息をついているのですが、事態を打開するための行動は誰も何もしないので、何も進みません。で、最後はまあ、一応話を盛り上げようとしたっぽいんですけど、これだけ引っ張ってそれだけですかという感じでした。岩下志麻や倍賞千恵子の盛大な無駄遣いにもびっくり。というか、ここで出てくる女優陣の中で、一番魅力的なのは、どうみても尾崎奈々ちゃんではないかと思うのですが。
[DVD(邦画)] 4点(2020-05-31 00:19:28)
10.  犬神家の一族(2006) 《ネタバレ》 
オリジナルの方は、後半はグシャグシャだったとはいえ途中まではあの「犬神家」の世界をそれなりに頑張って抽出していた。それから30年も経って、こんな単なる劣化コピーを出すことのどこに意義があるのだろうか。内容もさることながら、そもそもそのような制作者としての志の欠如に対しては、腹立たしさを禁じ得ない。●仮面のネタばらしという一番美味しいカードを途中で切ってしまうとか、それに伴って湖の例のポーズも三種の神器すらも意味がなくなってしまうとか、犯人には原作にあった誇り高さがまったくないとか、終盤の事件解明に至る流れはわざとつまらなく変更しているとしか思えないとか、この辺はオリジナルもそうだったっけ?何でそんなところまでわざわざコピーするの?制作者は本気でそれが良いことだと思っていたの?●で、事件がどうのこうのよりもよほどミステリーとサスペンスを感じたのは、30年経ってまったく変わっていない、時空を完全に超越している大滝秀治神官でした。
[CS・衛星(邦画)] 1点(2020-04-25 01:38:29)
11.  犬神家の一族(1976)
原作は、横溝正史の中でも1、2を争うほど好きな作品です。冒頭のど迫力の佐兵衛臨終シーンから、前半はなかなか原作に忠実に作られており、よくぞこの世界を映像化してくれたと感涙にむせんでいたのですが、3つ目の死体あたりからだんだん勝手な世界に入りだして、終盤なんかは完全にボロボロでしたね。原作の美味しい部分が、残らずごっそり省略されて、代わりにどうでもいいテレビドラマレベルの情緒シーンが延々と続いてしまっています。ミステリーを作るときは、あまり客の理解力をなめないでほしいものです。(犯人と判明した後の)犯人についても、原作の誇り高さ、潔さがまったくありません。それと、もう一ついかんともしがたいのは、石坂浩二の清潔感と爽快感に満ちた雰囲気は、本来の金田一のイメージにまるっきり合っていないという点です。豪華キャストの中で、彼が一番台詞がぎこちないですし、彼が登場すると途端に画面に緊迫感がなくなります。まあ、古谷一行という究極の金田一に比べると、誰も勝てないんですけどね。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2018-07-31 01:05:35)
12.  異邦人の河
中身の大半は、ジョニー大倉扮する主人公がああだこうだうじうじうだうだと悩んだり行ったり戻ったりしているだけというお話。しかし、それでも作品世界を完結して成り立たせているジョニーのキャラの濃さというかアクの強さは、かなり貴重かもしれん。
[DVD(邦画)] 5点(2016-05-12 01:42:10)
13.  生きてみたいもう一度 新宿バス放火事件 《ネタバレ》 
実在の事件を対象とするにふさわしく、導入部から中盤までは、カメラは地道に事実を追い続ける。決して役者に感情をあふれさせることなく、治療のディテールや実際の記事なども織り交ぜながら、救済を求める主人公の姿を浮かび上がらせている。だからこそにじみ出る緊迫感。●しかし、中盤から話は大幅に愛人との関係にシフトしてしまい、結局、放火事件も受傷も添え物扱いになってしまっている。あの前半から、何でこの後半になるかなあ・・・。芦原温泉のシークエンスなんて、残らずいらないんじゃない?それよりも、主人公の被告人に向けた心理の変化であるとか、法廷や裁判の進行であるとかを、なぜもっと描いてくれないのか?●ただし、全体の中で、ここだけは語り継がれないといけない衝撃的なシーンがあって、1つは、自宅と拘置所前で放送局のインタビューに答えるところ。この主人公のコメントは実に奥が深いし、現在にも通じる普遍性を有している(もっとも、かりに今、事件関係者がこのようなコメントを出しても、マスコミで報道されることはないだろう。こういった内容に基づいて番組を構成する力が、マスコミには存在しないからだ)。もう1つは、中盤の手紙の朗読にあわせて実名入り(一部仮名)で再現される、事件発生直前のバス内の様子。「こういう人がこのようにここにいた」という当たり前の事実こそが、何よりも重い。
[DVD(邦画)] 6点(2016-04-12 02:06:18)
14.  イン・ザ・スープ
もっと上品で優雅な作品を期待していたのですが・・・制作側が登場人物を好き勝手に動かしているだけの独善的なシーンの連続で、見ていてついて行けませんでした。
[DVD(字幕)] 3点(2016-01-26 00:17:44)
15.  一枚のハガキ 《ネタバレ》 
この設定で主演が大竹しのぶって、もうその時点でありえないでしょ、80年代ならともかく・・・。演出も脚本も随所で中途半端で、見るべきところがありませんでした。あえていえば、最後に一気に家が崩壊して麦畑に生まれ変わる強引さくらいか。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2015-01-31 02:51:21)
16.  いつかギラギラする日 《ネタバレ》 
導入部はスピーディーでコメディチックでもあって、深作監督がこんなハリウッド~なことをやるのかと驚きます。しかし、後半、重心が慶子ちゃんと一八に動くにつれてこけていきます。むしろこの2人は、若者がどんなに頑張っても本職のギャングやヤクザには一蹴されてしまった、の方がかえって存在感が出たのでは?他方、せっかく千葉さんと石橋さんをはめ込んでおきながら、石橋さんは早々に退場、後半復活して何かやると思っていた千葉さんも、あっさりフェイドアウト。何でそういうことになるんでしょうね。これでもかというほど潰しまくった車の山がもったいないです。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-02-26 00:54:08)
17.  伊豆の踊子(1963) 《ネタバレ》 
百恵版との比較になってしまいますが、こちらの吉永・高橋・大坂・浪花というキャスティングは、妙にみんな人物的安定感が出てしまい、百恵版の作品中に漂っていた先行き不安な何かが危ういようなニュアンスが消えていますね。ただ、監督が同じであるせいか、演出のポイントには共通点が多々あり、こちらでやり残したことを百恵版でやり尽くした、ということになるのかもしれません。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-07-12 11:02:11)
18.  いつか読書する日 《ネタバレ》 
導入部の主人公の描写は、いかにも情熱と縁遠い地道な生活を送ってきたという雰囲気がよく出ていて、そこそこ期待させるのです。が、その後がまったく続いていません。児童虐待も痴呆症も同僚の不倫も、それが出てくる必然性がなく、相互にあるいは本筋ともつながっていません。なので、ラジオの場面以降も、予定調和になってしまっています。それと、もっともらしく出てくる本とか読書とかいうタームも、全然利用されていないと思うのですが。
[DVD(邦画)] 3点(2013-01-28 00:46:39)
19.  居酒屋兆治
説明台詞ばかりの脚本にまずげんなりするが、それぞれの登場人物も、何を表現するために出てきているのか全然はっきりしない。キャラクターの骨格が定められていないので、演者の芝居もすべて上滑りしてしまっている。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2013-01-03 23:24:44)
20.  伊豆の踊子(1974) 《ネタバレ》 
単なるアイドル映画かと思いきや、意外にきちんとした作りではないですか。あくまでも旅芸人一座の日常描写に軸足を置いて、百恵と友和の接点はむしろポイント部分のみ。それが、主人公2人の感情の醸成の生々しさを湧き上がらせることに成功している。中山仁と佐藤友美の堅実なサポートも、作品に大きく貢献している。ところであの、定石通り盛り上げた後でのいきなり超不幸暗示ラスト・・・この監督はもしかして性格悪いのだろうか。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-08-21 03:16:26)
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