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1.  12人の優しい日本人 《ネタバレ》 
日本人の気質をこれほどまでに見てとれる映画は他にないでしょう。 日本人はチョンマゲ、ハラキリ、ニンジャと思ってる外国人に、是非観てもらいたい。 アジアのなかでも異質の日本人っぷりがたっぷり描かれていましたね。 12人の陪審員たちの有罪・無罪はその時その時出てくる新説で大きく揺らぎます。 しかしその揺らぎは事件を客観的、論理的に判断した結果かと言えば、そうとは言い切れず、あくまで日本的なあいまいさ、事なかれ主義的な感情に起因していたように思います。それこそが映画としてのテーマですし、笑いどこなのですが。 感情が論理を超えないってのは、優しくはありますがちょっと怖いことでもあります。 結論を出すのがトコトン苦手なこの気質は時代の閉塞感になって顕れていると、そんな気にさえなったほどです。 初見のときはパロディでありコメディであり、よくできた脚本に手放しの絶賛でしたが、年を経るといろいろ考えることも出てくるものですね。 もちろん監督や脚本は創った時から、そんなこと折り込み済みだったんでしょうけど。 『優しい日本人』って言葉、刺さりますね。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2012-12-27 16:47:31)
2.  Shall we ダンス?(1995) 《ネタバレ》 
十数年ぶりに再見。やはり面白い。ダンスとの出会いがなんともまぁいいじゃないですか!わたしの通勤電車沿線もたしかにダンス教室、音楽教室、料理教室、いろんな教室をみかけることができ、それぞれ趣味の世界に没頭している人たちがいる。主人公はダンス教室へ、奥さんは探偵へ、それぞれ同じような感じで入って行ったのには笑えましたね! 一歩踏み出せば、新しい仲間ができ、のめり込むほどに新しい自分の発見もある。会社には秘密でってところも実にいい、日常と全く違うコミュニティに属することは、これ以上ないストレス解消ですもんね(家族には言っといた方がいい気もするけど、今作ではそれが悲哀パートの核でもあるのでそれはいいでしょう)ハリウッドリメイク版制作の際、監督の周防さんがリチャード・ギアに『なぜ(主人公は)奥さんを一緒にダンスに連れて行かなかったんだい?』と尋ねられたそうです。これには監督も答えに窮したそうですが、この辺の感覚が日本人と欧米人の違いなんでしょうね。そんな感覚の違いもなんのその、興行的にもアメリカでも成功したんですから『日本人のコメディ』として非常にいいバランスをもって成立した傑作だといえると思います。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2012-02-15 04:44:11)
3.  十五才 学校Ⅳ 《ネタバレ》 
学校を飛び出て、ロードムービーしちゃってましたね、今回は。 安定のシリーズ。少し出来過ぎな屋久杉の旅。 2週間で劇的な成長をみせたのは、そりゃそうよね!という内容の濃さ。 各地で素敵な化学反応を見せ、前田吟さんに説教するほどに。 帰宅後の小林稔侍父さんとの対峙も落ち着いてましたし、お父さんも推して知るべし。 家庭っていうプラットホームがあったればこそ、ゆっくりも良しとできるのは。 シリーズもこれで最後かな。 4作全部見応えがありました。 題材と真摯な目線、そしてユーモア。 ありがたやありがたや。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2022-01-29 18:25:20)
4.  幸福の黄色いハンカチ 《ネタバレ》 
いわゆるロードムービーってヤツですよね。 邦画でもこーゆーおもしろいの撮れるもんなんですね。 三者三様キャラクターが活きてて、とても良かったです。 なんだか自分も一緒に赤いファミリアに乗ってるような錯覚をおぼえた頃には、どっぷり感情移入完了で、さぁユウさんハンカチ見に行こうぜ!ってなモンです! 映像こそ懐かしいものを感じますが、なにか旅の持つ普遍的な楽しさが凝縮されていたような気がします。 あーどっか行きたくなってきた!
[CS・衛星(邦画)] 8点(2012-07-21 00:03:49)(良:1票)
5.  仁義なき戦い 代理戦争 《ネタバレ》 
今回もまた豪華キャストでしたねぇ。シナリオもあっちいったりこっちいったり。微妙な状況の変化であぁも立場が変わるもんですかねぇ(笑)まぁそれこそがこの作品の脚本の妙と言えるんでしょうけど!梅宮辰夫さん別役で再登板、これならこの映画、永遠に続けられますね!!
[DVD(邦画)] 8点(2012-03-10 17:14:38)
6.  地獄の花園 《ネタバレ》 
バカリズムさんの脚本ですので、映画というよりはネタ。 通常こういった絡み方をしたときは、笑いの要素がナリを潜め、うすら寒い感じになっちゃうところですが、成立してましたねー。 役者さんたちの理解度が高いというか、監督の手腕もなかなかだったのでは。 OLをヤンキー漫画の世界観に「マンマ」落とし込む手法、お見事でした。 こんな風にパッケージングされて初めて「ヤンキーが闘う理由」や「なぜヤンキー漫画が人気なのか」が分かった気がします。 ジェンダーフリーな世の中なので、こんなのもアリなようでナシだから笑えるような絶妙なラインを突いてました。 永野芽郁さんは赤ちゃんみたいにかわいくて、語り部かと思ったらの展開には、結構ゾクゾクしましたね。 広瀬アリスさん小池栄子さんは流石です。そして菜々緒さん、川栄李奈さん、大島美幸さんもヒエラルキーを見事に体現されてましたね。無秩序なようで秩序があるところが、オフィスで喧嘩する様子といい化学反応をしてました。 オチもバカリズムさんチックな、女性目線が垣間見えて、フフンなるほどねって感じでした。 漫画原作だらけの最近の日本映画界、この作品もある意味漫画の影響を受けています。 映画もオリジナル物で娯楽の復権を目指してほしいですね。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-03-20 00:42:20)(良:1票)
7.   《ネタバレ》 
村上虹郎さん、良かったですね。 モノクロに耐えられるお芝居、とゆーかもはや、存在感。  道具には人にそれを使わせるチカラがある。 だとか、 殺人の前には殺猫と申しますか、動物虐待的なことが起きる。 だとか、聞いたことのあるような話が盛り込まれつつも見逃せない展開。 これはもう作品の持つパワーを感じました。  リリー・フランキーさんはまたしてもきっちりお仕事をなさってましたし、広瀬アリスさんも作品に素敵な色をつけてらっしゃいました。村上淳さんはブッ放され役としてはこれ以上ないキャスティングといいますか、とにかくしっかりつくられていた作品ではないでしょうか。 それにしてもこちら、吉本興業制作?なんですね。 すこし驚きました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-06-28 21:22:45)
8.  ジャッジ! 《ネタバレ》 
いろいろ付け足したくなりそうなところ105分で終わったのは良かったですね。 広告業界の映画ですが、今回CS放送で観るまで、その存在すら知りませんでした(たまたま?) そんなのが『自分の作品を推薦しない』っていう劇中のルールと相まって好感を持てたのかもしれません(笑) ともあれツンデレ北川景子さんの破壊力は凄まじく、『いいんじゃない?』のリリー・フランキーさんでエンディング! 最後のキレ味も良かったです。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2016-02-13 07:01:48)
9.  十三人の刺客(2010) 《ネタバレ》 
結構面白かったです。 稲垣さんのクズっぷり、役所さんや松方さん、松本幸四郎さんの安定感。 伊勢谷さんのコメディ感。 みんな役割をキッチリ演じてました。 決闘シーンは長かったけど見応えありました。 それもこれも稲垣さんのムチャクチャがあったればこそですが、結構滅入るぐらい酷いことしてました。 それだけに『痛い』だとか『怖い』だとか『楽しかった』なんて台詞は欲しくなかったなぁ。 劇中の兵の数では多勢の市村さん、主要キャストとしては無勢の逆風のなか、立場と演技を全うされたのはご立派でした!
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-12-27 03:24:03)
10.  白ゆき姫殺人事件 《ネタバレ》 
物語の『運び』は面白かったけど、だからどーした?って感じでしょうか。 実社会には凄惨な事件がたくさんあって、ワイドショーやらネットのカキコミやらが反比例(もしくは比例?)してゲスになっていく。 そしてこんなエンターテインメントな作品が作られるまでに至ってます。 きたないもの、こわいものから目をそらし続けてきた現代に、膨大な情報を処理しきる術などないのかもしれません。 だからこそ真犯人については、その存在のみで、とってつけたようなトリックや動機は劇中でかたってほしくなかったなぁ。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-12-13 02:30:11)
11.  深呼吸の必要 《ネタバレ》 
深呼吸、必要ですよね。 沖縄の離島のキビ刈りバイトを通して、ただただその1点を問いかける作品作りに潔さを感じて、非常に清々しい印象の映画でした。 とかく頭でっかちになりがちなご時世、なんも考えずに(って言っちゃ失礼か)額に汗して黙々と単純作業をするってのは、イイもんですよね。 あ、もちろん『仲間』が居ればなおのこと。 今回は沖縄の景色とおじぃおばぁのヒーリング効果でなんとも嫌味のなくメッセージを受け取ることができました。 しかし、香里奈さん、長澤まさみさんと一緒に働けるなら喜んで飛んでいきますけど、無心に働くのは不可能かなw 
[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-07-10 08:28:34)
12.  仁義なき戦い 完結篇 《ネタバレ》 
これにて完結!やっと名作のシリーズにケリをつけられました。往年の名優たちの豪華コラボにワクワクドキドキ楽しみましたが、同時に、無限ループの殺し合い、化かし合いに辟易したのも正直なところです。それにしてもシリーズ中、同じ俳優さんが別役で出てきちゃうのとかあったけど、どれも気にならないぐらい熱があって凄みを感じましたね。もしかしたら『誰が出てきたって同じこと』っていう作品のテーマの虚しさを表わしていたのかもしれません。『青信号さえ疑わしいのに人の心なんて信じられるかいっ!』って、そーなっちゃぁ義理も人情も、ましてや仁義なぞあるはずもなし!もう一度くらい全5作通して観返してみようかな、もう一度だけ。
[DVD(邦画)] 7点(2012-03-13 15:37:36)
13.  仁義なき戦い 頂上作戦 《ネタバレ》 
やっと、やっとこさ警察が動きましたね。んでもって親分衆のオヨビゴシ感がよりいっそう増して全体的にグラグラと煮え立つお鍋の印象。鬱屈したものを爆発させたい若い衆の感じがよく出てました。松方さんも梅宮さんに続いて、今作で復活、、、したと思ったら死んじゃったけど。。。次の鑑賞は『完結編』になりますが、さてどーなることやら!
[DVD(邦画)] 7点(2012-03-11 11:38:54)
14.  仁義なき戦い 広島死闘篇 《ネタバレ》 
今回は文太さんはお休みですね。北大路欣也さんを中心とした悲劇的なストーリー。まぁまたしても親分さんの人たらしといいますか、タヌキっぷりにマンマとハマっちゃうわけですが、このあたりはなんとも切ないですね。殺し殺され出世のひとつもできないんじゃ、若い衆の搾取ってのは今に始まったもんではないんだなぁ、としみじみ。
[DVD(邦画)] 7点(2012-02-26 22:16:46)
15.  仁義なき戦い 《ネタバレ》 
やっと観ました!ちゃららーちゃららー!!もうテンションあがりますね。菅原文太さん、松方弘樹さん、梅宮辰夫さんみんなカッコいいんですが、ちょっと殺し過ぎですね(笑)そんななか金子信雄のタヌキっぷりはお見事でした。
[DVD(邦画)] 7点(2012-02-26 20:31:52)
16.  新聞記者 《ネタバレ》 
あまりエンターテイメントに政治色がでるのは良くない気はするけど、もし本当にこういったことが事実なのだとしたら、そこらへんのホラー映画なんかよりよっぽど怖い。 ま、事実かそうでないかを除いても、このような作品の主演女優にいつもの面々が立てないという事実は間違いない様なので、それ自体気持ち悪い。 それにしても松坂桃李さんの最近の役柄がダークサイド気味過ぎて、なんだか心配してたけど、ご結婚もされたみたいだしよかったです。 って、なんのこっちゃ。 政権の持続がこの国の平和を保っているなんてことで、情報操作をしてるけど、マスコミがそれやっちゃ終わりでしょ。 テロ行為とみられてもおかしくないんじゃないかな。 マスコミが政権の番犬にならないせいで、我々がマスコミの番犬をやらなきゃいけないとは、面倒臭い世の中ですね。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2021-10-31 06:18:04)
17.  ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 《ネタバレ》 
なんだか興行的にはあまりよろしくなかったとか。 地上波初放送で観た感じですと、そんなに悪くなかっですけどね。 独特の世界観が売りのジョジョですから、原作に忠実になろうとするとこんな内容になるのは当然かと。 だってよくよく考えたら、原作の方にも『戦う理由』みたいなのないですもんね。 なんだか特異体質の通り魔がガチャガチャやってる印象もやむなしかと。 たぶん何作か重ねて初めて成立する撮り方をしてたと思うので、続編は観てみたいですね。 ただし映画館で観るか?といわれれば微妙ですけど。
[地上波(邦画)] 6点(2019-02-11 08:23:40)
18.  ジェイソン・ボーン 《ネタバレ》 
まったく愛国者の道徳観ってのは、どーなってるんだか、糞迷惑な話です。 序盤のゲーム感覚の追跡シーンはいつものことながら、軽薄な印象。 あと何秒後に、狙撃スコープの中に現れる!とか、ご冗談を。 とはいえ、これがこのシリーズの定番。 アクション、カーチェイスは見応えあるし、誰がどんな思惑で動いてるのか、さっぱりわからないながらも、楽しめるところは健在。  エンディングで、クサすところも、このシリーズの醍醐味ですね。 なんのかんのおさえるところはおさえた、続編なのかな。と。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2018-09-01 17:28:56)
19.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
評判が良かったので期待したのですが、まーまーでしたね。 現場のリアリティーと、手続きに追われる人間のユーモアと、ゴジラの無茶苦茶ぶり。 なかなか見応えがありました。 とはいえ、そこまで、かな。 映像などは素晴らしいですが、琴線は全く響きませんでした。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-07-08 23:58:35)
20.  新宿スワン 《ネタバレ》 
綾野剛さんのパワー、まわりのキャストのそつのない演技で、作品の性格づけには成功してると思うけど。 何を伝えたいのか? まぁ新宿に生きる人たちのってのはわかる。 わかるけど二つのスカウトチームの統合については『?』 『2』でわかるのかな? 山田さんの演じたヒデヨシについては、少年期から現在に至るまでの心の変遷が読みづらく、 もったいない扱いでした。 それでもリアル新宿の風景の数々は、作品を鑑賞するうえでとても良かったです。 学生時代、あの町を歩けるようになったとき、少し大人になったかな?って思ったのを思い出しました。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-04-02 06:33:02)
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