1. お早よう
《ネタバレ》 ○小津監督のコメディの傑作。○子供たちのだんまり作戦と町内会費の問題が交錯する脚本の妙。杉村春子のすばらしさも再認識。○雑談はできても、肝心なことは言えないというテーマもベタだが子供をうまく使いながらしっかり起承転結させている。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2016-05-29 09:30:57) |
2. 男はつらいよ 寅次郎真実一路
《ネタバレ》 ○大原麗子二度目のマドンナ。人妻役ですが、家庭に居ても美人で溢れる色気に、寅さんも眠気が吹っ飛んだことでしょう。○米倉斉加年の準主役を味わえる寅さん作品でも外せない作品。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-02-22 23:44:11) |
3. 男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく
《ネタバレ》 ○木の実ナナも昔はきれいだったんだなと。どうも役柄的にリリーと被る感じもあったが、今までのマドンナとは一味違う雰囲気だった。○また、武田鉄矢の役がまんま前年の山田洋次映画だった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-02-22 23:39:34) |
4. 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花<特別篇>
《ネタバレ》 ○多少の追加撮影をした特別編だが、この程度の追加で特別篇というのも違和感を感じる。後期作品の準主役は満男だが、せめてさくらの出演もあってよかったのではと。○他のレビュワーも指摘しているが、寅さんシリーズの象徴としてマドンナはリリーで良いが、ハイビスカスの花ではないんだな。自分は相合傘が一番だな。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-10-10 19:53:30) |
5. 男はつらいよ 寅次郎紅の花
《ネタバレ》 ○いよいよ最終作。神戸を歩く寅さんを移すカメラが徐々にズームアウトしていく。これが最後だと思うと涙が出てきた。○残り2作が予定され消化不良なエピソードもあるが、結果的にこれが最終作でよかったと思える。リリーとのやり取りもすべてが素晴らしかったように感じる。これは永久保存版。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2014-10-10 19:47:57)(良:1票) |
6. 男はつらいよ 拝啓車寅次郎様
《ネタバレ》 ○後期作品では印象の薄い作品。あと一作品で終わりかと思うと寂しい思いもあるが、寅さんの元気なくして面白くなりえない作品であることを痛感した。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-10-10 19:37:47) |
7. 男はつらいよ 寅次郎の縁談
《ネタバレ》 ○これだけ作っているとタイトルのアイデアも尽きてくるのだろうが、いやはや縁談なんてどこにあったのか。ここ最近はそんなのばっかりだったが。○マドンナの松坂慶子はどうも健康そうなんだよな。2回目のマドンナだが、前回の方が良かったかな。印象的な場面も少なかったかな。○一方満男は前回泉ちゃんと別れて今度会ったらなんて言っていたのに、島の子と…。手編みのセーターなんて時代を感じますね。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-09-08 21:24:48) |
8. 男はつらいよ 寅次郎の青春
《ネタバレ》 ○ゴクミシリーズ最終章!?ふたりのじれったい関係も新幹線ホームのキスで終わりか。そもそも泉が東京にいる理由がよくわからないままの別れであり、母の手術もすべてゴクミシリーズを終わらせるためだと思うとやりきれない気持ちになる。○一方寅さんは風吹ジュンを相手していたが、寅さんが帰ると分かると突然ブチ切れるところに少し興ざめ。○御前様の笠置衆さんが遺作だったが、確かに痛々しい演技であった。最後のセリフが「殺される」というのもブラックだった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-09-08 21:10:03) |
9. 男はつらいよ 寅次郎の告白
《ネタバレ》 ○前作いなかったマドンナが復活。未亡人は何度目だろうかと思いながらも、吉田日出子さんはなかなかいい味出していた。いい雰囲気のシーンも満男にぶっ壊されるのには笑った。○満男と泉の距離がなかなか縮まらないのがじれったいが、シリーズだから仕方ないか。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-09-08 21:01:10) |
10. 男はつらいよ 寅次郎の休日
《ネタバレ》 ○ゴクミシリーズ2弾だが、どうも印象が薄いかな。寺尾聡、宮崎美子のところへ行くのがメインの話だが、話自体がどうも暗いかな。マドンナらしいマドンナもおらず寅さんの印象も薄い。○ただ、寅さんのしていたギャグを満男でやっているところはなかなか良い。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-09-08 20:54:34) |
11. 男はつらいよ ぼくの伯父さん
《ネタバレ》 ○いよいよゴクミシリーズ突入。まさかこんなに泣かされるとは思ってなかった。あの演出・展開なら仕方ないか。○親に黙って家出して女の子に会いに行く満男。いいじゃないですか。○寅さんの満男は間違ってなかったっていうセリフ。シリーズで一番かっこいいんじゃないか。○最後の電話のシーンもジーンとくる。当時見ていたわけでなく、彼の死ももうすぐ最後の作品であることも知っていながら見ていると本当に切ない気分にもなる。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2014-08-23 11:44:36) |
12. 男はつらいよ 寅次郎心の旅路
《ネタバレ》 ○後期作品では割と好き。○最初で最後の海外ロケということで、色々と異色な感じ。○公園でおばさんとなんとなくわかり合うシーン、ああいうのがもう少しあればなと。○あと、もうヒロインて感じじゃないけど竹下景子が空港でキスするシーン。あんな間近で見せられるのは初めてじゃないかな。淡路恵子のセリフをそのままフリにしてあそこで落とすというのはちょっと脚本甘いかな。○まぁその後の柄本明の写真でふてくされる寅さんを見てあーいつもの寅さんだと感じさせられた。○海外に来た割に日本人ばかりと絡んでいるところは多少不満だが、そこそこ面白かった。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-08-23 11:36:41) |
13. 男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日
《ネタバレ》 ○渥美清の死を予感させるオープニングには驚かされた。○マドンナが未亡人というもうやりつくした設定に無理があるかな。○死んだおばあさんとの話や大学での話は印象的だが、全体的にまとまりに欠けるかな。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-08-16 21:22:51) |
14. 男はつらいよ 寅次郎物語
《ネタバレ》 ○今作はいつもに増して色々と動きの多い作品。そのためか退屈せず楽しめる。○旅の途中のアクシデントもグッドだが、肝心の再会するところが拍子抜け。○秋吉久美子もアクの強い印象だったが、割とあっさりした印象。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-08-16 21:08:25) |
15. 男はつらいよ 知床慕情
《ネタバレ》 ○せこいと言えば失礼だが、三船敏郎を出されたらなぁ。最後は寅さんに花を持たしてもらうような告白。○これだけの大物を使えばある意味寅さんらしさが消えても作品として成立してしまうな。○知床のきれいな背景とともにすがすがしい気分にさせてくれる。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-08-16 20:57:48) |
16. 男はつらいよ 幸福の青い鳥
《ネタバレ》 ○つい先月見たのにほとんど覚えていない。そういえば長淵出てたなくらいの印象。○シリーズも終盤に差し掛かり、その時代の若者を入れるというスパイス。普遍的な恋へ対し、寅次郎の登場だが、やはり恋する寅さんじゃないとなと。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-08-16 20:46:09) |
17. 男はつらいよ 柴又より愛をこめて
《ネタバレ》 ○あけみを連れ帰すために旅に出た寅さんが旅先で恋をしてあけみが連れ帰って来るなんていかにも寅さんらしい。○二十四の瞳へのオマージュは楽しめた。○島の自然を生かした画作りは素晴らしかった。○マドンナと川谷拓三の部分がどうも取って付けた感が否めなかった。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-07-01 06:32:03) |
18. 男はつらいよ 寅次郎恋愛塾
《ネタバレ》 ○マドンナに対して惚れてる若造をバカにする寅さん。さくらに怒られて急に指南役に。そこから結ばれるまでも割とあっさり。○山で薬飲んで自殺しようだなんて。昔とらやをガス爆発させたやつもいたなぁと思いだしたりして。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-07-01 06:27:43) |
19. 男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎
《ネタバレ》 ○マドンナがどこか作品になじんでいないような印象。互いの理解が足りていない部分が顕著。トニーってキャラもこのシリーズっぽくない。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-07-01 06:19:58) |
20. 男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎
《ネタバレ》 ○コメディ要素が割と盛りだくさんの内容で、その分終盤にかけて一気に切なくなる。○駅で見送るシーンはいくつもあったが、その度にこの作品はやっぱり寅さんとさくらの作品なんだなと感じさせられる。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-07-01 06:14:30) |