1. 男はつらいよ 寅次郎忘れな草
《ネタバレ》 ○リバイバル上映にて再鑑賞。○リリー初登場の作品。やはり他とは異なる雰囲気がリリーだけでなく、作品全体から伝わってくる。○寅と家族、リリーと母の対比、北海道の広大なロケーション、リリーの狭くて暗い部屋の対比等、短いシーンに映画らしい演出が光る。○リリーのキャラも良い。快活で男勝り、孤独で寂しがりな一面もあり、洋風な顔立ちとメイクに、スッと通る美声と来る。○また特徴的なのは、そんな酔ったリリーを寅さんが常識的な対応するシーン。今までのシリーズであまり見られなかった。○そんな異色作だからこそ、惜しむべくはリリーがあっさり結婚している(シーンがある)ということ。手紙のシーンくらいであっさり済ましても良かった(なんなら手紙もなしで、さくらとおばちゃんに「リリーさんどうしてるかね」くらいの会話だけでも良かった。)。○とは言え、歴代マドンナの話や、ピアノ騒動など見所満載。 [映画館(邦画)] 8点(2018-01-14 23:28:47) |
2. お早よう
《ネタバレ》 ○小津監督のコメディの傑作。○子供たちのだんまり作戦と町内会費の問題が交錯する脚本の妙。杉村春子のすばらしさも再認識。○雑談はできても、肝心なことは言えないというテーマもベタだが子供をうまく使いながらしっかり起承転結させている。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2016-05-29 13:24:46) |
3. 男はつらいよ 寅次郎真実一路
《ネタバレ》 ○大原麗子二度目のマドンナ。人妻役ですが、家庭に居ても美人で溢れる色気に、寅さんも眠気が吹っ飛んだことでしょう。○米倉斉加年の準主役を味わえる寅さん作品でも外せない作品。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-02-22 23:44:11) |
4. 男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく
《ネタバレ》 ○木の実ナナも昔はきれいだったんだなと。どうも役柄的にリリーと被る感じもあったが、今までのマドンナとは一味違う雰囲気だった。○また、武田鉄矢の役がまんま前年の山田洋次映画だった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-02-22 23:39:34) |
5. 男はつらいよ 寅次郎と殿様
《ネタバレ》 ○このシリーズにちょくちょくある変な爺さんの相手をするパターン。どうもマドンナとのロマンスが薄味すぎていまいち。○分かってはいたが、偶然まりこが見つかるところはご愛嬌。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-01-05 23:26:13) |
6. 男はつらいよ 寅次郎頑張れ!
《ネタバレ》 ○大竹しのぶはさんま離婚後しか知らないからあんなにかわいいとは思わずびっくりした。こちらも若い中村雅俊との恋愛は見ていて恥ずかしかった。○一方寅さんはキューピット役以外はマドンナ含め存在感が薄かった。ラストの困った時の劇団登場もそろそろ限界じゃないか。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-01-05 23:26:02) |
7. 男はつらいよ 噂の寅次郎
《ネタバレ》 ○最近の30代はきれいだとか言われてるが、大原麗子も当時30代だがめちゃくちゃきれいだな。寅さんには無理だよ笑。○事情を把握できない寅さんの鈍感さにはあきれさせられる。○久々に博の父が出てきたり、マドンナにすらならない泉ピン子が出てきたりと面白い印象だが、ここ数作のマドンナとの恋愛要素はいまいち。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-01-05 23:25:53) |
8. 男はつらいよ 翔んでる寅次郎
《ネタバレ》 ○終盤の復縁するシーンで桃井かおりの家に寅さんがいるっていうのがなぁ。布施明が来るって言ったらまたひと悶着あったろうに。まぁもう当時渥美清は50過ぎ。娘みたいな年齢だもんな。仲人やったりもうめちゃくちゃだな。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-01-05 23:25:43) |
9. 男はつらいよ 寅次郎春の夢
《ネタバレ》 ○ついに外国人を出してきたかと。また、当時の海外への一般的な感覚の古臭いこと。○日本語と英語の違いをうまくストーリーに組み込んでいるが、いかんせんマドンナとの絡みでやってほしかった。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-01-05 23:25:34) |
10. 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花
《ネタバレ》 ○何度目の登場だろうか、リリー。沖縄である必然性はあまり感じないが、飛行機の下りは面白かった。○寅さんがいち早く駆けつけてくれたのはうれしかっただろうが、徐々に水族館などへ遊びに行く寅さん。所詮は遊び人。結婚に近づいたようで、かなり距離があったんだなと。○ハイビスカスの取って付けた感は否めない。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-01-05 23:25:24) |
11. 男はつらいよ 寅次郎かもめ歌
《ネタバレ》 ○どうも合わなかったかな。寅さんもだいぶお節介だし。○今回はマドンナという感じもしなかった。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-01-05 23:25:15) |
12. 男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎
《ネタバレ》 ○これは惚れても仕方ない。松坂慶子の妖艶さ。○前半の弟のエピソードは良かったものの、マドンナに結婚相手がいるというのが唐突すぎるかな。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-01-05 23:25:02) |
13. 男はつらいよ 寅次郎紙風船
《ネタバレ》 ○まさかの就職!?なんて、また無理に決まっているのに。マドンナとうまくいかず旅に出るというときに来る不採用通知。泣きっ面に蜂ですよ。○マドンナとうまくいかないいつもの感じは久しぶりの印象。突然結婚相手が~なんていうより好きだな。雰囲気のいい相手だったし。○冒頭の同窓会エピソードがなかなか酷いのと、いつぞやの泉ピン子のような岸本加世子がうるさかったのが残念。○チョイ役の地井武男がなかなかの存在感。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-01-05 23:24:48) |
14. 男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋
《ネタバレ》 ○江戸川で始まらないオープニングには驚かされたが、きれいな始まりだった。○マドンナは未亡人でどこか幸薄そうな感じ。丹後へ来た寅さんが帰ってしまう時のマドンナの一言が切ない。○デートに満男を連れてくる寅さんらしい一面もあるが、終始おとなしめのテイスト。ラストの陶芸家とのやり取りも今作を締めくくるにふさわしい雰囲気だった。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-01-05 23:24:38) |
15. 男はつらいよ 花も嵐も寅次郎
《ネタバレ》 ○なんかすっかり田中裕子に持っていかれた作品だな。笑顔の可愛さと、ふと見せる色っぽい表情。沢田研二が惹かれたのも…。○寅さんも年だし、こういう指南役も様にはなるな。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-01-05 23:24:28) |
16. 男はつらいよ 旅と女と寅次郎
《ネタバレ》 ○さすがは歌手の都はるみ。要所で歌うシーンがいいアクセントになってる。○どこか老けたおばさんだった序盤から徐々に元気が出て良い表情になる都はるみ。○割と最後まで楽しめた。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-01-05 23:24:19) |
17. 男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎
《ネタバレ》 ○コメディ要素が割と盛りだくさんの内容で、その分終盤にかけて一気に切なくなる。○駅で見送るシーンはいくつもあったが、その度にこの作品はやっぱり寅さんとさくらの作品なんだなと感じさせられる。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-01-05 23:24:06) |
18. 男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎
《ネタバレ》 ○マドンナがどこか作品になじんでいないような印象。互いの理解が足りていない部分が顕著。トニーってキャラもこのシリーズっぽくない。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-01-05 23:23:56) |
19. 男はつらいよ 寅次郎恋愛塾
《ネタバレ》 ○マドンナに対して惚れてる若造をバカにする寅さん。さくらに怒られて急に指南役に。そこから結ばれるまでも割とあっさり。○山で薬飲んで自殺しようだなんて。昔とらやをガス爆発させたやつもいたなぁと思いだしたりして。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-01-05 23:23:46) |
20. 男はつらいよ 柴又より愛をこめて
《ネタバレ》 ○あけみを連れ帰すために旅に出た寅さんが旅先で恋をしてあけみが連れ帰って来るなんていかにも寅さんらしい。○二十四の瞳へのオマージュは楽しめた。○島の自然を生かした画作りは素晴らしかった。○マドンナと川谷拓三の部分がどうも取って付けた感が否めなかった。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-01-05 23:23:34) |