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ポテサラ頂戴さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 83
性別 男性
自己紹介 ポテサラは自家製に限る!!

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1.  天国と地獄 《ネタバレ》 
レビュワー登録ができたので改めて観ました。人間の欲、愛情、死、それらが見事に散りばめられ描かれています。そして、前半の犯人との密室劇でのやり取り、特急列車からの現金受け渡しは、何度観ても引っぱり込まれます。仕掛けたカバンから流れる煙のパートカラーは、後の「シンドラーのリスト」、麻薬中毒者の街にすすんでいく後半の雰囲気は、後の「地獄の黙示録」に通じるものを(勝手に)感じました。死を目前にした山崎努の渾身の叫びで終わるラストも痺れます。カラーもCGもない濃厚な140分を体験し映画の力を再確認しました。
[DVD(邦画)] 9点(2008-09-15 11:21:06)
2.  あおげば尊し 《ネタバレ》 
自然な空気感、繊細なカット割りは流石です。棒読みで下手するとぶち壊しかねないテリー伊藤を、ギリギリの台詞廻しで使いこなし、魅力的な主人公として描いています。余計なものの様な会話や出来事も、全て観客を映画の世界に引き込んで、テーマへと向かわせてくれる、繊細で秀逸な映画でした。自分の子供に生と死を教える時に見せたい一本。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2008-12-03 10:51:28)
3.  天然コケッコー
特に凝った話ではなく下手するとしょっぱいアイドル映画になりがちなストーリーだが、全体を通してとてもいい風が流れていた。有名俳優陣は置いといて、脇を固めたおばあちゃんや学校の先生、クラスメイト達がとにかく素晴しくて、あっという間に世界に引き込んで最後までその魅力は尽きなかった。夏帆はちゃんと見たのは初めてだが、これから頑張って欲しい女優さんですね。観終わってとてもよい気持ちにさせてもらいました。監督に拍手。
[DVD(邦画)] 8点(2008-11-16 21:51:15)
4.  おくりびと 《ネタバレ》 
重い映画かなと思っていましたが、前半の軽快なコメディータッチにすんなり映画に引き込まれた。(初任給50万でちょっと引いたが)すべての役者が存分に実力を出しきっていて、役者の力、演出の力を感じました。特に山田辰夫、吉行和子の芝居には泣かされた。山田辰夫に至っては「この後いい人になるんだろな」と分かっていても泣かされてしまう。そして相変わらず山崎努は実にうまそうに食べますね。 残念だったのは、後半の展開が早々に読めてしまい、なおかつ、実父の納棺をぞんざいに行う葬儀屋に、大悟がキレるところがあまりにミエミエでラストはちょっと冷めてしまったところ。久石譲の音楽も最初はとてもいいんだけど、ここまで感動シーンの連発で繰り返されると後半はちょっとお腹いっぱい。とはいえ、山崎努の納棺師としての美しい所作や、本木雅弘の奏でるチェロの演奏シーンは、死を扱うこの職業を崇高なものにしていて、それに心動かされる人々に見事なまでに感情移入してしまう。心に染入る作品でした。
[映画館(邦画)] 8点(2008-10-07 11:49:14)
5.  隠し砦の三悪人 《ネタバレ》 
なんといっても田所兵衛の「裏切り御免!」でしょう。何度観ても拍手してしまいます。逃走劇に至るまでは少し長いかなとも思えますが、その分、ラストの解放感、爽快感があるのでしょう。ところで、ジョージルーカスに多大な影響を与えてるのは、有名な話。オープニング、太平と又七が野原をとぼとぼと歩いているカットは、ジェダイの帰還オープニングの砂漠で歩くC3POとR2D2で、エンディングで六郎太、雪姫、田所兵衛がびしっと決まるのも、表彰式でのレイア姫、ルーク、ハンソロといったところでしょか。 と思って調べてみたらそういうことでした。既出御免!
[DVD(邦画)] 8点(2008-09-11 22:04:57)
6.  独立愚連隊 《ネタバレ》 
この年代に、こんな痛快な戦争エンターテイメントを創った作者に感動です。御殿場で撮影されたというロケーションも黒土と草と建物のコントラストがモノトーンとマッチしていて、シネスコフレームも効果的に使われていたと思います。アクション、サスペンス、ロマンス全てが絡み合い、それぞれテンポよくしっかりと描かれていて、一時も飽きさせませんでした。身の詰まった名作だと思います。
[DVD(邦画)] 8点(2008-09-10 14:41:32)
7.  松ヶ根乱射事件
これだけシュールに淡々と描いていながら、全く飽きさせない映画だった。脚本のすばらしさと、芝居のリアリズム、存在の感じさせないカメラ、編集の妙、それらがうまくまとまっていて、監督の力を改めて感じました。静かな狂気、小さな町におこる非日常、それらを飲み込んでしまう空気感。なかなか観たことのない映画です。最後の乱射シーンで妙にスカッとしてしまったのは私だけでしょうか?? 
[DVD(邦画)] 7点(2009-04-24 15:07:58)
8.  リンダ リンダ リンダ
凝った展開も刺激的な事件もない、小さな事で喜び悲しんだ時代を思い出した。何よりも俳優の自然な息づかいを見事に映像化している。
[DVD(邦画)] 7点(2008-11-20 17:28:14)
9.  ばかのハコ船 《ネタバレ》 
「リアリズムの宿」「天然コケッコー」と山下ワールドにハマってからの鑑賞となりましたが、滑稽で物悲しく、どこか愛さずにはいられない登場人物、圧倒的なリアリズムで観客を引き込み、監督の計算された仕掛けに泣き笑い、この作品でもたっぷりと楽しませていただきました。なにか大きなグルーヴ感すら感じる世界観は素晴しい。修羅場で空気抜けちゃう山本浩司は必笑。
[DVD(邦画)] 7点(2008-11-20 17:09:28)
10.  リアリズムの宿 《ネタバレ》 
なにげなく観賞してしまいましたが、意外なほどハマってしまいました。題名にまで掲げリアリズムを追求できる監督の力を感じました。シュールな笑いのとり方や間は、北野監督の雰囲気をさらに淡々と描いている印象、なかなかの心地よさ最後まで楽しませてもらいました。どことなく物悲しい町も雰囲気よく、悲しく滑稽な人間に対する監督の愛情を感じました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2008-11-08 09:53:15)
11.  幕末太陽傳 《ネタバレ》 
談志さんの居残り佐平次を聞いたことがあったので、より楽しめました。それにしてもフランキー堺の圧倒的な魅力、これに尽きる映画です。とってもテンポよく痛快なのですが、唯一佐平次が咳き込むと、なんか現実に引き戻されちゃうというか、減速しちゃうというか。もっと突き抜けて欲しかった、という感じもある。
[DVD(邦画)] 7点(2008-10-29 14:36:44)
12.  飢餓海峡 《ネタバレ》 
骨太な作品でした。犬飼の流転の人生、八重の一途な人生、どちらもしっかり描けていて見応えありました。汽車での田舎臭い八重が、東京でしっかり垢抜けていました。(後半は少し病的な方向に行ってしまいましたが。)印象的だったのは東京に出て来て客引き中の八重が、取り締まりから逃げて店に入るまでの長いワンカット、狭い路地を上から見下ろすアングルで行き交う人々、戦後の混沌とした町並みが見事に描かれていました。長尺モノクロにも関わらず飽きさせない映画でした。
[DVD(邦画)] 7点(2008-10-27 15:08:55)
13.  ああ爆弾 《ネタバレ》 
とにかく小気味いい映画。伊藤雄之助と越路吹雪の掛け合い「どんっ。。どんどんっ。。。おいっ。。おいおいっ」。沢村いき雄の「三百万っ三百万っさーんびゃーくまんっ」心地良過ぎて何回もリフレインです。カットのテンポ、お芝居のテンポ、音楽(お経、狂言など)時折みせるシンメトリーなカメラアングル、それらがセンスよく絡み合い、全く古くささを感じない作品。万年筆爆弾、ゴルフボール爆弾、どれも、仕掛けたはいいが、自分のところに戻ってくる。。娯楽大作です、岡本喜八の映画的リズム感、無条件に楽しめました。
[DVD(邦画)] 7点(2008-10-02 14:08:10)(良:1票)
14.  独立愚連隊西へ
前作と比べて、テンポ、リズム感はアップしていて、よりコメディータッチになっています。フランキー堺扮する中国将校との絡みは面白かったが、脚本は前作の方が練り込まれていて好きです。  
[DVD(邦画)] 7点(2008-09-28 15:01:29)
15.  花とアリス〈劇場版〉 《ネタバレ》 
蒼井優の実力をまざまざと見せつけられました。画面からキラキラがほとばしってました(笑。映像も綺麗で夜、白鳥の湖の衣装(?)で踊るシーンは、白が印象的にエフェクトされています。宮本くんはかなりの地味さですが、蒼井優が撮れればそれでいいって感じだったのでしょうかね。鈴木杏も頑張っていますが、やはり、引き立て役な感じは否めません。舞台袖での号泣カットはある意味(不細工過ぎて)体当たりの演技と思う。若者(少女)の初々しさを描き方はさすがですね。
[DVD(邦画)] 7点(2008-09-16 17:11:10)
16.  アヒルと鴨のコインロッカー 《ネタバレ》 
うまくまとまっていると思います。ドルジの訛りは活字ならではの妙でしょう。架空のお話を白黒でみせる工夫は良。
[DVD(邦画)] 6点(2008-12-18 13:26:12)
17.  恋の門
監督の舞台は見た事ないが、人を笑わせる間とかテンポはさすがだな、と感じました。そして、この手の雰囲気の作品に酒井若菜は欠かせないですね。彼女の「濃いんだけど飽きさせない」芝居で突っ走った映画だと思います。多分、内容はすぐに忘れると思いますが、楽しい映画でした。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2008-11-04 12:58:07)
18.  楢山節考(1983) 《ネタバレ》 
緒形拳さんを偲んで見直してみました。 綺麗ごとではない人間の生と死を、厳しい自然の中で生き物として暮らす人間を通して、今村監督ならでは生々しいタッチ描いていた。緒形拳の力強い眼差しと顔に刻まれる皺は、心優しく無口な辰平を表現していた。盗みを働いた一家を生き埋めにして根絶やしにする村人を、客観的な視点で長廻ししていたのが印象的だった。老いたまま生きながらえる事を許さない村の掟に従い、家族のため自分を山に捨てろという、おりんの心情は計り知れないものがある。
[DVD(邦画)] 6点(2008-10-12 15:08:09)
19.  容疑者Xの献身 《ネタバレ》 
原作未読、TV未見で観賞しましたが、楽しめました。松雪泰子は薄幸な母親に見事にハマっていたし、石神役の堤真一も抑えた感情表現で天才数学者を表現していて好演でした。本編との絡みのないクルーザーを爆破するくらいなら、石神の背景をどこかで少し見せて欲しかった。冒頭での爆破シーンは、ハリウッド映画の常套手段だが、今作の場合静かな印象の本編に対して変に浮いていた。福山雅治のお芝居はなんというか相棒の水谷豊とダブってしまい、キャラ作り過ぎで気になりました。言葉は悪いけどTV的な感じ。とはいえ、全体的には脚本がしっかりしていて、うまくまとまっていたと思います。改めて原作を読んでみたい作品です。ラストの私なりの解釈は、すべて計算通りだった石神の筋書きが「一緒に償います」という一言で覆されてしまった絶望。でも、そんな形でしか愛情を表現できない石神が、おそらく初めて触れた人の体温なのでしょう。
[映画館(邦画)] 6点(2008-10-07 06:25:10)(良:1票)
20.  四月物語 《ネタバレ》 
オープニングのリアル一家(松本幸四郎、市川染五郎、母)での見送りシーンはクスリとさせた。東京に出た女の子の、期待や不安が良く描かれていた。初めての街を新しい自転車で走る、懐かしくて切ない疾走感を思い出させてくれました。この役者たちの自然な空気感が岩井監督の力なのでしょう。単調な脚本も、映像と空気感で見せちゃうのは、しっかりしたお芝居と計算あってのものなのでしょう。
[DVD(邦画)] 6点(2008-09-16 17:32:36)
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