Menu
 > レビュワー
 > Olias さんの口コミ一覧。16ページ目
Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4681
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657
>> カレンダー表示
>> 通常表示
301.  緋牡丹博徒 鉄火場列伝 《ネタバレ》 
いやー、これはまず、鶴田浩二と待田京介のキャストは逆でしょう!前後の見境なく単身で突っ込んでしまう三次はやっぱり京介さんだし、堅気と任侠の間でハムレットのごとく逡巡する幸平は、鶴田浩二で見たかった。そういえば、幸平の最後の処理も、えらく中途半端だったな。●そして、丹波哲郎の関西弁は、絶望的なほど似合っていない(笑)。加えて、現場に出てあれこれする丹波さんも似合っていない。この人はやっぱり、大座敷の奥にでーんと構えているのでないと。●と、何だかんだ突っ込みを入れつつ、細やかな美術関係、任侠モノならではの台詞回し、そしてお竜姐さんの美しさにじっくり浸れる110分は、やっぱり至福なのであります。
[DVD(邦画)] 6点(2021-10-19 01:52:13)
302.  御法度
いやそもそも、何で土方がたけしなのよ。当時のたけしの年齢からしても、20歳くらい違ってるんじゃない?かりに違っているのはいいとしても、ああいう老成した大将みたいな芝居をしてはだめです。終盤の入口から、演技がまったくできないトミーズ雅に重心がシフトしてしまったのも、さらに足を引っ張ってしまいました。●結局これって、大島監督が「戦メリの夢よもう一度」の感覚だけで作ってしまったのではないのかな・・・。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2021-10-18 02:08:11)
303.  無法松の一生(1943) 《ネタバレ》 
当時の美術品の一つ一つが美しい。さりげないカメラの移動が美しい。もちろん園井恵子が美しい。そして、(検閲部分とは別の)省略と飛躍が美しい。大尉が熱を出しているシーンの次には、一足飛びに墓参りのシーンになる、この跳躍力。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2021-10-11 23:19:20)
304.  野獣狩り
古き良き刑事物で良い雰囲気なのですが、冷静に内容を見ると、やはりしょぼいよなあ。親子の2人を軸に据えた割にはその2人の背景はまったく表現されていないし、誘拐事件の解決自体も全然スリリングではないです。
[地上波(邦画)] 5点(2021-10-11 01:08:14)
305.  ア・ホーマンス
何を言わんとする話なのかさっぱり分からなかったし、演出の方向性も不明でした。若い頃の手塚理美の映画出演作は貴重なので、点数はそこに対して。
[DVD(邦画)] 2点(2021-10-11 01:06:20)
306.  江分利満氏の優雅な生活
原作は読んでませんが、これってすごく映像化しにくい話なんじゃないのかなあ・・・半分以上、説明はナレーションがやっていて、映像は添え物みたいな感じだし。最後の方も、意味がよく分かりませんでした。
[DVD(邦画)] 3点(2021-10-11 01:02:16)
307.  ルパン三世 カリオストロの城
アニメ版のルパンに必須の、騒々しさ、賑やかさ、お洒落さ、キザさ、猥雑さ、スピード感、ドライブ感といった要素が根こそぎ取り払われ、毒にも薬にもならないお利口な優等生ルパンに成り下がってしまっている。こんなものはルパンではありません。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2021-10-06 02:08:59)
308.  待ち伏せ 《ネタバレ》 
この四大スター(+ルリちゃん)集結の絵面というのはやっぱり凄い。その各人物がそれぞれに思惑を秘め、それがどってことない茶屋の中で衝突しうねっていく脚本の面白さもなかなか。●なんだけど、最後はちょっとグダグダでした。まず、あのひねりらしきものはいらんでしょ。それから、錦ちゃんはこんなひどい役なんだったら、どこかで変化が起こって格好良くなると思っていたら、何と最後までそのまんまでした。つまり、錦ちゃんが何かのきっかけで覚醒するなり何なりして勝新に逆襲して成敗する、とかだったら全部素直に収まったのですけどね。あ、裕ちゃんも終盤はほったらかしだった・・・。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2021-10-02 01:29:14)
309.  陰陽師Ⅱ
前作では、何をやってるのかも何を考えているのかもよく分からない晴明の造形が一種のアドバンテージになっていたのですが、今度は博雅が最初から晴明と打ち解けてしまっているため、それもなくなっている。で、伊藤&今井の大根コンボに市原&深田が激烈な追い打ちをかけていることについては、すでに皆様が書かれているとおり。あとそれに加えて、全編にわたって、照明の雑さがひどい。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2021-09-26 01:54:28)
310.  緋牡丹博徒 花札勝負 《ネタバレ》 
最初の20分くらいで、詰め込まれる情報量の多さに唖然。しかしそのすべてを取り落とすことなく全部抱え込んだ上で最後まで突っ走る熱さ。今回はタイトルどおりに花札シーン見せまくりなのですが、その撮り方も美しい。●おたかさんと富士松は、短い出番でもつい微笑みが出てしまいます。いつもずっこけてばかりの熊虎親分も、今回は格好良い見せ場あり!●中盤、日本映画には珍しい「馬車と馬のチェイシング」まで(ストーリー上はなくてもすむのに)わざわざねじ込んでくるサービス精神には、何をかいわんや。●ちょっと残念だったのは、最後の殴り込みが洋風建物だったこと。やはりこういうシーンは和様式でないとね。それと、お竜はともかく、今回は富士松には(そして健さんにも)対金原の直接的な報復動機はないので、何か討ち入りの迫力が弱まっている気が。西之丸の誰かにもうちょっとスポットを当てて、その人を連れて行く、とかではだめだったのかな。
[DVD(邦画)] 7点(2021-09-24 00:22:41)
311.  緋牡丹博徒 一宿一飯 《ネタバレ》 
お竜様を美しく撮ろうという点に関しては一貫しており、そこだけで十分に価値があります。凜とした正面アップの連打もいいけど、実は一番ぞくっとしたのは、賭場の仕切りでの背筋の伸びた座り姿。●一方で、演出はどうも今ひとつで・・・とにかく敵の陰湿ぶりに気合が入っており、主人公側がほとんどやられ放題になっている。ラスト10分のオーソドックスな殴り込みだけで逆転というのはちょっと無理があります(あそこまで敵の描写が行ってるのだったら、制裁で製糸工場を全焼くらいはしてほしかった)。中盤の「自分の身を掛けた丁半勝負」は反撃ポイントなのですが、相手の賭博師(白木万里!主水の奥さん!)と後で和解みたいな感じになるので、パワーが弱まっている。山城新伍のコメディパートは浮きまくっている上に、なぜかしれっと最後は殴り込みの側近みたいになっている。西村晃の「男でなくなった」という設定は重すぎ(の割に生かされていない)。文太の使われ方も中途半端。
[DVD(邦画)] 6点(2021-09-23 00:49:27)
312.  陰陽師
思ったほど悪くなかった。どこまでも「正義の味方」路線を作中で貫いているのが、ぎりぎりのところで破綻を阻止しているのでしょう。また、野村萬斎の浮き世離れしたキャラクターも、意外に適合しています。●ただし、明快であるからこそアラも目立つわけで・・・青音はもっと若い人でないとダメ。蜜虫は子役との中間くらいでないと。伊藤英明は完全な大根。真田広之は頑張ってはいるが、やはりこの人に悪の首領は合わん。これならもっと早良親王の怨みと祟りを大展開して、道尊が怨霊を操ったつもりが逆に使われる立場になってしまった、くらいにしてもらわないといけません。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2021-09-22 01:01:12)
313.  魔界転生(1981) 《ネタバレ》 
主役の天草四郎がジュリーというキャスティングのセンスが凄すぎ。彼ほどのアイドル性とカリスマ性を持った人であれば、霊界から甦ったと言われても納得してしまいますし、少しも衣装負け・美術負けしていません。当時アイドルとして売り出し中だった美青年・真田広之も、ジュリーの前ではまるで子供ですね。細川ガラシャの佳那晃子も頑張っています。いつもは脇役のことが多いので、これほど存在感があったというのにはびっくり。2人が並ぶと、千葉真一や若山富三郎ですら食われてしまいそうです(ラストの殺陣は別格ですが)。よく見ると、登場人物のそれぞれの動きは適当でばらばらなのですが、陳腐な団結とか統一目標といったものを出さずに迫力で全部押し切っているのは見事。
[映画館(邦画)] 9点(2021-09-12 20:52:05)(良:1票)
314.  仁義なき戦い 代理戦争 《ネタバレ》 
ドンパチとか肉弾戦もないことはないんだけど、本作で重要視されているのは「人事」と「儀式」。そこをしつこいくらい押さえているのが、逆に作品にリアリティをもたらしている。その中でも、喫茶店での密談のシーンが白眉(最初画面の端でうろちょろしていた渡瀬が、いつの間にかいなくなり、最後にすっと現れる美しさ、というオマケつき)。各登場人物の表と裏の行動が積み重なり、ここで爆発するだろう、というぎりぎりのところで、誰かの「顔」とか「仲立ち」で断念させられるくだりが再三登場するのも、かえって生々しい。
[映画館(邦画)] 7点(2021-09-04 20:38:03)
315.  仁義なき戦い 《ネタバレ》 
熱さと暑さと勢いと執念だけでここまでの世界が完成してしまった、奇跡のような作品。ただし、この作品を強烈に印象づけているのは、白黒をつけると思ったら実はつけておらず、それでいて着地点として決まっている、あの絶妙なラストシーンだと思う。
[映画館(邦画)] 7点(2021-08-28 18:58:44)
316.  洲崎パラダイス 赤信号 《ネタバレ》 
筋だけみれば、まったくどうということのない話。つまり、「駄目カップルが巻き起こすあれこれ」の一言でまとめられてしまう話。しかしそれを、この作品は、絶妙な脚本と演出で、無限の広がりを持つ別世界にまで高めている。それは、各登場人物の出し入れのトリッキーなほどのタイミングであったり、そこから重ねられる心理の綾だったり、おかみさんや蕎麦屋の娘の的確な設定だったり(そしてもちろん終盤に登場する「彼」も!)、ということである。●途中で男がふらふら出ていく神田の電気店街は、その暑さと熱さがこちらにも伝わってきて、幻想的ですらある。その男の足取りは、オアシスを離れた旅人が砂漠を放浪するもののようにも見えてしまう。●そして実は、どこまでもカメラ内では脇にしかならない、決して焦点が当たらないあの子供2人が、いい味とアクセントを出しているのではないかと思います。
[DVD(邦画)] 7点(2021-05-24 00:50:05)
317.  武器なき斗い 《ネタバレ》 
特に突出した手段をとるわけではなく、ひたすら地道に同じことを訴え続ける主人公の描写のし方は、この監督ならでは。これくらいの根性がなければ代議士などやるべきではない、という点においては、現在でも参考になります。●ただし、冒頭でいきなりロシア革命を讃美してみせたり、最後には「偉大なる中国の民衆の抵抗により」などと制作側の発想の源流を露呈してしまったりしている部分もあるので、その点は割り引いて鑑賞することが必要。●映画として見た場合は、やはり、「主人公はその治安維持法改正案のどこにどのように反対していたのか」が何も明らかにされていないのは、大きなマイナスと思います。それだったら、主人公が伝えようとしたことを伝えていることにならないし、むしろ制作側がそれを用いて階級闘争を自己目的化させているという疑いを招いてしまいます。●最後のパートカラー、スピルバーグが後にやっていることを、その30年以上前にやっていた作品があったんですねえ。
[DVD(邦画)] 6点(2021-05-17 00:21:45)
318.  あゝ声なき友 《ネタバレ》 
復員兵が戦友の遺書を配って歩く話なのだろうな、と思いながら見始めたら、最初の小川真由美との絡みが妙に長い。何だこれは、と思っていたら、それが本筋にすっと絡んでくるトリッキーさ。そして本題の遺書配達では、一番ぞくっとしたのは、倍賞千恵子や市原悦子のパートのように、「結局たどり着けない」部分をきちんと盛り込んでいること。そう、全部が全部たどり着けたら、それはおかしいというか、都合良すぎるよね。それから例えば、いざ配達できても、相手先からは感動とか涙とか感謝のリアクションは全然ない。このトーンの統一も、作品に気品と節度をもたらしています。一方で、最初は進駐軍放出鍋の街頭販売を一緒にやっていながらその後着実に出世していく財津一郎が、いい感じのアクセントになっています。●作品としてのキズは、輪島のパートで主人公が突然正義の味方になってしまう点かなあ。この部分だけ、急にテンションが高くなって浮いています。ここは、真実はあくまでも灰色の向こう側にしておいて、それでも長山藍子はすべてを飲み込んで江原に寄り添っていく、とかの方が心理の綾が出たのではないかと思います。
[DVD(邦画)] 7点(2021-05-12 15:32:20)
319.  聖の青春 《ネタバレ》 
単に将棋にネタとして乗っかっただけの内容だったら許さんぞと思いながら見始めたのですが、予想外に良い内容でした。村山も羽生もいちいちいろいろそっくりで楽しいんだけど、何といってもMVPはリリー・フランキーの森信雄!単に雰囲気が似ているというだけでなくて、すべてのシーンのすべての芝居が、「村山への師匠愛」というこの人の本質を体現しています。●それから、将棋を指す指の動きの一つ一つはもちろん、対局中の仕草、記録係や立会人の作法、控え室の光景や大盤解説の風景まで、きちんと丁寧に作っているのがよく分かるのです。それと、対局中って(終了後もですが)、当然ながら沈黙が支配する世界になるのですが、それを恐れずに(ヘタな台詞だの何だの入れずに)堂々と撮りきっているのも素晴らしい。●降級時の切れ負けの一局、相手のモデルは田中寅彦ですよね。ほんの一瞬の登場なのに、こういうところも丁寧です。●気になるキズは、クライマックスの対戦中、あの安食堂サシ飲みシーンを回想でそのまま出してしまったこと。ここはそんな回想なしの方がよかったと思うのですが、かりにやるとしても、対戦の風景に台詞だけを断片的にかぶせる、とかでしょ。そうでないと、2人が対局に集中していることにならないよ。●しかしいずれにしても、村山聖という早世の天才の名を後に残した作品としての功績は大きいと思います。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2021-05-09 00:12:38)
320.  祇園囃子 《ネタバレ》 
作品のポイントはたった1つしかないのに、それをじっくり90分かけて描き出す落ち着きと丁寧さ。中でも、中盤、浪花千栄子が木暮実千代に翻意を促してじわじわとたたみかける際の、陽炎のようにゆらめく迫力があまりにも強烈。
[映画館(邦画)] 8点(2021-05-08 20:04:52)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS