21. 茶の味
《ネタバレ》 あまり意味の無いようなたわいないサブストーリーが良かったです。CGを使った映像も楽しめました。幹ストーリーはいまひとつ、母親の仕事復帰の話もどうでもよかったし、娘が最後に逆上がりができたことで話をまとめる必要性も無かったのではと思います。三浦友和が出ているので、またつまんない映画になるのではと危惧していたけど、出過ぎてない分セーフでした。我修院達也のおじいちゃんはどうにかならないものかと思いました。他の良いシーンが死んでしまいそうでした。またおじいちゃんが死んだ後の絵も興ざめで、まろやかな茶の味が変色する直前でした。全体を通しては楽しめました。風景も音楽も良かったです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-02 05:15:22) |
22. デッドマン(1995)
どこを切り取っても画になる画像。朽ちた森の中の死んだ子鹿。宇宙船のように開くインディアンの住居。地獄だという終着駅の町。時代も場所もいろいろな混ざり方をしていて不思議な雰囲気。短い場面転換もいい感じです。こんな淡々とした分かりづらい役柄をさりげなくこなすジョニー・デップはいい俳優だなあと改めて実感。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-20 09:14:01) |
23. 座頭市(2003)
北野監督を見直しました。いままで「菊次郎の夏」「あの夏、いちばん静かな海」「Dolls」など、ストーリーはむかしの映画のおいしいシーンのつぎはぎ、映像は狙いすぎなのが見え見えで自分的にはとても退屈だったのですが、今回は面白かったです。 ペキンパーをリスペクトしてますね。 7点(2004-09-19 07:25:08) |
24. マルサの女2
世の中はそんなものなんだよなって思ってしまうラストですが、現実はそんなものなんでしょう。1同様に面白かったです。 7点(2003-09-29 12:17:00) |
25. お葬式
お葬式を縦糸にいろいろなエピソードをさりげなく淡々と見せてくれます。伊丹監督はすごいなあと思った映画です。薄っぺらい上っ面ばかりの自慰のような映画を、さもありなんと撮り続けてカンヌで賞をとった監督などが日本の映画をになうような扱い方をされるならば、伊丹監督はきっと神様でしょう。 7点(2003-09-29 12:14:47) |
26. マルサの女
サングラスをずらして見張っていた宮本信子が「行くわよ」と行動する瞬間が好きです。勉強になった映画です。現実でも権威とか名誉とかにふんぞり返っている人たちを、もっと落としまくってほしいです。 7点(2003-09-29 12:06:16) |
27. シコふんじゃった。
日本映画に限らずですが、デブが出てくると、その肉の緊張感のなさに反比例するように映画がしまってくる気がします。面白かった。 7点(2003-09-15 03:44:01) |
28. 砂の器
終演にむけて緻密に糸を織りなしていくような映画でした。スケールの大きな映画です。好き嫌いのあまりない映画だと思います。 7点(2003-09-02 00:44:37) |
29. 東京物語
時代、風景、風俗、この映画を見て日本人でいて良かった、こういう過去の時代を実際に過ごしてきた国に生まれて良かった、と思ってしまいました。ひなびた銭湯にでも行きたくなります。ただ今みると杉村春子は普通だと思います。みんな自分の暮らしがあるんだから。 7点(2003-09-02 00:37:39) |
30. 時をかける少女(1983)
映画館で感動させるシーンで、まわりの観客たちが失笑していたのを憶えてます。不覚にもそこのシーンで涙腺がゆるんでしまい一所懸命ごまかしました。この映画のあと、ラベンダーの香りがすると気絶するようになりました。うそです。 7点(2003-09-01 00:10:38)(笑:2票) (良:1票) |
31. 太陽の王子 ホルスの大冒険
むかし東映マンガ祭りを楽しみにして観た時の得点です。バッチとかもらえるので嬉しかったなあ。大人になってビデオが発売されて、すぐに買ったんだけどまだ見ていないです。東映アニメの中でも「ガリバーの宇宙旅行」の次の次の次の次くらいに好きなマンガです。 7点(2003-08-26 04:47:57) |
32. 雨月物語
京マチ子、田中絹代のふたりが幽玄と現実の対比のようですごかった。フィルムが古いのか画質がわからない部分が多々あって残念だった。 7点(2003-08-06 01:38:30)(良:1票) |
33. 風の谷のナウシカ
テト、カイ、王蟲、ユパさま、巨神兵、キャラクターが好きです。クシャナが大好きなんですが、漫画にあるストイックな力強さが出ていなくて残念です。ジブリの中ではこれと「千と千尋」がお気に入りの双璧です。 7点(2003-08-04 08:31:25) |
34. ナイト・オン・ザ・プラネット
好きな日比谷のシャンテシネ2の一番前の席で見ました。映画館の中の自分のいる空間と時間が映画と一緒に流れていました。ジャームッシュの独特の世界観が好きです。 [映画館(字幕)] 7点(2003-08-04 02:53:37) |
35. デルス・ウザーラ
美しい映画です。当時いろいろとあって、やっと制作されたと聞きましたが、黒沢の映画の中では1番好きかもしれない。 7点(2003-07-24 00:14:38) |
36. ルパン三世 カリオストロの城
島本須美はいい声をしているなあと思います。宮崎にもルパンにも特に思いこみがないので、その分楽しく見ることが出来ました。なかなかです。 7点(2003-07-24 00:09:47) |
37. Shall we ダンス?(1995)
邦画の中で久々にいい映画を見たと感じました。芸達者な脇役とホロリと来るストーリーで生き生きとしています。こういう映画はなかなか出会えません。映画を見たあとしばらく音楽が流れてました。 7点(2003-07-08 03:19:49)(良:1票) |
38. 千と千尋の神隠し
宮崎アニメの中では1、2を争うくらい面白かったです。異形の世界に入っていく導入部分は見事です。湯やのシーンも独特の雰囲気があって楽しめました。宮崎アニメには毎回、そうかなと思うメッセージを感じてしまうのですが、この映画はOKでした。 7点(2003-07-03 00:54:50) |
39. 異人たちとの夏
ノスタルジックなところだけだと9点くらいなんですが、やはりホラーの部分はハウスが入ってます。(ハウスは好きですが)この映画を見てから浅草の店に食べに行こうと、何度も思ったけどここって高いんですよね。 7点(2003-06-17 15:37:40) |
40. OUT(2002)
原作を読んでかなり好きだったので、きびしい味方をしてしまう気がしたけど、殺人したあとにカラオケでみんなで「人生いろいろ」を楽しく歌うシーンは良かった。こういうの好きです。 7点(2003-06-17 02:02:17) |