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あばれて万歳さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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21.  機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
先日観たガンダムNTと比べるとそのクオリティは雲泥の差。 劇場にかけるならやっぱこれくらいのクオリティじゃないと…と思うくらいの超絶クオリティ。 特にMS戦のそれは「めちゃくちゃかっこいい」と素直に感動できるレベルで個人的にはいままでのガンダム作品で一番のかっこよさだと思います。  さてこのハサウェイ、今までのガンダムと違うのは、その戦いがテロリスト戦である事です。 「いや0083のデラーズフリートとかだって実質テロリストじゃん?」なんて思うかもしれませんが、あれはジオンの再興だなんだを謳ってコロニー落としするぜ!みたいな規模の話で、やってる事の規模がでかいんですよ。 実行主体はテロリストであっても話の規模としては戦争レベル。  でもこの閃光のハサウェイはやってる事の規模と内容がほんとにテロリストなのです。 そして主人公はテロリスト側の人間なのです。  「いやガンダムWの主人公サイドもテロリストじゃん」と思うかもしれませんが、彼らは少なくとも軍人相手に戦争してました。 つまりやってる事はあくまでも対軍隊の軍事行動です。 しかしこの閃光のハサウエイは、民間人を相手に作戦を行います。  「連邦の高官を殺害するためには民間人もおかまいなしに殺す」というのが、テロリストじゃなくてなんでしょう? シャアが掲げた理想をおいかけて…みたいな信条があるのは、本物のテロリストだってそうです。 リアルのテロリストも彼らなりの理想があるからテロを起こしてるわけです。 その理想が世界の今の標準とイマイチ嚙み合ってないからテロという力技で解決しようとしてるだけで。  この映画で描かれる主人公サイドの行動はまさにそれなのです。純然たるテロ。  純然たるテロリストを主人公に据えた…という意味で、今までのガンダムの中では非常に斬新なスタンスの作品だなと思います。  さてこの映画の点数ですがクオリティも高く内容も面白いと思うのですが、つける点数としてはそこまで高くありません。 その理由は簡単で、これが何部作かの1作目であって、全く話が完結してない事です。 最終的には続編も観てまとめての評価をするしかない作品だと思うので、とりあえずここは7点をつけておきます。
[インターネット(邦画)] 7点(2021-10-27 21:27:40)
22.  劇場版 マクロスF 虚空歌姫 ~イツワリノウタヒメ~
人気が出たテレビアニメを劇場版に..というアニメは1977年の宇宙戦艦ヤマト(劇場版)が最初だったと思います。 中1のときにそれをリアルタイムで観て以来実に32年。数え切れないほど製作されてきた「テレビで人気が出たから作ってみた劇場版」アニメの中に正直「コレ!」というものは一本もなかったと思っています。別の言い方をするならすべてが「テレビでいいじゃん」レベル。あるいは「劇場版でぶち壊し」。    そんなひたすら無駄な32年に及ぶ「テレビを劇場化しましたアニメ」史の中でついに出会った「テレビで好きだった人があらためて観る価値のある劇場版」。それがこれじゃないかと(主観)  出会うまで32年もかかってしまった僕は今や加齢臭がぷんぷん。32年..長いっす。でも死ぬ前に出会えてよかった。     テレビの単純な再編集や安直なダイジェストではなく、かといってまるで違うものをつくるものでもなく、映画という枠を考えた上でキャラクター、ストーリーの再構成をきっちりと行ない、テレビを観ていた人があらためてwktkしながら2時間の長尺を楽しめるようにするというのは相当に難しい事なんだな、と、32年目にしてついに出会った成功例(つまりこれ)を観て思いました。今回は、薄幸の銀河の妖精その人を明確に主演に据えたのも成功した理由の一つでしょう。   ちなみに「テレ(中略)劇場版」で中途半端に「映画として完結したものを作ろう」なんて考えても失敗するのは過去の例を見てもあきらか。この映画は「ここでライオンktkr!!」と思える人でないと楽しめないモノになっていますが、逆に言うと「ここでライオンktkr!」な人には猛烈に楽しめるモノになってるわけで「テレビ版フアンへのサービス版」的側面の強い「劇場版」としてこれは全くもって正しい方向性でしょう、うん。    この映画で、唯一残念なのは「作画」。破綻してるわけではないですが「テレビ後半で作画がマシな回」レベルの作画を劇場のスクリーンで見せられるのは正直厳しいです。時間や予算はそれなりにあったと思うのですが..そこは本当に残念。が、逆に言うと文句をつけるのはそこくらい。それくらい見事な「劇場版」だったって事ですね。  そうそう(アニメフアンという特殊な客層だというところもあるんでしょうが)エンドクレジットになっても帰ろうとする客が一切いない映画は久しぶりでした。
[映画館(邦画)] 8点(2021-10-25 04:45:57)
23.  九月の恋と出会うまで 《ネタバレ》 
序盤の展開、つまりエアコンの穴から未来の人の声が聞こえてきて…結局殺人事件から助けるためだった、というパートは似たようなシチュエーションのSF小説がすでにいくつか存在し(というかほとんどパクリじゃないの?くらいそっくりな小説が過去にあったと思うんですが思いだせません)既視感バリバリなわけですが、それでもその謎解きにはワクワクするわけです。  が、しかし中盤から後半へ展開が急激に尻すぼみしていき、やっぱそうなりますよねという予定調和すぎるラストへの種明かしをほとんど高橋一生の語りだけで済ませてしまう、これはさすがに無いんじゃないでしょうか。 小説なら書き方次第でありでしょうけど、映像作品でこれはダメだ。  「実はひとめぼれしてました」っていうのも「そうですよね」という底の浅い種明かしですしお寿司。  しかし「なぜ未来からの声が違ってたのか?」これに関する種明かしはなく…あれ、そこは放置なの??  って…実は後から小説版の内容を確認してこれは映画版の改悪によるものであることが判明。原作小説では平野が声を送っていたのは3月下旬で、花粉症で喉をやられて声が変わっていたという設定だし、そもそもシラノ候補の真一自体がもっと思わせぶりに話に絡んできます。映画版はシナリオでいろいろ単純化した結果、こんな残念な感じになったみたいなんですよね…  映画の評価としては途中までは(本当によくある話とはいえ)面白そうだったのに結局ラストが残念…というのが正直な感想です。 恋愛映画好きなら6点、そうじゃなければ5点…そんな感じの点数かな、と。
[インターネット(邦画)] 5点(2021-10-24 03:52:24)
24.  銀河英雄伝説 わが征くは星の大海
アマプラで配信されていたので久しぶりに観ました。  記念すべき銀英伝映像化第1作です。 当時、多くの人(オタク)がはまった銀河英雄伝説ですが、私はこのOVA版を観るまで原作未読。 「あぁこんな感じなのか、とりあえず原作読んでみるか…」で原作を読んで一気にその時刊行されていた版までは読み切ってしまいました。 沼にはまったわけですね笑  原作もこのOVA版も、ツッコミ始めたら切りがないくらいツッコミポイントがありますが、いかにもわかりやすいステレオタイプな舞台設定、ステレオタイプな(しかし魅力的な)キャラクター達。 いかにもな「お約束」をひたすら描いた事が人心をつかんでいたんだと思います。  このOVA版に関しては映像化第一作という点で、いろいろ難しいポイントもあったと思いますが、クラシック音楽を上手につかい、いい感じで原作の雰囲気を再現していたと思います。 特にクライマックスでボレロが使われている選曲は非常に秀逸で、私、このアニメでボレロという曲が好きになりました。  いろいろ今の基準でこいつを叩くのは簡単なわけですが、当時の雰囲気等含めて知ってる身としては「後出しジャンケンかっこ悪い」と思う次第です。 まぁ今の基準で言えば(トップをねらえなんかもそうですが)若本が2枚目役というところが一番ツッコミどころかもしれません。確かにあの頃はロイエンタールが若本で何の違和感もなかったんです、そんな時代もあったんです笑
[ビデオ(邦画)] 7点(2021-10-21 21:01:55)
25.  機動戦士ガンダムNT
色々な作品が乱立するガンダムシリーズの中で都合よくつかわれてきた「ニュータイプ」というあいまいなワードをあらためて福井が再構築するため作品…らしいです。  ガンダムUCの外伝的作品なので、少なくともガンダムUCがしっかり頭に入ってないと意味不明な作品なわけですが、それって公開時明確に語られてましたっけ? とりあえず「ガンダムだから」と気軽に観に行った人が愕然としたのは間違いないでしょう。  作画レベルにしても、OVA(&テレビ版)のガンダムUCと比べても明白に見劣りするわけで、これを劇場アニメとして映画館でかけるっていうのはクオリティ的にどうなんでしょう??  個人的には「ここはレイズナーのV-MAXの効果音で」とか「ここはイデオンの効果音で」なんていうマニアックな指定は嫌いではないですが、一般的にはそういうこだわりはどうでもいいでしょうしね。  てかエンディングでLISAの歌がかかったときには聴きなれた声にびっくりしました。 あらこいつの主題歌もLISAだったのね…
[インターネット(邦画)] 4点(2021-10-19 23:05:21)
26.  メンフィス・ベル(1990)
行って帰ってくるだけの映画。しかもなかなか偽善的。  この映画の価値は「本物のB17が出てる」事にあります。しかも3機。 撮影に使われたのは最多生産のB17Gですが、実際のメンフィスベルがB17Fだったので、わざわざアゴ下銃座を外してB17F風にしたんだとか。 実話ベースとはいえ内容的にはほとんど創作なのでそのこだわりは不要で、別にB17Gのままでもよかったじゃん…と個人的には思うんですが…  「本物のタイガーが出てる」でマニア大喜びのフューリーあたりとくらべれば底の浅い偽善映画で出来は圧倒的に見劣りしますが、でも本物のB17が飛んでるから許します。
[地上波(吹替)] 6点(2021-10-19 15:42:30)
27.  劇場版 鬼滅の刃 無限列車編
今、エンディングかかったんでさくさくっとレビューを書きます  正直、ちょっと期待してたんですよ。  なんのかんのいってあれだけ話題になったわけだし。 めちゃくちゃ泣くっていうし。  しかし実際観て見たら、テレビ版とつながったジャンプにありがちな1エピソード。  そのエピソード内容でみてもテレビで放送されていたあたりのエピソードの方が面白いですよね? コメディ要素を減らしてありがち感動要素を無理やり増量したような内容も正直シラケます。 作画演出のクオリティもテレビ版と変わらない…下手するとテレビ版以下かも…と思わせるところがあり…で。  テレビ版は日本のアニメ内相対評価で7点くらいの作品だと思うんですが、これはそれよりちょい面白くないので6点くらいってとこでしょうか。  話題性が先行しすぎていて肩透かし感がハンパなかった、というのが正直な感想です。 「こんな映画が興行成績ナンバーワンとか映画なめてんのか」みたいな感想を以前見かけたんですが、なるほど今ならその気持ちはわかります笑 確かにこれが「日本で一番ヒットした映画だ」とか海外で報道されてるのはちょっと恥ずかしいですね…と思ったんですが、それまでの1位は千と千尋。 私、千と千尋もなかなか微妙な作品だと思ってるんで、結果、どうでもいい映画からどうでもいい映画へと1位が変わっただけなんですね、じゃぁどうでもいいか… ジブリが流行ればジブリ最高と語り合い、鬼滅が流行れば鬼滅最高だと叫ぶ、一般的日本人の特性がよく出ている、そう考えれば正しい日本の興行収入ランキングなんだと思います。 だってアニメの下の実写1位は踊る大捜査線なわけだしね…そういう事ですよね。
[地上波(邦画)] 6点(2021-09-26 12:25:56)
28.  弱虫ペダル
弱虫ペダルの原作って(アニメもですが)キャラ一人一人で自転車ブランドが別なんですよ。  今泉はSCOTTOだし、鳴子君はピナレロ(ちなみにピナレロは自転車ブランドの格で他のメンバーを圧倒してます)  で、この映画でもちゃんとそれは引き継がれていて、原作通りに全員が違うブランドの自転車になっていて「おお、ちゃんとしてるんだな」と一瞬思ったんですが…でも撮影に使うロードバイクなんて自転車屋に頼んで中古で揃えれば(ピナレロ以外は)せいぜい数万円。お高いピナレロにしても十数万あれば用意できるわけで、実はそんなにたいした事じゃないんだな、と思いました。  で、そんな風に自転車はちゃんとブランドを原作通りにそろえてるのにキャスティングがおかしいです。 バリバリ関西人の鳴子君、不自然なエセ関西弁で聞いててほんとにイライラします。  調べたら役者はニューヨーク生まれの北海道育ち。 いや関西人キャラに関西人アサインくらい簡単に出来るでしょうよ…自転車ブランド揃える前にまずそこをちゃんとしろよ、と。  あと、役者に何かあったときに出演作品がお蔵入りするかしないかで「作品に罪はない」なんて議論が起きます。 私も「役者と出演作品は別」だと思っていたのですが、しかしこの映画で伊藤健太郎を観たときに「うわ、こいつかよ」と正直思ったわけです。何しろあの事故のときの印象が悪すぎて悪すぎて…  役者が不祥事を起こした時にお蔵入りもありなのかもしれない…この映画を観て初めてそう思いました。  で、映画の内容自体は、普通に作ったらまぁこうなるだろうな、という無難な内容。 が、とにかく濃いキャラが揃う漫画だけに、実写版での限界というか、キャラの魅力が足りないのに観ていて痛々しい…というなかなか厳しいものになってました。 ここまでキャラが濃い漫画はやっぱアニメが向いてるんでしょうね。
[インターネット(邦画)] 6点(2021-09-23 02:40:54)
29.  鬼滅の刃 兄妹の絆
なるほど、フジで土曜に放送していた「兄妹の絆」はバルト9で公開されてたもの、そのままなんですね。  テレビ放送版にはない新録音(主に設定を説明してくれる)があちこちにあって再編集にしちゃ力入ってるな、と思ってはいたんですが…納得です。  さてこの兄妹の絆にというよりき鬼滅全般に関してですが、個人的にはなぜあんなにブームになったのか全然わかりません。 確かにufotableの製作だけあってクオリティは高いんですが、この程度のクオリティのテレビアニメは昨今クール毎に1つや2つは必ずあり(つまり年に7,8本はある)、特筆すべきほどのものではありません。 (あくまでもクオリティの話で「面白いかどうか」とは別の話です。要は手間がかかってるかどうか)  ストーリーにしてもジャンプで連載される他の漫画と比べても特別に優れている要素はあまりなく「いや他にも面白い漫画(アニメ)沢山あるよね?」と、正直思ってしまうわけです。 (一例をあげれば、鬼滅の前年に放送された深夜テレビアニメ「宇宙よりも遠い場所」は、ローカル局枠の深夜テレビアニメにも関わらず、その年のニューヨークタイムズが選ぶ「世界で最もすぐれたドラマトップ10」に選出されています。まぁ日本のマスコミで報道される事もありませんでしたが、海外ではそういう評価がされていたわけです。)  もちろん、鬼滅のアニメとしての出来は優秀だと思いますが、純粋にテレビアニメとして評価したときに「その年放送されたアニメの3,4番手くらい」という評価が妥当かなという作品ですから(実際、ブームになる前、つまり評価がアニメ好き内にとどまってる時期にはアニメ関係の賞をとりまくるなんてことはなかったわけで)特にアニメや漫画関係者やフアンからすれば「なぜここまでヒットしたかわからん」というのが正直なところじゃないでしょうか。  ガンダムやエヴァのような歴史を作った作品とは違い、「よくわからないまま記録に残る大ヒット作になった」稀有な作品だと言えるでしょう。
[地上波(邦画)] 7点(2021-09-15 12:47:45)
30.  トウキョウ・リビング・デッド・アイドル
最近なかなか売れている浅川梨奈主演のいわゆるアイドルアクション映画なんですが、日本のこういう低予算映画ってなぜこんなに「ちょっと予算のついた自主制作映画」みたいな雰囲気になってしまうんでしょうか。  昔「エビぞり巨匠天国」というアマチュア映画を紹介するテレビ番組がありましたが、あの番組で紹介されていたアマチュア映画と五十歩百歩の出来です。  アメリカの低予算娯楽映画もチープさではこれ以下のものも多いのですが、なんか纏う空気感が違うんですよね。 あちらから感じるのは「大作映画から予算を削りまくって作ったような安っぽい感じ」で、日本のそれは「インディーズ映画に予算を沢山あげた素人っぽさ丸出しの感じ」 まぁこれ個人の感想ですし、例外も多々あるわけですが。  ともあれ低予算なのに話はよくばりすぎで(その話自体、めちゃくちゃチープでボロボロなわけですが)低予算なら低予算らしくそれをごまかす工夫がないとダメなんだな…とあらためて思いました。  例えば12人の怒れる男みたいに部屋の中でただ役者が議論するだけにするとか、パラノーマルアクティビティみたいにするとか…予算にあった工夫がないと厳しいと思います。  あと完全に余談ですが、元SUPER☆GIRLSのメンバーでは前島亜美が圧倒的に可愛いと個人的には思います。…いやほんと余談ですけどね。
[インターネット(邦画)] 3点(2021-08-15 02:55:22)
31.  君の膵臓をたべたい(2018) 《ネタバレ》 
公開時期としては実写版の後になるのですが、実際の製作開始はこのアニメ版の方がずっと先で、しかもこちらは原作者が脚本に関わっている…という事で、いろんなしがらみのある(無理やりの大人パート挿入で小栗旬あたりを起用したりの)実写版とくらべれば、圧倒的に原作準拠というか原作の空気感を再現した映画となっています。  一方で、結果的に典型的な「ラノベ作品のアニメ化」的な空気を纏うものにもなっていて、オタク向けテレビアニメの劇場版のようなこの作品の空気が嫌いな層には全く受け入れられないような映画になっちゃってるような気がします。 そういう意味では、ぶち壊しの大人パートで大幅減点の実写版にも評価すべき点はあるわけで、トータルとしては「どっちもどっち」な評価になるのかなぁと。  そんな違いのある実写版とアニメ版ですが、両方に共通してるのはヒロインの造り物のようなウザイキャラ造形。 これ、原作でもこんな感じなので、そういう意味ではよく再現してるんですが…でもちょっと…特に序盤はヒキますよね。
[地上波(邦画)] 7点(2021-08-15 02:35:51)
32.  シン・エヴァンゲリオン劇場版:||
1995年10月4日の18:00だか18:30だかに放送された第一話に衝撃を受けてからリアタイでハマり、そしてあの最終話で違う意味の衝撃を受けた多くの同志達は今この映画を観てどう思うんだろうなぁ…と、あらためてそんな事を思わせてくれる映画でした。  もし25年前にこれに近い終わり方を見せてくれていれば間違いなく神話になっただろうな…とは思いますが(まぁあの最終話もある意味伝説ではあるのですが)、今だと逆に、綺麗にまとめすぎてありがちで平凡な終わり方になっちゃったなぁ…と、ちと残念にも思えてしまいます。 …まぁとにもかくにも一応ちゃんと終わった事をもって良しとしましょう。  そもそも単独の映画として評価できるようなものではないので点数のつけようもないのですが、つけないわけにもいかないのでとりあえずなんとなくの点数つけときます。
[インターネット(邦画)] 7点(2021-08-15 01:50:44)(良:1票)
33.  アリオン
1986年の春だったか期待せずに劇場で観たんですよ。 いや原作漫画がそもそもつまらないんで当然アニメにも期待してなかったんですが、若気の至りって奴でしょうか。 劇場公開されるアニメは全部観ないといけない!なんてオタク的使命感もあって、つい。  感想をひとことで言えば「安彦良和は絵だけ描いてればいい」で、絵はいいんですが、いかんせんストーリーが凡庸でありがちで駆け足でグダグダっていう退屈な映画でした。  大事な事なのでもう一回言いますが 「ストーリーと監督は他にまかせて安彦良和は絵だけ描いてればいいと思います」  クラッシャージョウの映画とかもそうですが、監督は向いてないと思うんですよね、マジで。  というかアリオンの声ってショウザマと同じだったんですね、なるほど…
[映画館(邦画)] 4点(2021-07-03 14:26:09)
34.  屍人荘の殺人
日本ミステリー史上に残るインパクトでミステリ4冠を達成した素晴らしい原作を、よくもここまで改悪してくだらない映画にしてくれたもんだ、と怒りを覚える映画。  21世紀に入って書かれたミステリー小説の中でも屈指の傑作だった原作ですから、それをうまく映画化できればこんな面白い映画はなかったはずなのですが、映像化される際に製作スタッフに恵まれなければこんな惨状になるわけですね。 映画化するにあたって変更された多くの点のすべてがすべってるし間違ってるしひっかかるし…いやこれ原作者の許可ってどの段階まで取ってたんでしょうか?私が原作者ならキレますが…なんだあの雲竜型??どういう設定だよ。面白ければまだいいよ?すべってるじゃん!  何よりひどいのは先にこの映画を観ちゃった人は「基本的な部分がネタばれしちゃってる」からあとから原作小説を読んでももう楽しめないんですよ。 まぁこのくだらない映画を観てからわざわざ原作を読もうなんて人もいないでしょうが、でも原作は本当に傑作なんです。 それを読む楽しみを永遠に奪うなんて、本当に罪深い映画です。  でもまぁ原作知らずにこの映画だけ観た人はなんか変な映画だな、でそれなりに楽しめるんじゃないでしょうか?わかんないけど。
[インターネット(邦画)] 3点(2021-06-12 12:49:53)
35.  ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 《ネタバレ》 
地球環境を破壊する人類から地球を守るためのワクチン…なんて陳腐で古臭い設定や、身勝手で場当たり的な行動を繰り返してイライラさせる主人公達等、設定や人間ドラマ(笑)部分を評価すればゴミみたいな映画。  一方、そもそもこの映画に期待されているのは怪獣がダイナミックに暴れるシーンなわけで、ぶっちゃけそこさえちゃんとしてればドラマなんかどうでもいいとも言えます。 で、そういう観点で観ればさすがレジェンダリー。十分に満足できる…わけですが、人間ドラマ部のマイナス要素が脚をひっぱりすぎて残念ながらあまり楽しめません。  たとえば兵隊の人達、あのゴミみたいな家族一人を助けるために沢山死んだりしてるわけですが、その辺の死は完全にモブ扱い。 …いやおかしいでしょ、人間の命の価値の差って何なのよ、と。 そういう事がいちいち気になるまともな人は残念ながらこの映画に乗り切れないと思います。観てる途中ツッコミで忙しすぎますし。  逆にその安いドラマ部分を気にせず割り切れれば、十分に面白い映画なんでしょうが。  あと、どうしても気になるのが日本語吹き替え。  芦田愛菜の顔さえ忘れられれば意外と気にならない芦田愛菜なんかはいいんですが、問題は田中圭。 上手いとか下手とかいう前に「カイルチャンドラー」の顔から物理的にあの声は出ないでしょ。 声が若すぎるし軽すぎて、終始違和感しかありません。 こういうのって普通は最後まで観てればそれなりに慣れるものですが、この映画のすごいところは最後まで違和感が消えない事。  だってカイルチャンドラーだよ?どう考えてももっと中年で野太い感じの声でしょうよ!  吹き替えは上手いとか下手とかいう以前に「物理的におかし」かったらどうしようもありません。 それを証明しているのが実は渡辺謙。 渡辺謙の吹き替えは映画中の自分の口の動きとも全然あってない実はおかしな吹き替えなんですが、観ていて何の違和感もありません。 それは渡辺謙が渡辺謙の声でしゃべってるから。あまりにも当たり前の事なので吹き替えがどうだろうと違和感を感じないわけです。  まぁ主人公達は「いつ死んでもいい」としか思えないような映画なので声が不自然でもどうでもいいといえばいいんですが…それでもやっぱりこの映画は字幕で鑑賞する事をおすすめします。 吹き替えだと(ただでさえどうでもいい)話がますます頭に入ってきませんから。  怪獣部分が8点、シナリオや人間が2点。 (8+2)÷2で5点が妥当かな、と思います。
[地上波(吹替)] 5点(2021-05-30 00:50:25)(良:1票)
36.  この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説
テレビシリーズとして原作の4巻までがアニメ化されていて、その後の原作5巻をアニメ化したものがこの劇場版「紅伝説」。  昔からよくある「一見さんお断り」の劇場版アニメなわけだけど、同じ流れで製作された鬼滅があの謎の大ヒット。  それを考えれば、少なくともテレビシリーズだけ評価すれば「このすば>>鬼滅」(←個人の見解です)なこの劇場版が、日本映画史上に残る大ヒットになった可能性も…いやないだろうなぁ…  とにかく良くも悪くも「このすば」 それ以上でもそれ以下でもありません。  でも個人的評価としては「このすば>>鬼滅」(←しかもかなり大差で)です、えぇ。
[インターネット(邦画)] 7点(2021-04-06 17:23:34)
37.  ジャッカル
「ジャッカルの日」のリメイクだとすれば、恐ろしく雑で大味な(特にジャッカル本人が雑すぎる)本作なわけですが、しかしこの映画についてある人に面白い楽しみ方があると教えてもらいました。  それは「リチャードギア」と「ブルースウィリス」がきちんと同じ画面に収まっているカットが映画中に一つもない、という事です。 それを聞いて意識して映画を観なおしましたが、確かに二人が同時に映るシーンはすべて「片方は背中だけ」とか「片方がピンボケ」とか…ダブルがやってると思しきカットばかり。  こんな微妙な映画で、よくそんな細かいとこに気づいたな…と感心しつつ、いやどんな映画でも楽しみどころを見つけるのは観客次第なんだよ!と思った次第です。  確かにダブルじゃなけりゃ普通格闘シーンとかありますよね、この映画の流れだと。 んーなんでしょうか、有名俳優同士だけにスケジュール合わなかったんでしょうかね。
[地上波(吹替)] 4点(2021-04-06 15:43:34)(良:1票)
38.  ヲタクに恋は難しい
内田真礼のギミーレボリューションなら普通に歌える自分は世間一般で言えば間違いなくオタクなわけでしかもそういう姿をみせずに会社勤務していた自分からすれば、この原作は他人事じゃありません。 マンガのエピソードみたいな事を書きますが、取引先のリア充ぽい女子社員にアプローチされたとき「いや俺ほんとはガチオタだから絶対無理だから」と内心思いつつそのアプローチに気づかないふりしてたような事もあります。  世の中には「あーあ誰かいっしょに行ってくれないかな」とわざとらしく聞こえるように言う女性も実際にいるのです。 その場に二人しかいないのに! あぁいうのはドラマや漫画だけじゃなくリアルに存在する話なんですよ、えぇ。  …話がそれたので、映画の話。  福田組の映画は好きじゃないですし、しかもあの原作の映画化。 相変わらず全く不要な佐藤二郎とかいらない要素満載で、観る前から絶対に嫌いな映画かと思ったわけですが、意外と嫌いじゃなくてびっくりしました。  マンガの映画化というのは原作完全準拠なんて全然無理なわけだし、オタク要素を自然に描いても映画として何も面白くないわけです。 わけのわからないミュージカルとか、あんな会話リアルにするわけない過剰なオタクデフォルメとか、エヴァの主題歌をいじったテーマ曲とか映画化するにあたり改変された要素が、個人的にはたまたま嫌いじゃなかった、とそういう事なんでしょう、多分。
[インターネット(邦画)] 6点(2021-03-10 14:20:18)(良:1票)
39.  犬鳴村
DAI語で言えばKH  Kこれは Hひどい  こんな映画でも熱演している役者さんが可哀そう。 常々思うんですが、このくらいアレな映画だと出てる役者さんは「この映画ダメだろ」ってやっぱ撮ってる途中気づきますよね? それとも気づかないもんなんでしょうか? 一度聞いてみたいです。まぁそんな機会もないでしょうが。  そもそもシナリオとかコンテとか誰も客観的にチェックしないんでしょうか? まぁそういうチェックをさせないのが「監督」という立場なんでしょうが… でも誰かがチェックして物言わない限りこの惨劇は続くと思います、えぇ。
[地上波(邦画)] 1点(2021-02-14 14:54:55)
40.  ニセコイ
アニメ版はちゃんとしてたと思うんですがこの映画は… 馬鹿にしてんのか!  日本映画の悪癖だと思うのですが、コミック原作物の場合、コミックやアニメだからこそ成立する極端なキャラクター造形をそのまま実写で再現しようとして極めて出来の悪いコスプレが動き回りとても観ていられない映画になってる例がぼちぼちあると思います。 この映画がまさにそうであまりにバカバカしい恰好と間抜けな演出のおかげでまともに観る事ができません。 出てくる女の子達のセーラー服のやすっぽさ嘘っぽさ… いやもっと服に金かけてちゃんとした服にしろや!コスプレ喫茶じゃねーんだぞ、と。  こんな間抜けな映像とってる暇があったら、実写ならではの説得力のあるキャラクター造形を行うべきだと思うのです。  あと目隠シストさんの疑問に答えると原作は少年ジャンプ連載の少年漫画です。 ついでに言えば本編よりスピンアウトのマジカルパティシエ小咲ちゃんの方が相当面白かったりします。(amazonのレビューあたりでもそういうレビューはあるので私個人の感想でもないと思うんですが)
[地上波(邦画)] 2点(2021-02-13 16:47:19)
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