21. 星を追う子ども
個人的な相性の問題かもしれませんが、新海誠の作品はどれも感情移入しづらく、第三者的視点でしか観れません。どこかで見たことありそうなキャラクターや物語でも、その多少突き放された独特の空気感がオリジナリティといえると思います。 [DVD(邦画)] 5点(2012-02-02 01:51:58) |
22. SR サイタマノラッパー
本物のダメ人間だけが共感できる、というよりも身の詰まる思いで、胃が痛くなる。もうちょっとだけ夢みさせてくれ! [DVD(邦画)] 9点(2012-01-11 11:57:18)(良:1票) |
23. SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム
《ネタバレ》 金太郎飴のように1と同じような流れで、つまらないなあと思いながら観てたが、ラストのマイクリレー(というのでしょうか?)は、水戸黄門の印籠状態のカタルシス爆発で、ああ、なぜこんなにも涙が出るのか! [DVD(邦画)] 6点(2012-01-11 11:53:23)(良:1票) |
24. 20世紀ノスタルジア
公開当時に観た時はすげえハイセンスだなと思った記憶がある、今観ても異端のアイドル映画だった。広末涼子デビュー作にして最高傑作なんちゃうかなと本気で思う。 [インターネット(字幕)] 6点(2011-12-02 07:17:28) |
25. パンツの穴
《ネタバレ》 キワモノかと思っていたがなかなかどうして普遍的な青春ものじゃないか!中学時代なんてウンコみたいなもんだ、恋なんて叶わないぐらいが思い出になるんだ、理性を失うほどの童貞力にさわやかな涙がこぼれる。 [インターネット(字幕)] 7点(2011-12-02 06:58:48)(笑:1票) |
26. 孤高のメス
どのキャラクターもステレオタイプ化することで深く掘り下げることを放棄したかのような印象。 [DVD(邦画)] 5点(2011-11-30 22:03:12) |
27. 八日目の蝉
地上に這い出た蝉は本能で鳴くのだ [DVD(邦画)] 7点(2011-11-21 18:48:38) |
28. モテキ
サブカルや笑いといったガワを外してみると、物凄く「あるある」な等身大の(ずるさや汚れも含んだ)リアル。特に局地的なリアリティは半端ない。例えばキスシーン、これがちょっとすごい。 [映画館(邦画)] 7点(2011-11-04 00:34:56) |
29. 川の底からこんにちは
強引だけども何故かすごくポジティブ。黒板五郎の「やるなら今しかねー」に通ずるものがある。 [DVD(邦画)] 7点(2011-10-28 11:48:14)(良:1票) |
30. さんかく
リアルさと映画的おもしろさのバランス。素晴らしきキャストによる絶妙の小物感。当時AKBだったらしい小野恵令奈のかわいさ!ダメで痛いからこそ人間らしくて愛おしい。俺はやっぱりこんな映画が好きです。 [DVD(邦画)] 8点(2011-10-18 05:13:34) |
31. うつせみ
《ネタバレ》 これ実はラブロマンス風に見せかけたホラー映画やと思うんですが。いや、間違いないです、妖怪空き家ババアです。青年は本来透明な存在である空き家ババアを見てしまったがために、不幸に見舞われたり、生気を吸われて透明な存在へとなってしまいます。その二人の質量が0なのも当然です。なんか得体の知れない気持ち悪さに寒気しますね。わりと本気で書いてます、これ。 ///気持ち悪さの理由がわかったので追記します。変容し適応するのが人間なのだとしたら、これは人の業そのものだと、それがとても生々しいので気持ち悪いと感じたんだと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2011-09-13 05:18:49) |
32. クライング・ゲーム
《ネタバレ》 いやーびっくりした!いきなり装甲車に轢かれるんだもん。え、そこじゃない? [DVD(字幕)] 5点(2011-09-07 05:14:41) |
33. 武士の家計簿
題材としてはおもしろそうなのに、さーっと流しすぎて淡白というか地味というか。何かひとつでもパッとするエピソードがあればよかったのですが。 [DVD(邦画)] 3点(2011-08-22 07:16:23) |
34. ツィゴイネルワイゼン
見世物小屋のような得体の知れない異様な気持ち悪さ、苦手です。観る人を選ぶけど好きな人はそうとう嵌るんでしょう。 [DVD(邦画)] 5点(2011-08-12 03:29:43) |
35. 冷たい熱帯魚
ずーっと半笑いで、ときどきふき出しながら観てて、自分はもしかして頭おかしいのじゃないだろうかと思ったのだけど、他の方々のレビューを見て一安心。やっぱ笑ってよかったんだ。2時間半という長さはまったく感じず、観終わった後にはすぐどんな話だったか忘れてしまうという園子温監督らしい映画だった。たまに会って激しくアブノーマルなセックスをして終わったらすぐ後腐れなくバイバイっていう割り切ったセフレみたいなの。 はまっちゃダメってとこも似てるな。でんでんと吹越満にさわやかサッカー教室でのセルジオ越後とサッカー少年の影をみてなぜか熱いものがこみ上げそうになったということを追記しておく。 [DVD(邦画)] 7点(2011-08-04 06:41:33)(笑:1票) |
36. 異人たちとの夏
たくさんの愛情とすこしのおどろおどろしさ、盆の前に観るには打って付け。なんだか急に親に甘えたくなったんですが、そういえば甘えっぱなしでした、ごめんなさい。親孝行しなくちゃだなぁ。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-07-25 19:16:01) |
37. コクリコ坂から
上っ面だけなでたような毒にも薬にもならないペラペラで散漫で退屈な話。ツンデレ親子プロレスの果てに作られた父親と大人達賛歌。巻き込まれた観客が?なのも当然でしょ。好意的にとると、これで禊は済んだ、次はやれるよな吾朗!といった所。まあ本作には期待は無用ってことで。 [映画館(邦画)] 2点(2011-07-25 02:17:05)(良:2票) |
38. 借りぐらしのアリエッティ
《ネタバレ》 客観的に観ると翔君は寂しがりやで夢見がちなロマンチストでナルシストでおバカだ。おバカの純粋さと優しさは悲しいかな傲慢さと残酷さを孕む。そんな翔君に世の男たちが透けて見えるラストの別れの際の言葉は秀逸。今生の別れに涙するアリエッティは実に現実的なのに対して、翔君はまたロマンチック風なことを言うのである。この人ズレてます。これは正に男と女のズレではないかと考えるとすごく笑えるシーンだった。自戒の念もこめて。 [DVD(邦画)] 5点(2011-07-19 21:03:55) |
39. 海がきこえる<TVM>
《ネタバレ》 初見は小学生の頃、それから高校の時、大学の時と何度か見返してきたが、歳をとるごとに共感する所が変わる。今は同窓会の後アーケードを歩いていき高知城を見上げるシーンがぐっとくる。旧友と郷里へのノスタルジー。見えているのは原風景、そこではきっと海がきこえている。お盆には帰ってみませんか?逢いたい人、いると思います [地上波(邦画)] 7点(2011-07-18 00:28:44)(良:1票) |
40. キサラギ
《ネタバレ》 うーん、舞台だったらおもしろかったんだろうなあ。たぶん。終盤での小栗の台詞「もうなんでもいいや」ってのに同意。オタ芸は楽しそうで良かった。宍戸錠はどっちでもいいんだけど、一番酷いのはプラネタリウムでしょ、あれ不要。 [DVD(邦画)] 3点(2011-06-28 20:23:01) |