21. メアリと魔女の花
流石にストーリーが薄っぺらすぎて・・・よくこんな話を映画化したなという感じ。 「ももたろう」レベルの5分で読める絵本を引き延ばして2時間にしたような密度の話で、流石に子供をナメすぎだと思う。 米林監督には作画を頑張る前に、まず面白い映画とは何なのかとか、脚本について考えてほしい。 [ブルーレイ(邦画)] 1点(2018-08-22 03:33:54) |
22. 打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(2017)
《ネタバレ》 ヒロインが魅力的に描かれてるし、前半はSF要素のあるジュブナイル映画を期待してワクワクした。 しかし後半はグダグダと何したいのか分からないシーンが続き、ぼかしたようなラストで期待外れ。 ただそこまで酷い出来とは思えず。惜しい映画だと思う。 [ブルーレイ(邦画)] 5点(2018-08-22 03:29:56) |
23. 夜は短し歩けよ乙女
同時期に公開されていた同監督の「ルーのうた」やTVシリーズの「四畳半神話大系」に比べるとかなり分かりづらい。 正直全編にわたって何が面白いのかわからなかった。 [ブルーレイ(邦画)] 1点(2018-08-22 03:13:47) |
24. フラガール
松雪泰子の先生と、徳永えり演じる主人公の友達役の関係性が良かった。 その他の展開は唐突で薄味な感じ。 例えば主人公の母親が心変わりする過程が描写不足だったり。 蒼井優と松雪泰子の関係性も物足りなかった。 その辺りがラストのダンスシーンの感動の薄さにも繋がってるのかなと。 わかりやすい映画なので評判がいいのは理解できる。 [DVD(字幕)] 5点(2018-08-21 04:01:50) |
25. Kids Return キッズ・リターン
《ネタバレ》 単純にプロットが面白い。 最初は金子賢が主人公だと思うんだけど、実はシンジのほうがボクシングの才能があって…という展開が意外。 そこからまた話が二転三転して、それぞれの立場が目まぐるしく変化するので飽きさせない。 人生の挫折を味わった2人のラストの台詞で映画がグッと締まる。 確かに人生はまだまだこれからだ。 この映画は観終わった人に前を向かせる力があると思う。 [ブルーレイ(字幕)] 9点(2018-08-21 03:12:45) |
26. 夜明け告げるルーのうた
キャラクターデザインにクセがあるが、王道のジュブナイル&ボーイミーツガール。 今作は音楽が重要なファクターを占めていて、挿入歌の「歌うたいのバラッド」もマッチしてるし、 BGMに合わせて動く作画も観ていて楽しい。 夏のアニメ映画の中ではオススメできる一本だと思う。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-08-21 03:04:04) |
27. 赤ひげ
《ネタバレ》 「師弟もの」も名作で溢れた今、観てしまうと中盤以降が読めるしダレる感じ。 前半は引き込まれたし、特に狂女の迫力が凄すぎた。 [DVD(邦画)] 6点(2018-08-18 03:43:23) |
28. 映画 中二病でも恋がしたい! Take On Me
《ネタバレ》 お馴染みのメンバーたちで北海道へドタバタ珍道中。 可愛いキャラたちの作画は素晴らしいのだが、やってることはTVシリーズの2期とあまり変わらない印象。 メイン2人以外はドタバタやってるだけだし、メインの2人もなんだか煮え切らないというか暗い。 最終的には青春映画って感じで爽やかに終わるので悪くないんだけど 恋愛に振り切ってた「たまこラブストーリー」に比べると無駄な描写が多いように感じた。 [ブルーレイ(邦画)] 5点(2018-08-18 03:41:15) |
29. この世界の片隅に(2016)
《ネタバレ》 なんとなく公開2日目に観に行って衝撃を受けた。 この映画はよくあるただ戦争の残酷さを訴えるだけのものではなく 最終的には普遍的な人間の愛や優しさを描いた映画になってる点が素晴らしいと思う。 それに前半のノホホンとした空気に対して、後半の怒涛の鬱展開という構成のインパクトも凄い。 あと恋愛や食生活など、戦時中の庶民の生活にスポットを当ててるのも興味深かった。 ラストシーンの呉の街に灯りがともるシーンは泣けた。 どんなに辛いことがあっても生きてさえいれば幸せが訪れるかも? そんなメッセージ性を感じた。 [映画館(邦画)] 10点(2018-08-18 03:33:31) |
30. 砂の器
《ネタバレ》 犯人を追う推理パートは面白い、が犯人が判明してからは冗長。 「宿命」がかかる回想パートだけはすごい迫力でこのシーンがこの映画の評価を引き上げてるのだと分かった。 [DVD(邦画)] 6点(2018-08-18 03:20:10) |
31. あの夏、いちばん静かな海。
良くも悪くも「素人っぽい映画」だと思った。 映像の美しさは良いけど台詞は少ないし出演する俳優もあまり演技経験のない人が多い感じがした。 最後の展開も唐突だし、雰囲気だけの映画だと思う。 [DVD(邦画)] 3点(2018-08-18 03:07:20) |
32. おおかみこどもの雨と雪
《ネタバレ》 個人的にすべてのアニメの映画の中で最高傑作だと思う。 タイトルは「雨と雪」だが、主人公はあくまで母親の「花」である。 ストーリーは花と狼男との出逢いから始まり、2人の子供の子育ての完遂をもってエンディングを迎える。 あくまでこの映画のテーマは主人公である「花」の狼男や子供たちに対する愛であり、 その為に奮闘する母親という「お仕事もの」であり「サクセスストーリー」なのだ。 それを踏まえると無駄のない完璧な脚本だと思う。 自然背景の描写、音楽も素晴らしい。 [映画館(邦画)] 10点(2018-08-18 02:46:42) |
33. 傷物語Ⅲ 冷血篇
原作はシリーズの中でもラノベらしからぬ「重厚さ」を感じるものだったが、この映画は良くも悪くも「軽い」感じ。 作画や演出も従来のアニメ版とあまり変わりないし、おっぱいの揺れっぷりやサッカーネタで茶化すのもスベってる。 軽いタッチのおかげでストレスなく観れるのは良いが、映画を観た満足感は得られなかった。 [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 3点(2018-08-18 01:58:49) |
34. 十三人の刺客(2010)
豪華キャスト、現代の技術で「七人の侍」のようなコテコテの時代劇という時点で存在価値を感じる。 終盤の長い殺陣や容赦のないグロテスク表現などが見所。 問題はメインキャラが13人もいるせいで1人1人のキャラが薄いところ。敵の稲垣吾郎のキャラだけが存分に立っていた。 [DVD(字幕)] 6点(2018-08-18 01:22:03) |
35. スプリット
《ネタバレ》 単なる「多重人格もの」「サイコキラーもの」「監禁もの」ではなく、途中からヒーロー映画になってしまう二層構造が面白い。 映像も綺麗でマカヴォイの演技も見物。シャマラン監督らしいオリジナリティに溢れた良作だと思う。 個人的にヒーロー映画大好きで一風変わった「アンブレイカブル」にもハマった口なのでラストの展開はガツンときた。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-08-18 01:10:17) |