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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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81.  バカヤロー!2 幸せになりたい 《ネタバレ》 
シリーズ二作目だが、前回よりパワーダウン。 ①旅行代理店苦情処理係が家族にも責められ怒りを爆発。オチが曖昧。 ②コンビニ客の常識ハズレな行動にキレる店員。オチが弱くて、客と仲直りするのが予定調和すぎる。 ③家電の進化に翻弄される夫婦。四話の中では一番共感できる。これだけアタリで後はハズレ。 ④27歳の女が年齢がネックとなって再就職で苦戦。なんということもない話で面白みに欠ける。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-11-18 23:46:11)
82.  バカヤロー! 私、怒ってます
バカヤローと怒鳴らざるをえないところまで追いこんだ人たちに対する怒りを描いた四話のオムニバス。 ①ダイエットを強要するセレブ男への怒りが爆発。最近見かけない相楽晴子がヒロイン役。 ②都心から離れた家にいつも終電で帰らなければいけない女が、それが原因で男にフラれる。話としては一番物足りないが、全盛期の安田成美を見れる。 ③客になぐられて鼻血を出すタクシー運転手の情けない顔が大地康夫にピッタリでちょっとかわいい。 ④英語コンプレックスに苦しむサラリーマン。同様のコンプレックスを持つ日本人は多いだろうし、クスっとできるお話。四話の中では一番。 四話とも怒りに共感を覚えるような内容で、それを爆発させることにカタルシスを感じる。小話としてまとまっていて、映画館で改まって見るような内容ではないが、気軽にテレビで観るぶんにはちょうどいいかも。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-11-18 23:44:54)
83.  劇場版 神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ
この手のバンドや歌手の出てくる作品では、その歌の魅力に引き込まれないと厳しい。歌とストーリーの相乗効果で感動が倍加することもあるけど、ここに出てくるバンドは子ども達まで巻き込んで熱狂する存在には思えない。まったく好みのバンドではないし、置いてきぼりを食らった感じで何の共感もできず。 森下くるみの演技が意外とまともだったのが良かったくらい。
[DVD(邦画)] 2点(2015-09-29 23:28:33)
84.  バイロケーション 《ネタバレ》 
オリジナルか偽者か。疑心暗鬼がサスペンス性を高める。メンバーの名前を全員挙げるのは変な合言葉だなと思っていたら、ちゃんと意味があったわけか。 緑の部屋にしかいない加賀美の存在。カガミがキーになってくる。 鏡にバイロケーションは映らないはずだけど、バイロケーションには自分が本物だと思い込んでいるので、鏡に自分の姿が映って見えてしまう。 このアイデアは秀逸なトリックで、うまくミスリードされる。 ただ、ストーリーには相当無理がある。絵を描くときしか6階に行かなかったから、オリジナルの存在に気が付かなかった――あまりに都合のいい理屈に失笑。オリジナルはずっと部屋に籠もって絵に打ち込んでたはずなのに。SFやオカルト的なものには矛盾がつきものだから、うまく誤魔化してくれれば騙されてあげるのだが、これはさすがに無理。  「シックス・センスを超える結末」というキャッチフレーズはちょっとおこがましい。『シックス・センス』のどんでん返しには、無理なこじつけはなく、整合性のとれるような説明がとれた。だから最後に感心できたのだが、この作品はアイデアこそ秀逸だがそこまで完成度は高くない。  ハッピーエンドの裏バージョンも見たが、こちらの表バージョンのほうがまだ良い。表と変わってるのは本当に最後の最後だけで、これを映画館で両方料金を払って見た人はお気の毒としか言えない。DVDの特典映像ならわかるけど、こんな商売してたら酷評されても仕方ない。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-09-28 22:19:41)
85.  おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 
姉は人間として、弟は狼として巣立っていく。二人を見つめる母のまなざしがどこまでも優しい。 絵柄が好き。かわいい。背景描写もキレイ。ストーリーはファンタジーアニメということもあって、現実の重みは感じないので、感動までには至らない。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-09-18 22:23:05)
86.  百円の恋 《ネタバレ》 
安藤サクラに尽きる。本当にいい女優だ。『愛のむきだし』で独特の存在感に注目するようになったが、やっぱり他に替えられない存在感。 冒頭は、あれ?安藤サクラってこんなブスで女っ気がなかったっけ?と思うほど酷い有り様。漂う閉塞感、底辺感もすごい。32歳にして引きこもりの処女。実家から追い出され、バイトで入った百円ショップは底辺ダメ人間の吹き溜まり。そこの同僚に処女をレイプで奪われるが、バナナ男とはようやく良い関係に。かと思えば逃げられしまうという、『嫌われ松子』みたいな悲惨な人生。 それがボクシングに打ちこんで変わってくる。決して美人ではないけれど、ふとした表情に色気があってチャーミング。死んだような顔が活きてくる。ボクシングの動きもシャープで本格的。 これで努力が実って勝ってしまえば実に映画的なのだが、そうならないのがいいところ。ボコボコにやられて、負け犬から脱せない。でも、これまでの底辺にうごめく虫けらのような人生とは確実に違っている。ビューティフル・ルーザー。そのボロボロになった姿が愛おしくて感動的。 この役を安藤サクラ以上に表現できる女優はいない。  相手役の新井浩文も適役。それ以外も登場人物のキャラが立っているし、印象的なシーンが幾つも散りばめられている。 ヤンキーっぽい姉妹ゲンカ、バナナ男の乳首プレイ、泣き笑いで食べる巨大肉、同僚ゲス男のレイプ、強盗に入るやきそば弁当女。いたるところにセンスの良さが感じられ、見終わった後は温かい気持ちになれる。 趣味の違う友人が薦めていたが、これには共感。『ボーイズ・オン・ザ・ラン』と同タイプの観ていて痛くて楽しい映画。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2015-09-11 01:12:26)
87.  海を感じる時 《ネタバレ》 
現代ものだと思って見始めたところ、ストーリーやセリフがいやに古臭いなと思ったら、原作は中沢けいが18歳の時に群像新人文学賞を受賞した1978年の小説だし、脚本も還暦を過ぎた荒井晴彦が担当。洋(池松)の高校時代のセリフは、およそ高校生らしくない内容と妙に古臭い言い回しがあり、昭和前期かと笑ってしまうほど。中途半端に古くなってしまった感のある作品を、今映画化する意図がよくわからない。 そもそも映画での時代設定が伝わってこない。ヘアスタイルやファッション、小物、街や全体の雰囲気など、1978年当時にしては新しいし、現代にしては古臭い。どっちつかずで統一されていないバラバラ感。その統一感のなさは、洋のセリフにも感じた。 二人がボソボソする会話も滑舌が悪くて聞き取りにくい。内容もそうだけど、演出にも難あり。これならいっそのこと、昭和テイストのロマンポルノにでもしたほうがマシだったかも。そうなると、市川由衣は出演OKしないか。文学的作品の主役ってことで受けたんだろうから。 話題になった初フルヌードの市川由衣だけが見所のよう。ここが勝負と覚悟を決めて臨んだであろう市川由衣を生かし切れてなくて、ちょっと気の毒になる。はっきり言って脱ぎ損。でも、それがないともっと退屈だっただろうから、まったく無駄ではなかったってことか。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2015-09-09 02:24:39)
88.  スイートプールサイド 《ネタバレ》 
太田が純情を通り過ぎて怖すぎる。恍惚とした表情で女の子の毛を自分の肌に擦りつけたり食べたりしている姿は、気持ち悪いことこの上なし。毛に対する執着や妄想が、フェチを超えて変態の領域。ドン引きしてしまうが、仕舞いには笑えてくる。 女子が自分の毛を男子に剃らせるなんてありえない。だけど、それをやってのけるめちゃくちゃ強引なストーリー。変態童貞少年の願望や妄想を映画にしたような感じ。競泳水着の女の子の毛を剃るシーンはマニアックの極み。女の子への妄想を大自然に例えながらの演出がおもしろかった。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-09-02 22:38:18)
89.  うた魂♪ 《ネタバレ》 
ベタな青春もの。尾崎に思い入れもないし、合唱に興味もなかったが、澄んだ歌声に伝わってくるものはある。 ただ、ストーリーでは『天使にラブソング』に遠く及ばないし、発表会で観客を巻き込むシーンは『スウィングガールズ』のほうが感動が大きかった。 夏帆は天使だった少女時代から成長して今では顔が変わってしまった感があるが、この作品では表情がとても生き生きと魅力的だった。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-09-02 00:21:06)
90.  アウトレイジ ビヨンド
バンバン人が死んでいく。目が離せないが、一本調子で印象に残りにくい嫌いも。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-09-02 00:18:48)
91.  超高速!参勤交代
ウェルメイドな時代劇。アイデアがあって脚本もよく練られて、うまくまとまっている。が、惹かれるものはあまりなかった。安心して見ていられる時代劇だが、もっと滅茶苦茶に型破りか、あるいはその逆にリアルな方がよかったような。その点が、ちょっと中途半端で物足りない印象に。
[DVD(邦画)] 5点(2015-08-28 22:24:05)
92.  風の又三郎/ガラスのマント
原作をかなり変えているが、原作には及ばず。
[ビデオ(邦画)] 4点(2015-08-27 20:28:34)
93.  アウトレイジ(2010) 《ネタバレ》 
『仁義なき戦い』をドライに現代風味にしたようなヤクザもの。裏切りと暴力の連続だけどまとわりつくようなジメジメ感はなく、あっさりと小気味良い印象さえ受ける。小国の大使館が闇カジノに利用されているのが劇画的。 破滅型の主人公が部下がすべて殺されたのに一人だけ自首したのが腑に落ちない。そこに至るまでの暴走ぶりからすれば、一人でもボスの首を狙って特攻しそうなものなのに。これまでの北野映画での主人公のイメージを変えたかったのかもしれないが、キャラがブレたような気がする。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-08-26 20:48:23)
94.  百瀬、こっちを向いて。 《ネタバレ》 
原作は未読だが、いかにもライトノベルの恋愛小説テイスト。悪い意味でのアイドル青春映画っぽく、薄っぺらくて青臭い。なんだか気恥ずかしくなってくる。元ももクロの早見あかりの演技に惹かれないなら厳しいか。主演にハマるかどうかというのは大きいが、主演の二人に入り込めず。 原作者の中田永一が、乙一の別名義と知ってビックリ。この映画からは片鱗も感じられなかったが、原作を読んで確かめたい気もする。乙一原作の『暗いところで待ち合わせ』は、純愛ストーリーと相まって主演の田中麗奈の魅力が発揮されていた。その魅力が本作には感じられなかったので、もしかしたら原作と映画が違っているのかもしれないし。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2015-08-26 20:46:39)(良:1票)
95.  時をかける少女(1983) 《ネタバレ》 
昔のアイドル映画では、びっくりするような学芸会レベルの棒読み演技でも堂々と主演を張れていたようで。今のアイドルでこれほど酷いのはなかなかおらず、いろいろ言われているAKBの演技がずっと上手く見えるほど。あえて同等を探すなら、AV嬢がデビュー作で見せる三文芝居レベル。 ヒロインだけではなく深町君役や子役も同じくらい酷いのだが、今の若手俳優や子役がずいぶんレベルアップしているのがわかる。実は大林監督からは棒読みでとの指示があったとの話もあるが、それが本当なら熱狂的な支持者を持つ巨匠大林監督の感性を絶望的に理解できない。  公開当時としては斬新だったかもしれない映像処理も、今となっては余計に古臭さを感じる。不自然な流れのストーリーにも惹かれなかったが、気恥ずかしくなるようなセリフの数々、わざとたどたどしくしたという大林監督の小ざかしい演出、突然歌いだしたエンディングなど、どれもが肌に合わない。 良かったのは、うんざりするほど下手な原田知世がふとした瞬間に見せる可憐さに気づいたことだけ。今まで特にかわいいと思ったことがないので、あれ?こんな顔もするんだなと。映画の内容自体は二の次で、原田知世のすれていない初々しい魅力を描くのが最優先されているみたい。アイドル映画だからそれでいいのかもしれないけれど。角川映画+大林監督への苦手意識が更に増す結果に。 以前、一番好きな映画は何かという話題でこの映画を挙げた人がいたが、そういえばその人とはドラマ、映画、マンガの話をしてもまったく趣味が合わなかったことをふと思い出した。
[地上波(邦画)] 2点(2015-07-25 23:20:13)
96.  福耳 《ネタバレ》 
とても2003年の映画とは思えない。それより30年程前の1970年頃の映画やドラマのような古さを感じる。それは老人ホームが舞台だからということではなく、ストーリーからセリフ、設定、演出、雰囲気等すべて含めての印象。主人公がフリーターという現代的な要素を入れてはいるのだが。古さの中にはレトロな味わいで今見ても十分楽しめる古典的名作もあるが、これは単に古臭く感じただけで感動もなく、コメディシーンもクスリともできず。懐刀のように出してきた詩も、ちょっとズレているようでバシッと決め手にはならない。これがクドカン作だったらどうなっていたかを見たい。
[地上波(邦画)] 3点(2015-07-18 23:37:15)
97.  東京難民 《ネタバレ》 
大学を授業料未納で除籍され、ネットカフェ難民、ホストクラブ、貧困ビジネスへと流れて、すべてを失ってしまった終わった人間。でも、まだ終わってなんかないんだよっていう、格差社会の底辺でうごめく人への応援賛歌のようだが、セリフがありきたりで説明的なところもあるので、あんまり響いてこない。チャラい大学生がこれといったエピソードもなく、やたらと正義感の強い良い人になったのもしっくりこない。作り方もあざとさが鼻につくし、惹かれるようなキャラもいないので、ストーリーに入っていけず最後まで共感できなかった。 ストーリーに乗れないものだから、映画のテンションが上がるのに従って、自分のテンションが下がてどんどん乖離していく。感動的?な涙のシャンパンコールもシラーッと見ている自分がいた。裸を辞さない大塚千弘の体当たり演技がもったいない。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2015-07-05 02:14:14)(良:1票)
98.  ルームメイト(2013) 《ネタバレ》 
性的虐待から多重人格になったという話は、ストーリー要素として今では手垢がついてしまった。なので、そこからいろいろ付け加えようとしたのだろうが、ごちゃごちゃと空回りしている感じ。 看護師の麗子(深田恭子)が二重人格で、凶暴なマリという人格がいる。と思ったら、実は麗子もマリも春海(北川景子)の別人格で、春海は三重人格だった。ところが、四番目の人格がいるらしいとなって、でもそれは春海とは別人の同じ性的虐待を経験したエリだった――と、ひねった上にひねったせいで、わけがわからなくなっている。最後の別人の設定が無理やりすぎて、ただ意表をついたどんでん返しをやりたかっただけに見えてしまう。 見た価値は・・・・今をときめく北川景子の美女っぷりに対して、深田恭子もまだヒケをとらないのがわかったくらい。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2015-07-03 00:38:47)
99.  捨てがたき人々 《ネタバレ》 
人間の捨てがたい欲望、業を描いた秋山ジョージの世界。SEXしか頭になくて何の努力もせずに職も続かず、人生を投げやりに生きているどうしようもない男。顔にアザのある京子と出会って、クズのような人生にも微妙に変化が。といっても、人間そうそう簡単に変われるものでもなく、京子の叔母(美保純)と関係を持ったり、京子も自身がハマっている新興宗教関係の男と浮気してたりで、ドロドロの爛れた人間模様。 「結局人間っちさ、他人ば愛せとか人のためとか言うばってん、とどのつまり自分が食う、セックスする、金ば欲しいちことから逃げられんとさ」叔母の言葉の通りの人間ばかりが出てきて、利己的な欲望をむき出した姿をさらけだす。  ラストで勇介が苦悩して泣いている姿にも「なに泣いてんだ、コイツ」と冷ややかな目で見てしまう。こんな親父の子供に生まれたら、グレるか我慢しながら冷淡に復讐の機会を狙うかしそう。悩むのは勝手だが、ダメな自分に酔ってるようで気持ち悪い。だいたい何で生まれてきたのかとか、いい年した子持ちの親父が悩むことか。そんなものは思春期に悩む類の話だろうに、甘ったれるなよとしか思わない。力を持たない子供に酔って怒りをぶつけて怪我をさせる最低な大人。こういうヤツは泣いて後悔してもまた同じことをやるのが目に見える。女の場合はそんな男を選んだ責任がないとも言えないが、子供は親を選べないのでかわいそう。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-06-18 02:07:18)
100.  愛のむきだし 《ネタバレ》 
渡部扮する神父を誘惑する女は、どうみても男が惹かれるような容姿ではない。初っ端から神父がものすごいマニアに見えてドン引きする。これって絶対ミスキャストだろうと思ったが、演出上の狙いなのか。作品全体にコントみたいなシーンが散りばめられているのを見るとそう思えてくる。  満島ひかりはフォルダー5にいたときは全然記憶に残らないほど目立たなかった。ところが、この作品での存在感はたいしたもので、こんなに変わるものかと感心するほど。かわいい若手女優はたくさんいるかもしれないが、かわいくてカッコいい人はなかなかいない。この映画の満島ひかりの輝きには目を奪われる。他のキャストも概ね良かったが、安藤サクラが印象的に残った。独特の空気を持ったおもしろい女優だ。  サイケでポップで危ない映画。わけのわからないパワーと軽快なテンポで飽きさせない。むきだしの愛を表現するのに、カルト教団からの救出は格好の設定だった。ギャグタッチでありながらもラストは感動的。途中つじつまの合わないことや意味不明なところもあるが、力技でねじ伏せられた感じ。ただ、もう少し整理すれば短く出来たはずで、退屈はしなかったけど4時間は長い。
[DVD(邦画)] 8点(2015-06-18 00:48:39)
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