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やすたろさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 288
性別 男性
年齢 54歳

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1.  いま、会いにゆきます
エピローグが秀逸。SF的要素が多分に盛り込まれた内容でありながら、終わってみると違和感も残らず、清々しささえ覚える秀作であった。これも偏(ひとえ)に中村獅童と竹内結子の演技力による処が大きい。特に、竹内結子の女優としての成長ぶりには目を奪われた。なんと清楚に、そして凛と画面に映えることであろう。見た目を超えた内面の美しさが醸し出されていた。個人的に女優開眼の記念碑的作品と位置づけたい。物語中の澪が茶髪ではなく黒髪なのがいい。巧と佑司を優しく包み込み、それでいて力強い意思を持ち合わせた女性であることが伝わる(茶髪のギャルママではサマになりません)。私にも高校時代に3年間話しかけることの出来なかった片思いの女のコがいましたが、もちろん、その後彼女から何の連絡もありません。
9点(2004-11-26 01:23:12)(笑:1票)
2.  アポロ13
「家に帰るまでが遠足」とはよく言ったもので、例えば冬山登山も登頂後に無事下山して初めて成功といえる。全世界でたった3人が遭遇した稀有な体験。絶えず死の恐怖に晒された数日間は、彼らもきっと「なぜ自分が…」と自問自答の連続だったであろう。神経が尋常であっただけでも驚愕なのに、その状況を克服したのだから素晴らしい。「行ってらっしゃい」と「お帰りなさい」の言葉の重みを実感する。私の父は私が幼少の頃から、出かける時はいつも「行ってお帰り」と声をかけてくれていた。我が子が無事故で帰ってくることを願う親心を感じる言葉だ。私にも子どもが出来たらそう言って送り出そうと思う。
6点(2004-11-18 23:43:50)
3.  座頭市(2003)
黒澤監督から直々に「日本映画を頼む」と言われた北野監督、自身初めての時代劇を撮るに当たって、やはりその存在を意識したのではないだろうか。個人的には『用心棒』、『椿三十郎』をリスペクトして黒澤監督に捧げた作品と思っている。実際、話の筋は『用心棒』に似ているし、最大の見せ場である服部との対決も一瞬で決するあたり、『椿三十郎』がそうであったように、正しい演出であろう。日本の伝統芸を紹介し、海外受けも狙っている点はあざといが、リアルな殺陣とその抜刀音、小気味よいギャグやタップ(!)、電子音のBGMなど新感覚の時代劇として成功している。
7点(2004-11-15 23:42:44)
4.  人間の証明
当時、まだ小学低学年だった私の周りの子ども社会にまで「母さん、僕のあの帽子…」のフレーズが轟いてた記憶があるので、世間一般では相当話題になった作品だったんでしょうね。ちゃんと観たのは大学生の頃で、もう十数年前。結局、ジョー山中の顔と帽子クルクルしか覚えちゃいない。こないだテレビの深夜放送でやっていたので久しぶりに観たのだが、正直、ミステリーにすらなってないジャン。“偶然辿り着いたら、その人が犯人だった”なんて。特にラストは疑問だらけだ。受賞スピーチの場面では会場がザワザワする演出が欲しかったし、あのスピーチで観客が拍手する筈もあるまい。重要参考人を会場で確保しない警察なんて有り得ないでしょうに…。それにしても岩城滉一の演技はヘタすぎる。
4点(2004-09-03 23:16:41)
5.  おもひでぽろぽろ
あまりに良識的すぎて観ているこちらが恥ずかしくなる思いだった。いくらリアルさを追求する高畑イズムとはいえ、頬のラインをそこまで描かんでも…って気になって仕方なかった。
5点(2004-08-21 02:18:25)
6.  南極物語(1983)
小学生の頃、漫画版まで買って何度も読み返すくらい好きだった。サントラも購入し、何度も聴いて南極の世界に浸ってたなぁ。あのシンセサイザーの音色は、自分にとって今でも鳥肌モノの名曲。首輪が抜けなかったり、氷の隙間に落ちたりと、犬にとって残酷なシーンの連続は子ども心にリアルに響いた。クライマックスで涙の洪水だったのは言うまでもない。
8点(2004-08-20 01:36:30)
7.  王立宇宙軍 オネアミスの翼
既出のコメントをなぞるようで恐縮だが、リアルタイム世代としては、コレは独特な雰囲気を醸し出し、他とは一線を画した作品として印象深い。知名度も全くないオリジナル企画を立ち上げたこと、明らかに冴えない脇役顔のキャラを主人公に据えていること、言語・衣装・生活文化に至るまで細部にトコトンこだわった世界観を構築していることなど、インディーズ的(当時そんな言葉は一般化してなかったが)なパワーを感じた。10年以上久しぶりに観たのだが、内容はほとんど覚えていなかった。でも、『宇宙軍軍歌』は実はお気に入りである。昔、ラジオのリクエスト番組で、この曲をリクエストしたヤツがいて、「敢えてソレかい!」とツッコミを入れた覚えがある。それ以来、あのマイナーコードが耳から離れないのだ。劇中ではあまり聴けないのが残念。坂本龍一の音楽は何とも言えずいい。ちなみに日本人として初めて宇宙に行った某テレビ局社員(当時)の第一声は「これ本番ですか?」だった。
7点(2004-08-06 18:49:14)
8.  AKIRA(1988)
そういえば何となくだけど、未だに自宅で使っている下敷きはコレ。特にマニアってほどじゃないけど、高校時代から使い続けてるなぁ。原作・アニメとも斬新な表現力には魅せられた。個人的に、パーカッションと男声コーラスが迫ってくるBGMが大好きである。
7点(2004-07-25 17:45:00)
9.  湘南爆走族
原作漫画は我が青春のバイブル。中高生時代、勉強も運動もそこそこ、特に素行も悪くなく目立つこともない、いわゆるフツーの生徒だった自分。そんな私にとって、この青春物語は憧れの的だった。映画の出来なんて関係なかった。“湘爆”であればそれでよかった。毒にも薬にもならない内容だが、江口や石川、端役だけど桜井までが動く映像として登場してくれただけで嬉しかった。江口洋介や織田裕二の活躍を見るにつけ、感慨深い気持ちになる。
5点(2004-06-25 01:21:36)
10.  帝都物語
高校時代に原作を読んで「とにかくタメになった」という印象が強い。寺田寅彦、西村真琴、泉鏡花、幸田露伴など実在の人物の功績を踏まえつつ、彼らが専門分野を活かしながら、帝都を守るために加藤と対峙する描写は興味深かった。加藤はもちろん、みんな結構イメージにピッタリで満足のいく配役である。教科書に出てくる名前がビジュアルとして刷り込まれたので受験勉強にも役立った。
6点(2004-06-18 23:16:28)
11.  踊る大捜査線 THE MOVIE
このストーリーはいかん。パクリはいかん。スタッフもオイシイ仕事をしたに過ぎず、映画として良いものを残そうという気概が感じられない。やっつけ仕事の印象が否めない。
2点(2004-06-17 00:24:55)(良:1票)
12.  生きる
今さら言うまでもないが、この映画の肝はラストにある。良くも悪くも人間は忘れていく生き物。「のど元過ぎたら熱さ忘れる」、これこそ監督が生きる者への警鐘として残したメッセージではなかろうか。人生の末期に全力で渡したバトンの行方がアレでは余りに悲しい。この上ない説得力がある。
7点(2004-06-11 22:12:29)
13.  夜逃げ屋本舗2
本来主役である中村雅俊を脇に置いて、自己破産を巡る対照的な2人の金融屋を中心に据えたのは成功している。何といっても細川俊之の冷血に徹した演技が光る。風間杜夫も気弱なお人好しぶりが実にナチュラルで良い。最後まで2人の演技に集中して観ることができた。だが、ラストには疑問が残る。アレじゃ逃げ切れんでしょ!
6点(2004-05-25 22:15:22)(良:1票)
14.  就職戦線異状なし
今や隔世の感が漂うバブル華やかなりし頃の売り手市場。公開当時、自分は大学3年生で、先輩の就職活動の話を指をくわえて聞いておりました。そりゃ、高級レストランで説明会とか内定者に旅行を贈呈とか聞かされた日にゃ、「自分も」って空想も描くもんでしょ。とにかく世の中全体が浮かれていたことを象徴する映画の仕上がり。「世の中甘くないけど、頑張ることが大事だよ」ってことが甘~く描かれてます。でも、主題歌『どんなときも。』に励まされた人は同世代にも多かったです。その翌年、自分の時にはバブルは崩壊し、しっかり買い手市場となっていました。そして、就職戦線氷河期へ…。
5点(2004-05-10 22:23:21)
15.  用心棒
伊万里市の黒澤明記念館サテライトスタジオへ行く機会に恵まれた。そこで解説を読み、初めてこの映画が笑いを交えた娯楽作であることを知った。『椿三十郎』がこの映画の続編であることも。長い間、シリアスな時代劇だと勘違いしていた。そうした経緯もあって、取っ付きやすそうなので観たのであるが、正直これは面白い。名字も「椿」じゃなくて「桑畑」って!じゃ「三十郎」もウソかも?肩をすぼめて歩く姿、髭をさする仕草など、キャラとして確立された完璧な立ち振る舞いである。困った人を見捨てておけない、人情味あふれるスゴ腕の素浪人・桑畑三十郎。あなたを知らずして、これまで失礼しました~。
6点(2004-05-05 16:45:07)
16.  竜馬の妻とその夫と愛人
三谷幸喜は歴史モノも結構好きなんですよね。他にも巌流島の決闘や大津事件を扱った傑作があります。本作もドタバタコメディの要素があるので、やっぱり舞台で観るのが一番良いと思います。アドリブも舞台で見ると楽しいのですが、映画だと不自然に見えてしまいます。前半は退屈ではありますが、三谷ワールド全開の後半への大切な布石。愛人が絡んでの話し合いからラストのオチは楽しめます。本作の鈴木京香は、むっちりとして大人の色香を醸し出すのに最適なキャストです。演技力もしっかりしていて、いい女優さんになりました。
6点(2004-05-05 15:45:28)
17.  椿三十郎(1962)
ウチの親が言っていた。「黒澤明は娯楽映画のイメージなんだけどねぇ」と。私には黒澤監督は『影武者』以降の大作時代劇か小難しい観念映画を作る大巨匠というイメージである。本作は娯楽作としてツボを心得た粋な映画だ。緊迫した若侍たちと明らかにテンポのずれた奥方と姫君の能天気ぶりが最高に可笑しい。奥方にかかってはさすがの三十郎も形無しである。人質役の小林桂樹もいい味出してる。この3人のおかげで『用心棒』より面白味が増している。ラストの三十郎の機転には大いにウケた。豪放磊落、頭もキレる。なるほど、日本映画屈指のヒーローだけあり、親の意見にも納得。
8点(2004-05-05 01:19:19)
18.  転校生(1982)
自分の中では大好きな映画。観た時期が主人公とほぼ同年代だったからに他ならない。このテのファンタジー作品は観る時期によって評価も大きく左右されるので、小学校高学年~中学生の間に観るのがベストではないだろうか。小林聡美の下着姿にもドキドキしていたのが懐かしい。ちょっとHな興味、異性へのはにかみ、成長過程にある気持ちの複雑さなど誰もが思い当たる思春期特有のエッセンスが詰め込まれている。思いやりと情緒に満ちた良心的な映画といえる。
8点(2004-05-03 17:21:17)
19.  たそがれ清兵衛
全体的に薄暗いトーンで描き、主人公の清貧を演出している。当時の実生活での屋内の暗さを表現するためと思われる。監督自身が初めて時代劇を撮るということで、既存のテレビ時代劇とは一線を隔した徹底的なリアリティを追及した姿勢が強く感じ取れる。真田広之は演技の幅の広い人であるから静と動の演じ分けの必要なこの役にはピッタリの配役である。それにしても、宮沢りえはすっかり幸薄い女性役が板に付いてしまった。丹波哲郎がいい演技をしていたのには驚いた。さすがに今回は監督に気を遣って脚本を読んだのか。余談だが、清兵衛が謙遜して言う「~の末席を汚しただけ」は今度使ってみよう。
7点(2004-04-23 22:54:51)(笑:1票)
20.  うる星やつら3 リメンバー・マイラヴ
絵のタッチはこの作品が一番好みである。相変わらずの摩訶不思議な設定も“らしく”て良い。だが、ルウにキャラとしての魅力に欠けるのが痛い。映画の軸として登場させるなら、強烈なアクのあるキャラかお約束の美少女キャラでないと、この『うる星やつら』シリーズではキャラ群に埋もれてしまう。
6点(2004-04-22 01:19:51)
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