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プロフィール
コメント数 97
性別 男性
年齢 58歳
メールアドレス r1100gs@u01.gate01.com
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1.  日本のいちばん長い日(1967) 《ネタバレ》 
この作品の凄い所は、製作意図や史実に関係なく、あきらかに「ドタバタギャグ」として観れることである。このような作品を邦画では他に知らない、洋画であれば「ファーゴ」漫画であれば「ナニワ金融道」が近いかもしれない、かといってこの作品がふざけているとか、そういう話ではない、まぁ現実にわけもわからずドタバタしていたのが「あの日」だったのだろう、悲劇と喜劇は紙一重だということが実感として理解できる稀有な作品である。
[DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2011-01-03 21:12:48)
2.  銀河鉄道999
客観的に見て、日本の、いや世界のアニメ史上最も完成度の高い作品と言えるだろう、原作付とはいえ、その壮大なテーマはもとより、演出、シナリオ、画像のクオリティ、音楽、そして計算では出せない色気や「ノリ」など、どこをとってもスキが無い。なによりも単に優れたアニメ作品というよりも、優れた「映画」として成立している(この辺がガンダムやイデオン、はてはエヴァなどとは決定的に違うところ)私などはオープニングの城達也のナレーションだけでご飯3杯はイケる(笑)
[映画館(字幕)] 10点(2005-05-18 00:30:54)(良:2票)
3.  MIND GAME マインド・ゲーム(2004)
あえて感想を言えといわれれば、フランス映画的な不条理な展開(実際はそれほど不条理でもないのだが)がどうこうということになるだろうが、正直言って、この作品を評する言葉を俺は持っていないのかもしれない、なんだかよくわからないけど胸に響く・・・いや違う、俺の胸なんか突き破ってどこかに飛んでいってしまった、そんな作品。ただひとつ確実に言えるのはネイティブな関西弁の恐るべきパワー、俺自身が関西弁ネイティブだからだろうが、現実離れしたシーンの数々にこの「言葉」が有無を言わせぬリアリティを与えている、これだけは間違いない。(関西圏以外の人がはついていけるのか、ちょっと心配) 先に書いたようにこの作品を評する言葉を俺は知らない、すなわち批判する言葉も持たない、それでも観て損をしたという気持ちは無い、少なくとも未知のものに触れることはそれがどんなジャンルのものであってもハッピーでスリリングだ、というわけで採点放棄の10点満点。 ps近いうちにもう一度劇場へ足を運びたいとおもう。
10点(2004-09-04 20:01:42)(良:1票)
4.  ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
例えば、お気に入りのアーティストのコンサートに行ったとする 最高のパフォーマンスに感激して満足して帰る そこには教訓も蘊蓄も何もない ただただ快楽があるだけである  これはそういう作品である  しかしそれは映画」なのか? そういう人がいると思うが はるか昔、そういった映画はたくさんあった むしろ思想やら問題意識なんかが映画に必要になったのは最近のことである  なのでこの作品は特に新しくはないし 特異なものでもない 邦画の歴史の中ではそれなりに定着した感のある 「アイドル映画」ってジャンルがあるが それに近いものであろう  もちろん「アイドル映画」には箸にも棒にもかからない作品も多かったが この作品はかなり出来がいいと思う。  銀幕の国民的スターってのがいなくなって久しいが その復活がたまたまゲームキャラだった、ってだけの話である
[映画館(字幕)] 9点(2023-05-13 19:19:25)(良:3票)
5.  ガールズ&パンツァー 劇場版
「本当の意味」で宮崎駿が「紅の豚」の次に作りたかった作品はこういう作品だったのではないだろうか? 内容だけではなくクオリティも宮崎レベルと言えるだろう。 宮崎氏の感想がぜひ聞きたい。
[インターネット(邦画)] 9点(2017-12-01 18:58:46)
6.  崖の上のポニョ 《ネタバレ》 
ファンタジィというより、ほとんど狂気といっていい内容、水辺に並ぶ車椅子のシーンは正直怖かった、若い夫婦と子供が加わり、宗助とポニョが加わらなかったあの船団はまぎれもなく「三途の川」のイメージだろう、コナン、ナウシカなどに見られる宮崎カントクの破滅願望がこの作品からも強く感じられた、私はこういった狂気が大好きである(笑)ただ、あのバーさん方は(皮肉でもなんでもなく)「あの世」から帰ってくる必要(必然)があったのだろうか?しかしリサまで帰ってこなかったら、このお話はハッピーエンドとはならない、リサを帰すために仕方なくバーさん方も帰って来てしまったようにも見える、この辺がジブリエンターテイメントの限界なのだろうか?
[DVD(字幕)] 9点(2009-08-01 20:47:43)
7.  ALWAYS 三丁目の夕日 《ネタバレ》 
六子のセーター越しに見えるキャミソールがどうみても当時のデザインではない・・・・って、そんなとこについつい目が行ってしまうような天邪鬼な私でも素直に感動できた。人間ってただ生きているだけでオモシロイ、昔も、今も、そしておそらくは明日も・・・
[映画館(吹替)] 9点(2005-12-17 02:44:05)
8.  ひみつの花園
冒頭の特撮(っていうのかアレは?)シーンの破壊的なチープさにまず度肝を抜かれる、天然ではあるが明らかにダイコンな西田尚美の演技も然り、しかしこの作品はおもしろい、超1級のエンターテイメントに仕上がっている、予算が無くたってアイデアと情熱があればよい作品を作ることが可能なのだ、日本映画がハリウッドに敵わないのは予算の大小が原因ではない、日本の映画界はこの作品から予算云々以前に学ばねばならないことがあるのではないか?関係ないが「デビルマン」のスタッフ(監督は死んじゃったけど・・)はこの作品を10回は観てイチからやり直してもらいたい。(作品の質は全然違うが、特撮がショボくて主役がダイコンなのは共通している、つまりデビルマンが駄作なのは、そのようなことが問題ではないということだ)
[DVD(字幕)] 9点(2005-04-24 00:13:42)
9.  ローレライ 《ネタバレ》 
まぁ、80年代アニメブームの申し子達があの時代を単なるブームではなく「映画」の歴史に繋げたのが平成ガメラ3部作であり、その歴史は「キャシャーン」「デビルマン」へと続く「はず」だったのだが、ご存知のようにこの2本が大コケしたために、もはやこれまでか!?という切れ掛かった糸を本作がかろうじて繋いだ感はある。その重い責任を果たしたということで「日本映画」という冠を付けるのならば10点満点をあげたいところであるが、ここは冷静に「映画」としてレビューしたい。まずいくら映画化前提で書き下ろされたと言っても、原作を読んでしまえばアレを2時間の尺に収めるのにはちょっと無理がある・・が、まぁダイジェストとまでは言わないがギリギリの線で踏みとどまったシナリオではあり、登場人物の設定を大胆に変更しながらも原作と同じ結末へとうまく繋げている(無理矢理な感がないでもないが・・・)ただその「変更」は成功しているのだが、個人的に納得がいかないのも事実で、特に浅倉大佐などは本来彼が福井氏の代弁者であるにもかかわらず、未来の日本を語るシーン以外はただの狂人として書かれている、原作にあるカリスマ性を再現できればもっとストーリーに重みが出たのではないだろうか?大湊にいたっては登場させる必要があったのかどうかも疑問であり、案の定尻切れトンボでストーリーから退場してしまっている。高須に関しては土谷のキャラを合成して思ったよりもよくまとまっていたが、それでもフリッツの存在を削除してしまったのは解せない、(単純に尺の問題だろうが、まさかSSの制服がまずいとか・・・?)そして最も解せないのがイ507の最後、若者たちに未来を託しN式(このネーミングも謎、なぜナーバルではダメなのだろう?)を切り離したのなら、それは自分たちの死を覚悟していたわけであって、その最後をキッチリと書かなければお話にならないのではないか?ラストの「作家」の存在も微妙、彼が時計をチラッと見るまではよかったのだが、その後の「いい時計だな」のセリフが全てをぶち壊している。更にいえば歌が「椰子の実」でなかったことも残念、モーツアルトなんか持ち出すからあの感動的な合唱シーンが無くなっちゃったじゃないか!・・・・・とつらつらと不満を並べたが、他の人も書いておられるとおり新しい日本のエンターテイメントとして素直に評価したい、というより評価すべき作品である。
9点(2005-03-12 19:17:53)(良:1票)
10.  恋の門
いやあ、今年はどうも思わぬトコロから秀作が降ってくる年ですな。 「マインドゲーム」同様、期待していない、つーか、存在さえも知らなかった作品なんですが、人から薦められて見てみると、これがなかなか。 松田龍平って大根なのであまり好きではないのですが、この作品の場合はキャラ設定とシナリオと演出に助けられてますね、とはいえ主人公である門が美しくなければこの話は成立しないので、このキャスティングは正解だと思います、まぁ父親譲りの美貌はいいとしても、演技力がイマイチでもこの存在感はスゴイ、石原裕次郎などもそうですが、「スター」ってのはこういうわけのわからないオーラみたいなものが無いとダメなんでしょうねぇ。龍平君の今後の精進に期待する意味で-1点。で、ここまでは普通のレビューなんだけど、その他にもヲタクネタがツボにハマリ過ぎ、ユウキ・コスモとキッチ・キッチンのコスプレをした中年レイヤー(キッチンは大竹しのぶ!)が、20年前にホコテンで竹の子族とどーのこーの、ってこんなネタいったい何人の人間が理解できるねん、映画版のイデオンが公開されたのが22年前で大竹しのぶが47歳だから公開時は25歳、20年前に27歳で当時はまだアニパロ漫画家だったゆうきまさみなんかが参加していた「明るいイデオン」に参加していたとしても矛盾はないわけですが・・・(って、やっぱ誰もわからんゾ!)
9点(2004-10-25 00:30:42)
11.  たそがれ清兵衛
「ラストサムライ」がアメリカ人向けに作られた「侍」映画(別にウソを描いているわけでもないし、これはこれで名作である)だとしたら、本作は明らかに「日本人」による「日本人」のための「侍」映画だと思う。「ラストサムライ」では、あくまで「侍」の華の部分にスポットを当て、その滅びる様を美しく描いたのに対して、「それだけが侍ではない」と本作は語りかけてくる。「侍」というものを本質的に理解していない(まぁ、現在の多くの日本人もそうではあるのだが)人たちにとっては前者のほうが受けがいいだろうし、少なくともエンターテイメントとして成立しやすいのは間違いない、しかし「たそがれ清兵衛」はそこから一手踏み出して、スーパーマンではない、等身大の「侍」というものを描き出した。(まぁ。結局はスーパーマンであるのだが・・)「侍」に未知なる神秘性などを求めるものには理解できないだろうし、オスカーを逃したのもわかる気がする。技術的には全体的に暗い画面つくりや逆光で顔面を潰した表現など、どれも文句は無いのだが、余五善右衛門のギョロリとした目の表現などはもう少しオーバーにやったほうが、組織というものに理不尽に潰された哀れな侍の狂気が際立ったのではないだろうか、むしろそのあたりでエンターテイメント性を高めたほうが、より多くの人に受け入れられたと思うのだが(黒澤監督の「乱」みたいに・・・)「寅さん」シリーズが肌に合わない私は山田洋次監督の作品は「キネマの天地」ぐらいしか見ていないが、思わぬ拾い物をした、そんな感じである。余談だが、久しぶりに丹波哲郎の名優っぷりが見れて、ちょっとビックリ。
9点(2004-06-12 18:50:32)(笑:1票) (良:2票)
12.  生きる
観始めて10分「ちょっとキツいかも・・・」と半ば困惑していたのだが、酒場で小説家に告白するシーンあたりから無意識に背筋を伸ばしている自分がいた。ただ、志村喬の迫真の演技は驚愕に値するが、少々過剰な感じがしないでもない、エピローグ(にしては長いが・・・)の葬儀のシーンにしてもあの結論を導き出すには少々遠回りな気がする、しかし、私が今でも黒澤監督の最高傑作と信じて疑わない「7人の侍」と「生きる」どちらの志村喬がよいかと問われれば迷わず「生きる」と答える。これは黒澤作品というより志村作品といったほうが良いのかもしれない。
9点(2004-06-04 02:03:42)
13.  アポロ13 《ネタバレ》 
まったくもって正しいCGの使い方の見本のような作品、「フォレストガンプ」などもそうだが、想像もできないようなモノを表現するのもCGだが、表現し難いものを表現するのもCGだと思う、あとジャンボジェット急降下無重力撮影など、ハイテクとローテク(?)をうまく駆使して非常にリアル(に見える)映像を作り上げている。(スタッフはゲロゲロだったんだろうなぁ・・・)見事としか言いようがない。シナリオがどこまで史実に忠実かは知らないが、これまた文句ない出来。あえて難クセをつけるとすれば、大気圏突入時に連絡が途絶え(これは事実らしい)再び無線が回復する感動的なシーン、ここは史実がどうあれ、トムの声が先で映像が後だと思うのだが、いかがなものだろう?
9点(2004-05-23 23:21:26)
14.  キル・ビル Vol.1(日本版)
レビューというものは出来るだけ客観的にしなければ意味が無いとは思うのですが、この作品に関してはその制約を放棄したいと思います。この作品に対する批判などをあちこちで見かけますが、全く気にならないうえに反論をする気にもなりません。 しかしヲタクの目で見てもルーシーとユマの日本語とサニー千葉の英語だけは弁護しようがありません、で-1
9点(2004-01-29 17:22:56)
15.  恋の罪 《ネタバレ》 
正直言ってグラドル上がりで巨乳だけがウリの大根役者である神楽坂恵って好きではないのだが、この作品の場合、いずみ役は彼女以外にありえない、 もちろん本作だけが奇跡的にすばらしい演技を披露しているわけではない、あいかわらず演技は下手である。 うまく説明できないが、映画や演技という枠の外で園子温監督に「捕まって」しまったように感じる、 前作「冷たい熱帯魚」の後20歳も年上の監督と結婚したというのも、そういうことなのだろう。 当然「普通」の夫婦ではありえないわけで、園子温という怪物の中に演技ではなく本当の意味で飛び込んでしまった結果がこの作品なのだと思う。 逆に富樫真や大方斐紗子の演技は文句無く素晴らしいものであったが、こちらはあくまで「演技」である(あたりまえであるのだが) 二人は見事に「狂気」を演じていたのだが、神楽坂恵だけは静かではあるが、本当に狂っているのではないかという怖さが感じられた。 よくわからないのが水野美紀である。 冒頭のフルヌードシーンが無ければ、彼女もまた単なる演技者でしかなかった(と言っても富樫真や大方斐紗子のレベルにはほど遠いが) ストーリーを追ううえではさして必要ではないシーンであるが、あのシーンがあるおかげで、彼女の「肉」の部分が強烈に印象付けられている。 言うなれば、あのシーンが水野美紀という「言葉」に「意味」を持たしているのであろう。 しかしながら、その後の彼女の出番はあまりにも地味である、ほとんどストーリーにも絡んでいない。 まぁ吉田和子は「あちら側」と「こちら側」の境界に位置する存在であるから、これでいいのかもしれない。
[DVD(邦画)] 8点(2012-06-10 15:09:40)
16.  SPACE BATTLESHIP ヤマト 《ネタバレ》 
オリジナル(「さらば~」まで)がA級(の香りがする)初めてのアニメ作品だったことに対して本策はキッチリ、ハッキリとB級として製作された作品である、よって当時その「A級の香り」に酔っていた者達に評判がよくないのは当然である、だがしかし、その正統なる続編の数々のクズぶりを思えば本作はその1万倍くらいは「映画」としてよく出来ている、同じように実写でリメイクされた「キャシャーン」や「デビルマン」に比べれば100万倍くらい出来がいい、B級として観れば無限とも思える数のツッコミ所も逆に映画を楽しむためのアイテムに思えなくも無い、私は当時「酔っていた」世代なので、少々複雑ではあるが「傑作」と呼んで差し障りはないのではないだろうか?まぁそれにしてもスティーブン・タイラーのエンディングはどうかと思う、誰が歌ってもいいから、アレが「真赤なスカーフ」だったら10点満点だったのに・・・・
[映画館(邦画)] 8点(2010-12-13 01:01:39)
17.  スカイ・クロラ The Sky Crawlers
山之辺マサトは孤独な神となり、リューズには永遠の苦しみをもたらした「不老不死」も考えて見れば「忘れる」ことさえ出来ればどうってことのない「日常」なのかもしれない、私自身40年以上生きているが、実感があるのは「今」だけで、昨日も去年も10年前も「記憶」という「知識」でしかない(私だけかも知れませんが・・・)そして「忘れることが出来なかった」のが草薙であり、そこにはやはり手塚治虫やら松本零士がかつて描いたのと同様の「悲劇」が存在した、って解釈で正しいのかな?(ちょっと自信が無いw)まぁそのあたりはいいとしてこの作品の欠点を上げるとしたらそれはズバリ「絵」だと思う、「宮さんを凌ぐ」と豪語した空中戦も超リアルなプラモデルにしか見えず、浮遊感やらスピード感を全く感じさせない、ナウシカや豚やらの足元にも及ばない、それどころか押井本人の演出であるマッハ軒のハリアーにも及んでいないと思うのだが・・・
[映画館(字幕)] 8点(2008-08-31 00:15:31)(笑:1票)
18.  ブラック・レイン
その後の松田優作の死というショッキングな要素を除外しても彼の演技には鬼気迫るものがあった(いや、病ゆえなのかもしれないが?)作品としてマイケルダグラスや健さんら主役級を完全に彼の怪演が喰ってしまい、全体として少々バランスが悪いことは否めないが、何かが突出することによる弊害というものを本来は否定するべきではないのであって、だからこそ世界に通用する新しいタイプの個性が生まれたのである。そういう意味においても彼の死はやはり残念でならない。名監督リドリー・スコットにして、「最高も悪役」の座をルドガー・ハウアーから奪い取った男、松田優作になら10点どころか100点ぐらい献上したい。
8点(2004-10-28 02:04:29)
19.  ラスト サムライ
「オレって最高!」男のトム・クルーズ制作とあって期待もしていなかったし劇場に足を運びもしなかったのだが、なかなかどうしてオモシロイ・・・んだけど、なんというか日本人として色々考えさせられる部分が多く、素直に楽しめない、そういう思想的なしがらみの無い外国人のほうが一級のエンターテイメントとして楽しめたのではないだろうか?と、思ったのだがアメリカ人にしてみれば今度は自分の国が自国の価値観を金のために押し付ける「悪い」国として描かれているわけであって、なんでわざわざこんな映画を作るのか、って気がしないでもない、もしかしたら日本人の心(武士道?)ってのは大国アメリカの象徴ハリウッドに「保護」してもらわにゃならんくらい絶滅の危機に瀕している・・・と言う事なのか?
8点(2004-05-25 00:33:19)
20.  刑務所の中
原作のファンとしては、「あの」感覚が映画、それも実写で再現できるとは思っていなかったので、まったく期待はしていなかったのだが、見てみるとけっこうがんばっていた。年齢的に無理があるにも構わず山崎努というキャラクターを使ったのがよかったのだろう、内容に関しては原作に忠実で文句はないのだが、まぁ、花輪氏が刑務所暮らしを楽しめたのは彼がアーティストであって、ある意味、一種のパフォーマンスを自ら演じていたからだろうことは間違いなく、やはり我々凡人には縁のないところであってほしいとは思う、それにしても全編に登場する食事はどれもこのうえなく美味しそうであるのだが。
8点(2004-02-23 00:24:56)
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