1. 告白(2010)
《ネタバレ》 猟奇的な人間による事件というのは現実でも確かに起きる。だがそれは日常的なものではく、忘れた頃にニュースになるぐらいだ。 それがこのクラスには担任を含め3人おり、それ以外のクラスメートも猟奇的といっていい。イジメや色紙の文言など、非人間的な行為を平気でできる人格は異常で現実的では到底ない。 主犯の少年が極度のマザコンゆえの犯行というのも理解しがたいし、爆弾足元に置くなら遠隔操作で起爆する必要はない。自分の手で母親を爆死させるという結末ありきの脚本に萎える。 エイズで死んだダンナやそれを信奉する熱血教師など、話を劇的にするためのわざとらしさが全編を通して感じられ不快感しか残らない。 [インターネット(邦画)] 5点(2019-08-21 02:58:36) |
2. 64/ロクヨン 後編
《ネタバレ》 唯一犯人の声を聞いた被害者の父親が、電話をしらみつぶしにかけて犯人を特定する、というアイデアを基に作ったドラマだと思うが、やはりそれはいささか無理があろう。 超人的な記憶力を持っていたとして、それを裏付けるシーンは、電話にでた主人公の声を覚えてたことと「あの人一瞬見ただけなのに私のこと覚えてた」という主人公の妻のセリフだけ。 それなのにその言葉を信じ他の人たちが協力して犯人を追い詰めるというのはいくらなんでもリスクが高い。 そもそも脅迫電話の録音は失敗したとしても、録音だけならその後身代金の受け渡し場所を連絡してきてる時にもできたんじゃないのか。 非行で家に帰ってないだけの犯人の娘を誘拐とみせかけたというのもメチャクチャだし、本当にスピード出し過ぎて無関係な死人でも出したらそれこそ失態どころの話じゃ済まない。 主人公が広報官で記者クラブと対立するという設定も必要なのか? 無駄を省いたら前後編に分けることもなくもっとクォリティも高まったような気がする。 自分の父親が犯罪者と知って叫ぶ娘を無視して連行するシーンになんの意味があったの?不快感しかなかった。 ドラマティックな演出(と思っている)のためには脚本の齟齬は看過しろという姿勢である限り日本映画はダメじゃないか。 [インターネット(邦画)] 6点(2019-03-11 22:34:25)(良:1票) |
3. カメラを止めるな!
《ネタバレ》 なるほど。これはアイデア映画。 よく考えられてるし、役者も好演。 ワンカット&生放送という縛りがあったにしろ、前半のドラマはもうちょっと内容があってもいいんじゃないのかな? チープ過ぎてやや苦痛。だからこそ後半の面白さが際立つのかもしれないけど。 [映画館(邦画)] 7点(2018-08-27 19:41:04) |
4. 映画 聲の形
《ネタバレ》 まずキャラクターによって造形が違い過ぎて同じ世界に存在している感がない。(男女で眼の大きさが違い過ぎる等) そして少年の小学生時代の声優がおばはんのような声で気持ちが悪い。 転校生が耳が不自由というだけでなく知的障害があるかのような描かれ方をしており、それによってイジメられているのかと思われたが、筆談やメールの内容はしっかりしており、なんとも解せない。まずあんな美少女がイジメられるということ自体リアリティが無いし、補聴器を何度も取られるという非常識かつ陰湿なイジメをされて誰も止めないなどありえるのか。あったとしてもっとも責められるべきはそれに対し何も対処しなかった担任教師であるのは明白。 何よりの疑問はそこまでイジメられていた相手に好意を持つか?愛情の裏返しというレベルではなく傷害罪に近いことをされてるのにかかわらずよ。 原作ではちゃんと描かれてるのかもしれないが明らかに説明不足。 主人公二人の自殺未遂が転機となり物語が進んでいくのだが、これも突飛かつ安易で心を打たない。 ロングヘアの女子はなぜ怒ってるの?主人公のことが好きなの?その気持ちはいつ芽生えたの?ちゃんと観てたはずだがわけがわからない。 画も内容も納得できない映画だが、原作は一度読んでみたいかな。 [インターネット(邦画)] 4点(2018-07-13 03:58:54) |
5. この世界の片隅に(2016)
このような人間が現実に存在するだろうかと思えるほど、すずの性格は柔和で温厚だ。 決して裕福な暮らしではないが、彼女が感じているのは幸福感しかないように思える。 映画の中ではあるが、すずさんに出会えてよかった。 原作未読でもあり、テンポの速さに時折「???」となるところはあった。リンとの出会いのシーンもやや唐突さを感じる。 すずの描いた絵が背景とオーバーラップしたりする表現手法は単調になりがちな田舎の光景をドラマティックに変化させる。 必要以上に書き過ぎず原作の雰囲気を壊さぬまま映画化したというのは実はとても大変な仕事ではなかったか。 戦争を体験してない世代が言っても説得力はないが、平和であり物質的に恵まれている現代の人々が当時の人々より幸せであると言い切れるだろうか。 すずの笑顔を見るたびそのような思いに駆られる。 [映画館(邦画)] 8点(2017-01-17 21:45:06) |
6. 秒速5センチメートル(2007)
「君の名は」を観て、過去の作品をもとhuluで鑑賞。 同じようなテイストの内容かと思ったら、SF感はゼロでやや困惑。 シャイな男子が色んなタイプの女性どどう交際するのかという恋愛ゲームのような印象。 男性側でも女性側でも誰でも一度や二度経験あるようなストーリー。 だからと言って「あーあるある」と共感できるわけでもなく、展開にハラハラさせられるわけでもなく、物語は淡々と進んであっけなく終わる。 背景描写などは確かに美しいが、固有の駅や地域にここまでこだわる必要性がわからない。 東京と栃木でなくとも豪徳寺と岩船でなくともいいんじゃないのか。地元じゃなければこれが実在の駅なのか架空なのかも謎。 人物描写に関しては鼻が無くなって見えたり、二人並ぶと横顔がほぼ同じように見えて、こちらも魅力は感じない。 二話で、女子生徒が主人公に対する卑下してるようなシーンがなんとなく不快。むしろ女の子の方が魅力的に思える。 この作品を映画と言うにはちょっと違うような気がする。自分の感性と合わないだけかもしれませんが。 [インターネット(字幕)] 3点(2016-09-16 20:42:04) |
7. シン・ゴジラ
《ネタバレ》 多くの人が言及しているようにエヴァンゲリオンのプロットをゴジラに置き換えた印象が濃い。 ゴジラの造形、カット割り、アングル、音楽の使い方(お馴染みのティンパニのリズムが聴こえた時は笑ってしまった)… いい意味で実写としては斬新さを感じたが、その反面「アニメでよかったんじゃ?」という感想も拭えない。 アニメであれば湯水のように俳優やエキストラを使う必要もないし、石原さとみが出てくるたび居心地が悪くなることもない。 実写ならばこそのインパクトはもちろんあろうが、ゴジラ周りや倒壊する街はCGだし、ドラマパートにしても架空の事案に対する政府の対応をいかに現実っぽく見せるかということのみに終始したようで魅力は薄い。 「ゴジラ」だから実写以外にはないのだが、実際に人間が演じるだけの意味と内容があったかと言われれば疑問。 核兵器でしか倒せないというぐらい(それも希望的観測)、最早生き物のカテゴリにすら入らないようなものに血液凝固剤をしかも経口でという解決策もちょっと納得がいかないところ。 [映画館(邦画)] 7点(2016-09-10 01:38:35) |
8. 君の名は。(2016)
《ネタバレ》 タイムパラドックスものはいかに矛盾点を少なく整合性を保てるか、というのが一つのポイントになると思うが、この作品ではそれをクリアできているとは言い難い。 タイムパラドックスに加え、男女の人格が入れ替わるという要素もあり、ますますハードルは高くなる。 全くの別人となった場合、学校に行ったり友達と話せたりあまつさえバイトで仕事することなどできるだろうか。 情報の詰まったスマホをキーアイテムとしながら、3年ものタムラグに気付かないことがあるだろうか。 夢での出来事と思ってる段階ではそれもスルーできたとせよ、お互いの存在を確信してからはやはり無理がある。 また他の人も書いてるが、隕石が落ちて消滅した町があったとすれば、そのような町の名はしばらくは必ず誰の記憶にも残ってるはず。 その地方のことを調べていけば真っ先に思い当たるのが自然。 3年という時間は口噛み酒が発酵するための時間であったのか。自分の半分であるという酒を飲むことによって再会することができたという設定だが、そのあたりからますますストーリーは幻想的になり収集がついてない感じ。そこで「彼は誰時」の伏線も回収していたが、個人的にはこの一連のシークエンスは不要だったような気がする。口噛み酒も少年が酒を飲むことにも良い感じは無い。 とは言いつつ、映画全体の雰囲気や映像はとても良く好感は持てる。 中盤までのストーリーは読めたが、どのように結末を持っていくかというのは予想が付かず楽しめた。 目が覚めた時、今見てた夢は絶対覚えておこうと思いながら5分後にはもう跡形もなく忘れてしまっている、誰もが体験するその感覚をうまく映画にしたなという印象。 しかし日本の映画界は神木隆之介離れした方がいいんじゃないか?他にも人材いるでしょう。 [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2016-09-02 01:37:23)(良:1票) |
9. ソロモンの偽証 後篇・裁判
《ネタバレ》 子供たちは頑張って演技していると思う。だが、その他は映画としてとても評価できない。 前編での柏木を屋上から落とすシーンと松子が車にはねられるシーンはいわば虚構の映像であり、これを真実のように挿入するのはどう考えてもイカンだろ。女子生徒の口から語られるだけにしないと映画として成立せんのではないか。 突き落としたのが3人で、それらのアリバイを調べた状態で潔白なのは明らかなのに、それには触れず主犯の生徒ばかり追い、裁判。 どこで知りえたのか大出の数々のイジメを暴露する神原。実は柏木の死の真実も全て知っており、「自分こそ裁いてほしい」というエゴで生徒、保護者、教師、地元の人々を茶番に巻き込む。それに怒ったのは大出のみ。大団円かのように皆仲良く「終わったね~」ってウソだろ。 裁判の真似事すらにもなってない。 柏木と神原の関係性もよくわからないし、あそこまで罵倒されたら誰でも「勝手に死ね」と思うだろう。死にたくて死んだ少年に対し、そこまで罪悪感を持つか。自分の過失で人を死なせ苦しんでいる人は沢山いる。 すぐに事故の真相を伝えなかったのが一番の罪だろう。 あと、泣いたり倒れたりするシーンばかりで萎えた。 元担任が隣人に殴り殺されかける事件もその後謝罪されるのも全くもって意味不明。必要? 原作を読めば納得のいくお話だったのかもしれないが、映画を作った人の腕がなかったのでしょう。 [インターネット(字幕)] 4点(2016-08-26 22:14:43) |
10. ソロモンの偽証 前篇・事件
《ネタバレ》 後編を観たいとは思えない出来。 大体前後編に分けるほどの内容ではないのではないか。(後編を観ていないのでまだそう言い切れないが) 死体を見付ける導入部はツカミとして良いと思ったが、その後は物語が動き出すでもなく冗長と思えるシーンが続く。 告発文を捨てたのは自分じゃないという担任教師の言い分を全く聞こうとしない同僚、傷害事件になってもおかしくない二人の女子高生への白昼のリンチ、定年間際なのに生徒のために辞表を出す教師などあまりに無理があるようにも感じる。 本当に犯罪現場を見て、正義感故に告発文を送ったのなら匿名であれ恥ずべきことではないだろう。 最後のシーンで記者宛の手紙を母親に見られて両者とも取り乱すのも違和感。 後編でなんとかスッキリさせてもらいたいと思う。 [インターネット(字幕)] 4点(2016-08-25 02:46:09) |
11. バケモノの子
長いし薄い。 料理の味が今一つで色んな調味料を入れてしまった結果なんだかよくわからない味になってしまったような印象。 物語運びにしても登場人物たちのセリフにしても妙に引っ掛かってすんなり心に入ってこない。 力量はある監督だとは思うが、映画としてのクォリティを高めるにはもう少し何かが必要だと思う。 [地上波(邦画)] 5点(2016-07-23 03:08:02) |
12. STAND BY ME ドラえもん
3Dになって、一番多くの人が気になってたと思われるスネオの髪の毛だが、意外と自然な感じ。映像全体としても「キモい」、「どっかおかしい」という印象はなく、上手く処理していたと思う。これはこれで新鮮な感じで良かった。 ストーリーとしてはドラえもんの中の感動的な単体エピソードを上手く繋げていたと思う。が、しずちゃん絡みの話+さよなら&帰ってきたドラえもんを繋げているので、どうしても性急な感じは否めない。そのあたりは観客側が充分わかっているという前提なのだろう。 藤子氏に対するリスペクトもあるのか、原作から大きく逸脱することはなく。3Dをどのように効果的に使えるか、ということに力を入れてるように思えた。 ただ、今から14年後の世界があんなに未来的になってるのはかなり無理がある。あれでは次世紀の街だ。 監督ものび太と共に成長してきたドラえもん世代であろうから、このような映画を作りたいという動機は理解できなくもない。 私もそうなので、テレビで放映される時には観てみたいなと思っていた。 しかし、莫大なお金をかけ沢山の人が動いて作られた作品でありながら、藤子氏が書いた数ページの原作を読んだ時の感動には遠く及ばない。 それは監督が無能なのではなく、藤子氏があまりにも偉大だということなのだろう。 [地上波(邦画)] 6点(2015-08-30 23:44:22) |
13. 風立ちぬ(2013)
主人公の声優の下手くそさに途中で観る気を無くした。が、我慢して観た。 声優に素人を起用するという宮崎駿のポリシーも理由も理解できない。 我々凡人の感覚からすれば作品のクォリティを下げてる要因にしかなってないように思える。 実際過去の作品も声優のせいで二度と観る気にならないものがある。それでも、主人公じゃないだけまだマシだ。 内容も、ジブリが手がけなければならない題材とは思えない。 個人的には戦争も戦闘機にも興味が無く、抑揚のないストーリーを抑揚のないセリフで進んでいくのを見守るだけ。感動も興奮も爽快感もない。 そういうものを味わうだけが映画ではないと思うけど、私にはこの物語が映画である必要性が感じられなかった。 [DVD(邦画)] 3点(2014-06-29 01:44:39)(良:2票) |
14. 借りぐらしのアリエッティ
なぜだかよく解らないが鑑賞し終わった後の気分は良い。 人間は誰もが心に陰の部分を持っているが、本質的な優しさはそれらを遥かに凌駕する、的なメッセージを感じたからかも。 人間が作った道具を小人用にアレンジして部屋の中をクライミングするシーンが前半の見所であり、そのあたりは流石に芸が細かくていい。 もしかしたら小人と人間との関係性は「寄生」ではなく「共生」なのかもしれないが、本作ではそこまで説明はなされていない。作品のテーマとは違うのであえて触れなかったのかもしれない。 と、なんとなく色々と擁護したくなってしまう作品だ。 アリエッティが素敵だからかも。しばっっていた髪をほどくのは男心をくすぐります。 ただ、多くの人が書いてるように母親役は絵も声もダメダメ。 これが違ってれば家政婦が母親を捕まえるシーンはもっと素晴らしくなってたはず。 アリエッティは魅力的なのになぜ母親はこんなイメージになったのだろう。本当の親子ではないのかと深読みまでしてしまう。 大竹さんには悪いけど、このせいで二度と観ようとは思わない。残念。 [地上波(邦画)] 7点(2012-03-04 03:23:51)(良:1票) |
15. 252 生存者あり
《ネタバレ》 あらゆる面において製作者の才能の無さを感じた [地上波(邦画)] 3点(2010-10-01 23:05:23) |
16. 時をかける少女(2006)
《ネタバレ》 「こんな能力があればなあ」と誰もが夢見たことあるよね。 というぐらいの感想。 ストーリーを楽しむ以前にまず声優の拙さ・キャラとのミスマッチ感で台無し。 素人声優がアフレコしてる様子が目に浮かんでくるぐらいの違和感。 特にチョイ役の妹とか親父とか商店街の子供とか、適当に決めてやらせてるかのようなひどさ。 アニメーション自身もそんなに特筆すべきものは見当たらない。 あんな丈のスカートで転げ回ったら周りが大変だわ。 [DVD(邦画)] 5点(2009-08-25 17:24:41) |
17. スピード・レーサー
《ネタバレ》 予想を遥かに超える前衛的(?)な映像。 映画として良いか悪いかは別にして、あのブッ飛んだ映像は新鮮で楽しめた。 前の人のレビューにもあるけど、ストーリー展開のスピード感が乏しく、観終わった後の爽快感に欠けるかな。 設定がごちゃごちゃしてたり、マシンアクションも同じようなパターンが多く見られたりするのがその一因かも。 もっと割愛できる部分は割愛して、えっもう終わり!?って思わせるぐらいで丁度じゃないのかなこの手の映画は。2時間超えは明らかに長過ぎる。 あと最近字幕を読むのが面倒なので吹き替えで観ることが多いのだけど、素人ジャリタレの吹き替えだけは勘弁して欲しいわ。 [DVD(吹替)] 7点(2009-02-25 02:15:31) |
18. クライマーズ・ハイ(2008)
《ネタバレ》 日航機事故を題材に新聞社の裏側を重厚且つエキサイティングに描いた逸品。 ・・・それだけで終わればよかったんだけどな。 安西家との関わりや自分の息子との確執は小説なら重要なファクターなのだろうが、時間制限の有る映画でそこまで描く必要はない。更に言うなら、主人公が登山家という設定も不要ではないだろうか。(そうなるとタイトルも変えなきゃならないが) キャスティングや各俳優の演技は申し分ないのだが、全体の構成を今時の映画風にしようと色気を出した結果、多くの人が感じてるように焦点がボヤけ、大きな感動を得るに至らなかった。 個人的には、半ば自分のせいで部下を死なせてしまったのに、何事もなかったようにスルーする場面と、社長に叱られ辞表を出すシーンで冷めてしまった。 わざわざ老けメイクまでして撮った現在のクライミングシーンと息子に会いに行くシーンは完全に蛇足。それをカットして、「大久保事件」や新聞記者の専門用語などの解説を挿入し、2時間に収めたらもっと評価は高かったのではなかろうか。 [DVD(吹替)] 6点(2009-02-14 20:49:25) |
19. L change the WorLd
《ネタバレ》 南原、Lのパソコン操作、史上最悪ウイルス感染者との小旅行。 これらの要素がなければまだ観れた。 また無駄に登場人物が多く無駄に長い。 制作サイドの客観的な判断能力の欠如としか思えない。 [地上波(字幕)] 4点(2009-01-17 17:39:08) |