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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  シン・仮面ライダー 《ネタバレ》 
事前に情報を遮断して観に行きました。個人的にとても面白かったのでほっとしています。 今回アクションが主になる作品になるだろうと思っていましたし、アニメーターとして狂気の動画を描き続けてきた庵野氏の実績から見て、役者やスタッフへの要求は厳しくなるだろうと想像していました。その試練を乗り越えた逸品と思います。 また登場するキャラも濃く、それを演じる役者たちも皆よかったです。特にヒロインの浜辺美波さんには驚かされました。 今作では謎の政府機関の二人組が出てきますが、政治過程やら煩雑なネゴシエーションやらを付加しなかった点が好印象もてました。 ただ、無い物ねだりですが、主要人物達をゆったりとした流れで描くとどう見えただろう、と妄想したりもします。 BD発売の段階で毎度修正バージョンを作ってきた庵野氏のことですから、追加撮影や再編集があるかも知れませんね。
[映画館(邦画)] 7点(2023-04-15 22:50:24)(良:1票)
2.  ルパン三世 THE FIRST 《ネタバレ》 
観るまでは作品の出来に半信半疑だったのですが、快作でした。3Dの重厚な質感の中でキャラが動き回るのは思った以上の感動。とくにアクションの切れの良さはフルアニメならではと思えます。ルパン一家の造形も良く、中でも次元大介は気に入りました。最近ナチスやヒトラーのドキュメンタリーを見たせいで、たとえアニメであってもヒトラーを動かすとヤバいですね。若い娘とルパンの冒険という話は、手あかのついた定番すぎる気がしましたが、声をあてた広瀬すずの声質と演技(動画も含めて)で魅力的になったと思います。お正月に観る映画にふさわしい作品でした。
[映画館(邦画)] 7点(2020-01-04 09:25:28)(良:1票)
3.  ザ・ファブル 《ネタバレ》 
自分の好みから外れていて残念です。 主演の岡田氏も惜しい。もっとコミカルさが欲しかったです。 原作のほうが好き。原作者は人の死に対して、もっと厳粛さがあります。ゲーム感覚で殺すような視覚演出は作品にそぐいません。 冒頭からの過激な暴力とアクションは、監督の嗜虐趣味を満足させているだけに思えます。 ただし、少年時代のアキラのボスとの交流は中々よかったです。
[映画館(邦画)] 4点(2019-08-18 22:57:58)
4.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 
出遅れてるし、ほとんど他の方々に語り尽されてるので、少しだけ書きます。 新海さんの、この作品で一番興味深いのは、彗星自体を徹底的に美しく描いていることです。 これ例えば、美意識と倫理的な善が一致していないと落ち着かない宮崎駿氏ならできなかったんじゃないでしょうか。人間の存在や倫理観と関係なく圧倒的な美が存在する、という感覚が今後どう表現されるのか、新海氏の今後の作品の展開に期待したいです。 (追記:BDを見直してユキちゃん先生の出番が授業の場面だけではなかったのが発見でした。サヤちんがつかまって連行されるところ、割れた彗星を見上げて心配そうにしてるところ。意外と活躍してますね)
[映画館(邦画)] 8点(2017-08-08 09:45:59)
5.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
昨年劇場で繰り返し鑑賞しましたし、すでに的確なコメントも多く出されていますので、書きたい点だけ少し記します。 この作品が海外の人たちにどのくらい理解してもらえるか、私が一番危惧した点は、「ゴジラによって人が大量に殺されている」ことです。映画では直接的な描写はありません。しかし東日本大震災のニュースを追っていた人たちなら、被害の規模ですぐ分かります。ゴジラによって老若男女、老人からいたいけな赤ん坊まで躊躇なく無惨に焼き殺されている。死ぬべき理由もなく未来の可能性や期待を突然潰されたたくさんの人々がゴジラの火炎の中にいるのです。世の中には視覚的に見せないとピンと来ない人が大勢います。日本でだって「突然人がいなくなった」と、ぼけた感想を言う人までいました。広島原爆になんの痛みも感じない人たちは世界にごろごろいると思わなくてはなりません。さいわい欧米の主要なレビューサイトでは高評価になっていて、安堵しています。吹き替え版も海外で公開されると聞きました。丁々発止のセリフの応酬を楽しんでもらえたらいいな、と思います。
[映画館(邦画)] 8点(2017-03-24 21:12:50)
6.  沈黙 ーサイレンスー(2016) 《ネタバレ》 
ないものねだりの感想です。今回、禁教となった日本への潜入を宣教師の視点から描くために、徳川時代の日本がひどく暗鬱に描かれています。公平さに努めながらも、宣教師のフィルターにかけられた日本を、監督も意図しているのでしょう。クリスチャンの監督には地獄ですからね。 ですが、当時の長崎の、迫害と関係ない人々から見ればその地の美しい自然と景観を楽しむことができたはずなのです。それこそ「神に祝福されている」ように。眩しいほどの美しさの中で踏み絵が行われているほうが、イエスへの疑いに苦しむ様子をさらに恐ろしく演出できたかもしれないな、と思いました。 パンフレットによると、監督は「自然をクローズアップで撮りたいと思っていますが、私にはどうしてもできなかった。」と述懐しています。 今作ではBGMはほとんど使われず、虫の声や風雨の音を多用しています。監督はこれを神の声が聞こえない虚無・雑音と捉えたのか?それとも神の声そのものと捉えたのか、知りたくなります。
[映画館(字幕)] 7点(2017-02-14 11:13:06)
7.  LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標 《ネタバレ》 
とてもなつかしい気分になりました。そして「だれかやってくれないだろうか」と昔から思っていた作品を作ってくれる人がいたことに、感謝の気持ちがわきました。数十年ルパンとつきあって、誰も今作のようなモチーフを挑戦しなかったのは、監督が日本人のセンスとして異端だからでしょうか。みな「夢のようなことを言うな。やれるわけない」と思っていたのでしょうか。しかし、やれました。そして秀逸な作品となりました。すなおにこれを喜びたいです。 後半種明かしがあるので、繰り返して観ると少し興味が減りますが、内容が伏線だらけだったことに気づきます。スタッフが、登場人物の関係性を再構築している様子もいい。「窓から飛び降りる」といういつものパターンも、躊躇してるのが新鮮。ワルサーで敵を殺傷するルパンも最近あまり見たことない。そして印象的な強敵、ヤエル奥崎(旅行鞄に丁寧に物品を収納してる、とか、1kgステーキ食べるとか、銃を手際よく組み立てる姿とかよく作りこんでる)。ルパンと次元が二人で笑いあうのを見るのも久しぶりでした。男の友情を感じます。不二子とルパンの関係も「騙しあわないと、かえって関係が崩れてしまう」という逆説的な状態なのがいいですね。そんな中でルパンに情がやや傾いている不二子が見れてよかったです。(あと付け加えると、ルパンが喫茶店で「ホット」を注文するのが、少し面白かった。銘柄をキザに言うかと思ったので。さらに蛇足ですが、事件が西暦年代のいつ起きたかシャーロッキアン的な分析もしたくなりました) 古参のスタッフに、強烈なインパクトを与えたと思います。これが今年始まるルパンのTV新シリーズに良い影響を与えてくれたらいいな、と思っています。
[DVD(邦画)] 8点(2015-10-05 23:02:26)
8.  SPACE BATTLESHIP ヤマト 《ネタバレ》 
「SF映画にリアリティを求めるのが野暮」と言われる方には申し訳ない。完全なリアリティを求めてはいない。だが、作品の中にしっかりとした存在感をもたせる設定をしてほしかった。彼らの戦い方や作戦が説明不足なのか、すべて無謀に見えるのだ。いきあたりばったりに突っ込んで犠牲を増やしてる印象が強すぎる。「犠牲は尊い」というのがテーマなら、もっと説得力のある描き方をしてほしかった。
[ブルーレイ(邦画)] 4点(2015-01-07 10:15:32)(良:1票)
9.  GODZILLA ゴジラ(2014) 《ネタバレ》 
音響効果やCGなどは他の方々におまかせして、記したいことだけ少々書きます。 ここで登場するゴジラは、現在の米国の暗喩に見えます。「暴力的で凶暴だけど正しいと思ってやってる俺ヒーローのはずなの。世界で評判悪いしだれもわかってくれないけどさ」 監督が核開発に良心をとがめており、なんとか罪悪感を逃れたいと思っているのを設定で感じました。ゴジラが米軍の空襲と原爆のイメージによって生まれたことを監督はよく知っています。それでも核爆弾に正しい使用法があると信じる作品内の米軍には砂糖のような甘さを感じました。
[映画館(字幕)] 6点(2014-12-23 20:58:50)(良:1票)
10.  墨攻
この作品は中国の戦国時代を実写化した点、諸子百家の墨子の思想とそこから生まれた軍事指導者の側面を映像化した点で、歴史映画史上画期的だったと思います。この作品の前半の戦闘の華々しさを好む人もいますが、僕は後半部分、戦闘後の政治的な混沌と墨子思想の限界を示す部分が好きです。これが黒澤監督なら、革離は原作どおり殺されて終わったと思います。最後の戦闘が活劇的過ぎるのが残念です。空想とリアリティの両立、娯楽と芸術性の両立は難しいものだと思いました。
[DVD(字幕)] 6点(2011-09-05 00:55:34)
11.  借りぐらしのアリエッティ 《ネタバレ》 
このこびとの設定は、1.5時間の映画で終わらせるにはもったいないと思いました。 彼らがこれからどうなるか、空想好きの人たちは次々心に描いたのではないでしょうか。高野文子さんのまんがのような続編が観てみたいです。床下に住むというのが解せません。湿気がきつくてたまらないと思うのですが・・・ 
[DVD(邦画)] 6点(2011-09-03 01:32:12)
12.  用心棒 《ネタバレ》 
・・・黒澤監督は点数つけるのとても困ります。 もう、面白さについては皆さん書いてるので、私は「パンフォーカス」を書いときましょ。間近の飯屋のおやじと三十郎はピントが合っていて、窓の向こう側の 店の様子もバッチリピントが合っている。こりゃ実際すごいんだよ。 聞けば望遠レンズを使ってすごい遠くから撮っているらしい。この異様な画面をじっくり楽しむのも一興かと。
[ビデオ(邦画)] 10点(2010-10-13 21:54:48)
13.  がんばっていきまっしょい(1998)
青春映画は、青春を終えた人には郷愁の物語だ。でもそれは今現在が青春の人には味わうどころではない。老人はたいがい郷愁に生きざるを得ない。40代・50代の人の現在も老人には郷愁となる。自分の普段の生活に対して涙腺ゆるまれるのは、若者もいい迷惑だろう。たまにはこんな映画もいいが、すべての映画がこんなだったら嫌だ。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2010-07-10 21:07:04)(良:1票)
14.  転々 《ネタバレ》 
70年代のATG映画のような感じがあるものの、70年代では技術的に撮れない 映像なんだろうな。だってスタディカムで撮ってるし、ハイビジョン 撮影だから高画質。安っぽくなりそうな東京の秋の景色がみな美しいのです。 三木監督の作品だから、奇妙さだけ期待すべきかと見る前思ってたのですが、 一本スジの通ったちょっとしんみりするいい話。嬉しい誤算でした。 これを観た後散歩に出てみると、町が意外と小ネタばかりに思え、些細な面白さに 気づきます。三木さんの小ネタ理論は俳句の視点と似ているみたい。
[DVD(邦画)] 7点(2010-05-01 02:33:59)
15.  涼宮ハルヒの消失 《ネタバレ》 
この作品は、原作が「ハルヒ」シリーズ中飛びぬけた人気を誇り、ファンが長らく映像化を待ち望んでいたものです。それだけに、ファンも制作スタッフも期待と不安がずっしりと蓄積されていました。完全秘密裏に制作が開始され、1年以上の工程を経てこの2月、ついに日の目を見たわけです。完成した『消失』は、驚くべき作品でした。小説の映像化をここまで律儀に忠実に作った映画が今まであったでしょうか。個性の強い監督なら原作は自分色に染めるための焚き木くらいにしか考えていません。160分という上映時間も破格。興行的にいうなら長尺の作品はマイナスです。それを結果的に無視しここまで主人公たるキョンの語り口に惚れこんだスタッフの姿勢に感服します。 キョンと一緒に泣いて笑って苦しんで、傍観者であることをやめる彼を応援したくなる素敵な映画になりました。シリーズを知るものとして9点をつけさせてもらいます。 
[映画館(邦画)] 9点(2010-02-13 18:35:24)(良:2票)
16.  ああ爆弾 《ネタバレ》 
冒頭、狂言(芸としての)から始まる映画なんてこの作品しかないでしょう。 すごく斬新な作品で、音楽・音響・カットの組み合わせで作り出されたギャグ は凄いです。「どんつく」「ぽっぽー」ではどうしても笑ってしまう。 でも・・・ミュージカルでこんな寒々しい気分になったのも初めてでした。 オチに飛躍が足りない・・・大名一家の行く末は決して明るくないよ。  中島哲也監督なら、どう作るだろう・・・と考えたりします。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2010-01-29 21:18:45)
17.  風の谷のナウシカ 《ネタバレ》 
この作品は難しい。すでに連載中の原作を読んでいたせいで予備知識を持ちすぎていました。まんがでの独特の表現にも慣れていたため絵柄が清潔すぎてうまく自分に噛み合いません。「ラピュタ」や「カリオストロ」と比較すると、動画枚数が明らかに少なく、不満でした。原作のほうも、物語のテーマと演出法に齟齬が生まれている気がしていまひとつです。ナウシカにとって「正しい」ものと「美しい」ものは同義です。でも 美しいものは、本当に倫理的に正しいといえるでしょうか?宮崎氏の考え方に疑問を感じた最初の作品です。
[映画館(邦画)] 5点(2010-01-10 01:35:28)(良:1票)
18.  ヤッターマン(2008) 《ネタバレ》 
まず良いところ。CG・衣装・美術これはとても良い。スタッフの技術力・センスはすばらしく、今後の日本映画の希望と思いました。また、実写化する決断力も好感できます。 しかし・・・悪いところも書かねばなりません。あそこまで作りこんで制作されたからには綿密な計算をとことんしたものと思います。絵コンテがなければCGアニメは絶対ムリですから。それなのに、なんという間の悪さでしょう。テンポのなさでしょう。ここまで作りこんで、なんという下品なギャグセンスでしょう。監督の素の感性なのが明白なので救いようがありません。 役者さんに素人が多いので、演技は甘くしたほうがいいのかもしれませんが、ちゃんと演技指導したの?と監督に訊きたいです。監督の力量を疑います。
[DVD(邦画)] 4点(2009-12-20 21:44:49)
19.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 《ネタバレ》 
美術・デザイン・音響・アクションは別の人たちがしているので省略しましょう。「三百六十五歩のマーチ」が似合う作品でした。「序」でも思いましたが、幸せに生きたいと望むたくさんの人々が新劇場版では描写されています。前回のシリーズでは社会は冷徹で無慈悲で、閑散とした市街は孤独や疎外感を感じさせました。さまざまな群集シーンが付加された今回の作品は、(自然に対する視点が付加されたこともあって)それとは別な、前向きな暖かさを感じます。主要キャラクターのほほえましい日常は、全員を抱きしめたくなるほどでした。やられました。しかもそのすべての(幸福な)伏線が惨劇へとして収束されてゆく展開もまた見事。練りこまれた脚本を堪能いたしました。次回も楽しみです。
[映画館(邦画)] 7点(2009-08-13 22:00:58)
20.  ルパン三世(1978) 《ネタバレ》 
この映画をはじめて観たときは感動しました。ちょうど新ルパンがテレビ放送されてて、その内容にがっかりしていたときだったので。 シャープな絵柄・お色気・ダーティなダンディズム・ギャグ。すばらしいハイセンスな雰囲気にほれぼれしました。 五右衛門のヘリの斬りかたに感心した人も多いかと思います。 あの十三階段の冒頭場面は、よっぽど度胸がないとできません。 奇跡のような作品です。ホントに。
[地上波(邦画)] 9点(2009-04-18 03:24:49)
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