1. 生きる
黒澤映画の中で、この作品だけがどうにも性に合いません。メッセージ性があまりに強すぎるからかもしれません。 [DVD(邦画)] 5点(2011-07-10 18:40:56) |
2. 愛のむきだし
4時間を、見ている間はとくに長くも感じさせないというのは、やはりパワーがある作品だからだと思う。昔の日本映画にあった暑苦しいほどの圧倒的パワーを、最近の日本映画には珍しく感じさせてくれる作品。 [DVD(邦画)] 7点(2011-07-10 18:35:14) |
3. 時をかける少女(2006)
青春の瑞々しさ、甘酸っぱさがギュッと90分ちょいに濃縮された作品。これは名作ですね。 [DVD(邦画)] 8点(2011-07-10 18:13:05) |
4. 時をかける少女(1983)
《ネタバレ》 今の姿からは想像できないほどの原田知世の演技・歌の下手さ。他の役者も上手くないし、シュールな映像シーンも入るし、ストーリーも近年のアニメ版と比べると洗練されてないこと著しい、またエンドロールもよく分からない。だけど、そんなあらゆるマイナス要素も全てこの作品のノスタルジックな雰囲気を増すのに貢献している気がする。作品全体から、なんだか高校時代の卒業アルバムか卒業文集のような匂いがする一品。 [DVD(邦画)] 7点(2011-07-10 18:04:49)(良:1票) |
5. 椿三十郎(1962)
《ネタバレ》 「用心棒」の方が良かった。向こうのひりつくような感じに比べてこちらは些かスマートすぎるし、最後の決闘も向こうの方のが好き。 [DVD(邦画)] 8点(2011-07-10 17:31:09) |
6. 七人の侍
いろいろと内容の詰まった面白い作品だが、やはり長すぎて前半がだれるので、他の黒澤作品に比べると少し評価が下がります。 [DVD(邦画)] 8点(2011-07-10 17:27:40) |
7. 天国と地獄
10点付けてないのにこんなことを言うのも何ですが、基本的に文句の付けどころのない娯楽大作ですね。たしかに少しマイナスがあるとしたら、後半をもう少しコンパクトにできなかったかという点くらいです。 [DVD(邦画)] 9点(2011-07-10 17:19:43) |
8. おっぱいバレー
《ネタバレ》 なんでしょうね、この薄っぺらいストーリーは。ちゃんとしたバレーのシーンもなく、ストーリーの盛り上がりも欠け、どうにも乗り切れません。確かに恩師の家に行くシーンは良かったのだけど、評価できるのはそこだけです。大好きな綾瀬はるかが出てるのでなるべく高い点数を上げたいのだが。。ちなみに彼女の演技もイマイチ微妙でした。 [DVD(邦画)] 3点(2011-07-10 01:46:17) |
9. ハッピーフライト(2008)
航空業務にまつわる多くの小ネタをテンポ良くまとめて、しっかりと一つのストーリーにまとめあげているところは流石で、話も気楽に楽しく見られる感じで良いけど、それ以上のものはないかな。綾瀬はるかも思ったより出番が少なくて残念。 [DVD(邦画)] 6点(2011-07-09 21:33:31) |
10. 野良犬(1949)
終戦直後の雰囲気がよく書けているし、なんだか作品の中の暑さや匂いが画面からにじみ出てきそうな迫力が良い。 [DVD(邦画)] 8点(2011-07-09 21:07:13) |
11. イノセンス
攻殻機動隊よりも、こちらの方が話もシンプルだし映像も好みです。 [DVD(邦画)] 7点(2011-07-09 20:49:38) |
12. GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
海外では評価高いみたいですが、個人的には押井監督のペダンティックな悪いところが出ちゃった作品かと思います。哲学的な臭いがするだけで良く分からない話だし、パトレイバー映画版の東京の描き方には興奮した小生ですが、こちらの映画の舞台の街はなんだか香港と東南アジアの雰囲気がそのままという感じでイマイチでした。 [DVD(邦画)] 5点(2011-07-09 20:45:29) |
13. 悪人
妻夫木聡と満島ひかりの演技が良かった。また、長崎に住んでいた者として、長崎人(妻夫木聡)と佐賀人(深津絵里)の疎外感、長崎・佐賀と福岡・湯布院(満島ひかり・岡田将生)のコントラストが、すごく身に沁みた。原作未読ですが、このあたり、長崎出身の吉田修一さんの設定がうまいなと思いました。ともかく、現代日本の闇を描ききった良作と思います。 [映画館(邦画)] 8点(2011-07-09 20:37:50)(良:2票) |
14. 告白(2010)
中島監督らしい素晴らしい映像と演出。松たかこの名演技。しかし、話自体は好きになれない。 [映画館(邦画)] 7点(2011-07-09 20:27:55) |
15. 下妻物語
日本映画にしか出せないテイストで、それでいて世界に通用する迫力を持った、ここ数年では出色のエンターテイメント・ムービーと思います。 [DVD(邦画)] 8点(2011-07-09 20:21:32) |
16. 天然コケッコー
山下監督の、この何でもない日常をありのまま美化せずに描く感じ、好きです。 [DVD(邦画)] 7点(2011-07-09 16:27:01) |
17. 秒速5センチメートル(2007)
詩集のような映画なので、リアリティなんて度外視なんだろうけれど、それにしても第3部には不満が残る。けど、第1部と第2部は好き、ここもリアリティはあまり感じられないのだけど、心に深く刺さってくるものがある。誰しも、過去の学生時代の思い出を美化しているところがあって、そんな美化された心象風景とこの映画の第1部・第2部はうまくシンクロするのだと思う。 [DVD(邦画)] 7点(2011-07-09 16:22:24) |
18. スカイ・クロラ The Sky Crawlers
飛行機戦闘シーンの美しさは圧倒的。また、センスの良い音楽とあいまった、独特の切ない世界観は、強く印象に残る。あえて無機質な感じを出すための登場人物たちの絵がどうにも違和感が残るが、良作と思う。 [DVD(邦画)] 7点(2011-07-09 16:10:39) |
19. 機動警察パトレイバー
小学生時代に初めてみたときは、オペレーティング・システム、コンピューター・ウィルス、聖書といった作品を彩る要素がとても格好よく見えたし、また、この映画で描かれている東京の風景は自分の感性に少なからず影響を与えている気がする。押井監督の個性がちょうど良い程度に反映されて、今見ても本当に良い映画だと思う。世界に誇るべきジャパニメーション・ムービーの金字塔。 [DVD(邦画)] 9点(2011-07-09 16:06:41) |
20. 浮雲(1955)
テーマが暗いので好きではないが、「男と女の間」にあるという「深くて暗い河」を描ききった作品だと思う。 [DVD(邦画)] 7点(2011-07-09 15:27:16) |