1. 007/死ぬのは奴らだ
《ネタバレ》 ○ロジャー・ムーア追悼放送にて鑑賞。○これがロジャー・ムーア1作目のボンド作とは思えぬ馴染みっぷりだが、さすがに時代を感じる。○まるで逃げる前提のような拘束ぶり。○悪役に全く凄みがなく、風船状になって死ぬラストはもはやコメディ。○ボンドガールもまるで存在感なくついてきてるだけ。まだ序盤少しだけ出てきたロージーの方が存在感があった。○アクションシーンもチープ。この時代は基本的に何かにぶつける、飛んでくだけで面白みがない。ボートチェイスシーンも冗長。最後の電車内でのアクションも既視感あり。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2017-06-11 15:03:12) |
2. ダンサー・イン・ザ・ダーク
《ネタバレ》 ○結果的に殺人罪になるとして、ビルはそこまで殺してほしかったのかね。○絞首刑でラストを迎えるので救いのない結末の映画として知られるが、そこまでかね。息子の目が助かるのであれば。○なんか自分のことしか考えていない人ばかり出てくるのであまり気持ちよくはない。○ミュージカル映画だがこれくらいの尺くらいがちょうどよかった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-01-04 22:19:25) |
3. 007/スペクター
《ネタバレ》 ○前作「スカイフォール」よりも007らしく、ちゃんとしたボンドガールの配置、昔の007を惹起させる原点回帰、ダニエルクレイグボンドの集大成的作品ではないかと感じた。○前作はQの引退、ひいてはジュディ・デンチへの功労の意が出すぎていた。○今回はボンドガールと行動を共にすることが多く、窮地をボンドガールに救われるという昔ながらのお約束もある。○敵役は登場シーンと、アジトのロケーション・雰囲気こそ良かったが、終盤尻すぼみだった。時計爆弾後普通に生きてるのと、ギネスに載った爆破シーンの地味さにはがっかり。○あとカーアクションがいまいちだった。夜の街をほぼ2台で走り回るだけではな。派手なシーンは昼間のシーンが映えると思うんだが。○ダニエルクレイグの続投は不明らしいが、過去3作の悪役の元締めをやっつけたわけだから、集大成として見られても仕方ないかな。ちょっと甘めの7点献上。 [映画館(字幕)] 7点(2015-12-02 20:34:50) |
4. 007/慰めの報酬
《ネタバレ》 ○今作はボンドの復讐がメインで、ボンドガールの復讐はちょっと取って付けた感あり。そしてボンドガール自体の出番がどうも少ない。あまりに助けすぎるのもどうかだが。○アクションシーンも序盤・中盤と良かったが、終盤はロケーションの割にあっさり。○でもまぁテンポも良かったのでそこそこ楽しめた。 [映画館(字幕)] 7点(2015-02-06 22:39:24) |
5. 007/カジノ・ロワイヤル(2006)
《ネタバレ》 ○これぞ007という派手な出来で、これほど映画館で観ればと後悔した作品もない。○大がかりなアクションシーンと美女とのロマンスがあれば満足できるシリーズだが、映像がスタイリッシュで驚かされた。○冒頭の身体能力が化物相手のチェイスシーンはシリーズ史上最高のオープニングアクションだった。また身体能力で相手に劣るボンドが力技で追いかけるところもボンドのキャラを示していて良い。○また、ボンド誕生の頃の話でボンドのキャラが荒っぽいのも映像美との対比で際立つ。○そして、地味になりそうなポーカーのシーンもいろんな工夫がしてあって良い。ボンドガールに前もってライバルの目を引くようにセクシーに登場しろと言えば、ボンドが一番見とれているというフリの効いたギャグも良かった。○反対運動も起こった金髪ボンドのダニエル・クレイグも歴代ボンドの中でも一番バランスの取れた俳優だと思う。 [ブルーレイ(字幕)] 10点(2015-01-17 23:40:54) |
6. ダニー・ザ・ドッグ
《ネタバレ》 ○ジェット・リーを使った割にアクションシーンがいまいちだった。○シンプルなストーリーではあるが、モーガン・フリーマン含めピアノシーンが本筋とあまり関係していなくて残念。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-01-04 15:04:14) |
7. ダークナイト ライジング
《ネタバレ》 ○序盤は、前作から時間が経過しており、説明的シーンが多かったが、最後にはしっかりと盛り上げるあたりはさすが。○今作単体で観れば、ウェインがゴッサムへ戻る動機づけが少し弱い。○悪役は前作ほどではないが印象を残す。ただ、ミランダの存在が残念。犯罪への動機が弱すぎる。一方で、ブレイク刑事は良い存在感を示した。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-06 21:50:34) |
8. ダイ・ハード/ラスト・デイ
《ネタバレ》 ○そんなに期待して観に行かなかったが、それでも残念な出来だった。○ダイ・ハードシリーズである必要性を感じない設定を息子を登場させるだけで繋いでいるのがまず良くない。○アクションシーンはドンパチの連続。良くも悪くも80年代アクションへのオマージュなのか。○最後に親子の絆って言われても、それを感じさせるドラマもないただのアクション映画。正直に言って、この出来なら過去の作品を観ているようがよかったと思ったほど。 [映画館(字幕)] 3点(2013-03-03 21:33:31) |
9. 007/スカイフォール
《ネタバレ》 ○約4年ぶりの新作。ダニエル・クレイグボンド作をしっかり復習し、期待したがその期待を大きく下回る出来だった。○まず冒頭のアクションシーンだが、過去2作で一番地味だった。使い回しみたいなシーンが多く感じた。○それからというものはとにかく長い。前々作とほぼ同じ長さなのだが意味合いが全く違う。○サム・メンデス監督だが、やはり庭が違うのか、どうもドラマ仕立ての作風がしっくりこない。随所にらしい絵作りこそ感じるが。○前2作登場のなかったQも登場するが、メカおじさんのイメージがありしっくりこなかった。○一方で、ちゃんとしたボンドガールが登場しないのは残念だった。○終盤のアクションも含め、アクションは総じて地味だし、少ない。○ラストのマネーペニーのくだりにはニヤリとさせられた。JAMES BOND WILL RETURNと最後に出たが、新Mのもと、次回作に期待したい。○スパイは時代遅れとブロスナンボンド時代から言われていたが、その答えをMの引退にしか見いだせないとはそういう時代なのか。○総じて、このシリーズに求められるのは大掛かりなアクションと美女とのロマンスだとつくづく感じた。その柱となる大きな2つが欠けてしまってはダメだな。○最後に、長きにわたってこのシリーズを支えたジュディ・デンチに拍手を送りたい。 [映画館(字幕)] 4点(2012-12-01 17:15:58)(良:2票) |
10. ダイ・ハード4.0
《ネタバレ》 ○12年ぶりのシリーズということでやはり期待するところは原点回帰なのだが、1作目から時がたったというのを感じさせるいわゆる最近のアクション映画といった印象。○ジョン・マクレーンはそのままの印象だが、もう少し知的なシーンもほしかった。○悪役こそ大したことないが、アクション映画としては及第点。 [映画館(字幕)] 7点(2012-09-30 15:47:03) |
11. ターミネーター4
《ネタバレ》 ○期待こそしていなかったが、結構退屈する作品だったな。○前作までの追われる恐怖がほぼなく、1作目に至るまでのお話。オマージュも見受けられる。○説明的展開が多く、終盤などオマージュ任せのアクションシーン。作風からして新路線なのだが、斬新さも特にない。アクション、キャストと最高だった「1」「2」を超えるのはまず無理だろう。 [DVD(字幕)] 3点(2012-08-22 23:40:17) |
12. 007/ユア・アイズ・オンリー
《ネタバレ》 ○前作ふざけた分、真面目に作ったんだなというのがよく分かる。アクションシーンやキャスティングも力を入れているのがその証。○時間を懸けたアクションシーンは見もの。爽快感溢れるスキーシーンは007シリーズでもかなり長いアクションだが、だれずにシリーズ史上最高部類に入るアクションシーンに仕上がっている。素晴らしかった。○ただラスト含め話がいまいちだったな。ほかのアクションシーンに力入れている割にあっさりだったし。いろいろ相殺して5点かな。 [DVD(字幕)] 5点(2012-03-17 00:51:31) |
13. 007/ダイ・アナザー・デイ
《ネタバレ》 ○ストーリー、悪役、ボンドガールともに魅力がなく、CG使い放題でこのシリーズの中では原点からかなりかけ離れた作品。 [DVD(字幕)] 4点(2012-02-26 16:37:40) |
14. 007/ゴールデンアイ
《ネタバレ》 ○2回目の観賞。○初回観た時と変わらずどこか地味な出来。戦車シーンなどインパクトはあるが、やはり音楽とテンポが問題だろう。○エリック・セラの音楽は好きだが、今回ばかりは地味な作風にそれとなくマッチしているが、このシリーズであると考えると違う気がする。○テンポ悪くはないが良くもない。後に監督した「カジノ・ロワイヤル」と比較しても今作のほうが14分短いのにテンポの良さは劣っている。○また、難航したというボンド役だが、ピアース・ブロスナンの新生ボンドは鮮烈なデビューを飾ったとは言い難い。スマートでジョークもきくのだが、地味な印象。○また、時代が時代だけに敵を見つけにくい中、結局ロシアかという感じ。ボンドは新しくなったのに、まるで皮肉るかのように時代遅れだなんだ言われるボンド。せっかく新生ボンドなのにと言わんばかりのピアース・ブロスナンの表情は見もの。 [DVD(字幕)] 5点(2012-02-19 17:16:13) |
15. 007/トゥモロー・ネバー・ダイ
《ネタバレ》 バイクのシーンや車をリモコンで操作するシーンは好きだが、まとまりに欠ける。ラストの決闘もあまり盛り上がらず終わってしまった。 [地上波(吹替)] 6点(2012-02-05 20:25:16) |
16. 007は二度死ぬ
《ネタバレ》 ○前作と同様原点からかなりかけ離れ、むしろ007シリーズとはいえないほどの出来である。○米ソの宇宙覇権争という設定を全く活かせておらず、緊張感の欠片もない。○あまりにも突っ込みどころ満載の脚本。友達と一緒に突っ込みながら観たいと思わせるほどの出来で、逆に笑えてくる。○シリーズとして変化をもたらすための日本の設定も、日本人として若き日の丹波哲郎、若林映子、浜美枝を見られた以外には、特に見所はなかった。 [DVD(字幕)] 3点(2009-06-20 09:50:14) |
17. 007/消されたライセンス
○ダルトンはこれでボンド引退とは寂しい限り。少なくともそれまでのボンドでは一番だった。○前作同様、あるいはそれ以上にダルトンの個人行動が目立ち、007シリーズでは異色と言えば異色の作品。とは言うものの、コメディやダルトンらしさはしっかり含まれている。○空・陸・海とアクションは相変わらず頑張っている。 [DVD(字幕)] 8点(2009-06-19 16:54:11) |
18. 007/ムーンレイカー
《ネタバレ》 ○中盤からの「スター・ウォーズ」パロディはまあひどかった。みんなスローモーションで動いているだけ。コメディにすれば良かったのにと感じた。○キャスト、展開など全てにおいてつまらなかった。 [地上波(吹替)] 1点(2009-06-18 13:24:02) |
19. 007/私を愛したスパイ
《ネタバレ》 ○ロジャー・ムーアはそんなに魅力的でないし、本人も認めるとおり運動音痴。肉弾戦にまるで迫力なし。○その運動音痴を埋めるべく登場するQの発明品はなかなかのアイデア。○どう見てもボンドよりもジョーズの方が存在感がある。○ストーリー上の面白さはそんなにない。 [DVD(字幕)] 5点(2009-06-14 22:23:49) |
20. 007/リビング・デイライツ
《ネタバレ》 ○ティモシー・ダルトンは歴代ボンドでは上位だろうと確信しました。作品の面白さも上位。○新生ボンドの誕生に期待していたのだろうか、かなりお金がかかっている。それもあって、陸・海・空それぞれのアクションが堪能できる。○悪役に存在感がない。この手の映画では必要最低限の要素の一つ。そういう意味ではミスキャスト。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-14 21:59:20) |