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1.  不死身の保安官 《ネタバレ》 
いや、これは、面白すぎです。西部事情など何も知らない英国紳士が、銃販売の営業にやって来る、という導入部分からしてニヤニヤしてしまいますが、その後もその設定をフルに使い切っています。その中で、「ワルの二大集団の対立の解決」「先住民との関係の調整」という二大ミッションを達成しつつ、一番大事な(?)「ヒロインとのラブロマンス」も成就するという(作中の人物としても作品の制作としても)難題をクリアしています。しかも一つ一つのネタの仕込みが、いちいち丁寧なのです。最初に下っ端が退治される酒場のシーン、カメラの長回し左右往復で引っ張っておいて、対面してからは相手のワルぶりを画面上も台詞上も強調しておき、いざ事が起きるのは一瞬。このネタ振りと落とし方。コメディはこうでなくてはいけませんよ。そういった例はほかにもたくさんありますが、そのどの場面でも、主人公のブリティッシュ魂が一貫しているのが、作品の強度と、そして笑いを確保しています。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-03-19 23:00:57)(良:2票)
2.  フラッシュ・ゴードン 《ネタバレ》 
ダッダッダッダッダッダッダッダッフラッシュ!ア~、のテーマ曲さえ聴ければいいと思っていたのです。中身にはまったく期待していませんでした。はたして、セットから衣装から筋書きから、B級道を、いや下手するとC級道を突き進んでいます。ところが意外なことに最後まで楽しめてしまったのです。勝因はまず、敵の異常な強さと悪さです。悪の皇帝ミンは、変に人情味を見せたり弱点があったりはしません。全宇宙最強にして冷酷です。いくら描写がB級であっても、その視座にブレがないため、まるでヤプールに対抗するウルトラマンAのごとく、見る側は全力で応援しなければならないのです。そして、相手は最強なのですから、戦法としても、「宇宙船を奪ってそのまま体当たり突撃する」しかありません。一本の筋が通っています。また、プリンセスがいきなり味方になるのですが、それも、「冷酷な父に育てられたが娘はまともで良心的だった」とかいう無理のある設定ではなく、単に男漁りを広げた結果主人公に行き着くのです。素晴らしい持って行き方です。また、何の武器も技術もないくせに「諦めるな!団結するんだ!」だけで地球を救ってしまう主人公の設定のいい加減さも、なかなかいい感じです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-12-05 01:02:48)
3.  フェスティバル・エクスプレス 《ネタバレ》 
最初の方でいきなり、「音楽イベントにはタダで入れて当然」と押しかける群衆の民度の低さに唖然。そういう裏事情が先に見えてしまうと、その後のツアーの進行にもあまりのめり込めなくなる。あとは、列車内風景そのままと各現地のライブがさしたる解説もなく交互に出てくる感じなのですが、そんな中でも、オフステージでは無邪気に笑い、ステージでは全身で絶唱するジャニスには、その後の彼女がたどった運命を考えると、何とも言えない気持ちになる。
[DVD(字幕)] 6点(2021-08-07 20:39:31)
4.  ブレードランナー 2049
前作は、先鋭性とB級ぶりが奇跡のような融合を見せて、それがカルト映画として語り継がれる原動力となり、そしていつしか伝説となったのだと思う。今作品は、設定はいろいろ継承しているものの、何というか、綺麗すぎるのだ。また、各登場人物への眼差しも、妙に優しすぎる。1つの作品としてはともかく、ブレードランナーの名は冠しない方がよかったと思う。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2021-06-26 00:38:23)
5.  プラトーン
最初に見たときからずっと違和感があったのが・・・最近やっと分かりました。つまり、地道な戦闘をひたすら描き続けるというアプローチの方針は分かるのですが、戦いの全体像がさっぱり見えず、一方でバーンズとエリアスの対立軸は分かりやすくくっきりしているため、結局物語がその限度に収斂しているのです。よって、いくらジャングルの苦難の戦が続いていても、それを撮っただけで終わってしまっています。なのに何で当時の世評が高かったのかというと、誰も活躍しないというアンチヒロイズムが斬新に感じられたから、じゃなかったのかな。
[映画館(字幕)] 4点(2020-08-03 23:44:24)(良:1票)
6.  フォー・ウェディング
やりたいことは分からなくもないのです。4つの結婚式を軸にして、その周りにいろんなカップルとかそれもどきとかそれ未遂とかをちりばめて。ただ、前提の各キャラとかその人間関係とかが作り込まれてないので、似たようなカップルが大量にいるようにしか見えないのです。それと、肝心のマクダウェルよりもK・S・トーマスの方が圧倒的に魅力的なのも、バランスをずらしてるなあ・・・。
[DVD(字幕)] 6点(2020-05-06 17:05:34)
7.  フォロウィング
時間軸云々もですけど、それ以上に、そぎ落とされた無駄のない会話のやりとりが心地よく、見ていて引き込まれていくのです。しかしそれにしても、この中のどこから、「インセプション」とか「インターステラー」の仰々しさが生まれていったんだろう・・・。
[DVD(字幕)] 6点(2019-06-10 01:09:56)
8.  ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 《ネタバレ》 
これ、コワルスキー視点で統一した方がずっと面白かったと思うんですけど。●CGはもちろん頑張っているのですが、とにかくカメラが慌ただしく動きすぎて、きちんと見せていないので、ごまかしているようにしか見えません。●肝心の動物たちが、ただその場にいて動いているだけであり、生態や性能なんかがまったく作り込まれていないのもダメ。面白かったのは、カマキリみたいな動物が手錠の鍵を外すシーンくらい。●エディ・レッドメインがこんなお間抜け役も意外に合っているという新発見に4点。彼が登場するだけで画面のダレを大幅に減らしており、この存在感は貴重です。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2019-04-09 02:06:22)
9.  ブラジルから来た少年
70年代後半サスペンス特有の、じわじわ~っと危機が迫ってくるような雰囲気は悪くないのですが・・・ミステリーとして見た場合のウラはともかく、登場人物の行動に変化やドラマがないので、映画を見ているというよりも、よくできた小説の映像再現版を見ているような気になるのです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-08-28 23:49:54)
10.  フューリー(2014)
やっぱりこれ、単に「戦車を撮りたかっただけ」なんでしょ。主要キャラで5人もいながら、人物造形やその変化にはほとんど配慮されてないし。ただ、映画ではあまり見ない「移動しながらの戦車同士の砲撃戦」なんかは、その執念が結実したかなりのこだわりが見られます。といっても、いくら砲撃や銃撃描写を頑張っても、ドイツ人女性宅での4人の静かな会話のやりとりの方が、はるかにドラマチックでスリリングだったりするのですが。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-07-25 23:54:09)
11.  フェアリーテイル(1997)
内容自体はそう大した話ではないのですが、風景と映像の美しさがとにかく絶品です。それから、女の子2人の、それ自体が妖精ではないかというくらいの気品のある可愛らしさも素晴らしいです。妖精の出番のタイミングや登場のさせ方も絶妙で、その存在を前提として話が進むことに少しも違和感がありません。ファンタジーを基本的に理解しない私でも楽しめました。
[DVD(字幕)] 7点(2018-06-18 00:16:46)
12.  ブルックリン
導入部からやたらサクサク話が進むし、一つ一つのシーンもすぐ切られてしまうなあ、と思っていたら、最後までそのまま行ってしまいました。そもそもアイルランドでどういう人生を送っていたのかもよく分からないし、なぜブルックリンなのかもよく分からない。さらに、その後苦労を重ねてどうこう、とか言われても、描写が形だけ。シアーシャ・ローナンは、もっと複雑な高度な表現でもできる人なんですけどね・・・。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2018-04-27 01:26:55)
13.  プルートで朝食を
趣旨不明な細切れシーンを2時間以上にわたって見させられる、非常に辛い作品。あの異様に細かい章立ても、何で必要だったんだろう?この監督でこの主演なんだから、もっとじっくりどんより落ち着いた作品を期待していたのですが・・・。
[DVD(字幕)] 2点(2018-01-26 23:50:51)
14.  ブンミおじさんの森
ひたすらそれっぽいイメージ映像が続いているだけで、演者は芝居がつけられていない放置状態で、見ていて辛かったです。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-01-12 01:32:37)
15.  ブラック・ドッグ
どこからみても単なるB級作品以外の何物でもないのだが、パトリック・スウェイジの主演作という点においては、今となってみれば貴重。
[CS・衛星(吹替)] 3点(2016-07-17 01:04:30)
16.  プレステージ(2006)
ノーランのオタク魂全開の作品。中身やディテールがどうのこうのというより、この窒息しそうなほど濃厚に凝縮された空気感が、オタク。
[DVD(字幕)] 7点(2014-11-10 02:10:38)
17.  ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
音楽自体は、普段聴かない分野のもので新鮮だったのでこの点数。ただし、作品としての構成には疑問があり、例えば、事実を伝えたい、もしくは記録したいのであれば、単なるインタビューの丸投げや映像の垂れ流しではなく、最低限の周辺データを盛り込まなければ記録にならないし、他方、解釈や表現を伝えたいのであれば、演奏と語りが交互に挟まれるだけという貧困な構成ではどうしようもないだろう。つまり、見ようによっては、全体が制作者の壮大な自己満足にしかなっていないということ。
[DVD(字幕)] 6点(2014-03-16 22:14:37)
18.  ブラックブック 《ネタバレ》 
見ているときは先の見えない展開を面白く見ていたのですが、結局はエンターテインメント作品の枠を出ていないんですよね。牢獄に突入して救出するシーンでも、突入もあっさり成功、官憲側の反撃もあっさり成功。同種の例はほかにもいろいろあります。これではいくら物語上の障壁を周到に準備していても、全体が予定調和的に見えてしまいます。主演の女優さんの力の入った演技に+1点。
[DVD(字幕)] 7点(2013-09-29 03:27:32)
19.  冬のライオン
ひたすらキャサリン・ヘップバーンの凄味を知るための作品。登場人物関係の予備知識がなくても、彼女の表情を見て台詞を聞くだけで、大体、どんな話で何が起ころうとしているのかが分かってしまう。その迫力には、若き日のホプキンスも歯が立っていないし、オトゥールはかなり健闘してはいるものの、逆に変な力みが入ってしまっている。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-08-11 03:08:40)
20.  ブーリン家の姉妹 《ネタバレ》 
ヘンリー8世とアン・ブーリンという人物を採り上げているのはなかなか興味深いが、この2人だけでも歴史上の十分なドラマはあるんだから、あえて妹にスポットを当てる必要はなかったのではないか?焦点が、姉妹間や家族間のことなのか、宮廷内のことなのか、どっちつかずになっているので、非常にもったいない印象を受ける。結局、筋を追うことで手一杯になっているのですが、それでも、キャサリンの追放シーンや、ラストの容赦ない処刑シーンなど、もっと引っ張ってほしかったと思えるパートは多々存在する。あと、ナタリー・ポートマンは、頑張ってクイーンズ・イングリッシュの発音にも取り組んでいるんですけど、やっぱり当時のイギリスの女王様という感じはあまりしないね。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-07-01 22:13:42)
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