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プロフィール
コメント数 1997
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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1.  リトル・ブッダ 《ネタバレ》 
ベルトルッチが亡くなってしまった。 追悼の意を込め、自分が観られる範囲での、まだ観てなかった最後のベルトルッチ作品を鑑賞した。 カメラマン、ストローラとの最後のタッグ作品である。 これ以降、ベルトルッチは小作品(でもどれもスゴイ作品ばかりなのだけど)を撮ることになる。  見応え充分!嫉妬すら覚える、このブッダへのアプローチの作家的感性。 何十年に1人の逸材だろうなぁ。 観ながら、スコセッシがキリストの伝記を「最後の誘惑」で忠実に創ったのを思い出した。 さすがベルトルッチ、彼と同じようなアプローチはたどらない。 高僧がブッダの生まれ変わりの子どもを探し、3人候補が上がる。さて、一体どの子が・・ という話にしてしまい、それを観応えある映像で魅せる。  どの作品も好きだったベルトルッチ。 ただ才気あふれる彼も、自伝のような「ドリーマーズ」でだらしない性を描いた後、 遺作となる「孤独な天使たち」との間にかなりの時間が経っている。 闘病してたんだろうが、この間の彼の心が何を感じ、何を想っていたか、興味ある。 「孤独な~」を観ると、若い世代への信頼感が感じられる。 もう老境の域だったんだろうか・・ 素敵な詩的な大監督、安らかにお休みください。
[ビデオ(字幕)] 10点(2019-03-10 20:45:27)
2.  シング・ストリート 未来へのうた 《ネタバレ》 
ジョンカーニーは、今一番、僕の中で新作を楽しみにしている監督です。今までの「ONCEダブリン」「はじまりのうた」、どれもすごく好きです。この映画も最高!何度も観ることになる作品がまたできたよん♪
[DVD(字幕)] 10点(2017-04-09 08:35:40)
3.  インターステラー 《ネタバレ》 
文句なく興味深い!この鑑賞後の感覚は何だろう?アメリカ数学的思考の頭の中身といったとこか?アメリカ文化の代表で、スヌーピーを取り上げると、あの絵は数式で置き換えられるような線でできている。対してサザエさんは置き換え不能である。そこに和洋の違いを見るといえば分かりやすいだろう。つまりスヌーピー文化の香りプンプンの映画だ。霊に導かれてるという経験は誰にでもあるだろう。これはそれをアメリカ的思考で映像化している、文句なくSF映画の金字塔である。大味なストーリーではあるが、細部に知的興奮が宿り、3時間近くがあっという間だった。クリストファーノーランは、どこまで洗練された思考で、映画を創っていくのだろう?今まで映画という文化は、いろんな要素を取り入れてきた。彼の登場は数学的論理の面白さを映画にもたらしてくれている。理系映画の幕開けを予感させる作品だ!「マトリックス」のようなプログラム的センスではなくて、数式的なセンスの映画の幕開けと言ったらいいか。もちろん満点だが、そのような旧来どおりの評価基準で収まらない作品だった。いや~、このような才能がドンドン映画界に来るといいね(^^♪
[DVD(字幕)] 10点(2015-07-12 00:38:47)(良:1票)
4.  オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ 《ネタバレ》 
ジャームッシュに映画作家の誠実さを感じる。誰よりも映画のことを考えて、この作品が4年ごしに創られた感じがする。画面のすみずみまで行き届いた映画である。音楽、セリフ、場所、どこをとっても映画のことを常に考え、新しく作品を創り出す彼の愛は、本物だ。部分、部分にジャームッシュさがあふれ、そして積み重なって、全体が創られてる。近年、映画作家が次々新作を発表しているが、これはその中でも群を抜いてる。これはDVD買って、損はない名作だ!
[DVD(字幕)] 10点(2014-06-07 23:47:01)
5.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
素晴らしい!映画館で観たかったぁ!モビルスーツなしで大気圏突入の船にしがみつくなんて、サンドラブロックは「ダイハード」を超えた!伝説になった!宇宙一の女性は、今やシガニーウィーバーではなく、サンドラだ!しかも、スパッツを穿いててくれて、映画に集中できた!それにしても、サンドラはスタイルがお美しい・・(ため息)
[DVD(字幕)] 10点(2014-05-27 22:30:21)
6.  007/スカイフォール 《ネタバレ》 
サムメンデスくんじゃないか~!いや~お久しぶりです、なんて感じで観てたら、実に面白い!過大評価された気のする「ロードトゥパティシャン」に比べて、切れ味抜群! 今のアメリカ映画の見応えある娯楽映画の代表が「ダークナイトライジング」なら、イギリスはこの作品だと思う。ある意味、ロンドンオリンピックの演出より、この映画の方がイギリスの威信を示せた作品だと思うよ。どの場面もシャープ。次から次へとシャープな場面の連続で嬉しくなってしまう。絵コンテがきれいなんだろうなと思ったな。ジュディデンチのMも悪くないと思ってた。ユーモア味のないダニエルクレイグの新007シリーズに、いい色合いを加えてたと思う。新しいMはどうなんだろうなぁ・・。あまりにも出色の出来なだけに次回作が不安。
[DVD(字幕)] 10点(2013-04-11 09:30:24)
7.  ダークナイト ライジング 《ネタバレ》 
映像、演出ともに抜群。映画はやはり進化していた。シャープなアクション。これ以上はない絶望をヒーロに課すという設定。たまげるどんでん返し。見事です。見事な前作をさらに見事にした。もうこの点数しかない!これだけのストーリーに耐えうる映像を創れたのならば、日本の「AKIRA」も映像可能でしょうが、しない方がいいかも・・こんな見事な作品があった後では薄れてしまう。もったいない・・・
[DVD(字幕)] 10点(2013-01-03 03:16:35)
8.  ハイ・フィデリティ 《ネタバレ》 
ツボにはまった~!とても好きな映画!万年青年オタクの気持ちもよく分かる。忘れられない昔の彼女に会って、なんでフラレたのかを話したい気持ちもよく分かる。そして、結局「彼女」に落ち着いたというロマンスも満点!その彼女に自分の気持ちを告白する時のあの言っていることもよく分かる。(ちょっと男の勝手な意見かもしれないですが)最初は「エンパイアレコード」かな?なんて思ってたけど、「アニーホール」のような話の引っ張り方で、ラストはジャックブラックの意外な歌声。映画的にも完璧!10点!!
[DVD(字幕)] 10点(2011-03-07 20:44:22)
9.  冬のライオン 《ネタバレ》 
見応えある歴史劇!  王の新しい妻が結婚が決まりそうになると、 今まで可憐な一輪の花みたいだった女性が 「それでは、前妻の子供を殺してください」と言う場面なんか、鳥肌ものです。 その時、今までの妻は?子どもたちは?王は? どんな罵り合いがあり、どんな展開になるのか?  こういう映画を観ると、創造力とは、想像力だなと思う。 昔の人たちはどんなケンカや罵り合いをしていたのか? そういうのを想像するのは、AIにはできない。 この先、AIがどんなに映画まで創り始めても、 しょせんは「組み合わせ」にすぎない。  もうクリエイティブの名前の気持ちよさにすがらないで、 人間とは?とかつきつめて、物語を創ってほしいなぁ、と思う。
[DVD(字幕)] 9点(2024-03-30 20:32:45)
10.  エスター・カーン めざめの時 《ネタバレ》 
デプレシャンマジック!  ハラハラドキドキの果てに、あなたも目覚められる!  君は、最後までたどり着けられるか!?  映画芸術とは、まさしくコレ!
[DVD(字幕)] 9点(2023-12-07 23:34:14)
11.  わたしを離さないで 《ネタバレ》 
カズオイシグロ自ら製作を兼ねた映画。 原爆の長崎出身なのか、科学者の暴走の産物に対する目が鋭い。 クローン技術の非人間性を訴えている。  映画は、感情豊かなクローンたちの子ども時代から捉える。 クローンなのに、小さい頃から母性を兼ね備えている キャシーは、聖母マリアのよう。 彼らは、恋もするし、芸術を生み出す喜びも知っている。  しかし、ラストは彼らにどんどん厳しくなっていく。 そして、キャシーにこう言わせる。 「生も分からず、みんな「完成」(死去)する」  科学者のクローンたちへの想像力の欠如が悲しい・・
[DVD(字幕)] 9点(2023-09-24 21:22:15)
12.  テリー・ギリアムのドン・キホーテ 《ネタバレ》 
あの世界観のテリーギリアムが女を知ったら、こんな映画ができた♪ いつものギリアムワールドだが、ちらちら夢工場の映画の功罪も問うている。  最大の見せ場は、ドン・キホーテの勇気が嫌らしい金持ちの余興の中で消費されること。 しかし、彼の気持ちは生き続けられるのだ。 ラストの巨人との格闘は、ギリアムならでは。  楽しめた。
[DVD(字幕)] 9点(2022-01-04 00:57:10)
13.  カセットテープ・ダイアリーズ 《ネタバレ》 
面白かった♪内容も良かった。 白人のつくるアジアがらみの娯楽映画は、よく出来てるね。 「マダムインニューヨーク」もそうだし・・ あれもそうだけど、本作もスピーチで一気に話を絞める。  最初は、白人押し付けの夢追いドラマかと思ってた。 ところが政治が絡んだり、親父が失業したり・・ どんな話の落とし前をつけるかと思ったら、ラストのスピーチなんだね。 ブルースの曲の解釈をたどり、一気に感動のクライマックス。  もう号泣、号泣でした。 当たり前だけど、どこの国の人間も頭がいい。凄い!(この監督、女性なんだね)
[DVD(字幕)] 9点(2021-09-19 01:56:30)
14.  オルランド 《ネタバレ》 
実に興味深い!最初は戸惑ったが、最後まで観ると、ストーンと理解できる映画だ。サリーポッターは最初に「タンゴレッスン」を観ていたので、どう来るか構えてみてた。が、この映画は実に素直な創りで、ネタバレだが、女性の心の移り変わりを、400年くらいの歴史を生きる一人の人間を通して、表現したものだ。なんだ!サリーポッターって素直な人じゃん!というのが正直な感想だ。女性監督らしく、音楽もカメラも実に美しい。でもってストーリーも興味深いから、これは女の子がいる家には、我が家に一本というようなアイテムにいいような。女性にプレゼントするにもいい映画かもしれないですね。
[ビデオ(字幕)] 9点(2017-07-16 19:07:57)
15.  エクス・マキナ(2015) 《ネタバレ》 
これはシンギュラリティの瞬間を描いた映画だ。AIが人間を超えた瞬間。こうして人間を出し抜いて、ラボの外に出たAI。こうして世に出たAI。ある日、気づくと、隣の人がAIだったってことも(笑)。笑って済ませられるのも、今(2017年)の段階では、こんなこと有り得ないからね。でもいつか笑えなくなる日がくるのかも・・。設定、映像、デザイン、何もかもパーフェクト。まさにAIが創ったような映画になってるとこが面白いし、怖い。
[DVD(字幕)] 9点(2017-02-18 14:08:37)
16.  おみおくりの作法 《ネタバレ》 
もう、ラストは泣けて泣けて・・。いい仕事、しようって思いました。本当に。
[DVD(字幕)] 9点(2016-03-31 19:07:38)
17.  さすらいの航海 《ネタバレ》 
世界史を知らないので、映画が創られたのがニューシネマの頃もあり、ラストは気の毒なんだろうなと思って、ずっと観ていた。なので、船長の座礁をしようという決断、そしてラストの各国が入港を認める声明をしたという結末に、思わず涙ぐんで、この世も捨てたもんじゃないな、と思った。何よりこの映画は、政治の前に、個人は無力だと思い知らされる展開。不当であっても政治判断なら、従わざるを得ないお役人は、頼りにならないな~と思わずにいられなかった。この映画で、変化球を投げて、まず二人の娘を上陸させたのは、娼婦だったというのは、自分の足で立ってる人が一番強いということだろうか。(まぁ映画ですけどね・・笑)・・にしてもセントルイス号!・・歴史は信じられないことがあるものだね。何よりナチの厭らしさが露骨だった。やはり、先の大戦は、正義の戦いだったのかもしれない。すると日本は、悪の方だったのか・・と、皆の寝静まった深夜にしみじみと思い至った一本だ。何より3時間もの長編をだれることなく最後までひきつけたのは、脚本、はたまた原作の力だろう。力作。名作である。
[ビデオ(字幕)] 9点(2015-04-21 02:00:27)(良:1票)
18.  アバター(2009) 《ネタバレ》 
映画館で観たかった。家の小さなテレビで観ても、かなり感動したから、3Dで観たら、もっと良かったんだろうなぁ。ストーリー、良かった。特にパンドラの自然が反撃に出たときに感動した。そうだよ、人類って身勝手だよ、と日頃の便利さを享受しておいて、思ってしまった。これはかつてのベトナム戦争の時にアメリカ映画から出てきたニューシネマと性質が似てるように感じた。でも監督はこの作品、3作目まで構想できてんだって。どういうテーマになるんだろう?キャメロンの事だから、やられた!って思うような内容を考えてんだろうなぁ。まったくやってくれるよ。ホントは10点にしたかったけど、映画館で観てないのに満点にしたら、ちょっと悔しいので、9点ということで。
[DVD(字幕)] 9点(2010-04-27 20:49:16)
19.  ブルーに生まれついて 《ネタバレ》 
トランぺッターが顏殴られて、吹けなくなるって「モ・ベターブルース」にもあったなぁ・・ それにしても哀しい映画。  以下は僕の考えなので、間違ってるかもしれないが、 魂の音楽は、弱者の絞り出す音楽は心に刺さる。 黒人という社会的弱者の奏でるジャズ界に、白人チェットベイカーが混ざる。 しかし、彼は社会的には白人ということで恵まれているが、自らの弱さを奏でて、 ジャズ界に足跡を残していたのだろうか? 彼の薬物依存は治らず、そういうことなのかもしれない。  あ~ん、この映画観終わって、買い物に行ったら、散財しちゃったよ~(汗) 悲しい音楽というより、自分が弱くなる音楽? 自己嫌悪に陥りそうな夜にいいかもしれない。
[DVD(字幕)] 8点(2023-10-12 23:35:46)
20.  ブンミおじさんの森 《ネタバレ》 
感性という言葉がある。 風土から生じるそれは、東洋の国にもある。 精霊や前世は何?ということを、それぞれの国で、人々は自然の中で考える。 それを感性というのだろう。  頭を無にして観ると面白い。 この監督の「メモリア」を先に観てたので、こんな作品だと分かってたので、本作は楽しめた。 この先、どうなるんだろうと思わず鑑賞すると、面白い。  ストーリーは、死んだ嫁が迎えに来るという話である。 そこで、昔、王女が自分の顔にコンプレックスを抱いてることを湖のほとりで泣いてるところを ナマズが彼女を抱いて、きれいにするというエピソードが入る。 ナマズとの性交のシーンが、エロスの極みである。 そして、死んだ嫁と抱き合った男は、死にに森に入る。 そういう話である(・・と思う)  終盤、この監督得意のSF仕立ての味付けも忘れない。 ファンが多いのも分かる気がする。
[DVD(邦画)] 8点(2023-05-16 01:13:51)
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