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S&Sさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2405
性別 男性
自己紹介 〈死ぬまでに観ておきたいカルト・ムービーたち〉

『What's Up, Tiger Lily?』(1966)
誰にも触れて欲しくない恥ずかしい過去があるものですが、ウディ・アレンにとっては記念すべき初監督作がどうもそうみたいです。実はこの映画、60年代に東宝で撮られた『国際秘密警察』シリーズの『火薬の樽』と『鍵の鍵』2作をつなぎ合わせて勝手に英語で吹き替えたという珍作中の珍作だそうです。予告編だけ観ると実にシュールで面白そうですが、どうも東宝には無断でいじったみたいで、おそらく日本でソフト化されるのは絶対ムリでまさにカルト中のカルトです。アレンの自伝でも、本作については無視はされてないけど人ごとみたいな書き方でほんの1・2行しか触れてないところは意味深です。

『華麗なる悪』(1969)
ジョン・ヒューストン監督作でも駄作のひとつなのですがパメラ・フランクリンに萌えていた中学生のときにTVで観てハマりました。ああ、もう一度観たいなあ・・・。スコットランド民謡調のテーマ・ソングは私のエバー・グリーンです。


   
 

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101.  ダンケルク(2017) 《ネタバレ》 
一週間・一日・一時間という登場人物三人の時間軸をラストに集約させるという戦争映画では観たことがないストーリーテリングが、いかにもクリストファー・ノーランらしくて斬新でもあります。空や海上の天気は晴れているのにダンケルク海岸は悪天候気味なのは可笑しいなんて、ピント外れのツッコミを入れていた自分でした。ダンケルク撤退の映画というと、自分にはどうしてもジャン=ポール・ベルモンドの『ダンケルク』が刷り込まれているんです。ノーラン版『ダンケルク』のファースト・シーン、ドイツ軍が撒いたビラを拾うところは、完全に1964年版のファースト・シーンへのオマージュになっています。あの映画はフランス軍側の視点で描かれ厭戦感に満ちていました。でも若いと言ってもノーランもやっぱり英国人でして、救助に向かう側の「戦いはこれからが本番だ」というジョンブル魂を前面に押し出しています。考えようによっては、この映画はマイケル・ベイの『パール・ハーバー』みたいな過剰なヒロイズムで撮るという手もあったわけですが、まあ知的なノーランがそんなバカなことする訳もないですけどね。ラスト、やれることはすべてやり尽くして海岸に着陸して捕虜になるトム・ハーディの不屈の面構え、これこそ英国人という感じでした。 戦闘シーンでは、とにかくノーランのスピットファイア愛が凄かったというのが感想です。今までの彼の作風とは違い、CGを使わず実写に拘るという姿勢でしたが、これも良し悪しでしたね。海軍の軍艦になるとさすがに大戦時の実物を撮影に使うのは不可能で、登場する艦艇はもろ現代の軍艦です。せめてこういうところにはCGを使って、第二次大戦の駆逐艦を再現した方が良かったんじゃないでしょうか。
[DVD(字幕)] 7点(2018-03-03 22:04:32)(良:1票)
102.  戦艦デファイアント号の反乱
ピーター・ウィアーの『マスター・アンド・コマンダー』が撮られるまでは、もっともリアルな帆船戦争映画とファンの間では人気が高かった作品だそうです。ナポレオン戦争真っただ中の英国VSフランスの帆船同士の戦いとくれば、やはり『マスター・アンド・コマンダー』と被るところは大ですね。 紳士的な艦長(アレック・ギネス)と有力なコネを持つサディスティックな副長(ダーク・ボガード)の対立と、劣悪な環境と過酷な体罰に耐えられなくなって反乱を企てる水兵たち、というこのジャンルの要素は漏れなく盛り込まれていて、『戦艦バウンティ号の反乱』を彷彿させます。もっともアンソニー・クェイルたち水兵が企んでいるのは、反乱というよりはストライキと強訴みたいなソフトな反抗なんですけどね。 この映画の優れたところは、イングランド海軍の悪習をリアルに映しているところです。特に冒頭の強制徴募のくだりはびっくり仰天です。これは水兵が足りなくなってくると街でぶらぶらしている若い男を捕まえて無理やり軍艦に乗せて水兵にしちゃうという驚くべき制度で、もう拉致以外の何物でもありません。そしてロイヤル・ネイビーお得意の恐怖のむち打ち、これもほんとにつまらないことで課せられる刑罰なのが、この映画でもよく理解できます。戦闘シーンもリアルで、敵艦に横づけして乗り込んで剣で斬りあうなんてまるでカリブの海賊です。まあ大英帝国海軍と言ってもその起源は勅許海賊ですから、その気質はこの時代でも色濃かったのかもしれません。戦闘シーンはもちろんミニチュア撮影ですけどかなりレベルが高い特撮で、普通に航海しているシーンでは本物の帆船を使っているのも素晴らしい。 結末はあまりにきれいごと過ぎるところが鼻白みますが、時代を考慮すればなかなかの佳作と言えるでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-02-28 18:24:15)
103.  ダイ・ハード/ラスト・デイ 《ネタバレ》 
出来損ないの映画だとは聞いていましたが、まさかここまでひどいとは想定外でした。まず、娘は第一作から登場してますけど、ジョン・マクレーンに息子がいたなんて設定自体が無茶苦茶かつデタラメもいいとこです。そしてそいつが父親も知らないうちにCIAのエージェントになっていたなんて、脚本書いててちょっとやり過ぎだと思わなかったんですかね。このゴリラみたいな若造がマクレーンの息子だと言われても、あまりに似ていなさすぎて笑うしかありませんでした。でも父親からは不死身特性だけはしっかりと遺伝されているのは判りましたけど、ラストでブルース・ウィリスに「マクレーン家の男は不死身だ」と言わせちゃうんだから、シャレにもなりません。ストーリーもこれまた突っ込みどころ満載で、モスクワから車でその夜のうちにチェルノブイリにまで行っちゃったのには、苦笑するほかはありません。その間の距離は優に1000キロはあるはずなのに、あれじゃ東名高速を飛ばして東京から静岡まで行ったみたいな感じですからねえ。そのチェルノブイリでの決戦も、例によって暗くて何が起きているのかさっぱりわからない映像ですから、ストレスがたまります。 そして最大の疑問は、これって本当に『ダイ・ハード』シリーズの最終作なのかということ。原題にはどこにも“Last”や“Final”という単語はないし、まるで『アルマゲドン』を彷彿させるようなラスト・シーンからも「まだまだやるぜ!」感がプンプンするんですけど…
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-02-05 23:34:51)(良:1票)
104.  T2 トレインスポッティング 《ネタバレ》 
ご存知ダニー・ボイルの出世作、期待やリクエストがあったわけじゃなかったのにまさかの20周年での続編製作とは、ちょっとサプライズでした。20年経ってもベグビーはムショの住人、スパッドは相変わらずのヘロイン中毒、シック・ボーイは美人局で稼ぐ小悪党、とだれもが予測したような現状。20年前に仲間を裏切ってオランダに逃げたレントンだけは“人生を選んだ”のかと思いきや、幸福をつかみきれずにスコットランドに逆戻り。けっきょくこの20年間ですっかり大物になって、このままキャリアを積めばサーの称号もつきそうなダニー・ボイルだけが、“人生を選べた”ってわけですね(笑)。おっと、前作で紅一点の遊び好き女子高生だったダイアンも、しっかりやり手弁護士となっていたの忘れちゃいけませんでした。 そんなダニー・ボイルの「初心忘るべからず」という心構えがこの続編製作に彼を駆り立てたのかもしれません。また大陸から故郷に逃げ帰ってくるレントンの姿も、いわゆるブレグジットでEU離脱した英国の現状を風刺していると捉えることもありかなと思います。ストーリー自体は前作に感銘を受けてないと入り込めないんじゃないかと思います。ところどころで印象的に挿入される前作の映像ショットで判るように四人とも過去にとらわれ過ぎていて全然進歩がなく、ヴェロニカに「あんたらは昔のことに拘りすぎてて気持ち悪い」と言われちゃうのも当然です。でもその中でもスパッドがヘロ中から脱却し意外な文才を見せてくれたのが、唯一の救いだったかもしれません。このスパッド役のユエン・ブレムナーだけが、20年経っても全然風貌が変わってないんです、ほんとこの人は面白い役者です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-02-02 23:34:00)
105.  ソウ6 《ネタバレ》 
ホフマン刑事がどんどん前面に出てくるようになりました。そりゃジグソウの後継者なんだから当然のことでしょうけど、この人ジグソウに較べるとあまりにやることが雑なうえにお間抜けなので、腹が立ちます。考えてみりゃジグソウはあまりにも用意周到過ぎて辟易となるぐらいですから、ホフマン君の方がリアルな存在と言えるのかもしれません。 本作のゲームは、自分にはシリーズ中で屈指の痛さだった感じがしました。まるで『ベニスの商人』のシャイロックの要求みたいなオープニング・ゲームは、直視できないぐらいです。でも観続けていると疑問に思わざるを得ないのは、この冒頭に出てくる本筋に関係ないゲームは、いったい何なんでしょうね?単なる観客に対するサービスと解するしかないでしょう。ホフマン刑事のキャラも単なるサイコパスになってしまってますけど、彼の行動には何かウラがあるのかと観続けて来た者としては、がっかりです。あとアマンダの秘密やジルの共犯関係などは、いかにもシリーズ製作中の後付けという感じがプンプンです。ここら辺は、連続TVドラマシリーズの手法と一緒ですね。 ラストのサプライズはさすがに「そうだったのか!!」と唸ってしまいました。観客でこの人間関係を予測できた人は、果たしていたでしょうかね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-01-29 22:59:54)
106.  フレンジー 《ネタバレ》 
70年代になって本作でヒッチコックは復活したと評されていますが、「ヒッチコックは本作でついに本性を現した」と言った方が正しいんじゃないでしょうか。お話しは濡れ衣を着せられた主人公が刑務所から犯人のもとへ乗り込むという閉め方なんかからして『ダイヤルMを廻せ!』のサイコ・キラー版だとも言えます。主人公のろくでなしのバーテンダーは元空軍少佐という設定、そういや『ダイヤルMを廻せ!』の暗殺者チャールズ・スワンも空軍の退役将校だったですね。本作ではジョン・フィンチが演じる主人公が最後までだらしない男のままで終わってしまうのが作品のイメージを悪くしがちですけど、これはヒッチコックの計算通りなんです。彼が見せたかったのは生々しい殺人シーン(もっともまともに見せたのは一人だけでしたが)で、べろーんと舌を出した絞殺死体は今の眼でも衝撃で、私は古今東西の映画の殺人シーンで三本の指に入ると思っています。ヒッチコックは『サイコ』の有名なシャワー・シーンもこういう生々しい撮り方をほんとはしたかったけど、さすがにそれは無理だったということでしょう。あれだけ大量の殺人ミステリーを撮った巨匠ですが、ほんとに撮りたかったのは殺人シーンだったんじゃないでしょうか。あとヒッチコック映画でついに女性の裸体が映しだされたというのも、画期的ですがこれは時代の流れだったとしか言いようがないですね。でもカット割りから見てバーバラ・リー=ハントとアンナ・マッセイに関しては、ボディ・ダブルだと思って間違いないでしょう。面白いのは犠牲者がテムズ川に浮かんだ娼婦を含めてみんな金髪だったことで、ここにもヒッチコックの金髪コンプレックスがうかがえます。 不味いフランス料理ばかり作る警部の奥さん(でも実は名探偵)や死体の拳からタイピンを回収しようとする犯人の悪戦苦闘など、ヒッチコックお得意のユーモアは確かにあるんですけどかなりブラック風味が強くて、この作品の不思議な味付けになっています。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-01-05 23:00:26)
107.  大侵略 《ネタバレ》 
はぐれものを集めた特殊部隊が砂漠を突っ切ってドイツ軍の基地を襲撃するというプロットは、『トブルク戦線』とまんま同じ、作戦を命じる上官を演じるのがどっちもナイジェル・グリーンというのは、実に紛らわしい。でもあの大味な戦争アクションと違って、こっちはいかにも英国製戦争映画らしい諧謔味にあふれたくせ玉です。まさに原題通りの“Play Dirty”なストーリー展開であります。 マイケル・ケインが隊長なんですけど、その部下たちが彼の言うことを聞かないことに関しては、数ある特殊部隊もの戦争映画の中でも屈指の曲者ぞろいです。なんせ筆頭部下がナイジェル・ダヴェンポートですからねえ、この人は初代ジェームズ・ボンドの候補だったぐらいで、その男くささはマイケル・ケインを圧倒しちゃってます。他にも部下には異常に仲が良いアラブ人コンビ(つまりホモ達)がいたりして、いくら何でも捻り過ぎだろ!苦労して燃料基地にたどり着いたのに、実はそこは…(ネタバレ過ぎるので以下自粛)つまり『マッドマックス2』みたいなお話しだったわけです。そこでめげずにマイケル・ケインはみんなをベンガジまで引っ張って行って大暴れを図るけど部下は全滅、ケインとダヴェンポートの二人は生き残るけど実に皮肉な最期です、こんな結末ハリウッド映画じゃ絶対あり得ない! ということで、自分的にはスマッシュ・ヒットだなと思うんですけど、『大侵略』という邦題だけは許せません、チンギスハンの映画じゃないんですからねえ。でもこの映画ユナイトが配給したみたいだし、ひょっとして邦題の名付け親はあの水野晴郎だったのかも?
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-12-24 23:42:50)
108.  バイオハザード(2001) 《ネタバレ》 
やはりゲームの映画化作品としては、これがもっとも成功した一編ではないでしょうか。私はこのゲームをプレイしたことはないですが(もちろんその存在は知っています)、『トゥーム・レイダー』や『ストリート・ファイター』などは「もとはゲームだな」と意識させられる不自然さがつきものなのに、本作はそこを意識させない独自の世界観の構築に成功しています。ミラ・ジョヴォヴィッチにしても、このシリーズのアリス役が最大の当たり役だったことは認めることでしょう。なんせ彼女の最初の登場カットがあの素晴らしいブルーの瞳の大写しなんですから、この監督、のちにミラを嫁にするぐらいですからよく判ってらっしゃいます。のちのシリーズでどんどん超人化してしまうんですが、この第一作ではいきなりハダカでしかも記憶喪失という状態で登場、まだまだ人間味があるキャラです。前半のテンポとサスペンスの盛り上げ方はB級色を吹き飛ばす爽快さもあり、尺の短さもあって中盤のダレ場も振り切ってしまうパワーがこの映画にはあります。そして“SF映画ブラック企業四天王”の一角を占めるアンブレラ社の極悪非道ぶりがある意味突き抜けていて痛快でもあり、やはりアンブレラ社が史上最凶と認定させていただきます。 あの衝撃のレーザー・ソードのアイデアは実は『CUBE』の方が早くて、そこにリスペクトを捧げて隊長を“立方体カット(つまりCUBEですね)”で仕上げたのかと思います(笑)。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-11-14 22:37:38)
109.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 
25年余りで三度もテロ計画を阻止しぶっ殺したテロリストは40人近く、でも勲章ひとつもらえず未だに“ベテラン刑事”と呼ばれるだけ、ジョン・マクレーン、人呼んで“世界でいちばん出世運が悪いデカ”。『ダイ・ハード』シリーズを総括するとこういう感じでしょうかね、現実世界でこんな警官がいたら、出世どころか政界に進出して合衆国大統領になっていてもおかしくないぐらいです。 “冴えないオッサン刑事が実はスーパー・ヒーローだった”という初期のコンセプトはとっくに忘れ去られて、本作のマクレーン刑事はジェームズ・ボンドかジェイソン・ボーンかという無敵ぶりです。さすがに疾走する車から飛び降りて死ななかったりF-35戦闘機にしがみついて結果的に墜落させてしまったり、はっきり言ってやり過ぎです(笑)。前作からプロット化しつつあるマクレーンの私生活の不幸振りもついにホリーとは完全に離婚、年頃の娘には邪険に扱われる始末で同世代のお父さんの涙を誘います。敵は敵でハリウッド映画では現在最凶の組み合わせ、ハッカー&テロリストですから脚本にも力が入っています。でも今までの敵テロリストはそれぞれある集団に属していることが明確だったのに、今回ははみ出し者のプログラマーがなんで冷酷なプロ集団を集められたのか、もうちょっと丁寧に説明して欲しかったですね。 前作よりも出来が良いのかなと期待してましたが、終わってみれば良くも悪くも普通のアクション映画だったなという感想でしかありませんでした。ブルース・ウィリスがあと何作このシリーズを続ける気なのかは知りませんが、きっと最終作ではホリーとよりを戻すんだろうなという予感がしています。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-09-29 20:37:05)
110.  007は二度死ぬ 《ネタバレ》 
さあ出ました、コネリー・ボンドで最大の問題作(?)でございます。本作はイアン・フレミングが書いた最後の007なんだそうですが、映画化は彼の死後でストーリーは全くと言っていいほど改変されているそうです。 まあ正直いって日本の描写は笑うしか対処のしようがありません。その中でも自分としては最高にウケたのは、丹波哲郎のタイガー田中ですね。なんと都内での移動には決して地上を歩かず、地下鉄丸の内線にしか見えない車輌で地下を高速移動する、しかも車内は豪華ラウンジの様な特別仕様ですからねえ。そして日本と言えばこれ、忍者の登場は欠かせません。タイガー田中率いる特殊部隊は忍者だった!彼らが犠牲を顧みず秘密基地に殴り込みをかけるところは、なかなか勇壮です。典型的な忍者のカッコウじゃないのには少しはスタッフの良識を感じますけど、忍者訓練所が姫路城という設定で撮影中に石垣に傷をつけたって聞かされると、ふざけんなよ!と義憤を感じてしまいます。世界的な映画の撮影と言われて使用許可を与えるなんて、まだ戦後20年足らずの日本は欧米には卑屈だったんですね。 日本描写についつい目が奪われるのでかすんじゃっていますが、脚本もなかなかのもんです。相変わらずスペクターは何をしたいのか良く判らず、ボンド襲う危機(まあどれも簡単に切り抜けちゃうんですけど)とストーリーが上手く融合していないんじゃないでしょうか。と言うか、本作ではボンドは単なる偶然で死を免れてばかりで、三回はそんなシーンが確認できましたよ。さすがのショーン・コネリーも、降板したくなっちゃったのは無理からぬことでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-09-02 23:54:16)
111.  恋はハッケヨイ! 《ネタバレ》 
『カルフォルニア・ドールズ』の女相撲バージョンかと思って観てみたら、悪い意味で思いっきり期待を裏切られましたね。つまり太めの淑女たちの汗と涙そして笑いが満載のスポ根映画だと私は勝手に思い込んでいたんですよね。ところがこの女性監督は、相撲の神秘的な部分がお気に入りだったみたいで、女相撲に魅せられた女性たちをまさに原題“Secret Society”の一員として描くことに凝り過ぎちゃったみたいです。相撲にはスポーツと言うよりは神技としての側面も確かに強いですけど、それがやはりデブ女である工場主任が主催する謎の女相撲サークルとどうつながるのかは、感覚的にもついてゆけませんでした。だいたいラストの試合ですが、いくらなんでも男と対戦するのはあり得ないでしょう。 まあそんなにムキになって批評するような映画でもないけど、面白くなかったというのは確かです。昔ならいわゆる国辱映画ということでお蔵入りは確定でしょう、現時点でも地上波はもちろんのことCSでも放送されないんじゃないかな。
[ビデオ(字幕)] 3点(2017-08-28 20:47:37)
112.  007/サンダーボール作戦 《ネタバレ》 
ムダにカネかけてますね~、前作にそこはかとなく漂っていた映像のチープ感は払拭されています、でも力を入れるところがちょっと間違っていますよ。水中撮影はそれだけで結構経費がかかるそうですけど、確かにこれだけ大々的に水中撮影を多用したアクション映画は初めてだったでしょう。実際に走行する潜水艇を製作したり、ほぼ実物大のヴァルカン爆撃機のプロップを海中に沈めて撮ったり、とサービス過剰気味です。でも悲しいかな、それが映像になるとちょっと地味なんですよね。水中銃の大銃撃戦なんて非常にレアなシーンもありますけど、やっぱ水の中ではスピード感がどうしても出せないんですよ。製作陣も撮りだしてみて「しまった」と後悔したんじゃないですか。 今まで何度もTV放映で観ているはずなのにどうしても『ドクター・ノオ』と混同するぐらい本作の印象が薄いのは、ボンド・ガールや悪役たちがあまりにもキャラが立っていないからかもしれません。ボンド・ガールはドミノとフィオナとポーラということになるでしょうが、みんな同タイプの女優なので区別がつきません。ラルゴの手下たちも印象が薄いうえに大して手強くもなくて愕然とさせられます。今回もスペクターは単なるブラック企業みたいな感じで、儲けを追求するための組織ならそこまで全世界を敵にまわすような暴走しなくてももっと手堅く収益が上げられると思いますよ。いっぺん経営コンサルタントにでも分析してもらった方が賢明です(笑)。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2017-08-19 23:44:48)
113.  ベルファスト71 《ネタバレ》 
これはもう、『エネミー・ライン』の北アイルランド版としか言いようがないプロットです。ハリウッドのプロデューサーだったら絶対に派手なアクションをぶち込んだストーリーテリングにすること間違いなしですけど、そこは英国映画ですからとっても地味です。でもアクションじゃなくてサスペンスで勝負、といった心意気はひしひしと伝わってきます。 この映画の主人公フック二等兵が酷い目に遭わされたのも、ひとえに隊長の無能がなせる業としか言いようがないですね。いくら何でも、員数を確認せずにあんなに慌てて撤退しますかね。でも指揮官が経験不足なら、こういうことは実戦でも十分に起こりうることでしょうからリアルです。この映画の怖いところは、ただの住民の抗議行動と思っていたら、いきなり兵士が射殺されちゃうところです、それも顔に弾をぶち込むんですからもう処刑です。これで観客は「この街はとんでもない場所だ」という現実に否応もなく直面させられるわけです。はっきり言って、カトリックとプロテスタントが憎しみあっている土地だと判っていても、日本人のわたくしには心情的にはさっぱり理解できません。アングロサクソン系とケルト系の抗争だと言われても、白人と黒人の様な見た目の違いがあるわけでもないですからね。そこに加えて英軍内部にも理解不能な動きがあって、複雑すぎます。最後まで説明なしでしたが、あの軍服を着ないで両陣営に出没している軍人たちは何なんですかね?SAS? こうやって観ると、古くは『邪魔者は殺せ』から始まって英国vsIRAをプロットにした映画は多々撮られていますが、どの作品も一筋縄ではいかないクセものぞろいです。「英国vsIRA映画に外れなし」なのかもしれません。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-08-13 22:36:00)
114.  007/ゴールドフィンガー 《ネタバレ》 
オープニング、なんとジェームズ・ボンドがアヒルのデコイを頭にくっつけて水中から登場。よくこんなこと監督はやらせたもんだよ、と呆れますが第三作からはいよいよ007も洒落っ気要素が強くなってきます。 007シリーズの突っ込みどころといえば何をやりたいのか意味不明な悪ボスたちの存在ですが、ゴールドフィンガー氏もかなりのもんです。ぶっちゃけ単なる金持ちのデブ親父というわけですが、カードやゴルフで真剣にインチキするなど、器の小ささが情けない。でもミニマムではセコい煩悩のかたまりのくせに、悪の本業ではフォートノックスの合衆国金保管所に核爆弾を仕掛けるんですから訳が判りません。この作戦、要は「世界最大の金保管庫が放射能に汚染されて実質的に無価値になれば、自分の持っている金が暴騰して大儲けができる」という、これまたしごく下世話な動機です。でもこれってよく考えなくても、突っ込みどころが満載なおバカ作戦なんですよね。だいたい、あんな頑丈な保管庫の中でたとえ超小型といえども核爆弾を破裂させれば、ほとんどの金が蒸発しちゃって放射能汚染どころの騒ぎではないでしょう。そして世界経済のシステムは破壊されて確実に大混乱になりますから、実業家であるゴールドフィンガー氏にはデメリットしかないでしょう。まあこれは原作に問題があるわけで、考えるとイアン・フレミングの007は結構なおバカ小説だと言えるでしょう。 そしてこの映画ではジェームズ・ボンドがびっくりするほど活躍しないんですよね。伏線なのかと思いきやボンドは最後までゴールドフィンガーに捕まったままだし、唯一の功績はオッドジョブを感電死させたことぐらいです。どうやってゴールドフィンガーの作戦をボンドは仲間に知らせたんだろうと不思議に思っていたら、なんとボンドに男に目覚めさせられたプッシー・ガロアが寝返って通報した(それも説明セリフだけで済ますという横着な撮り方です)という驚愕のオチでした。なるほど、大活躍していたのはボンドの下半身だったわけですね(笑)。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-07-26 19:57:09)
115.  裏切りのサーカス 《ネタバレ》 
ゲイリー・オールドマンがまさかジョージ・スマイリー役に抜擢されるとは夢にも思っていなっかったんですけど、これが実際に演らせてみると実に素晴らしい演技です。ル‣カレのいわゆる“スマイリー五部作”で本格的に映画化されたのは本作が初めてで、そう言えば『寒い国から帰ってきたスパイ』にはチラッとスマイリーが登場していた記憶があります。TV版のアレック・ギネスが今まで最高評価だったみたいですけど、これは残念ながら観たことがありません。 確かに難解とまでは言わなくても非常に判りづらいストーリーであることは確かです。でもこれがル‣カレの原作が持つ雰囲気を見事に再現しているんじゃないでしょうか。彼のスパイ小説は、英国情報部のメンバーたちのバックボーンであるオックス・ブリッジとパブリック・スクールの狭い世界を理解していないと、読み通すのはしんどい作業になります。また派手なアクションはほぼ皆無と言って良く、スマイリーたちも拳銃を手にするシーンはありますが、発砲するわけでもない。ソ連側のスパイ・マスターであるカーラも最後まで画面に姿を見せることもなく、下手にラスボスみたいに暴れさせる安易なストーリーじゃないことにしびれますね。また70年代が時代設定とは言っても、まるで倉庫の中にオフィスがあるようなサーカス(英国情報部)の質素ぶりが英国の落ちぶれぶりが感じられていい雰囲気です。そして観てて判ってくるのがサーカスというか英国エスタブリッシュメント層のホモ率の高さじゃないでしょうか。さすがにスマイリーにはそういう趣味がないみたいな描き方ですけど、彼以外のメンバーはみんな“お友達”なんじゃないかと疑いたくなります。本作では真逆な性癖みたいなキャラになっていますけど、べネディクト・カンバーバッチが演じるピーター・ギラムも原作ではゲイだったと思います。 とても万人にはお薦めできませんが、ル‣カレのファンには必見の映画だと思います。そして世界はゲイリー・オールドマンの価値に気づいていなさ過ぎる!
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-07-22 01:34:35)
116.  第27囚人戦車隊 《ネタバレ》 
デンマークの資本でハリウッド俳優とユーゴスラビア人俳優を使いユーゴで撮影されたという典型的なB級戦争映画。70~80年代のユーゴでは『戦略大作戦』や『戦争のはらわた』といったハリウッド戦争アクションが撮影されていますが、ユーゴでロケするメリットはもちろん西側と比べて物価が安いことと、第二次大戦の両陣営の兵器がけっこう残って使えたことに尽きます。 本作はドイツ兵を主人公にしたプロットが珍しいと言えます。囚人兵を集めた懲罰戦車部隊がソ連軍を相手に特殊作戦を展開するという、内容自体はよくあるパターンです。前半は戦車が動き回るのが見どころという風情ですけど、出てくる戦車は大戦中の実物ですけど全部ソ連戦車ばっかり。それに鉄十字マークを付けてドイツ戦車ですと言われても、少しも似せようとしてないので実感がないことは夥しいです。ドイツ戦車兵の軍服もなんかおかしなレプリカなのでこれまた雰囲気が出ません。おまけに肝心のソ連軍後方に潜入しての特殊作戦が、戦車を捨てて徒歩で実行とくればなんか騙された気分です。また脚本がヘロヘロで何を訴えたいのか良く判らんというのも致命的。世間に名が少しは知れていると言える出演者はデヴィッド・キャラダインとオリヴァー・リードぐらいです。そのオリヴァー・リードの出演シーンはラストの五分にも満たない超短時間ですから、もう開いた口が塞がりません。この二人が出演している80年代の映画はそれぞれ駄作ばっかりというのが定説ですけど、その二人が曲がりなりにも共演してしまったというわけで、その破壊力は想像通りでございました。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2017-07-14 11:07:17)(良:1票)
117.  1000日のアン 《ネタバレ》 
堂々たる大作ですけど、イングランドのチューダー朝時代のドロドロ劇は観ていて本当に疲れますね。アン・ブーリン役のジュヌヴィエーヴ・ビジョルド(それにしても日本人には発音しにくい名前です)はこれこそ一世一代の熱演でございます。この欧州史を大きく変えてしまった世紀のツンデレぶりをとくとご覧あれ、ですよ。彼女がごねなかったらヘンリー八世がバチカンから破門されることはなかったでしょうし、イングランドがプロテスタント国家にならなかったかもしれません。 アン・ブーリンと言えば『ブーリン家の姉妹』のナタリー・ポートマンが印象に残りますが、ビジョルドとポートマンは雰囲気が似ていますね。この役はやはり演技力だけでなく生来の強気を持った女優じゃないと務まらないじゃないかな。リチャード・バートンはヘンリー八世にしてはこれでもちょっと上品すぎる感じがしてしょうがなく、もしリメイクするならラッセル・クロウが自分のイメージにはピッタリなんです。実はこの作品にはノン・クレジットですけどエリザベス・テイラーがエキストラみたいな役で一瞬だけ登場します。仮面舞踏会の客なんですけど、仮面の隙間からチラッと見える横顔と豊満な乳はまさしくリズでした。 ちょっと冗長な感じもしましたが、この映画を観たら続けてケイト・ブランシェットの『エリザベス』を観ると良いでしょう。いや、その前に『クイーン・メリー/愛と悲しみの生涯』も観ないといけませんね。そういえばこれも監督がチャールズ・ジャレットでした、でも未だソフト化されていないレア作ですからムリです。TSUTAYAの発掘良品に期待するしかないですね…
[DVD(字幕)] 7点(2017-07-01 22:05:45)(良:1票)
118.  007/ロシアより愛をこめて 《ネタバレ》 
『ゴールドフィンガー』と初期007シリーズのトップ評価を競っていますが、個人的には本作がコネリー・007の最高傑作だと思っています。主題歌“ロシアより愛をこめて”も、シリーズ中もっとも有名な歌曲なんじゃないでしょうか。そういえばエンドクレジットに“次は『ゴールドフィンガー』でお会いしましょう”みたいな文言があるのに気が付きました。このころにはもう007シリーズの世界的なブレイクが確定していたんですね。 本作から007お得意のガジェットが登場してきますが、まだ仕掛けスーツケース程度で可愛いものです。それよりも男と男は肉体勝負、男と女は色気で勝負、のハード路線で撮られているのがポイントです。ダニエラ・ビアンキはこの映画の撮影時はまだ22歳(!)、その美貌は歴代ボンドガールの中でも文句なしのNO,1でしょう。彼女はこの後ロクに映画に出演せず60年代終わりには引退しちゃったんですから、実にもったいないことでした。ボンドに対するロバート・ショウがこれまた“記憶に残る悪役ベスト・ランキング”の上位にランク・インすることは必定です。ボンドとの列車内での格闘はまさにヘビー級戦で、迫力満点です。アクション・シーン全般もVFXをほとんど使わない肉弾戦が中心なので、引き込まれてしまいます。当時としては濃厚だったと思われるお色気路線もふんだんで、これぞ“大人のアクション映画”と呼ぶにふさわしいと思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-06-28 22:16:40)(良:1票)
119.  007/ドクター・ノオ 《ネタバレ》 
ジェームズ・ボンド、記念すべき初登場作。余談ですけど自分が子供のころにはたしか“ゼロ・ゼロ・セヴン”だったはずですけど、いつごろから“ダブル・オー・セヴン”に変わったんですかね? 前半はけっこうサスペンスを意識した撮り方をしてたんだな、と今の眼で観ても感じます。当然ですがシリーズ中盤以降のなんでもありのボンドではなく、マネーペニー女史といちゃついたりところどころでブラックな皮肉を吐くところなどジェームズ・ボンドのキャラを確立させる布石を打つだけで終わったという感じも否めません。それでも部屋に入るときの用心振りなどエージェントとして当然身に付けているはずの描写はきっちり押さえているところは好感が持てます。 やはりこの映画が趣をガラリと変えるのは、ドクター・ノオの島で例のドラゴンが登場してからでしょうね。ドクター・ノオというキャラはシリーズ中でも屈指の不気味クンだと自分は感じるんですけど、スペクター加入してまで彼が何をしたかったのかがいまいち不明なんですよ。秘密基地の中にわざわざメイドまで用意してボンドたちを迎えたり、独房に閉じ込めたボンドには通気口を破られていとも簡単に逃げられたリ、なんかわきが甘いんです。最近のアクション映画のラスボスの最期と較べると、信じられないぐらいあっさり退治されちゃうのは逆に新鮮に感じるぐらいです。この映画の後半パートに関しては、尺が30分ぐらい足りなかったのかな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-06-26 23:42:24)
120.  チャーリー・バブルズ 《ネタバレ》 
チャーリー・バブルズはロンドン在住の若き作家。けっこう売れてて著書は映画化されたり自身でもシナリオを書いたりで有名人、稼ぎも多くてオープントップのロールスロイスを乗り回す生活。二年前に離婚したけど自宅は執事夫婦が切り盛りする豪邸で、なぜか各部屋にモニターカメラが付いていて書斎からすべてを監視できるようになっている。同業者や友人たちからは一目置かれているけど、彼自身はそんな人も羨む境遇にもなぜか馴染めない様子、つまり幸せそうじゃないんだな。そんなチャーリーがレスターに住む別れた女房から息子をサッカーの試合に連れて行けと懇願され、同居しているセクシーな女子大生の秘書と一緒にロールスロイスでレスターへの旅に出る。 英国ニューシネマの輝ける星だったころのアルバート・フィニーが今まで唯一監督した珍品です。もちろん日本未公開、ありとあらゆる映画が載っている(と勝手に自分が思っていた)allcinemaにも登録されていないというからある意味凄い。で、内容はと言いますと、このアルバート・フィニーの演じるチャーリー・バブルスが別れた妻子に会いに行くだけの話で、恐ろしいほど映画的なことは何も起こりません。冒頭で高級レストランで出会った親友とバカをしでかして遊び惚けるところは確かにキャッチ―な撮り方をしているので「おっ」ときますが、あとは基本会話劇みたいな展開です。チャーリーと登場人物たちの他愛もない会話が多いんですけど、このチャーリーが誰に対しても疲れた表情で目を合わさないような感じです。でもなぜかわたくしにはアルバート・フィニーのこの演技には魅了されました。これだけ何もないお話しで共演者も含めて惹きつける演技ができるというのは、フィニーの演出力が非凡であることの証しじゃないでしょうか。なぜか野原に放置されていた熱気球に乗ってチャーリー・バブルスが去ってゆくラストは、いかにもニューシネマらしい終わり方かと思います。 フィニー以外は地味な共演者たちでしたが、なぜかそこにブレイク前のライザ・ミネリがいるところは必見です。彼女にしては珍しいロング・ヘアーで、これもなかなか似合うじゃないかと思ったら、実は設定上はそれはカツラでフィニーとベッドを共にするときは外しちゃってトレードマークのショート・カットに戻ってしまいます。たしかにあれだけ髪が長いと、アレするときに邪魔でしょうがないでしょうけどね(笑)。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-04-23 23:39:18)
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