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やすたろさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 288
性別 男性
年齢 54歳

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1.  ターミネーター
初めて観た時の、ターミネーターの圧倒的な迫力は凄かった。当時中学生で夢中になって何度も観たのが懐かしい。悪役が主人公という設定も新鮮で良かったし、マイケル・ビーンのカッコ良さにも素直に憧れた。カイルとサラが一度だけの契りでジョンが宿るわけだが、それも不思議とイヤラシさもなく受け入れられ、極限の状態でも繋がっていく命の尊厳さすら感じた。
9点(2004-03-11 22:16:08)
2.  ダンサー・イン・ザ・ダーク
重い。重すぎる。なんて後味の悪い映画なんでしょう。特にセルマの断末魔の叫びは精神衛生上よくない…。世界遺産にも「負の遺産」として選ばれたものもあるが、例えるならそんな感じ。暗く重い映画として最高峰。自分にとっても、ここまで衝撃が深く心に刻まれた映画はない。それをもたらしたのが、負の要素(後味の悪さ)であったとしても、この作品の力を素直に認めざるを得ない。私は最後の最後まで‘救われる’ことを信じて観ていたのに…。余りのラストに、それまでのミュージカルの印象がブッとんだ。
9点(2004-01-09 00:59:05)
3.  グラディエーター
自分は高校で世界史を選択していなかったため、知識は中学レベルなのだけど、ちゃんとローマ史に興味を持たせてくれる内容である。コンモドゥスも実在の人物なのだと知り、勉強になった。ラッセル・クロウの体躯を活かした凄みと円熟の演技ともいえる渋みが効いた一大スペクタクルとしても堪能できる。教養と娯楽の両方で楽しめる作品。
8点(2005-02-04 21:51:05)
4.  イングリッシュ・ペイシェント
単なる不倫を詩情豊かに謳い上げた映像美が光ります。聖書やヘロドトスを引用したり、愛をしたためたポエムなど、耽美的な文学的表現を意図しているよう。欲情にまかせた官能的な愛の表現がヤらしいです。別れ話のシーンには、自分の昔の恋愛を思い出しました。当時、彼女から告白されて付き合っていたことがあります。「もし別れることになっても、その時は男らしくキレイに別れてあげよう」と高をくくっていました。が、いざ彼女から別れを切り出されると泣いてすがったのは自分のほう。すごく取り乱して、随分ヒドいことも言ってしまいました…(今でも後悔しています)。「カッコよく別れよう」なんて思っていた頃は彼女のことが大切じゃなかったのかもしれません。でも、いつの間にか彼女を心から好きになっていたのだと気づかされたのです。アルマシーの気持ちが痛いほど分かりました。
8点(2004-08-04 16:18:32)
5.  リトル・ダンサー
ロイヤルバレエに不合格でも仕方ないが、やはりあのラストは嬉しい。ビリー役の子の演技が自然体で良かった。細かい仕草や表情まで演出が行き届いている。そもそも、バレエなんてお金持ちの子が習うもんである。文化活動にいそしめるのは生活に余裕がある人達だ。それだけに、苦しい家計の中で息子の成長を支えたお父さんが偉い。観ている側も救われる思いである。ラストで登場するビリーのたくましい背中に大感動。完全に親の気持ちになっていた。
8点(2004-07-28 00:54:10)
6.  エレファント・マン
観たのはもう十数年前だが、ジョン・メリック…この名前を今でもフツーに覚えているということは、自分にとってこの映画がいかにショッキングであったかを物語っている。寒々しいモノクロのトーンに漂う悲しい雰囲気は忘れられない。マクロの視点では黒煙や汚水に象徴される産業の発展の中で、人間が人間として大切なものを見失っていく時代を背景に描き、ミクロの視点ではメリックを囲む人々の優しさと残酷さをオーバーラップさせて描く。“異端のもの”を突きつけられた時を考えると、その自問自答に答えが見つからない。メリックは、「可哀想」とか「不憫」といった感情を超越した存在として、監督の真実を問う姿勢がズッシリと心に響く。ちなみに、私も(?)長い間ホラー映画と勘違いしており、主人公は殺人鬼だと思っていた…。すごく純粋な人だった…。 ゴメンナサイ。
8点(2004-02-06 22:53:23)
7.  ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
テンポが小気味よくストーリーも面白い!カネと裏社会と暴力と…これらの絡め方が最高に上手い。ホント、監督に才能を感じる。ところで、タイトルに邦題がつかなかったのは、産地直送の雰囲気をお楽しみくださいってことかな?「バレルズ」って何だ?と思って調べてみたら「銃身」のことだった。英語の勉強にもなるなぁ。
8点(2004-01-02 15:21:22)
8.  ファーゴ
まず脚本の力に唸らされた。アカデミー脚本賞も納得。物語の展開力が素晴らしい。犯人キャラたちが、その展開の速さについて行けず、必死に何とかしようと(その何とかが犯罪だから始末に悪いが)右往左往するくだりは見ているだけで面白い。なんでそーするの!と言わずにいられない。この映画以来、私は脚本賞の受賞作やノミネート作も出来るだけ観るようになった。
8点(2003-12-18 23:29:07)
9.  めぐりあう時間たち
相当敷居の高い映画である。女優陣の演技目当てに観たのだが、いかんせん予備知識が無さすぎた。1回目は完全に門前払い状態。ネットでせっせとヴァージニア・ウルフと『ダロウェイ夫人』を調べてやっと納得。死について詩的かつ観念的に語られており、監督の思いに到底理解が及ばない。随所に青色が死を具象化するワンポイントとして散りばめられ、色の心理的効果も計算高く利用されている。誰もあのケーキを美味しそうとは思わないだろうし、リチャードが身に纏っている衣装も象徴的だ。余談だが、自分の元妻が鬱状態だったことがあるので余計に心が痛んだ。彼女のために良かれと思ってすることなすことが、かえって妻を追い込んでしまうという悪循環に私も陥った。結局、別れることでしか解決できず、彼女を救えなかった自分の無力さが夫のレナードに重なり、涙がこぼれそうだった。
7点(2004-11-13 13:37:59)
10.  ラストエンペラー
公開当時、高校生。純粋で世間知らずなボクは、「中国でも皇帝くらいになると英語喋れるんだぁ」と感心して観てました(←アホ)。話題の映画だったし、世界史を選択していなかった自分としては「後学のために」と思ってガマンしながら観たことが懐かしい(←エライ!)。高校生が勉強する歴史入門編としてはよく役立ちました。その後、テレビのドキュメンタリー等でもしっかり復習させていただきました。歴史を知っている大人が振り返りながら観るのと、歴史を知らない若者が追体験しながら観るのは、明らかに感じ方も違うはず。今は前者だけど、当時の自分は間違いなく後者でした。自分としてはいい時期に観れたなって感じです。
7点(2004-08-09 17:53:20)
11.  ショコラ(2000)
カトリック世界の街並みが美しい。まるで19世紀にタイムスリップしたかのような錯覚。20世紀も半ば過ぎの筈なのに。出演している役者さんの演技の質が高いせいか、メルヘンチックな内容にも飽きることなく最後まで見入ることができた。ただ、やっぱりチョコ苦手な自分とすれば、チョコパーティは有り得ねえでがす。
7点(2004-06-28 00:19:58)
12.  戦場のピアニスト
様々なドキュメンタリーで、ユダヤ人虐殺の映像は目にして来た。そこには更に生々しくショッキングで残酷な映像がある。この映画は歴史に刻まれた真実の再現フィルムである。収容所に移送される人々、強制労働の日々、道に横たわる死体の様子などは、ドキュメンタリーと比べても忠実に描かれているように感じた。一人のピアニストの目を通して、民族の根絶という狂気に晒された数年間を追体験させる。民族の根絶、こんな表現がまかり通る時代があったという事実を忘れてはいけない。これを観てから数日間、私は寝不足に陥った。虐待とか戦争とか生と死とか、ひいては自分の存在とか、いろいろな思いが頭の中をよぎり、気づいたら明け方になっていたこともあった。相当心に刻まれた作品であることを認めるしかない。
7点(2004-05-20 23:55:28)
13.  スナッチ
“ロック、ストック~”のリメイクだからハズレでないのは確か。安心して観ることができた。キャラも存分に楽しませてもらった。余談だが、タイトルの意味をなぜか「拳(こぶし)」と勘違いしていた。「ひったくる」という意味だったのね。
7点(2004-01-02 15:16:44)
14.  アポロ13
「家に帰るまでが遠足」とはよく言ったもので、例えば冬山登山も登頂後に無事下山して初めて成功といえる。全世界でたった3人が遭遇した稀有な体験。絶えず死の恐怖に晒された数日間は、彼らもきっと「なぜ自分が…」と自問自答の連続だったであろう。神経が尋常であっただけでも驚愕なのに、その状況を克服したのだから素晴らしい。「行ってらっしゃい」と「お帰りなさい」の言葉の重みを実感する。私の父は私が幼少の頃から、出かける時はいつも「行ってお帰り」と声をかけてくれていた。我が子が無事故で帰ってくることを願う親心を感じる言葉だ。私にも子どもが出来たらそう言って送り出そうと思う。
6点(2004-11-18 23:43:50)
15.  ハンニバル(2001)
「国際指名手配なのに大勢の人前に出て大丈夫?」と、いらぬ心配をしてしまった。そう、大丈夫なのね。イタリアの刑事さん、殺られちゃったけどカッコ良かった。言っても詮無いことだが、ジュリアン・ムーアに馴染めない。横顔のラインがビミョ~。
6点(2004-08-16 23:14:13)
16.  ターミネーター3
冒頭のセルフパロディは全くもって残念。人気取りのためだけに、観客に媚びたギャグを入れるのはやめてほしい。今更、「キャ~、カワイイ」なんて言ってほしかったのだろうか。そもそも、「逃げ切れない恐怖感」という本来の醍醐味が欠けている。「逃げ切れる安心感」が漂うようじゃダメ。トラックのカーチェイスはド迫力で大満足だが、見所がそれだけでは寂しい。
6点(2004-06-19 00:58:13)
17.  ハリー・ポッターと秘密の部屋
内容的には謎解きの要素もあり、1作目よりは自然なストーリー展開で普通に楽しめた。ただ、原作を未読の自分としては、出てくる人名や用語を追うだけで精一杯。登場人物も、ご丁寧にファーストネームやファミリーネームを呼び分けたりしてくれるので更に混乱する。マグル、パーセルマウス、フォークス、ルシウス、スニッチ、マートル、ヘドウィック、フィルチ、ミセス・ノリス。今回観ながら解説サイトで調べた言葉である。“ロード・オブ~”といい、ついていくのが大変だ~。
6点(2004-05-05 15:27:31)
18.  ハリー・ポッターと賢者の石
子ども向けファンタジーとして観る寛容さは必要と思う。原作は読んでいないので単純に映画としてのみの感想となるが、凄く丁寧に作ってあると感じた。ホグワーツの世界観には、そりゃ、(良い意味で)子どもは騙されようというもの。VFXを駆使した魔法の世界の質感は十分目を見張る出来である。あ、でもクィデッチのシーンは長くて鑑賞に堪えれなかった。
6点(2004-03-23 01:27:13)
19.  炎のランナー
中学生の頃、体育の授業で観せてもらった。そのせいか、当分の間(大学生の頃まで)学校教材の教育映画なのかと勘違いしていた。アカデミー作品賞に対して何とも失礼な話デス。主人公2人の顔が同じに見えて区別がつきにくく、感動も薄かったのだが、「友情と信念」というメッセージは当時の自分にも伝わった。ストーリーより、むしろテーマ曲のほうに感動し心奪われた。これじゃ音楽の授業だね。
6点(2004-02-06 23:56:44)
20.  フル・モンティ
楽しく観ることができたが、家庭不和・リストラなど男の悲哀が切実な問題として伝わってくる。彼らを笑い飛ばしてはいけない。男であれば、いつ自分の身にふりかかって来てもおかしくない問題である(ホモとは巡り会わないよう願いたいが)。最後のクライマックスの踊りは何パターンか見たかった。
6点(2004-01-11 23:47:19)
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