41. あした
この世とあの世を結ぶ不思議な一夜の物語。 【もちもちば】さんと同じで、あしたを生きる人間はもっと懸命に生きなければいけないとのメッセージが伝わってきた。 「時をかける少女」「ふたり」と同じく、人間の死を題材にした作品の中でも、決して後ろ向きではない。 「愛していれば、きっとこんなことも起こるだろう・・・」という人々の想いがファンタジーとして昇華した良作としてみるべし。 登場人物が多く、初めて見る人には把握しにくいのが難。 [ビデオ(邦画)] 8点(2004-10-20 11:00:16) |
42. アポロ13
なぜだかあまり印象に残らない作品。おそらく事実ゆえに、最初から結末が分かってしまっているという1点があるから、ハラハラドキドキしてみていられない、ということだろう。ただ、最後までしっかりとまとめているし、擬似体験としては飛びぬけているところがあるので、6点。(ビデオ、日本語吹き替え版) 6点(2004-10-09 14:28:48) |
43. アザーズ
うーん、この映画を取り巻く暗い雰囲気が自分には合いませんでした。霧深い森林、古めかしい屋敷、そして光が届かない暗いシーンばかり。「スリーピー・ホロウ」に近いものを感じました。最後にオチが分かっても、評価を上げる材料にはなりません。 4点(2004-10-03 19:22:01) |
44. 阿弥陀堂だより
宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」に代表されるように、清貧であること、謙虚であること、そして心を豊にすることがこんなにも肯定されている映画は、自分の中で記憶にありません。四季の風景や音楽もさることながら、人々の心の描き方が素晴らしいです。いかにして老いを、そして来るべき死を迎えるか。これからの高齢化社会になくてはならない映画ではないでしょうか。とても癒されました。<追記>しかし改めて見ると、物足りない部分を感じるばかりか、田舎の良い部分ばかりにスポットライトが当てられている気がしました。前回見たときは、きっと精神状態が良かったのでしょう。1点マイナスです。 [地上波(字幕)] 7点(2004-09-24 16:20:35)(良:1票) |
45. アンブレイカブル
まいった。まったく↓の方、そして264【MAZE】さんと同意見。付け加えることがない。海外ではけっこう点数が高いのに、日本ではなぜ評価が分かれるのか不思議。おそらく、善と悪に対して哲学的な価値観を持っているか、持っていないかの違い、ということにしておきたい。自分にとっては「シックスセンス」より明らかに上。 [映画館(字幕)] 7点(2004-09-04 20:51:33)(良:2票) |
46. アクシデンタル・スパイ
体を張ったジャッキーの演技には感心するけれど、残念ながら到底魅力的な映画だとは思えなかった。ボスやビビアン・スーについて等よく分からないシーンが多すぎる気がする。最後は「スピード」の二番煎じのような気までした。美女ビビアン・スーの魅力と、ジャッキーの爆笑ターバン着衣シーンはプラス点。 4点(2004-06-13 22:58:24) |
47. 明日に向って撃て!
108【あにやん】さん、146【たにっち】さんのコメントと同感。残念ながら、皆さんの高評価があまり理解できませんでした。かといって、悪い映画ではないとは思いますが・・・。 5点(2004-06-09 00:06:15) |
48. アルカトラズからの脱出
《ネタバレ》 全体的な印象としては67【あまね】さんや57【SARA】さんと同じく、余分な贅肉を落とした地味な映画ながら、スリリングなサスペンスを味わえる作品。特に中終盤は、ドキドキの連続。看守がフランクの頭を触るところなんかは「やめろ~」って叫びたくなっちまう。 ただ、脱出後の爽快感に欠けるところや画面が暗いところなどがマイナス点か。 印象的だったのは、ところどころに登場する菊の花。キクを踏み潰してどれだけ自由を奪っても、心の中の菊(=自由)まで奪うことはできないということだろう。 (2019.12追記 どうしてもショーシャンクと比べてしまうのだが、こちらの看守や他の囚人たちはいたって自然でGOOD。いちおうホモ的な話も出てくるが、凄惨なことにはならずで良い。大きく違うのは脱獄してからのエピソードがまったく描かれておらず、カタルシスに程遠いこと。指を切断したり、ネズミを飼ってた男が急に倒れたり、一人は行き遅れたりと意味不明なシーンがかなりあるのがマイナス点。ただ脱獄のスリリングさを味わう映画。7点→6点へダウン) [CS・衛星(字幕)] 6点(2004-05-17 11:07:38) |
49. ア・フュー・グッドメン
登場人物や背景を理解するので手一杯で、ストーリーを楽しめなかった。何回も見てから評価するべき作品かもしれない。 5点(2004-03-13 22:11:59) |
50. アルマゲドン(1998)
お馬鹿映画だが、まあまあ楽しめる。途中で出てくるロシア人宇宙飛行士には笑える。でもそれだけ。 感動大作と謳ってはいても、しょせんは大衆映画。いろいろなことが凄まじい勢いで起きるジェットコースター作品としての王者と言えそう。 かなり下劣で下品なセリフが飛び交っているのも、現代では陳腐に思える。 長すぎるし、台詞も多いのもマイナス評価。 [地上波(吹替)] 5点(2004-01-10 09:33:16) |
51. アメリ
最後までよくわからなかった。感性の違いと一言で片付けてしまっていいのか、とにかく「んあ?」と指を咥えるシーンが多くて困った。公園での待ち合わせの場面など面白いネタもあったので、可もなく不可もない評価ということで^^ 5点(2004-01-09 11:43:44) |
52. 明日があるさ THE MOVIE
展開としてはありえない話しで、理系の人間にとっては「なんでこうなるの?」となるところかもしれないが、なかなかどうして思ったより面白かった。松本人志のコントは大笑いだし、浜田の「大人は夢を見たらあかんのかあ!」の逆切れシーンはすっきりする。 6点(2003-12-29 10:23:51) |
53. 雨に唄えば
ミュージカル嫌いな自分がこの点数。さすがにすべての人をミュージカル好きに洗脳するのは無理でも、なかなかよいのではと思わせてくれる映画。やはり映画とは、観ていて気分が明るくなるのが良い。なんてったって、どしゃぶりの雨の中、大の大人が傘降り回して愉しそうに踊ってんですよ、ダンナ。この名作がDVDで1500円で売っているとは驚き! 7点(2003-12-25 10:09:58) |
54. アンドリューNDR114
人間になりたいと願うロボット、それだけでも興味が持てるテーマ。 7点(2003-12-04 21:27:32) |
55. 愛は霧のかなたに
《ネタバレ》 哀しい結末。その最期では救いはない。 6点(2003-12-04 14:27:50) |