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プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  機動戦艦ナデシコ The prince of darkness
もちろん私はTVシリーズなど観たことはないので、この「後日談」はよく理解できませんでしたけど(主人公だと思ってた女の子が全然出てこない)、それなりには観れました。印象としては「サクラ大戦活動写真」とほとんど同じ。これも様々なタイプの美少女キャラを楽しむ作品なのでしょう。しかし本作や「サクラ~」を観た限りでは、「様々なタイプ」と言っても、判で押した様なキャラ配置なので新鮮味はありませんね。あと気がついたのは、本作での「ワープ」の設定は「砂の惑星」のナビゲーターからパクッてるということ位でしょうか。とゆー訳で、ファンでない人間の点数、4点献上。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-08-02 00:04:07)
2.  キープ・クール
手持ちカメラをわざと揺らしまくって香港インディーズ風に撮り上げた、全くチャン・イーモウらしからぬ都会派コメディ映画。構図や色彩にこだわって重厚な「中国」文芸映画を作ってきた人が、思い切りフラストレーションを発散させた様な仕上がり(本人としては、余程「香港」風に撮ってみたかったんでしょう)。それにしてもカメラを動かし過ぎ。静止した人物を撮るのにも、前後左右に動くのはもちろん、斜めに傾けてみたり人物の周りをグルグル回ったり、とにかくカメラがじっとしてない。カメラマンが「どれだけカメラを動かせるのか」ということに挑戦したかの様。全編こんな調子だから、物語に関係なく、凄くせわしない印象の映画になってしまってます。私としては本作のカメラワークに「キープ・クール!」と言ってやりたい、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-27 00:01:57)
3.  救命士
正に21世紀の「タクシードライバー」。日々の不満が鬱積し、それが「怒り」となって外へと爆発するのが旧時代型なら、新時代では、日々の不満は内へ内へと侵食し、ひたすら心身を蝕んでいく。コミュニケーションは常にパーソナルなまま広がらず、そこには既に「社会」との接点など存在しない。反応はすれども思考には至らず、悪意という闇の中、ただ車を走らせる…。映画としては「タクシー~」と違ってクライマックスに欠けるので、確かに盛り上がらずに終わってしまう。しかし私はむしろ、少しイカれたトラヴィスよりも、責任感の強いフランクの方に親近感を覚えました、6点献上。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-06-02 00:00:58)
4.  奇蹟の輝き
正にアメリカ版「大霊界/死んだらどうなる」。VFXレベルは本家(?)と比べるまでもなく高度ですけど、話の内容やヴィジュアル・イメージは同様にチープ×3(チープの三乗)。それに良く考えてみれば、これは相当救い様の無い話ですよ。大切にしていた二人の息子を交通事故で一度に亡くし、その数年後、今度は夫が交通事故で帰らぬ人となる。一人取り残された妻は人生に絶望して自殺。何も悪いことをしてない女に、現世でこんな酷い仕打ちをしたにも関わらず、神は死んだ後も地獄へ堕として苦しめ続ける。この世には神も仏もいないのか? あの世にもいないじゃん! 物語は無理矢理ハッピー・エンドっぽくしてますけど、こんなの全然ハッピーじゃない。生ある者は生を謳歌して、初めてハッピーなんです、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-05-03 00:02:07)
5.  kitchen/キッチン(1997)
1989年に森田芳光が映画化したよしもとばななの出世作「キッチン」を、8年後の香港で、しかも富田靖子主演でリメイク(当時のアミューズのアジア戦略の一環?)。透明感があり無機的だった森田版に対し、こちらは香港映画特有の色使いと生活臭で彩られてます。また、主演女優の演技だけなら川原亜矢子に勝ち目はありませんが(富田は「南京の基督」の時よりも自然で良い)、私は元々面白い物語だとは思っていないので、退屈な印象に変わりはありませんでした。とにかく、男の耳を嘗め回した挙句、男が興奮して迫ると「スケベ!」と罵るこの女が良く解りません、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-02-25 00:08:53)
6.  きみのためにできること
映画のトーンはだいぶ違うものの、「春の日は過ぎ行く」よりも、同年の同監督作品「洗濯機は俺にまかせろ」に近い感じか。年上のミステリアスな女性に惹かれていく、これまた優柔不断な青年の話です。しかしこちらは、本物のヴァイオリニストである川井郁子(若返った阿木燿子かと思った)の暗い雰囲気が作品全体を覆い、どうにも陰鬱に話が進んでいく(役の所為ばかりではなく、川井本人も嫌々本作に出演したんじゃないのかな?)。また、柏原崇も真田麻垂美もネアカなタイプじゃないので、沖縄を舞台にしながら、ホントにどんよりした印象の映画になってました、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-12-28 00:02:09)
7.  季節の中で
ベトナムの都会に於ける人間模様を三組の男女と一人の少年の物語で紡いでいく、ほとんどオムニバスに近い群像劇。これがどの程度、現代のベトナムを正確に描いているのかは判りませんが、話も映像もかなりファンタジックで寓話的な感じです(ラスト・シーンは「HERO」に影響を与えたかもしれません)。唯一知ってる俳優ということもあり、ハーヴェイ・カイテルに注目してましたけど、彼の物語に限らず、特に劇的な展開はありません。また、別々の物語がいつか一つになるもんだとばかり思ってた私は、本筋とは全然関係ない所で肩透かしを食らってしまいました、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-10-26 00:00:57)
8.  キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ!
ディープスロートの正体が明かされた今となっては、本作の陳腐な設定が益々陳腐に見えてしまいますけど、当時のヒッピー文化に毒された二人の可愛いノータリンを眺めてるだけでも充分楽しめました(17歳のキルスティン・ダンストはこんなに可愛かったのだ!)。それに、こんなパロディ映画で存命中の実在の人物を実名でコケにしちゃうんだから、アメリカってホントに凄い。政権関係者は後ろめたさがあって文句を言えないにしても、ちゃんとボブ・ウッドワードとカール・バーンスタインもパロディの餌食になってます。アメリカに於けるウォーターゲート事件って、本当に歴史的大事件だったんだなぁと思います。日本でも、そろそろロッキード事件を笑い飛ばす(立花隆含む)様な映画が作られても良いかもしれませんね、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-08-03 00:07:10)
9.  9か月
大人になりきれない男が子供を持つことで成熟していくという現代的テーマなのに、クリス・コロンバスがいつもの如く十把一絡げのドタバタ・コントに仕上げてしまった凡作。魅力的なキャスティングが本当に“MOTTAINAI”(ワンガリ・マータイさん風に)。結婚して子供を持つことがまるで正義の様に描かれたり、ヒュー・グラントが胎児の超音波映像を見ただけで心変わりしてしまったりと、陳腐な展開が満載。それをロビン・ウィリアムスの余計なギャグで誤魔化してるだけ。これはテーマとコロンバスの作劇の方向性がマッチしてない為。つまりプロデューサーの責任です、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-08-03 00:06:20)
10.  キリクと魔女
これには中々唸らされました。非常にシンプルなお伽話ではありますが、作品を構成する全ての面に於いて、誰が観ても満足できるハイレベルな品質です。教訓的で少しシュールな物語。ゴーギャンの絵の様な美術。頭の中でリフレインするアフリカ音楽。そして何より、完成された人物デッサンによるキャラクター・デザイン。動き的にはもう少し滑らかにすることも可能だったと思いますけど、このレベルで抑えて、「絵」であることを強調したのにもセンスを感じます。私は特に、一人だけ異様にテンションの低いキリクのお母さんがツボにハマりました。これはお薦めです、7点献上。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-06-27 00:36:55)(良:1票)
11.  きれいなおかあさん
障害を与えてしまったことと、離婚して父親を奪ってしまったことが息子への負い目となり、彼女は頑なになっている。息子は他人と違わないんだと思い込むことで、自分もまた他人と同じだと思いたいのです。彼女がありのままの息子を受け入れたことは、自分の不完全さを受け入れたこと。これでようやく、彼女も「普通のお母さん」になれたのです。良い話ではありますが、中国の近代化等のファクターを除いたら、個人的に話自体は結構月並みだと感じました。それに、レイプの真相を意味も無く最後まで引っ張ったり、やたらBGMを流したりしたのもマイナス効果です、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-05-09 00:37:32)
12.  金融腐蝕列島[呪縛]
バブル後の日本経済の暗部を描く、社会派硬質エンターテインメント。日本全体を揺るがしかねない経済、政治、司法の重大事が実の所、精々半径500m程度の非常に狭い地域で、局地戦の様相を呈していることを示したタイトル・バックが秀逸。登場するジャーナリストが日本経済新聞等ではなく、ブルームバーグ(でしたっけ?)の記者というのも、リアリティと共に日本のマスコミ自体の透明性の低さを提示していて痛快。頭取(会長でしたっけ?)のキャラクター設定や、クライマックスの株主総会の展開等には予定調和もありましたけど、スピード感溢れる演出で、私は最後まで充分に楽しめました。やはり日本経済の再生は老人には任せておけませんね。原田眞人監督共々、ホリエモンにも更なるエールを送りつつ、7点献上。
7点(2005-03-24 00:07:41)
13.  キシュ島の物語
イランのリゾート地・キシュ島を舞台にした三話構成のオムニバス映画。「ギリシャ船」は、文明の象徴・グローバル企業のロゴ入り段ボールと、神秘の象徴・シャーマニズムを対比させ、抗いきれない文明の洪水を描く。深刻なのかふざけてるのか判らない暮らしぶりがユーモラスで楽しい。「指輪」は、とある青年の商魂とその目的を描く。ありとあらゆる方法で金を稼ぐ青年の暮らし振りに、イランの現実が垣間見えます。「ドア」は、ドアを担いで砂漠を行く老人と、黒い仔ヤギを連れたその娘を描く。これは何を表現したかったのかさっぱりと理解できませんでしたが、砂漠を進むドア、そのドア越しに交わされる会話、進むのを嫌がるヤギを無理矢理引っ張り回す美しい娘と、そのシュールさで一番面白かったです。合算6点献上。
6点(2005-03-16 00:06:24)
14.  キャラバン(1999)
伝統と継承、そして革新の中から初めて受け継がれる伝統を、ヒマラヤの大自然に抱かれて生きる山岳民族を通して描く。もちろん地味なテーマではありますが、地味な映画だと思ったらこれが大間違い。この映画の本当の主役はヒマラヤの大自然そのもの。観る者を飲み込んでくる様なヒマラヤの雄大で荘厳美麗な景観は、どんなハリウッド大作の特撮も作り出せない問答無用のスペクタキュラー。「アラビアのロレンス」に匹敵すると言ってもいい映像を体験する為だけでも、本作を観る価値は充分ある。世代交代の軋轢の物語も、共感を持って観ることが出来ました、7点献上。
7点(2005-01-05 13:34:31)
15.  CURE キュア
これは面白かったし、非常に解り易かった。溜めの無い殺人シーンはとにかく衝撃的。BGMもカット割りも無く、淡々と、いきなり人が殺されていく。手持ちカメラによる、うざったくない(且つ、俳優の動きと構図を良く考えた)カメラ・ワークも良い。言葉遣いは丁寧ながら、のっけから危険人物っぽい役所広司の演技も秀逸。そして、不安感を煽る全編に響く重低音。これは全て演出の勝利でしょう。黒沢清の映画は唯でさえ解りにくい作りなんだから、話まで解りにくいと、本当に訳が解らないで終わってしまう。彼の作品は、このくらい解り易いストーリーの方が断然良いと思う、7点献上。
7点(2004-11-03 12:33:38)(良:1票)
16.  金玉満堂/決戦!炎の料理人
「食神」と比べれば、かなりオーソドックスな料理対決モノとなってますが、ストーリー自体が無茶苦茶なのは同じ。全てのエピソードが唐突に始まり、映画は強引に推し進められていきます(が、弾け具合は「食神」の比ではありません)。しかし、美人女優にブス・メイクを施して、後半一気に美女へ変身させるのは、香港では一種の流行だったんでしょうかね? 引く一歩手前のギャグにも独特のものがあります。また、満漢全席勝負の審査委員長が日本人なのは、日本マンガへのオマージュなのか、パクってばかりいることへの償いなのか…。ということで、私的には惜しくも5点献上。
5点(2004-09-14 23:14:06)
17.  ギルバート・グレイプ
(ちょっと長文) グロテスクで悲惨、そして死に魅入られた獄中の様な日常から人間の生きる意味を浮かび上がらせる、爽やかな人生賛歌。原作・脚本のピーター・ホッジスは、まるでジョン・アーヴィングの小説並の完成度でこの物語を紡いでいる。この映画には不要な人物がどこにもいない(写真だけしか出てこないグレイプ家の長兄にさえ重要な役割が与えられている)。不要なエピソードが一つも無い。だからもちろん不要なカットも無い。ラッセ・ハルストレムも撮るべくして「サイダーハウス・ルール」を撮ったんだなぁ、と納得。アーヴィングが忙しいんならホッジスに脚本を任せ、ハルストレムと共に既存のアーヴィング映画を全部リメイクして欲しい。その後、新作にもトライして欲しい。そう思った程、ずば抜けた出来の映画でした。それにしても、きっとジョニー・デップやレオナルド・ディカプリオが出てなかったら、この地味な作品がこれだけの人にレヴューされることも無かったでしょう。そう考えると、スターってホント重要ですよネ、8点献上。
8点(2004-09-12 00:04:55)(良:1票)
18.  ギター弾きの恋
久しぶりに胸がキュンとなりました。それは映画にではなく、もちろんショーン・ペンにでもなく、本作のサマンサ・モートンにです。大きな目をパチクリさせながら嬉しそうに食べ物にかぶりつく愛らしい姿は、正に「君に、胸キュン。」(古~)。(聾唖者の役ですけど)まるでサイレント映画の様な彼女の演技(と衣装とヘア・スタイルとメイク)は、私の観た彼女の映画の中では最高でした。しかし、非常に小心者の天才ギタリストの擬似伝記映画自体からは、何を伝えたかったのか良く判りませんでした。また、ウディ・アレンが何故こういう映画にしたのか全然ピンときませんでした、5点献上。
5点(2004-07-15 23:34:05)
19.  奇人たちの晩餐会
Mr.ビーンみたいな人が10人位集まって饗宴する映画かと思ったら、全然違った。登場人物は6人(内馬鹿は1人だけ)、舞台はマンションの一室のみ。脚本も完成されてるし、元々は舞台劇なんじゃないですか(実際は知りません)。嫌味な主人公がドツボにハマっていくのが基本的な物語ですけど、笑いのポイントは本作の晩餐会の趣旨と一緒で、馬鹿が馬鹿な事をするのを見て笑おうというもの。最も辛辣なのは馬鹿のチャンピオンが公務員、特に税務署員だということでしょう。洋の東西を問わず、公務員は馬鹿に見えるもんなんでしょうね。しかし個人的には、馬鹿が馬鹿な事をするのを見てもイライラするだけで笑えない。馬鹿を馬鹿にする会自体が見てみたかったです、5点献上。
5点(2002-11-23 18:40:52)(良:2票)
20.  キャプテン・スーパーマーケット
この映画の場合、観てる方より作ってる方が楽しそう(同じ馬鹿なら踊らにゃ損ソン)。しかも製作がディノ・ディ・ラウレンティス! これは大出世の大作映画ですよ、それでこれだからサム・ライミは凄い。しかし、いくら馬鹿映画だって言ってもこの邦題はどうかと思うなぁ、PRもほとんどしない訳だから配給会社も投げてたとしか思えない…。この映画も絶対に損はさせません(得もさせないかもしれませんけど…)、6点献上。
6点(2002-03-19 19:12:10)
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