21. グッバイ、レーニン!
東ドイツ市民から見たドイツ統一を描いた作品で非常に面白かったです。時代が新しく生まれ変わる際に捨て去らなければならないもの(価値観等)への郷愁が母親の姿を通して描かれており、すこし切なくなりました。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-18 12:55:08) |
22. クラウド アトラス
《ネタバレ》 壮大の物語のダイジェストとしては良くできています。ただ、この物語を描くには約3時間ではあまりに短すぎます。 まあ、トム・ハンクス演じるザックリーが語る物語を孫の目線で聞く感覚を映像化したということなのかもしれませんが。 [DVD(字幕)] 7点(2016-02-25 22:04:57) |
23. グッバイガール
《ネタバレ》 地味だけれども、観客を飽きさせない脚本そして役者たちの演技が光る良い映画 決して美男美女とは言えない、シングルマザーとちょっと変わり者の役者の恋愛を、魅力的なセリフのやりとりを交えて描いています。娘役のクィン・カミングスの演技も良かったです。 [地上波(吹替)] 7点(2015-10-14 23:25:11) |
24. クラシコ
《ネタバレ》 今や、Jリーグの理念の理想像ともいえる松本、そして長野の黎明期を描いた貴重なドキュメンタリーです。 いずれは、J1の舞台で繰り広げられるであろう信州の2チームの原点を記録した貴重な映像作品です。しかしまあ、バドゥ監督は日本で成功してもらいたかったとつくづく思わされました。 [インターネット(字幕)] 7点(2014-08-09 10:52:48) |
25. グリーン・フィッシュ
《ネタバレ》 「生きていくために・・・」そういう思いが伝わってくる作品 デビュー作から、イ・チャンドン監督の鋭い韓国社会への視点の鋭さを感じられる作品です。普通なら、主人公が車のフロントガラスに顔を押し当てるシーンで終わるところですが、そこで作品を終わらせずに、「その後」の姿をクライマックスに持ってくるところに監督の才能の片鱗を感じました。 [ビデオ(字幕)] 7点(2014-06-14 01:06:10) |
26. クライマーズ・ハイ(2008)
《ネタバレ》 なんと言うか、サラリーマンをやっている者としては非常にテンションが上がる作品でしたね。やはり、仕事は意地とプライドで熱くこなしていかないと面白くないなと思いましたね。 まあ、そういう感じで夢中になって見てたのですが、最後の方は正直「え?これで終わり?」と思ってしまうようなあっさりとした終わり方でやや残念でした・・・・・。 ジャーナリストに一時憧れていた者としては非常に面白い作品でした。 [地上波(邦画)] 7点(2012-09-25 00:09:18) |
27. 狂った血の女
《ネタバレ》 なんというか、「勝てば官軍、負ければ賊軍」という言葉を思い起こさせる作品でしたね。本当に世の中の趨勢を読み取る力の重要性を感じさせてくれました。 ベネチア映画祭がムッソリーニによって国威発揚の手段として使われてた事実等当時のイタリアの状況も描かれていて非常に興味深かったです。 [DVD(字幕)] 7点(2012-04-08 22:55:22) |
28. グッドモーニング・プレジデント
《ネタバレ》 「大統領も一人の人間」という視点から作られた可笑しくも暖かいコメディ映画でした。普段知る機会の少ない韓国政界の状況も垣間見ることができて興味深かったです(パロディですけど)。チャン・ジン監督の作品は本当に安心してみることが出来ます。 3つのストーリーとも面白かったですけど、日本が絡んでくるとちょっと「?」なシーンもありましたね。まあ韓国映画なんで仕方ないといえばそれまでですが。 [DVD(吹替)] 7点(2011-05-03 12:27:06) |
29. クリスマス・キャロル(2001)
《ネタバレ》 シンプルではありますが、社会という共同体で生活している限り人間は一人で生きているのではなく、共同体を構成する他者との関わりあいの中で生かしてもらっているのだということを改めて教えてくれる物語だと思います。 自分の現在・過去・未来についていろいろと考えさせられますね。 ケイト・ウィンスレットの曲も良かったです。 [DVD(吹替)] 7点(2010-09-01 21:30:07)(良:1票) |
30. くたばれ!ユナイテッド -サッカー万歳!-
《ネタバレ》 マンガ「ジャイアントキリング」が好きな方にオススメしたいですね。 後にノッティンガム・フォレストを率い、UEFAチャンピオンズカップ2連覇を成し遂げたブライアン・クロフの個性的な姿を栄光の道を進む前の失敗談を通して描いています。 ユナイテッドといってもマンチェスターでは無くリーズユナイテッドなんですね。現在は破産して3部リーグに所属していますが70年代に黄金時代があったことを初めて知りました。 [DVD(字幕)] 7点(2010-05-05 10:51:39) |
31. グミ・チョコレート・パイン
《ネタバレ》 内容が馬鹿馬鹿しくたって、演劇人の作品っぽいクセのある作風(個人的にはあまり好きではありません)であったって、オオケンの原作をケラが監督し音楽を電気グルーブが担当しているんですから、あの1980年代中盤からのナゴムをリアルタイムで経験している人間にとってはたまらなく愛おしい作品です(主人公達とほぼ同世代なんで非常にシンクロする部分も多いんですよね・・・・・)。 かつてサブカル文系人間だった方は、懐かしさと共に過去の自分のしょうも無い考えや言動がフラッシュバックしてきたりする恐れがありますので覚悟して観て下さいねw [DVD(邦画)] 7点(2008-09-11 11:21:37)(良:1票) |
32. 紅の豚
しかしまあ、何と格好いい豚なんでしょうか。森山周一郎の声がとてもハマっていますね。まあストーリー的には、何てことはないんですけど、とにかく「豚」を見ているだけで楽しかったです。 [地上波(邦画)] 7点(2007-10-18 20:09:04) |
33. グエムル/漢江の怪物
《ネタバレ》 怪物映画というよりは、災難に襲われ、それに立ち向かう家族の姿を描いた作品という感じですね。怪物の動きは中々良くできていて迫力を感じました。ストーリーの節々に出てくる韓国社会を風刺するようなネタも楽しめました。(冷静に考えるととんでもない話なんですが・・・・・) [DVD(字幕)] 7点(2007-01-27 21:41:27) |
34. グリーンマイル
《ネタバレ》 時間の長さを全く感じさせない面白い作品ではありました。ただ、この映画、スーッと入ってくるんですが、なかなか消化することができないんですよね・・・・。いろいろ考えさせられるんですが、深いです。 [地上波(吹替)] 7点(2007-01-09 19:16:17) |
35. グッドナイト&グッドラック
「もしテレビが娯楽と逃避のためだけの道具なら、もともと何の価値もない。」というエド・マローの言葉は、スポンサー第一で視聴率に一喜一憂し、安易なバラエティ番組と報道番組とはとても言えないニュース・ショーが氾濫している日本の民放テレビに捧げたいですね。 しかし、50年近く前から警鐘が鳴らされているのに進歩が無いんですね・・・・・(まあ、我々の方でも情報の取捨選択をしていかなければならないんでしょうけど・・・・)。 [DVD(字幕)] 7点(2006-11-26 21:45:07) |
36. 雲が出るまで
《ネタバレ》 トルコとギリシャの関係が良くないというのは、キプロス問題等で何となくは知っていましたが、この作品の背景にあるような強制移住の話等は初めて知りました。 そのような歴史を知るきっかけとなり、非常に興味深い作品でしたね。(重い話ですけど・・・) ラストの引き離された姉と弟が、古い写真を見ながら語っているシーンは非常に考えさせられますね。良いとも悪いとも言えない終わり方が民族紛争の根の深さを表している気がしました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-09-10 18:26:01) |
37. 狂わせたいの
《ネタバレ》 何というか、鴨川つばめのマンガ(「マカロニほうれん荘」とか)のようなシュールでナンセンスなユーモアとリズムを持っている映像作品ですね。最初はちょっと面喰ってしまいましたが、慣れてくると中々面白く感じられるようになってきましたね。 しかしまあ、映画音楽の重要性を痛感させられましたね(この作品で流れる昭和歌謡はパンチが効いた名曲揃いで素晴らしかったです)。内容がしょうもなくても音楽が良ければ結構好感が持ててしまうんですよね・・・・。 [映画館(邦画)] 6点(2008-08-26 17:30:25) |
38. クリスチーネ・F
《ネタバレ》 正直映画の出来としてはイマイチだと思いますし、主人公達に対してもあまり同情は出来ませんでした。 ただ、ドラッグの恐ろしさだけは痛いほど伝わってきましたね。それと、デヴィッド ボウイの音楽(特に「Heroes」)が印象的でした。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-03-30 21:30:43) |
39. グランド・ホテル
《ネタバレ》 様々な人間ドラマが折り重なりながら展開していきながらも、「グランドホテル 人が来ては去り行く 何もなかったように」というセリフのとおり最後は何もなかったかのように終わっていきます。 正直、ストーリー的にはそこまで惹かれなかったんですが、グレダ・ガルボとジョーン・クロフォードの美しさはよかったですね。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-01-03 22:43:51) |
40. 苦役列車
《ネタバレ》 「北町貫太」を演じ、表現できるのは、結局西村賢太しかいないということが良くわかりました。また、山下敦弘の世界観と西村賢太の世界観は似ているようで相容れないことも良く分かりました。 [DVD(邦画)] 5点(2024-03-03 01:03:49) |