1. 健さん
《ネタバレ》 CMでマーティンスコセッシがコメントしている映像が流れたので興味を持ったのですが、冒頭、過去に健さんと共演したという中国人の俳優が超演技下手クソで、10分で見るの止めようかと思いました。 演技が下手というより演出が下手なんでしょうか。 その役者が健さんとの思い出を語りながら大阪の映画館に入り、健さんの映画を見ていると、健さんの登場シーンで、周りに座っていた観客が「よっ健さん!」って叫ぶんです。昭和初期のテレビドラマじゃあるまいし、あれには参りました。 で、退屈な老人関係者たちの思い入れのインタビューが続くのですが、このままヘタレで終わるのかと思ったら、中盤から盛り返してくるんです。 江利チエミさんとの結婚あたりから、自宅の火事、アメリカ進出のエピソードが面白くなっていき、「ブラックレイン」で共演したマイケルダグラスなんかが登場するんです。 で、健さんについて語るのですが、どのコメントも「健さんの存在感がそれだけで演技」みたいな、同じようなものばかりで少々飽きてきます。 健さんの肉声も随所にあり、前半3点、後半7点、おおまけで平均6点といったところでしょうか。 まあ、健さん大好きな人でも暇つぶしに見る程度の作品です。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-05-27 22:06:23) |
2. 刑事コロンボ/逆転の構図<TVM>
《ネタバレ》 まあまあ面白い作品ではあると思います。 シスターや教習所の教官など、サブエピソードも面白いです。 ただ、最後に犯人が肝心のカメラを手に取らなかったらどうなったんだろうという疑問は残りました。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2020-10-03 18:33:27) |
3. 刑事コロンボ/自縛の紐<TVM>
《ネタバレ》 面白かったけど個人的にあまりパッとしないエピソードでした。 ラスト、コロンボが 「犯人はアンタしかいないんだ!」 ……う~ん、もう少しパンチのあるものが欲しかったです。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2020-09-29 04:43:38) |
4. 刑事コロンボ/白鳥の歌<TVM>
《ネタバレ》 ストーリーは使い古されたケースなんです。 証拠が残っていないか気になって現場に戻るというラストは「指輪の爪あと」や「パイルD-3の壁」などで使われているんです。 でも、今回のエピソードで、ひと捻りあるのは、コロンボと犯人のやりとりではないかと思うんです。 犯人「人殺しと二人きりで危険を感じないかね」 コロンボ「ちっとも。あなたはそんなに怖い人じゃありません」 コロンボ、ラジオをつけると、犯人の歌が流れる。 中略。 コロンボ「これほどの歌が歌える人に悪い人はいませんよ」 このやりとりはコロンボと犯人のやりとりではなく、犯人役はカントリー歌手の大御所、ジョニー・キャッシュ自身に戻っているというのがミソになっています。 だからアメリカの視聴者にとっては、このオチは日本では知名度が低いジョニー・キャッシュに、より感情移入できるのではないでしょうか。 これがもし演歌歌手の大御所、北島三郎で コロンボが「これほどの歌が歌える人に悪い人はいませんよ」 となったら、日本人の視聴者が受ける印象も変わっていたのかもしれません。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2020-09-29 02:02:29) |
5. 刑事コロンボ/野望の果て<TVM>
《ネタバレ》 つまらないとは思わなかったけど、75分を無理矢理90分に延ばしたような尺で、ちょっと退屈でした。 間違いなく選挙には勝つとわかっているのに、犯行の動機が愛人関係という、あまりにバカバカしい理由なのが残念でした。 歯医者、検問、ガソリンスタンドでの小切手のやりとりとか、私にとっては退屈で間延びしたように感じました。 犯人も拳銃を二丁持っていて、最初の殺人とラストの狙撃の銃が違っていれば、逮捕されることはなかったろうにと思いました。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-08-30 00:50:48) |
6. 刑事コロンボ/第三の終章<TVM>
《ネタバレ》 面白い部類に入るエピソードです。 ツッコミどころは多々あります。 どうしてコロンボは殺人事件のあった翌日に鍵の錠を変えたのか、映画化のために書かれた梗概が存在しした経緯など、「なんで?」って思うところがありました。 でも、面白かったです。 犯人役のジャック・キャシディという人、コロンボに出過ぎだと思います。 何かコネでもあったんでしょうか? どうせなら違う役者にしてもらいたかったです。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2020-08-29 01:55:24) |
7. 刑事コロンボ/殺しの序曲<TVM>
《ネタバレ》 銀貨のクイズに勝ったコロンボと対決した犯人の心理状況がよくわかりました。 彼は久々の……もしかしたら生まれて初めてゲームを楽しんだのかもしれません。 もはや証拠は分かっているコロンボに自供してしまい心酔する犯人。 そこへ掛かる一本の電話。 それは悪妻からの本当の愛の告白でした。 「残念ながら、お前には私はいらなくなったよ。さようなら」 後の祭りです。 犯人が虚しかったです。 ところで「私の推理聞いて!」とコロンボに迫ってきたクラブの少女、キャロラインが可愛かったです。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2017-06-29 22:15:22) |
8. 刑事コロンボ/権力の墓穴<TVM>
《ネタバレ》 ついにコロンボの自宅を公開! と思いきや…… そっちの方のどんでん返しにも笑えた。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2017-01-03 13:56:43) |
9. 劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~
テレビ版と一緒で相変わらずアルミンのオタク的な語りにはムカついてくる。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2016-07-24 17:53:19) |
10. 刑事物語 くろしおの詩
刑事物語はどのシリーズも面白い。 今回は植木等の女装が最高!(笑) [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-05-26 20:20:11) |
11. ゲーム(1997)
《ネタバレ》 なんだか内容が複雑なのか、意味がないのか、わからないけど、これだけ入り込んだ展開で、ラストは「実は冗談でした!」っていうのは、夢オチレベルの映画じゃないかと思う。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-05-07 16:48:27) |
12. 刑事コロンボ/意識の下の映像<TVM>
私が投稿した時点で7点くらいになってると思いますが、コロンボのエピソードの中でも上出来ではないでしょうか?個人的にも、犯行の手口と同じ形で犯人を追いつめたコロンボ、この大逆転の発想は見事です。1時間13分で、ここまで細かくシークエンスを積み上げているシナリオは上出来。他に褒め言葉がありません。あ~、面白かった。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2014-02-03 00:27:16) |
13. 刑事コロンボ/溶ける糸<TVM>
《ネタバレ》 コロンボのエピソードの中でも上出来の方だと思います。殺したい本命のため殺人をしてしまう犯人というキャラクターは今でも斬新だと思います。70年代のドラマを今になって、あら捜ししても仕方ありません。「溶ける糸」というタイトルはインパクトあるけど、やはり視聴者に対しては、やってはいけないタイトルセンスだと思います。 コロンボが犯人に対して、あそこまで怒りをあげるのは初めて観ました。 「私は、あなたが犯人だと思います」って言ってる時点では、まだ状況証拠しかないのに。 ラストシーンは子供のころに観て、それが記憶にはっきり残ってるけど、その時は衝撃的でした。コロンボが凄いドラマだと思いました。 今は、あのどんでん返しの意味が、さらによくわかったと思っています。 常に冷静な人が、あの時ばかりコロンボに絡んでいったというセリフ。あのセリフを聞きのがすと、犯人のトリックに納得できないかと思います。 因みに、私はトレッキー(スタートレックのファン)ですが、やはりスポックの声優さんにやってもらいたかったですね。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2013-12-30 02:47:23) |
14. 刑事コロンボ/アリバイのダイヤル<TVM>
《ネタバレ》 きっと、このプロット考えた人は、まず始めに凶器を氷にしたことで、そうとう意気込んだに違いない。氷を手にした犯人を見たとき「なるほどね~」って思いました。 でも、コロンボが、いとも簡単に犯人に目星をつけるところなんかが大雑把すぎ。 盗聴やコールガールなど、細かいネタが豊富で、そのへんは見ごたえがあったが、肝心のアイスクリーム屋の車のことが、どこへいったのやら。ラストのオチは見事。楽しめるエピソードではありましたよ。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2013-12-07 18:38:28) |
15. 刑事コロンボ/黒のエチュード<TVM>
《ネタバレ》 愛犬が登場した初めてのエピソードらしいです。まぁ、それはともかく本作は悪い意味でコロンボが必要以上に犯人を追い回していきます。 一体、何を根拠に目星をつけたのでしょう。 今回、中盤はじっと我慢ってとこでしょうか。 ハイライトは、犯人と奥さんとコロンボのビデオ鑑賞です。 胸につけた花について、覚えていないの一点張りになり、追い詰められた犯人が、奥さんの耳元で愛の告白をしたときは、ぞっとしました。この一個の感情を得るためだけに、このエピソードに価値があるのかと思います。 私は一人で観ますが、誰かと一緒に観ていたら、終わった後「奥さんはどう証言するんだろうね?」と言う人も中には、いるかもしれませんね。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2013-11-28 05:01:36)(良:1票) |
16. 刑事コロンボ/死の方程式<TVM>
《ネタバレ》 野沢那智さんの吹き替えが印象的でしたが、最初のクレジットでロディ・マクドウォールって出て、誰だっけって一瞬思ったけど、「猿の惑星」のコーネリアスだって、すぐ思い出しました。 殺された被害者が、よりによって留守電に葉巻の話をして、その時に腕時計ばかり気にする犯人の仕草が、ワザとらしく、それだけで今回のエピソード、ついていけませんでした。 完全犯罪でもなければ、犯人の行動や言動も、不自然に思えました。 ラストの葉巻に関しても、コロンボの罠だということは観ていてすぐわかってしまったので、犯人が焦る仕草も白けてしまいました。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2013-11-11 07:03:27) |
17. 刑事コロンボ/もう一つの鍵<TVM>
ファーストシーズンで、ここまで面白くないエピソードも珍しい。恐らく、この脚本家は、本作でクビになったと思う。それくらい計算もドラマ性もない。他のレビュアーと書くことは一緒。ノーカットというのに、1時間15分で終わった。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2013-11-03 10:56:27) |
18. 汚れた心
《ネタバレ》 この映画では「国賊」という言葉が頻繁に登場してきますが、主人公は国賊と呼ばれる者、国賊と呼んでいた者、両方殺してしまいます。 汚れた心とはどんな心なんでしょう。主人公の葛藤は自分が日本国民であることを主張すればするほど膨れ上がってきます。 国賊であろうとなかろうと人を殺せば、心は汚れるものです。服を着替えて、体を洗っても落ちない汚れはあることを映画が物語ってくれています。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2013-05-11 06:32:23) |
19. ケス
サイトで好評価だったので期待したのですが、私にはピンと来ませんでした。 ごめんなさい。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-04-11 08:45:05) |
20. ゲーテの恋 ~君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」~
《ネタバレ》 史実と違うようですが、ゲーテとは関係なしに面白い恋愛ドラマです。観賞後、ウィキペディアで調べると面白いですよ。 脚色を変えるだけで「若きウェルテルの悩み」を読んでみようという気にもなるし、とりわけゲーテ役とシャルロッテ役がとても魅力的なので、お互いが惹きつけられる過程も自然に感じます。 純粋なラブストーリーなので、女性向にも思われがちですが、男性にも絶対オススメしたい作品です。 ちょっと「シラノ・ド・ベルジュラック」を借用していますね(笑)。ゲーテがアルベルトに求婚のアドバイスするところです。 全編に流れるテーマ曲も素晴らしいと思いました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-04-11 08:18:33) |