1. サラの鍵
《ネタバレ》 久々にレビューを書かずにはいられない作品に出会った気がします。作品のインパクトが強すぎて、自分の頭の中でうまく処理できない、というだけかもしれませんが。。 1942年と現代が交差しながら話が進みますが、構成が巧みで、個々のシーンも存在感があり、そしてエンディングも非常に素晴らしい。鍵と共に重い悲しみを抱き続けながら、それでも強く生きようとしたサラの人生が、同じ名を与えられた罪のないあの子供の幸せに何らかの形で繋がるのだとしたら、、、サラの人生も、そしてあの息子さんの涙も、(たとえそれがほんの少しだとしても)報われるのではないでしょうか。そんな事を感じました。 ミニシアターでの鑑賞でしたが、エンドロールが終わるまで一人も席を立たず、突きつけられた難題に思索を巡らせているような重い雰囲気が場内を覆っていました。 [映画館(字幕)] 9点(2012-02-20 18:22:20) |
2. サウンド・オブ・ミュージック
ミュージカルは嫌いな部類ですが、この映画は別。素晴らしいです。あの大佐の「エーデルワイス」、それに続く合唱に監督の意思が見て取れて、好きなシーンです。もちろんJ.アンドリュースも最高の演技でした。 9点(2001-11-03 11:19:47) |
3. ザ・ハリケーン(1999)
ショーシャンクの鬼看守にはびっくりしました。伝記物の中では、今まで1番、心に響きました。デンゼルの演技、最高です!(特に、2人の内なるの自分と会話する場面と、「死から甦った息子を見よ」の場面。僕の中でベスト5に入る名シーンです!) これが実話とは・・・傑作!! 9点(2001-10-09 00:04:44) |
4. ザ・ロック
注目すべきはエド・ハリスだと思います。ちょっと主役の2人に食われてたけど、いい味出してますよねー 9点(2000-09-28 14:05:29) |
5. THE 有頂天ホテル
年末・年始の世間が慌しい時期に見ないと、評価が下がりそうな作品。それだけこの作品には「日本の大晦日」の喧騒が上手く描かれており、出演陣の上手い演技に思わず自分を重ね合わせてしまう。人形の件などありきたりな部分はあるにせよ、観客のテンションを一つ上げてくれるドタバタのストーリーに8点を。 [映画館(邦画)] 8点(2006-06-11 16:38:09) |
6. さらば、わが愛/覇王別姫
「虞や虞や汝をいかにせん」という愛情を、(舞台の上でしか)覇王に注いで貰えなかった虞姫の物語。レスリー・チャンとその子供時代を演じた子役がまず素晴らしく、それに絡んでいくコン・リーの表情も一生忘れる事の出来ないくらいに印象深い。淀川さんの言葉をお借りして表現するなら、「目にしみこむ」作品。 8点(2003-03-09 23:41:18) |
7. ザ・プロデューサー
(若干ネタバレです)予想を完全に裏切るようなラストが用意されてるわけではないが、本当に面白い作品といえる。十分引き込まれた。それもやはりケビン・スペイシーあってこそ! 『ユージュアル、、、』、『セブン』等、最も凄みのある演技をしていた時代の彼には、本当に驚嘆するばかりです。 就職直前に見たので、あんな上司いたらどうしようかと少し不安に;; 8点(2003-02-11 13:16:08) |
8. サイコ(1960)
最近、古い映画を観るようになって思うけれど、「いい脚本は、何年経っても色褪せない!!」 この映画も、そう思わせてくれました。「何で?何で? ・・・ うわぁ~!!そうきたかぁ~!!」って感じで、ラストにビックリです。 ヒッチコックは始めて観ましたが、他の作品も観たくなりました。 8点(2001-11-11 13:48:41) |
9. サイモン・バーチ
ジョーのサイモンとの接し方が、本当に良かったです。子供時代を演じた子と大人役のジム・キャリーから、同じ優しさが伝わってきました。ただ1点、サイモンと両親とのシーンをもう少し詳しく描いて欲しかった気がします。 8点(2001-10-24 21:32:16) |
10. 猿の惑星
ラストに何かを期待するようになったのは、子供のころにこの映画を見たからかも。今でもあのラストシーンがはっきりと思い出されます。 8点(2001-06-21 21:40:28) |
11. 最高の人生の見つけ方(2007)
重すぎず軽すぎない雰囲気で、爽快な気分になれる作品。名優2人の、肩の力を抜いた演技が絶妙。 [映画館(字幕)] 7点(2010-05-08 16:57:34) |
12. サイドウェイ
ちょっと期待値が高すぎたか・・。各賞を取り、アカデミーでも注目株だった作品にしては、少々地味な印象。しかし深すぎず浅すぎず、後味の良い上質の作品なので、見ておいて損はないと思う。 [映画館(字幕)] 7点(2005-05-07 10:29:26) |
13. サルサ!
「ノリ」だけでごまかしていない、ストーリーがしっかりしているのもこの作品のいいところだと思う。ダンス・音楽・ストーリーで1時間半を愉しませてくれる、なかなか面白い作品。 7点(2003-12-05 23:09:25) |
14. 3人のエンジェル
まず大物俳優3人の女装姿で作品に引き込まれました。最初は「ロードムービーかな?」と思ってましたが、舞台を移し続けるのではなく一箇所にとどまって住民と打ち解けていくあたり、意外に手堅い作りだと感じました。ウェズリー・スナイプスは『ブレイド』の印象が強かったので今回の変貌振りにはただただ驚嘆! 7点(2003-02-16 13:50:58) |
15. 13デイズ
目の前に戦争の危機を突きつけられて、崖っぷちで奔走する姿は格好よかった。 7点(2002-01-22 19:16:12) |
16. ザ・ダイバー
12歩のシーンは泣きました。ただ、前半のトレーニングシーンは良かったけど、後半の法廷までの2人の心理描写が弱く感じ、感動の波が押し寄せるってトコまでいかなかったのが惜しいです。 7点(2001-11-02 19:01:02) |
17. ザ・エージェント
トム・クルーズはこんな役が一番あってますねー。いつか、今までの演技を葬って、新境地を開拓する日が・・・来ないかも。 7点(2001-06-21 21:29:20) |
18. ザ・インターネット
よくできてるんだけど、スタンダードのオンパレードなのは確か。扱う題材は悪くないのに、惜しい。 7点(2001-06-21 21:23:57) |
19. ザ・マジックアワー
脚本が徐々に力を失っていった感があった。三谷幸喜ほどの脚本家でも、「面白くしよう」という意気込みが裏目に出ることがあるんだなと。とはいえ、彼の作品は日本映画界でも秀逸のコメディーだと思うし、単純に好きなので、次作もつい期待して映画館に足を運んでしまうと思う。もう少しタイトなストーリーが観たかったな。。 [映画館(邦画)] 6点(2010-06-26 18:32:10) |
20. 最後の恋のはじめ方
アルバートのキャラクターでもった作品。作りこまれた感じはないものの、映画館が思わず笑いに包まれてしまうような雰囲気の良い佳作。 [映画館(字幕)] 6点(2005-07-10 12:02:24) |