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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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161.  至福のとき
「初恋のきた道」も良かったが、これも負けず劣らず良い映画だと思う。目立った美男美女の役者さんが出るわけでもなく、ストーリーもこれはと取り上げられるほどでもないのに、いつしか映画に引き込まれてしまう。 気になるのは、ウー・インが独り立ちしてやっていくのは間違いないだろうが、中年男チャオはどうなるのだろうか、きっと助かると信じたいが・・・。
[DVD(字幕)] 6点(2011-08-15 10:46:29)
162.  新・個人教授
前作の純愛ラブロマンスから一転して、ナタリーが恋の手ほどきをする年上の女性を演じる映画となる。裸体シーンが増え、表現も官能的でストレートになっていて、その点前作とは対照的でもある。(私は断然前作が好き) 「脱ぐの?」「やめて息ができない」「痛い、優しくして」とさも意味深長に聞こえて、洋服のサイズを寸法を測るシーンには笑えた。  
[映画館(字幕)] 4点(2011-07-30 09:27:07)
163.  シザーハンズ 《ネタバレ》 
人は相手を心から愛するようになった時や、相手と喜びを分かち合いたくなった時、自然と抱き合いたくなるものではなかろうか。しかしハサミの手を持つエドワードはそれができなかった。 キムから愛を打ち明けられた時、彼は自分を作ってくれた博士のことを思い出す。博士は彼の一足早いクリスマスプレゼントに、「手」を用意してくれた。これさえあればエドワードは完全な人間になることができる。博士と抱き合って喜びたかったろう。しかしその瞬間博士は、顔をゆがめ倒れ込んだ。そしてエドワードのハサミには血が付いていた。 手がハサミというのは、大変便利な時もある。人は巧みにそれを利用した。しかし、愛する人を抱けないということは何と悲しいことだろうか。 映画の最初の方はエドワードの顔がとても気味悪く思えて、好きになれなかったが、純粋な心に触れているうちにだんだん気にならなくなっていった。
[DVD(字幕)] 9点(2011-07-26 21:24:30)(良:1票)
164.  白バラの祈り/ゾフィー・ショル、最期の日々
真実の物語だから強い説得力を持つのは当然だが、それにしてもゾフィーの信念は凄い。己の良心に従って行動したという自信は、どんな取り調べを受けても決して揺るぐことはなかった。それどころか、裁判においては裁判官の方が興奮し冷静さを失っている。 ヒトラー最後の12日間を見て知った映画であったが、本当に見て良かった。いや多くの人が見るべき映画である。
[DVD(字幕)] 9点(2011-07-17 10:48:15)
165.  シャレード(1963) 《ネタバレ》 
最初見た時はすごくハラハラどきどきした映画だけど、何回も見ているとどこでどうなるのかがわかっているので、見る度に感動がなくなっていく、サスペンスとしては仕方ないところだ。(最初は10点だったが、見る度に1点ずつ減少) この映画はケイリー・グラント、ウォルター・マッソー、ジェームズ・コバーン、ジョージ・ケネディと役者がそろっていて見応えはあるし、25万ドルの価値があるものが目の前にありながら、終盤まで誰も気づかないということがおもしろいし、セーヌ河を中心にした昼と夜の風景が紹介されるのもすばらしい。 このセーヌに浮かぶ遊覧船にはしゃれたサービスがあり、この映画の中でも紹介されている。船客がセーヌのロマンティックな雰囲気に酔いしれた頃、突如として船の灯りを消し、用意のサーチライトで河岸を照らし、恋人達を映し出すというものである。 また蛇足ついでに、グラントとヘプバーンが踊る珍妙なダンス(手を使わずオレンジを送るゲーム)は格別、音楽を担当したヘンリー・マンシーニは「オレンジ・タムレ」と名付けたそうな。 こういうエレガントな洒落た感覚こそ、この映画の魅力なのだろう。
[映画館(字幕)] 7点(2011-07-02 21:46:18)
166.  情婦 《ネタバレ》 
好きなビリー・ワイルダーだしアガサ・クリスティ。二転三転する結末もとてもおもしろいのだが、映画としてみた場合あまり好きになれない。 ひとつは、タイトルだ。原題の「検察側の証人」であれば納得できるが、「情婦」というのはいただけない、イメージが悪すぎる。 次に主人公の弁護士の性格が好きになれない。医者の注意を守らないばかりでなく、証人が本当を言っているのかどうかを光を当てて確かめるというやり方。今思えば人権問題だろう。そしてまたそれが、まんまと外れている。 またマレーネ・ディートリッヒも別の女に化けて弁護士を騙すのだが、これが別の人間にになりすぎて現実味がない。そして一番の問題が二転三転する結末も結果がわかってしまえばそれでお終いということ、何が残ったのかということ。 好きになれない理由は多々あるが、マレーネ・ディートリッヒの若さ、「モロッコ」から27年も経っているというのに、それを感じさせない、それは大変素敵なことである。
[DVD(字幕)] 7点(2011-06-12 03:49:55)
167.  事件
この映画が作成された頃の野村芳太郎監督といえば最高だった。「砂の器」「八つ墓村」と続き、この映画を挟んで「鬼畜」と次々と日本映画史上に残る名作を生み出していった。 事件の裁判を正面から堂々と描いた映画で、検察と弁護側の駆け引きもさることながら、証人の思い込みや捜査の見込み違いなどが公判を通して明らかになっていく。そしてその真相は?と映画のラストシーンまでまったく目が離せない。 また一人の男を姉妹で争う心理描写も実に見事であり、男女の愛が理屈通りの単純なものではないことがよくわかる。大岡昇平の原作が野村監督個人の力だけでなく、新藤兼人の名脚本と芥川也寸志の素晴らしい音楽とも結びついて生まれた名作だろうと思う。日本アカデミー賞に輝いたのも当然といえば当然だが、松坂慶子や渡瀬恒彦の汚れぶりも遺憾なく発揮されているし、大竹しのぶも「青春の門」での清純派デビューから、演技で見せる女優へと生まれ変わる一歩であったと思う。
[映画館(邦画)] 8点(2011-05-28 10:43:46)
168.  上海帰りのリル 《ネタバレ》 
「船を見つめていーたー、ハマのキャバレにいーたー」で始まる歌を聞いたことがある人もおられよう、「上海帰りのリル」という歌である。私が生まれた頃はこの歌がラジオから流れ、それは知らない人がないというくらいに爆発的にヒットした曲である。 そしてこの爆発的なヒットを元に作られたのが、この映画なのである。私はようやくこの映画にたどり着くことができた。 しかし、お世辞にもこの映画は名画とは言い難い。監督を初め出演者陣も不出来である。しいて見所を探せば、社長シリーズで人気を得る前の、若き森繁が見られることだろうか。そして映画の中で歌っている歌手こそ、大ヒットをとばした津村謙その人である。 ところで今でこそ「上海帰りのリル」が有名だが、戦前には川畑文子、ディック・ミネ、江戸川蘭子らの歌手が歌った「上海リル」という歌があった。私個人は「上海帰りのリル」よりも、江戸川蘭子の哀愁を帯びた「上海リル」の方が好きである。
[DVD(邦画)] 4点(2011-05-22 08:54:11)
169.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 
数ある映画の中で最も評価が高いと思われる「ショーシャンクの空に」を、私は旧スタイル時代のこのサイトで知った。DVDを探し求め鑑賞し、その人気の高さに納得しながらも、私の中では決して満点の評価とは言えなかった。 まず思ったのは、米国は毎年一万人前後の人達が銃による殺人で命を失う銃社会であること、日本よりはるかに高い冤罪率を引き起こす陪審員制度であること、刑務所が外部から中が見えにくい閉鎖社会であること、この3つの大きな要素がなければ「ショーシャンクの空に」という映画は存在しなかったのではなかろうかということである。 次に、この映画のテーマは何であるのかわからなかったこと。私は映画のテーマが何であるかは普通は仰々しく考えたりはしない。しかしこういう重みのある映画であれば、自然にそれを考えてしまう。ある人は「決して希望を忘れないことだ」と言う。たしかにアンディは20年近くも穴を掘り続け脱獄に成功した。私もそれには大いに感動をした。しかし素人ながらに思ったのは、なぜそこで映画は終わらず、その後も続くのかということ。そうであれば、それよりもっと大きなテーマがあるのではなかろうかと・・・。 別の人は「キリストによる贖罪だ」とも言う。原題のRedemptionにはそのような意味があるとのこと、しかしどうもキリスト教は私の苦手とするところである。 また、テーマに関連してこの映画の主役は誰かということ。映画で見る限ティム・ロビンスと思えるが、アカデミー賞でもゴールデン・グローブ賞でも、候補に挙がったのはモーガン・フリーマン、ティム・ロビンスの名前はまったくない。しかもそのモーガン・フリーマンも賞は外しているし、作品賞も「フォレスト・ガンプ/一期一会」に取られている。 細かいことで納得がいかないのは、脱獄したとき穴をふさいだポスターはどうやって貼ったのかということ、あり得ないと思った。 アンディが得たお金は不正によるものかということも昔は大変気になった。騙し取ったという抵抗感もあったが、それは何度も見た後、刑務所内で働いた報酬なのだと勝手に位置づけた。 名画であり、名画面、心に残る言葉も多いこの映画、このサイトでの満点の評価は半数近い。しかし、私は数々の疑問を超えることができなければ、いつまで経っても満点にはならない。
[DVD(字幕)] 8点(2011-05-03 07:00:16)(良:1票)
170.  新・男はつらいよ 《ネタバレ》 
前作「フーテンの寅」ほどは馬鹿さ加減もなく無難にまとまっている。競馬の大穴からハワイ旅行、どろぼうさわぎはユーモアあふれ好感が持てる。 しかし後半のマドンナ登場後はさほどでもない。これは栗原小巻の春子先生のせいではなく、脚本や監督に問題ありではなかろうか。 「婦系図」はまずまずとしても、春子先生の恋人役が連れてくるだけで存在が薄い。またバックに流れる音楽についても、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲は喫茶店の音楽だから仕方ないにしても、傷ついた春子先生を何とか慰めようとするシーンの「白鳥の湖」や「世界は二人のために」は安易すぎるように思う。 この3作4作あたりの評判がいまいちなのは、監督が山田洋次でないからに思われているが、数ヶ月の間に何本も作らせた側の責任、原案から脚本、撮影までの期間が短いためのように私は思う。もっとよく練られた映画作りであってほしかった。
[ビデオ(邦画)] 6点(2011-04-29 17:10:11)
171.  ジェイコブス・ラダー(1990) 《ネタバレ》 
一見すると、何が現実でどこまでが夢かわかりにくい映画。しかしシーンが脈絡なく非現実的に起こることから、ベトナムの戦地だけが現実でそのほかは主人公が死ぬまでの幻想だということは容易にわかる。 ベトナム戦争は長期化泥沼化し、悲惨で悪夢の連続だったであろう。そこで密かに使われた薬品というのも真偽のほどはわからないが、真実であれば副作用も相当なものだろう。 とにかくグロテスクで後味の悪い映画であり、私は好きになれない。 
[DVD(字幕)] 3点(2011-04-18 20:55:35)
172.  史上最大の作戦
私の私の最も嫌いな映画のひとつ。これだけ豪華なキャストをそろえて何を表したかったのだろうか。 「最も長い一日」の題がしめすように、戦争の描写が延々と続くだけの映画。よほどの戦争大好き人間でなければ、見るのもつらいだろうと思う。
[映画館(字幕)] 3点(2011-04-18 20:52:06)
173.  死刑台のエレベーター(1958)
なつかしき映画、日本で最近リメイクされたと聞き、DVDで改めて鑑賞。エレベーターで閉じこめられたモーリス・ロネがどうやって出てきたのかさえも忘れていた。 映画の中の悲しげなトランペットが、即興演奏だったとは・・・。
[映画館(字幕)] 6点(2011-03-17 11:04:56)
174.  十戒(1956)
この映画を見たのは小学校か中学校のとき、もしかしたら学校でまとまって見に行ったのかもしれない。画面の美しさ音響のすばらしさ、映画の圧倒的な迫力。私の子どもの頃は白黒の日本映画が普通で、カラーの映画(その頃は総天然色映画と言っていた)や外国映画は珍しかった。 この映画に匹敵するのは「風と共に去りぬ」、この2つの映画は何度もリバイバルで上映され、何度も鑑賞した。 「十戒」も長編だが、特撮技術を駆使し、見る者を飽きさせない。子どもながらに最後までおもしろく、目が釘付けになった。 内容の理解も、見る回数を重ねるうち徐々に深まっていった。
[映画館(字幕)] 8点(2011-03-01 06:56:46)
175.  白い巨塔 《ネタバレ》 
白い巨塔と言えば財前五郎、財前と言えば田宮二郎、まさに映画の財前と役者田宮が重なってしまうほどだ。 白い巨塔は、私が学生の頃見た山崎豊子原作最初の映画であり、それまで物の裏側まで見ることのなかった私には、強烈な映画となった。 野心に燃え傲慢不遜な財前、東教授ならずともまったをかけたくなるだろう。そこに渦巻く策略、利用できるものは何でも利用し、用済みともなれば捨ててしまう、医大病院の裏側の汚れた部分を見事に描いている。 この映画の後のテレビドラマも、もちろん見た。田宮二郎だけでなく、小沢栄太郎 、加藤嘉も映画と同役で、映画で描ききれなかった細部や続編を付け加え、より完成されたものとなった、。 
[映画館(邦画)] 6点(2011-02-26 06:34:11)
176.  下町の太陽
私たちの少年時代は、吉永小百合や倍賞千恵子はあこがれの的だった。そのころ、吉永さんの「寒い朝」や倍賞さんの「下町の太陽」といった歌が、ヒットし、「寒い朝」は映画「赤い蕾と白い花」、「下町の太陽」は同名映画のそれぞれ主題曲となった。 吉永さんの映画はもっと後から見始めたのだが、この「下町の太陽」は高校生の時に見た思い出の青春映画として今も記憶に残っている。
[映画館(邦画)] 6点(2011-02-21 22:20:09)
177.  シェルブールの雨傘 《ネタバレ》 
1960年代は、「サウンド・オブ・ミュージック」から始まって、ミュージカル映画が日本で上映されると逃さず見たものです。 この映画もその一つ、フランスのミュージカルということで期待して見に行ったのですが、びっくりすることばかりでした。 まずはオープニング、雨の歩道にカラフルな雨傘、流れる主題歌、もうたまりせんね、なんとお洒落なのでしょう。 そして台詞がすべて歌ということでびっくり、カトリーヌ・ドヌーブさんはすばらしい歌手だと思ったら、すべて吹き替えだったということで、またびっくりでした。 後に私の好きな「ふたりの天使」を歌ったダニエル・リカーリさんとわかって、またまたびっくりしたものです。 
[映画館(字幕)] 9点(2011-02-21 08:09:48)(良:2票)
178.  沈まぬ太陽
久々の長編小説の映画化であり力作であるが、正直に言って原作者の主張が十分発揮された作品であるとは言い難い。 たしかに原作をなぞってはいる。しかし、あれもこれもという形だから散漫になっているし、時代背景や組合活動、それに親方日の丸と揶揄される会社組織の実態を知らないと上っ面だけを見てしまう結果になる。 高度成長期の頃は利益を上げることが優先されすぎて、飛行機の安全点検や労働環境改善などは軽視されていた。また国が後ろ盾になることで放漫経営が発生し、閉鎖性によって内部組織は腐敗していた。これは国民航空だけでなく、三公社五現業と言われる団体は似たり寄ったりであった。 原作者はこれにメスを入れることで、どうあるべきかを社会に問うているのである。 飛行機事故は一度起これば常に大惨事を招く。そうならぬよう、常に99.99%以上の安全性を図らねばならないということを強く印象づける映画であってほしかった。
[映画館(邦画)] 7点(2011-02-14 22:45:35)
179.  潮風のいたずら
ゴールディ・ホーンの変身ぶりにはびっくりしました。「環境が人を作る」というのでしょうか。 記憶喪失にかこつけるカート・ラッセルの演技もお見事です。 家族そろって楽しめる映画だと思います。
[DVD(字幕)] 9点(2011-01-06 17:53:09)
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