1. シークレット ウインドウ
《ネタバレ》 スティーブン・キング原作に加え、ジョニー・デップが脚本に惚れ込んで出演を決めたと言うので結構期待して観ました。ぼっさぼっさ頭のジョニーはなかなか好演でしたし、例の黒いハットのおじさんの妙な嫌らしさは印象に残りましたが、ストーリー自体はインパクトに欠けると言うのが正直な所。このストーリーは普通の2重人格の話とは少々違う。2重人格の場合は、普通他の人格が行動している間の記憶が無いだけなのだけど、この主人公は自らが作り出した幻影がやったと思いこむところが重要。そこがこの映画の「怖さ」みたいなものなんだと思うけれど、実はこれとほぼ同じ筋書きのドラマがつい去年放送されたばっかりなのですよね(共犯者と言うドラマ)。脚本家はこの本を元ネタにしたのかもしれないと思うほど、よく似た内容だったため、これを先に観ていた私には全く新鮮味を感じることができなかったのが痛かった。そしてそれを抜きにしても、あのラストが微妙すぎて、何だか消化不良で終わってしまったのが悲しいです。腕時計が切れて車と一緒に落ちていったシーンがあったから、あれが生かされるとばかり思っていたのに・・。あの時計ちぎれるシーンはいらないのでは(^^;;それに、モートが自分の錯乱ぶりに気が付いてから、ちょっと淡々と進みすぎたなと思います。もっとあの部分は丁寧に描いてほしかった。モートの人格があっさりと消滅しすぎて、観ている方はついていけなかったです。・・とまあ結構酷評になってしまいましたが、この映画はサイコ的なものに疎い人の方が純粋に楽しめるのかもしれない・・と言うことで、可もなく不可もなくと言うところで。・・それにしてもイイ男はぼさぼさ頭でもぼろぼろの服着ていても、似合うものなのですね(笑) 5点(2004-10-24 23:00:42) |
2. 13日の金曜日(1980)
《ネタバレ》 これケビン・ベーコン出ていたなんて、つい最近まで知らなかった(汗)。何せこの映画観たのは幼稚園の頃だし(^^;;もう既にほとんど忘れていたので、久々に観てみたけれど、やはりこのシリーズの最初にふさわしい出来だと思う。今はあまりにも有名なジェイソンだけど、1作目には出てこないし、2作目はまだあのお面は付けていないことを知っている人は意外と少ない。この1作目、サスペンス要素が強く、後のシリーズを観ている人にとっては何かが違って違和感を覚えるかもしれないけれど、あの迫ってくる恐怖のどきどき感、いちゃつくカップルは必ず殺される、被害者は走って逃げているのに、何故か歩く犯人に簡単に追いつかれるという、このシリーズの定番(笑)はしっかりと押さえており、さすが1作目と思わせてくれた。しっかし、あのおばさん強すぎやしませんか?(^^;;一人であそこまでの犯行ができるものだろうか・・。死体とか平気でつり下げてたし。あの親にしてこの子あり、と言うことなのでしょうね。 8点(2004-08-21 23:44:45)(良:1票) |
3. THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
評価難しいですね。私はテレビ版のラストが好きだったので、映画版はあまりいらなかったかなと言う印象です。と言うか両者まるでパラレルワールドの様に見えるのですが、これ同じ設定上でのラストなのでしょうか?その辺りが未だによく分かりません。何かの本でこれは全く別のもう一つのラストだ云々と言うのを読んだ(読んだんかい)記憶があるのだけど、あれは嘘だったのか・・まさに「気持ち悪い」と言う感じのラストで、個人的にこちらの終わり方はあまり好きではないですね。 5点(2004-03-11 15:22:04) |
4. 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生
逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ・・・・ってええええぇぇぇぇぇそそそそそんな終わり方なんですかああああああああぁぁぁぁ・・・ATフィールド、崩壊。 1点(2004-03-11 15:11:02) |
5. 失楽園
これを観て何をどう感動しろと言うのか。死ぬ必要あったのか?未だにそれがわからない。本気で愛し合っているのなら、ちゃんと離婚してケリ付けて2人で生きていきゃいいじゃないの、と思ってしまう私はまだまだ子供なのでしょうかね。散々周りを傷つけて迷惑かけて自分たちだけ勝手に死ぬなんて、そりゃ卑怯だよ。どっちにしろあそこまで話題になった理由が理解できませんでした。黒木瞳が綺麗なので2点。 2点(2004-03-04 20:15:30) |
6. 少林サッカー
あほ映画もここまでやってくれると気持ちがいい。B級(いや、C級か?)作品だからこそやれることを、ヤケクソなくらいやりまくった映画。この潔さは評価に値する。しかもやっちゃった感が無い。やっちゃったと思わせないパワーがこの映画にはある。優等生の映画よりよっぽど好き。 8点(2004-02-03 19:44:19) |
7. シザーハンズ
この映画のジョニー・ディップがとても好きだ。切ない終わり方だったが、とても綺麗な思いで観られた。愛の難しさを知った14歳。純情だった自分が懐かしい。そんな当時の自分に8点。 8点(2004-01-10 15:41:45) |
8. シックス・センス
素直に楽しめた。オチ、全然読めなくて脱帽だよ。帽子が脱げちゃたよ。随所に出てくる幽霊達が、好きなんだな~(ホラー好きゆえ・・)普通気付くだろ~?と思ってしまっても、なお全体的には悪くない出来だと思う。ハーレイ・ジョエル・オスメント君の演技もなかなか。余談だが、授業中に霊に肩を叩かれたり、話しかけられたりして困るという知人の子供がいる。 凄い。 8点(2004-01-09 22:52:06) |
9. ショーシャンクの空に
傑作。無駄なシーンが一つとしてない、ストーリー構成の巧さ。 当時まだ幼くて、映画館で観られなかったのが本当に悔しい。そしてレンタルビデオ屋でパッケージを観たときに、スポ根映画だと思って(雨の中ガッツポーズしてるから)観ようとしてなかった自分が恨めしい。見終わった後の爽快感は何物にも代え難い。別に死のうとした事はないが、生きようと思った。 10点(2004-01-09 20:28:39)(笑:1票) |
10. 死国
四国に住んでいる私が本当に死国に行ってしまいそうな内容。もうちょっと何とかならなかったのだろうか。下のレビューの四国の人に謝れ!により1点献上(笑)。ありがとう、四国は良いところです。(別に四国に住んでいるから、この作品が駄目だと言っている訳ではないので、あしからず) 1点(2004-01-09 20:14:04)(笑:1票) |