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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  スペイン一家監禁事件 《ネタバレ》 
単に監禁事件のああだこうだを描くのかと予想していたら、冒頭から立て続けに移動長回しが炸裂するし、途中ではデ・パルマばりの画面分割まで登場する。つまり、題材に溺れることなく、作品世界を隅々まで作り上げる執念がきちんとあるのです。また、侵入者がなかなか覆面を取らないのも、生々しさを増幅すると同時に、逆に演出上の困難性にも挑戦する(それだけ表現の幅は狭まるから)意欲が感じ取れます。難点は、娘が終始ギャーギャーうるさいこと。ここは逆に、むしろ沈黙でこそ恐怖を具現化してほしかった。それと、最初と何の関係もない、そして強引を通り越して粗雑にすら感じられるあのラストも・・・。
[DVD(字幕)] 6点(2020-06-02 23:40:50)(良:1票)
22.  スリー・ビルボード 《ネタバレ》 
3枚の看板という設定に溺れることなく、そこからストーリーは次々に意外な展開を見せる。役者陣の演技も堅実。元夫のアホ彼女が登場人物中唯一本質を突いていた(しかも別に何も意識せずに)とか、妙に面白いところもある。と、良いところはいろいろ目につくのですが、それでも何か食い足りないのは、脚本の計算ずくぶりが前に出すぎていて、物語としての躍動がないというか、アンダー・コントロール感が漂っているからなのです。贅沢?
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-08-23 01:22:34)
23.  進め!ジャガーズ 敵前上陸 《ネタバレ》 
GSの映画のいろいろの中で、これはジャガーズ。しかし、何かこれは、妙に凄い。一応、ヴォーカルの岡本信ちゃんが何者かに狙われるという設定なのだが、そもそも何で狙われるのかがさっぱり分からない。そして、次から次へと意味不明なキャラクターが自信満々に登場する。その中で、信ちゃんの棒読みナヨナヨ演技(←褒め言葉)は、一貫して存分に楽しめる。そして最後は、舞台はなぜか硫黄島へ(もしかして、イーストウッドが硫黄島二部作を作るまで、「硫黄島を舞台とした映画」は、この作品しか存在しなかったのでは・・・)。そこでなぜか登場する、旧日本軍の残留兵(ちなみにこの作品の時点で、まだ小野田さんも横井さんも発見されてないですよね?)。何かもう、すべてが濃すぎというか、凄すぎです。
[DVD(邦画)] 6点(2019-05-11 13:39:02)
24.  スノーデン
スノーデンが行ったことは、その覚悟と決断において瞠目すべきものであるし、作品としても、それを要領よくまとめている。ただ・・・この問題を扱うときは、国や政府に対して、この監視体制は何なんだ!という前に、そもそも国民に対して、こんなに監視されてて平気なんですか?という意識を広めないといけない。街角の防犯カメラにも、すでに広まったSNSにも、どこにでも紐付きになっているクレジットカードにも何も感じなくなった国民に対して。したがって、スノーデンの「行動」を描く前に、まず、その監視体制が、一般生活レベルにおいてどこにどのようになっているのか、というところに、もっと重点を置かなければならなかった。この作品はそこが弱いので、映画としてもやや平坦になり、また発信力を弱める(「でも仕方ないんじゃない?」と思わせてしまう)結果となっている。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-02-20 01:13:59)
25.  スリーメン&ベビー 《ネタバレ》 
導入部はワーワーうるさいばかりでほとんど出オチかと思っていたのですが、いざいったん落ち着いてからは、ポイントを絞ったシャープな進行で最後まで行ききっています。1シーンの登場で物語を一気に左右してしまうジャックのママ(セレステ・ホルム!)など、スパイスもなかなか。麻薬関係のあれこれを誘因ネタとして使っておき、さっさと中盤で引き上げる展開も正解。※例の「少年」のシーン、私も「あれ?」と思って、戻して確認までしてしまいました。みんな同じところに気づくんですね・・・。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-11-27 00:46:03)
26.  スワンの恋 《ネタバレ》 
導入部は観念的で平坦な描写が続き、あまり面白くないかと思っていたのですが、中盤以降、スワンがオデットに加速してのめり込むのに伴い、ぐいぐいドラマが動き出します。いえ、最初はおとなしかったオデットががんがん色気を発散させてくるのが理由かもしれませんが(笑)。がっちりとした衣装に身を包みながらも官能性をにじませるオルネラ・ムーティの存在感はなかなかで、それによってアイアンズの芝居も向上しています。その上で、予想外の皮肉を感じさせる話の落とし方も、何とも言えない味わい深さがあります。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-10-02 00:29:36)
27.  スーパー・チューズデー ~正義を売った日~
脚本も演出も実に手堅くて、面白く最後まで見られる、はずなのですが・・・なぜ食い足りない印象が残るかというと、実力ある人を固めたキャスティングが、かえって裏目に出ている気がするのです。ボスがクルーニーで参謀がホフマンとなれば、この2人だけでいくらでも権謀策術は可能なような雰囲気が立ちこめてきて、主人公程度のキャラの1人や2人がどうしようが、何も影響なさそうに見えてしまいます。したがって、敵側からも引き抜かれそうなほど有能という出発点に説得力が出てきません。また、エヴァン・レイチェル・ウッドも、何をどうやっても裏で別の策略をしたたかにやってそうに見えてしまい、とても純真無垢なインターンには見えません。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-07-17 01:58:34)
28.  スポットライト 世紀のスクープ 《ネタバレ》 
相手方の人間は意外なほど出てこない。途中で分かりやすい妨害工作が入ってくるわけでもない。しかし、取材で一番大変なのは、ラスト近くの局長の台詞にもあるように、先が暗くて見えないこと、今自分が進んでいるのが正しい方向なのかどうか分からないこと。その視座でどこまでも地道に統一されているからこそ、作品が気品と意地を保っている。もっとも、守秘義務を破る弁護士が2人も登場するのは、それが実話であっても創作であっても、あまりに都合良すぎですが。●新聞もの映画の傑作「ザ・ペーパー」から21年、マイケル・キートンがあの記者のその後を演じていると思いながら見ていると、微笑みが止まりません。
[DVD(字幕)] 6点(2017-07-28 01:09:08)(良:1票)
29.  スリーデイズ 《ネタバレ》 
何と、オリジナルよりこっちの方が面白かった。オリジナルは、一素人が脱獄(正確には被拘禁者の奪取)に挑むという設定の妙が、細部の適当さによって途中からどこかに行ってしまっていたのですが、こちらは、ポール・ハギスならではの生真面目さとマメさがプラスに働いて、あくまでも地道に頭脳を駆使する方向で話がまとまっています。それによってラッセル・クロウのアクも上手く抑えられており、彼が途中でいつものスーパーマンになっちゃったらどうしようと思っていたのですが、最後まで我慢して(?)地味な夫の役柄を演じ切っていました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-06-12 02:13:31)(良:1票)
30.  ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON 《ネタバレ》 
設定一発だけになりそうなのがあらかじめ見えてしまうくらい魅力的な設定なのですが、何とか出オチになることなく最後まで力を維持していたと思います。しかし、やはりこの内容でこの尺は不要で、あと40分は削れたはず。気になった点・・・(1)裁判長が終始理解ありすぎなので、困難を突破する醍醐味がない。検察官のネタばらしも、もっと後にできたはず。(2)肝心の「幽霊を尋問する」シーンはもっとこだわってほしかった。イエスノーの質問まで持っていっておしまいなんて、この美味しいネタの処理としてあまりにももったいない。50音画面を出して正解の文字のところで音を出すとか、自由に供述させる方法はもっとあるでしょう。ここのディテールがこの作品の命なんだから。(3)陰陽師と小日向はキャラクターとして重複しすぎでは?「陰陽師が出てきて除霊されそうになる」→「そこを突破して仲間になる」→「逆に他の霊も呼んでくれる」とかにすれば、1人ですんだはずですが。(4)最後は皆さん書かれているとおり、「落武者が見えなくなったところで終わり」でしょ。(5)同棲の彼氏の存在がまったく不要。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-02-01 02:46:57)(良:1票)
31.  スマイル 聖夜の奇跡
演出は最初から最後まで30年くらい前のテレビドラマかと思うくらいそのまんまだし、ギャグの部分に至っては寒々しいほど外しまくっているのだが、肝心のアイスホッケーのシーンを真剣に丁寧に撮っているという一点において、作品がぎりぎりの誠実性を確保している。
[DVD(邦画)] 6点(2014-11-25 02:15:10)(良:1票)
32.  スパイダーマン3 《ネタバレ》 
後から回収できるかとかそんなことは考えずに、大風呂敷を広げるだけ広げて、あとは愚直に誠実にそれをまとめにかかる。これは、かつて日本でも、主として大映テレビが連ドラで行っていたことと同じである。あれを楽しめた人は、こちらも楽しめるだろう。●途中のブラックスパイダーマンのときに、ハリーに殴り込みに行く、MJに恥をかかせる、エディの細工を暴露して蹴落とす、といった、それまでの弱点を覆すかのごとき行動が、割と心地よく快調に描かれていて、「いいぞもっとやれ」と思ってしまう仕掛けになっている。しかし、その見る側の黒い邪な心を否定するのがもちろんこの作品のテーマであって、その一線を守り通しているからこそ、大風呂敷にもかかわらずそれをハリボテに感じさせない強靱さを持ち合わせている。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-05-05 01:55:04)
33.  ストレンジャー・ザン・パラダイス 《ネタバレ》 
結局誰も何もしないんですが、その登場人物におつきあいするがごとく、じーっと動かない、正面から撮らない、突然気まぐれっぽくシーンが終わる、という撮影と編集のコンセプトが凄いし、そのまま作品全体を通してしまったぶれなさっぷりも凄い。このインパクトがすべてですね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-09-01 23:11:51)
34.  砂の上の恋人たち 《ネタバレ》 
いきなり「私たちはどうして3Pを開始するに至ったか」を堂々と、正面から、真面目に描写しているオープニングの20分間が凄い。その後も無意味な全裸トークやら海辺でのいちゃつきシーンの連打で、もう楽しすぎ。で、そのまんま完結できるはずがないわけで、そこからどう展開するのかが課題になるのだが、全体がどこまでも一直線なので、これだけエロくても一抹の清涼感を感じる。
[DVD(字幕)] 6点(2011-11-07 12:37:14)
35.  スパイナル・タップ
架空のバンドをここまでもっともらしく作り込んだ執念には敬意を表したいし、それを迷いなく作品として完結させる根性は称賛されるべき。ただし、あまりに実際のドキュメンタリーっぽく見せるべく突き進んでしまったため、デフォルメの要素が少なくなり、逆に笑える部分は減ってしまったのですね。現実と架空のギャップの部分がもう少し欲しいところでした。
[DVD(字幕)] 6点(2011-10-23 23:54:29)
36.  スミス都へ行く 《ネタバレ》 
導入部はやや地味でかったるいのですが、悪の親玉が前に出てきたあたりからスピード感と迫力が出てきて、最後まで一気に見られました。メインの本会議の部分など、会議での発言をつないでいるだけなのにあれだけのスリリングさが出せるのは驚きです。「発言を中断するか、座ってしまったら終わり」というたった一つの条件だけであそこまで作品のテンションを維持しているのも驚きです。しかし、この作品を単なる自己満足夢想映画にしなかったのは、脇役の人たちの名演あってのことでしょう。ただ、ラストがほとんど「中断」に等しいほどものすごくあっけないのは何とも残念。
[DVD(字幕)] 6点(2007-04-29 00:51:54)
37.  スカーレットレター(2004) 《ネタバレ》 
殺人事件と刑事の私生活とが、それぞれ謎を秘めながらじわじわ進んでいく雰囲気はなかなか良かったが、いつまで経っても両者が絡んでこないのは参った。トランクのシーンも必要性もなく引っ張りすぎで、ただ単にインパクトを与えたいだけの演出だったのではないかという印象が拭えない。イ・ウンジュの"Only When I Sleep"に+1点。本来、コアーズが可愛らしく歌うよりも、こういう気怠い歌い方の方が合う曲だったんですね。
[DVD(字幕)] 6点(2007-02-13 01:28:17)
38.  スターマン/愛・宇宙はるかに 《ネタバレ》 
ラブロマンスにまったく合わない暗すぎる音楽に笑いました。しかし、交通規制とかトイレの男女別も調べずにやってきたのに、「君の星の生殖の方法は知っている」だなんて、この宇宙人相当エロくないか?
[DVD(字幕)] 6点(2007-01-28 03:34:24)
39.  スリング・ブレイド
ビリー・ボブの迫力が突出しすぎて、他の人たちが置いていかれ気味なのが気になるが(特に、一番大事な母子の存在感不足が痛い)、主人公のたどった軌跡を飾らずに盛り上げずに素朴に追い切った好作品。ただし、まわりの人の設定がみんな善悪問わずステレオタイプなのは不満が残るし、全体の尺ももっと短くできたと思う。
[DVD(字幕)] 6点(2006-12-23 03:19:27)
40.  ストレイト・ストーリー 《ネタバレ》 
何百キロも離れた街にトラクターで旅に出てしまうという発想自体が感動ものだが、それを許してあげる(しかも2度も)娘や、到達したときに大騒ぎせず自然に受け入れている兄が何とも素敵。背景の説明ほとんどなしなのも潔くて良い。原題も含めて、タイトルに何も工夫がないのが残念。
[DVD(字幕)] 6点(2006-03-18 16:38:05)
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