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アルメイダさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

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1.  スティール(2002) 《ネタバレ》 
エクストリーム・スポーツ・・最初だけでした。  欲張らずにあれこれやらなくてもよかったかな・・  カーアクションはさすが「TAXi」の監督だけあって、  うまいし観やすい。  カーチェイスでぶれまくったり対象がまちまちだと、  見ていて疲れるものだ。  アイデアも面白い。  地下駐車場の使い方が特に良い。  飛び出たパトカーがバスに刺さるところなんか!  ただ・・地下駐車場を使う演出は、  未公開映画の「ノーウェイアップ」のほうが上手。  ヽ((◎д◎ ))ゝ ノーウェイ・アップ     あと、後半のどんでん返しは「第三の男」だ。  カーアクションの他のアクションはワンパターン。  全体にスローを使いすぎるから、  プロモーション映画のようでしらけるところも・・  おしゃれな映画にしようというのが見えるので、  どうせなら時間軸をいじるとかもっと工夫がほしかった。  金は奪うが命は奪わないのがポリシーの強盗グループは面白いんだが・・  「俺たちに明日はない」「激突!」「第三の男」「オーシャンズ11」  あらゆる映画が目に浮びそうな作品。  ただ時間が短いので観やすいことはよいことで、  お茶の間の時間帯に流しても違和感がない、  強盗アクションドラマのわりには安全なストーリー。  知らない俳優ばかりだったが、  観終わったあと記憶に残っているのは主役の犯人グループではなく、  刑事グループのふたりといかさま牧師くらいだった。  カーアクション目当てで観たのですが、  今のところ私の記憶では「激突!」が一番ですね。   
[DVD(字幕)] 5点(2006-05-28 15:20:55)
2.  砂の器 《ネタバレ》 
   この作品でやはり誰もが褒める名演技の役者が加藤嘉です。  後半の犯人の幼少時の父とのロードムービーが、  まるでサイレント映画のようにほとんどセリフがありません。  ハンセン病というその時代では差別的な病気により、  村を追われ旅を続ける父子がたどりついた先は・・  決して明るくも和やかでもない旅なのになぜかほっとする、  そんな父子が引き裂かれる(宿命)  少年が選んだのは名前を変え生き場所を変え過去を捨てることだった。  後半の音楽だけの回顧シーンはピアニストの演奏会のシーンとだぶり、  もうひとつ重ねるように説明するのが主役の刑事 丹波哲郎。  この3つのトライアングルが見事で、  この作品のクライマックスでありモノローグでもあります。  私はこの回想シーンで涙が止まりませんでした。  父がかわいそうでかわいそうで、  そして育ての父でもあり父子を引き離した善意の父もかわいそうで・・  なんでこんなことになったんだろう。  救いようがないじゃないか・・  犯人には全然感情移入できないしかわいそうとも思えない。  でもなんで・・そう心が揺れていたエンディングにラストの大逆転の真実。  ここで犯人の気持ちがわかったような気がした。  この人はパニックになったんだろうと・・  宿命に囚われた過去を捨て人を踏みつけても這い上がってきた。  それがまた切っても切れない宿命で繋がってしまう・・  多分私が犯人だとしてもパニックになって自分を押さえられないと思う。  もちろんそこで自分を抑えるのがしなければならないことで、  それができなかったことが犯人の宿命なのです。    感動し見終わったあと考えてしまう後半に対し、  前半はまるで西村京太郎(も好き)の旅情サスペンスのノリで、  邦画にしては長いのですがその長さを全く感じさせず、  特に地方の方言やトリックによる面白いドラマになっています。  昔観たときには感動はしたけれど暗いかなぁと記憶していたのですが、  今回久々に見てみると前半が意外にテンポよくしかも後半も暗く感じず、  ただ扱う問題がかなり特定される救いようのないテーマなだけで、  それをここまで娯楽も取り入れ映画化できたのはすごいなと思いました。  非常に丁寧で好感の持てる映画です。 
[DVD(字幕)] 9点(2005-12-04 15:40:21)
3.  ステルス 《ネタバレ》 
あまりの懐かしそうなノリと娯楽を風刺として評価します。  ナイトレンジャー&2001年宇宙の旅HALの氾濫でしょうか・・  何も考えずに楽しめるSFかと思っていたら、  映画の進行状況より先に理解できてしまうのは一体・・  普通に友達と喋るように考えたらこういう映画ができたみたいな、  でも映画化するとなればひねるでしょう。   それではなぜ普通に先が予想できるかというと、  作りは80年代B級のアクション映画で、  演出はCG技術を駆使したもろ今のSF映画だからです。       「ステルス」は近未来の設定なのですが内容が80年代SFであり、  国交設定が真面目に勝手に作られているので、  怖さというよりもあきれて観ていました。  アメリカ映画ってこんなんだよ!というお手本のような作品なのですから、  そう取れば逆にそんなに悪い作品でもありませんが・・  風刺、風刺、風刺とおかしく作れなかったのかなぁ・・  それかシュミレーション系に走ってもよかったのに・・  「アイランド」と「ステルス」とどちらがいいかぐらい難しい。  戦闘シュミレーション映画では小松左京ですね。  観てない方はぜひ「復活の日」「日本沈没」観ちゃってください。  邦画の方が真面目に面白いときもありますよ。  昔の戦争映画なら史実に基づいてることもあり善悪を描かれるのは仕方ない時代もあった。  あまりの映画の暴走ぶりに(まさかこれが美談だ正義だと葬式するんじゃないのか)  空母で葬式・・椅子から落ちそうになった。  私にでも予想できるような映画だった・・  しかも「グッバイ」と爆発を起こしステルスは散ったのです。  ここ、泣くところなんだろうか・・嘘~!!  大気圏から爆発が見えたらあの国やあの国はどうなったんだろう??  最後まで観てくださいと冒頭にあったので最後の最後に期待しました。  (続編をほのめかせない)お願い~!      
[映画館(字幕)] 5点(2005-11-20 23:10:27)
4.  スパルタカス(1960) 《ネタバレ》 
これはもう趣味の問題かなぁ・・  私は歴史映画が好きで特にローマ帝国時代は気に入っているのですが、  先に「聖衣」「ディミトリアスと騎士」を観ているのでついてゆけると思っていたのですが、  合わない映画のひとつになりました。  剣闘士ものは他に人気の「グラデュエーター」もありますが苦手なので未見。  どうやらこういった体育会的な歴史ものは「ベン・ハー」までです。  キューブリックが監督したことを認めたくないというキューブリックらしくない映画で有名。  それでも違和感ある色使いなどはキューブリック的なのですが、  キューブリックらしい仕事はあまり見えません。  音楽の遊びがないし物語りはいたってストレート。  ラストが思わせぶりな十字刑というのも真面目です。  聖書モノや歴史スペクタルに慣れてくるとキューブリックのような異才な人には、  旧約聖書の「十戒」のような世界を期待したり、シニカルなコメディを見たくなる。  他と違う世界の監督さんですから・・  いや、この作品の出来は賞を取っているようにいいんです。  でも後半の戦い(戦いの前の布陣)とか以外はオーソドックスな大作。  ちょっとドライというか客観的に描かれているのか眠気が襲い・・  作品中実は3回も寝てしまいました(爆)  全部観終えるのに苦労しました・・やかましい音楽や描写もほしかった。  でも題材が濃いので演出がおとなしめでまだよかったかなぁ・・ それとこの時代の架空の人物はやはり観ていて入り込めないです。  「ディミトリアスと騎士」しかり「キングダム・オブ・ヘブン」しかり・・  わかりやすくするにはシリアスに長くなるのですよね。 
[DVD(字幕)] 5点(2005-10-09 15:11:46)
5.  スミス都へ行く 《ネタバレ》 
 この映画に中途半端な点など付けられない!と思いました(笑) 完璧じゃないところがあろうと好きなものは好き。 「十二人の怒れる男」のラストでもそう思ったのですよ。 もうこの映画は熱血感動系だろうという予想で避けていたのですよ。 しかも後半には裁判シーンが延々と続くとあるなら(裁判映画は苦手)かまえてしまう。 ところが予想を裏切ってこの映画はコメディか?と最初から面白い。 キャプラ監督&J・スチュアートでは「素晴らしき哉!人生」ですごく感動したのですが、 黄金のコンビでまた感動させていただきました。 最初ワシントンに着いたときに出てきたリンカーンの像が後半にも出てきます。 そこでリンカーンはいったい何を待っているのかを彼女はスミスに説きます。 私はこのあたりから感動しだしてそのままエンディングまで感情移入していました。 本当の正義はバカにされてもバカになれるバカが最後に勝つみたいなことで・・ 子供に好かれる大きな子供のような田舎の青年スミスが、 特に後半はこれでもかと背信横領の罪をきせられいじめられる。 おどおどしながらも正義のために戦うスミスはかわいそうであるけれど、 じめじめした描き方ではなくテンポもよいので観客はまるでスポーツ観戦の心境です。 スミスを議員に押したペイン上院議員が本当は悪い人ではないのに、 スミスの天敵となりふたりの演説合戦が続きます。 議長が大変いい役でして表情からおかしくもスミスを一緒に応援したくなる。 議員がスミスひとりを除いて誰もいなくなった・・ ところが特例として誰も聞く人がいない場合は呼び戻せ、 延々と立ち続ける限り演説ができるというのです。 この演説が長い長いのですがここまでくると根比べでしょう。 ここは映画の作り方がうまく長い演説と同時進行で、 裏ではマスコミ工作やら他の議員の思惑などでたいくつしません。 頑固を通り越してこっけいでもあるのに、 それが秘書が言ったバカになりきれれば正義は勝つ道理なのです。 秘書は傍聴席で助けるのですがもう根回しはマスコミも押さえ、 最終的には子供たちからの誤解による手紙の山を出され、 孤立無援になったスミスは・・ ラストがあれだからよかったんですが、 この監督は人がいいのか悪いのか「素晴らしき哉!人生」のように、 かなりなヤマを持ってきます。 私は後半から感動していた奴なので感涙ものでしたね。 
[DVD(字幕)] 10点(2005-10-09 15:04:44)
6.  水爆と深海の怪物 《ネタバレ》 
ガーン!見事に面白くない・・  単なるパニック怪獣映画と思っていたのに、  メロドラマがたいくつで途中で寝てしまいました・・  終わってまた途中から見直しましたが、タコの怪物はよかった。  暴れまわるさまは爽快ですがやはり私には昔の階級恋愛は合わない。  日本での上映は短い本編のさらに短い半分近くに短縮されているそう。  恋愛ドラマが消されてるのなら買ってもいいかな?  ただし500円の1コインってシリーズなら。  そのくらい観てて苦痛でした。  タコ怪獣は最初から出してほしい。  こういう映画のリメイクはないのかなぁ?  これやっぱりカラーでしょう・・  白黒ではつまらないですし・・   あんなにでかいタコならいくらタコ焼きができるのだろうか・・  個人的にタコやイカやエビは大好きなのです。  レイ・ハリーハウゼンもカラー映画になると面白いですので・・ 
[DVD(字幕)] 3点(2005-09-11 11:41:02)
7.  ストレイト・ストーリー 《ネタバレ》 
感動作なのですがあまりに穏やかすぎて合いませんでした・・  いけませんねぇ・・SW3、宇宙戦争と派手なSFを観たので、  テレビ観賞で静かなロードムービーについていけなくなっている・・かも!?  という点を除いてもこれは私にはおとなしすぎでした。  デビッド・リンチといえば偏執的なキモイ映像美を見せる、  カルトな映画を撮る監督さんなのですが・・(ちぎれた耳とか、  あまりに想像させるキモさにホラーより怖くて観るのをやめた)  そのどちらかといえばホラーよりの描写が得意な監督がこの地味な映画を撮ったことに、  フタを開けてみればなんて良質ないい映画なんだと絶賛されました。  が・・題名そのまま筋がわかっているのでサスペンス的な面白さはなく、  出会う人のほとんどがいい人なのはいいんですが、  主役の爺さんがあまり私は好きになれなかったのです。  トラクターで行き着くということにこだわりを見せるんですが、  間に合わなかったらどうするんだ?とは思いつつ、  まあ実話みたいなものだし車で行ったら映画にならないだろうと・・  自分の力でそこに行くことに自分を試すことと兄に勇気を与えること、  色々解釈できますが老人にとってはまさに冒険物語であり、  自分探しの旅なのでしょう。  あまりに長い旅とは裏腹に再開シーンの短いこと・・  この終わり方はヨーロッパ映画のようでもありますが、  「リストランテの夜」のほうが好きで感動しました。  やはり兄弟の回想シーンとかほしかったなぁ・・  シシー・スペイシクの演技がうまいのはわかるのですが、  喋り方がこういううまい役者がやるとちょっと・・  本編ではたいくつでたまらなかったのですが、  予告特典を見るとなかなか感動できるのは・・いったい?? 
[DVD(字幕)] 4点(2005-07-24 12:45:49)
8.  スケアクロウ 《ネタバレ》 
 案山子はカラスに笑われる。変な格好をしてて何をされてものんき顔・・  こういったようなキャラなんですがそれが実はパチーノなのでした。  ある意味弱い自分から逃げている案山子。  そして受け入れざるを得ない悟りの精神。  ハックマンにはわからない・・  刑務所で受けたパチーノの暴行にハックマンは切れる。  この刑務所行きもハックマンはパチーノが笑わせようと仕組んだことが原因だと思って、  ハックマンはシカトしていたのですが・・  とにかく最終的には前に感動した場所と同じところで泣いてしまったのです。  案山子になれと教えた道化者が案山子でいられなくなる・・  やはりバーでダンスを踊るシーンから電話をかけるシーン、  噴水のシーンのクライマックスへとものすごいリズムが変わります。  今までの(刑務所シーンはのぞいて)のんびりしたロードムービーはどこへ??  クライマックスまではセリフの少ないいい演技をしていたハックマンのほうが際立ち、  電話ボックスからはもうパチーノの一人芝居といっていいくらい。  特に噴水のシーンは妻であった女性の嘘の突き刺さる責め言葉に、  いつもの案山子になりきろうとするパチーノはパニックを起こし意識を失います。  ここの演技もさることながら音が効果的で正直怖かったです。  めまいの音、いわゆる耳鳴りのようなキーンという音が鳴ります(ルメットの未知への飛行でもあった)  案山子が道化を忘れて倒れてしまう哀しさ・・  ハックマンの懸命ながなり声が病院に響くともうだめでした。  やっぱりここで今までの場面が頭で流れ出し感動してしまう・・  自分の仕事のことしか考えてなかったはずなのに、  その貯めたお金をくれてやるから助けてやってくれと。    お金を調達するために往復キップを買おうとするハックマン。  まだ足りなかった・・  靴の底にあることを思い出し底からお金を取り出す。  払い終えたあとカウンターを靴底で叩く。  窓口のおばさんは怪訝そうに見る。  叩き続ける靴底にエンドクレジットがかぶさるように流れ出す・・  見事です。  後味のよろしくない作品のラストに救いを持ってくることはとても難しい。  たいていは付け足しのようにせっかくの場面さえうそ臭くなる。  この救いのセンスがとてもいい。  
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-07-17 06:43:34)
9.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 《ネタバレ》 
これから行かれる方は大画面の劇場をお勧めします。 ルーカス映画にある中だるみが全くなくさすがに最終章なんだと感心し、 2番目に好きな作品となりました。 1番はやはり大逆転の帝国の逆襲です。 オープニングから面白く飽きることはありません。 特にR2D2のかわいらしくもマヌケな活躍(エレベーターでの)は見事。 一番好きなシーンは後半の皇帝VSヨーダ。 舞台の見せ所がまるで歌舞伎のせり上がりのようで面白い。 詳しくは書きませんがあんなものを投げるパルパティーンはいったい(爆) シリーズ中最古参のキャラですが(ロボ&CG&かぶりものは除いて) 独特な位置づけが面白く気に入っていたので大活躍?な本作は満足です。 エピ4では皇帝は違う役者さんだったんでしょうか?? クワィ=ガンジンのことにも最後にふれていましたし、 シスの歴史の悲劇が語られていましたが、 師匠を倒した裏切り者の正体はやはりこいつですかぁ・・??? (それならば歴史はジェダイの復讐(帰還)で繰り返されるということ) 展開が速いのでまた観に行って確かめようかと思いました。 CG映像美は全作の中でもちろん1番で前作より数段違和感なしです。 ほとんどのキャラが登場しますのでファンにはたまらないと思います。 大事な終わり方なんですが品よく大人向け。 救いのないストーリーですが最後の〆はジェダイの帰還(復讐)を超えています。 「天地創造」みたいな雰囲気です。 ああその前がもったいないかな・・ 実は自分の中で帝国の逆襲を超えるまでにはいたらなかったのが、 ベイダーの心の葛藤なのです。 エピ2から続けてジェダイの中で浮いていたアナキン。 愛のためとはいえ暗黒面に落ちるまではよく伝わります。 が・・救えなかった瞬間の怒りがあっさりしすぎ。 ああ、無情のように行き場のない怒りを感じさせてほしかったです。 ただしこの映画には特別な魅力があります。 やはり歴史を逆行させるという妙味です。 すでに知っている未来と辿ってゆく過去。 観終わった後にエピ4がすぐに観たくなりました。 でももう少し置いてから・・ エピ3のラストとエピ4のオープニングでは、 少し年月がたちすぎて違和感があると思いますので・・ ロードオブザリングもそうでしたが、 続き物は終わってみると寂しいものです。 SF大河ドラマを見終えたような後味があります。
[映画館(字幕)] 8点(2005-07-17 06:27:04)(良:1票)
10.  スタントマン(1980) 《ネタバレ》 
これは面白い!  ちょっと探すのに苦労しますが、古いレンタルビデオを探せばなんとか・・  私の好きなタイプの作品です。  P・オトゥール関連では作品としては娯楽もあり、とても楽しい映画です(史劇が多いので)  映画好きなら一度は見たほうがいいですよ。  映画の中で映画を撮るというよく使われる手法ですが、  この脚本はすばらしくどこまでが映画の中なのかわからなくなる。  撮影現場の裏も見せてくれ、飽きることがありません。    スタントマンをやることになってしまう青年は、警察に手錠をかけられる逃亡の身。  映画撮影中の(橋を渡る車のシーン)車を発見して停めるも乗車拒否に。  本番ですから当たり前なのですが、スピードを出して橋から転落してしまう。  このスタントマンの代わり(川に落ち行方不明に)にと、  鬼監督(というのが最初わからなかった)の支持でスタントマンになるのです。  彼は監督は川に落ちた車を助けるより撮影に夢中でした・・  と・・お話を思い出してゆくと(ああネタバレしたくない)と、ここらでひかえておきますね。    アクション好きな人も楽しめるし、サスペンス好きの人も頭使いますから十分楽しめますよ。  ほんと、掘り出し物を見つけたというか、これだから俳優繋がり&監督繋がりは楽しい。  ラストも言うことなしで保存版にして何度も見たいくらいです。  オトゥールの演技も、アカデミー賞にノミネートされてるくらい不思議。  どう見ても優しい物分りのよさそうな線の細い監督で、  終わったあとも狐につままれたみたいに監督は悪くないと庇護していました。  ところがどっこい、メリル・ストリーブがこの演技を褒めていたのはそうなんですね。  何を考えているかがわからない人。  一言で言えば胡散臭いやつ・・でも普通の人にも見えて困ってしまう。  私の見解では、そんなに悪いやつとは思えないのです(こういう人はたちが悪いですねぇ)    
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-20 04:52:27)
11.  スター・ウォーズ 《ネタバレ》 
ごめんなさいファンのみなさん!  この時代にこの映画というのは評価できるし、ロボットも思ったよりかわいい。  特にR2D2?あの独特のゴミ箱のようなフォルムは欲しいくらい。  でも・・合わなかった。大画面で観たのは大正解ですが・・  なんと日本語吹き替えを借りてしまった。これがだめなわけ??  ルーク役の子もかわいいしハリソン・フォードもかっこいい。  あ、これが噂のダース・ベイダーか。変だ、子分が変だ、蟹みたい。  しかもまぬけで脚本が都合よすぎる・・  酒場のシーンではもう冷めていました(だめだよね真面目に観ちゃ)  悪者が自分の武勇伝を自慢してルークが同意して褒めたら、  なんだとって怒るところとか(はあ?)と退いた。  コメディなのかこれは。  旅立ちのときルークに親が(刈入れどきだから)と、  か、刈入れ!?この宇宙砂漠に刈入れ?ってこいつ農家?  しかも柔道着のようなもの着てる・・  ひ、姫がまるで邪馬台国の姫だ。ハリソンもなぜベストを着ているのか・・  いや初めて観たらすごいです。頭の中で(刈入れとか大学とか回る)  アレック・ギネスがオビワン・ケノービをやっていたとは、  よかった「アラビアのロレンス」観ておいて。ファイサル王子やってたのね。  ん?ロレンスの砂漠に白い衣装とか画面構成、似てるんですよねSWに・・  ドラゴンボールのような展開になり、ここ、これはあの有名なヨーダがと期待。  ヨーダはかわいいので次回に期待します。  もっとこう怖さやシリアスさが欲しい。変なキャラばかりじゃなくて。  痛さや辛さ、そういう深い冒険が観たい。  それも次回以降なのかな?テレビでちらっと観た覚えはあるけど、  変な動物や戦闘が苦手で見終えなかった。  たぶん次はいい点でしょう。なぜなら、ヨーダがでてくるみたいなので。 
[ビデオ(吹替)] 5点(2005-05-07 08:19:41)(笑:1票)
12.  スリーパーズ 《ネタバレ》 
なぜかビデオを持っていたりします。 長い硬い暗いのですが、どことなくスティーブン・キングっぽいです。 サスペンス的にはよくできており、俳優が豪華。 この俳優が豪華(すぎる)ところが難です。 あまりに揃えすぎたので、本当に終わってみればそれだけになって・・ 一番記憶に残っているのは、ケビン・ベーコンです。 こんな役ができるんだと感心しました。 記憶に残るシーンは、幼少時の出来事で、 地下鉄の階段からクレープ売り(と思いますが)の車が、 縦に落ちるところです。 
[ビデオ(字幕)] 4点(2005-04-03 01:02:43)
13.  スピード(1994)
とてもよくできた作品だと思います。 特に、サンドラ・ブロックがいいです。 このての作品はあまり見ていなくて、「ダイハード」も未見という、 フツー考えられないんですが、私の鑑賞スタイルは変わっています。 走り続けなくては爆発する、脚本がいいですね。 ただし後半に地下鉄を持ってきたのが減点。 シリーズ化を考えていたのなら、あれは2に回すべきです。 キアヌ・リーブスの作品もほとんど見ていないのですが、 これが一番なのではないでしょうか。 東洋系で日本人から見ても親しみのある二枚目です。 そういえば主演のフタリとも東洋系というか、ラテン系ですよね。  
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-03 00:25:52)
14.  スリーピー・ホロウ 《ネタバレ》 
コマーシャルで「月夜の晩には失くした首が蘇る」とかやってて、 これはオモシロそうだとかなり期待して劇場で観ました。 見る前から、これ見たあと眠れなかったらどうしょうとか、 ワクワクしながらそのときを待ったのです。 ところが・・ファンタジー・ホラーなんだこれ。 全然怖くないし思わず苦笑してしまい、しまいにはしらけていました。 見る前から怖いもの見たさの過度の期待。 ただ映像がきれいな童話のようなホラー。 首なし男の哀しさも伝わらず、コメディかと思いました。 これで哀しさが伝われば入り込めたのになと・・ 
2点(2005-03-01 05:36:56)
15.  S.W.A.T.
わかり安すぎて全く面白くなかったです。 題名のそのままだし、なんかテレビドラマみたい。 いや、テレビドラマならもっと起伏があって面白い。 サスペンスを期待してたのですが・・ 見に行かなくて本当によかった。 
3点(2005-02-21 10:58:51)
16.  スペーストラベラーズ 《ネタバレ》 
途中までは何回も気軽に見れる映画だと思う。 個人的にこの映画のコメディはツボに入ったし、 脚本も面白くて笑い通しでした。 本当に途中まではすごく良い映画だったなぁ。 気に入ったところ、 ばかなことを大真面目にやってて好感が持てる。 コメディの間のとり方がうまい。 人数が多いにもかかわらずうまくまとめ個性を出している。 気に入らなかったところ、 後半から金城が優等生になりおばか映画でなくなった。 妙にシリアスにまとめて感動させるように つまらなくさせた深津のラスト。 ・・・結局このふたり(主役)を泣かせちゃったら面白くない。 今までなにでひっぱっていたのか。理由のない強さ勘違いのカリスマではなかったか? 見ているものは(ああ、やっぱりね)と、既存にある狼たちの午後的な オマージュ映画だとしらけてしまう。途中まで舞台劇のようで面白かったのに。 そこがよかっただけに、(裏切られた)と、作品を後半から別物と見てしまう。 金城武のコメディは天然のおとぼけがあり、筧の計算された舞台俳優のコメディとは まるで違うがこの映画の前半にうまく生きている。それが後半では優等生。 こんなに面白い映画をどうにかしたいと考えてみた。 問題の後半、狼たちの午後ではなく、大脱走にはならないか!? 浜田がやってくれているマンホールを使わない手はもったいない。 そのあとから二人が首を出してもいいんじゃあないか? 例えそこに銃が向けられていたとしても、まぬけな結末のほうがおかしく哀しい。 ソレが無理ならふたりが銀行を飛び出したあとで終わったほうが良かった。 なにも後味の悪さを消すための見え見えの深津の回想など作らなくても。 あのクリスマスの涙は十分に余計。これさえなければまだ、 狼たちの午後の二人が飛び出したショットで閉じた方がかっこいい。 これだったら8点にはなっただろうに。もったいない映画です。 でもコメディセンスは良かったので、DVDを買い特典で楽しんでる。 特典は時間も多く、楽しく面白いところばかり。娯楽映画なんですから、 本当にあった狼たちの午後の真似はしなくてもいい。
6点(2004-09-20 07:29:23)(良:1票)
17.  スパイダーマン2 《ネタバレ》 
脚本、見せ方など総合では、1の方がよかった。 なんでだろうか??1をDVDしかもパソコンの画面で見、 うわ~楽しそう!2が来たら絶対映画館で見るんだっ!と、 誇大な期待を膨らませたからか・・ そのダイナミックな浮遊感は劇場で実現したものの、 ストーリーやキャラクターがいまいち。 悪役敵キャラが1のほうがよかった。 Xメンのようになってしまった・・ それとダサかっこいい演出が気に入っていたのに、 本当にダサいところを強調(主人公の運のなさ)しすぎ。 それがちょっと時計を見たくなる長く感じた要因かも。 個人的に気に入ったのは相変わらずノビ太くんな、 トビー・マグワイアと、手術シーン。  でも劇場で見た浮遊感にこれ以上点は下げられない。 そしてまた3も見に行くと思う。  正体ばれても続くのが怖い・・ 個人的にはヒロインに飽きているので、 トビーに浮気をしてほしい。
7点(2004-08-22 14:34:04)
18.  スパイダーマン(2002) 《ネタバレ》 
このての映画は独特の暗さのある、ディック・トレイシーと バットマンしか見たことはなく、また失敗かなと避けてたんですが・・コレは違う。独特の青暗い世界じゃなく(あるにはあるけど)スーパーマン的な爽快さがありますね。嫌いではないなと思い、いや好きかもに変わっていくかも。監督から入るので、 サム・ライミのカメラワークに変な感心と懐かしさを覚えた。 ここが(死霊のはらわた)だ~!と喜んで見てたんですが、 ブルース・キャンベル、どこに出ていたのか?? 気づいた方います?脚本も影があるヒーローアニメと好意的に見てたら、ゴブリンがサーフボードみたいなのに乗って登場。 そのあまりに近代的でちゃちな悪役に笑い覚めてしまった。 けど(ゴブリンがねえ・・)と減点しつつ、なぜか気になって しまうおかしさ・・トビー・マグワイア好きなので、やはりDVDは買う予定。ほんとは演技派ですので、(シー・ビスケット)と比べてみても面白い。
7点(2004-02-08 22:59:11)
19.  ステイン・アライブ
サタデー・ナイト・フィーバー、グリースとまではよかった。 面白い面白くないの問題じゃなく、コレこてこてやね。 さすがスタローン作の濃い根性モノで、ダンスブームはトラボルタで始まり、トラボルタで終わった皮肉な映画。 ていうか、踊る楽しさが伝わらない。うまいけど、プロのミュージカル見るみたいで、映画ではない。人なつっこさが売りなのに、力はいってましたね。まあ、いつかは見る映画でしたから、悔いはないです。今じゃ演技派ですから。
3点(2004-01-06 06:05:15)
20.  スカーフェイス 《ネタバレ》 
濃い・・濃すぎる!!!アル・パチーノ大好きなんだが、あまりのひつこい濃さと長さにもう、二回見ようとは思わなかった。私には合わない。まだホラーのほうがいい。最初のほうで、宙吊り&チェーンソー?のシーンが出てきたときから、ああ、デ・パルマは合わないと確信。しかも、パチーノ大ファンの私は、ゴッドファーザー役がマフィア役みたいに思ってたから。あれ、実際はこの役は、テロリストなのか??たぶんもうみないから思い出せないまま・・ラストまで、濃かったのは覚えている。
2点(2003-12-07 13:35:21)
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