1. ステート・オブ・グレース
《ネタバレ》 ちょっと中途半端な感じもするけど俳優陣の年齢とキャリア、そして街のチンピラという役どころがピッタリはまっていて別にいいんじゃないと思った。ただネタバレするなら当たり前のことだけどビルの中で待機しているときに「電話が 鳴ってから~ or 鳴らないなら~」の選択肢はジャックが正解。あの時点でジャックは自分の言動に従っていれば自身が殺されることは無かったのかもしれない。だけどテリーはジャックにそして自分も殺しに加担するのを潔しとせず”嘘”をついて阻止しようとした。しかし、そのたった10分かそこらでフランクの心がジャック>ボレリ(兄弟愛)からジャック<ボレリ(保守・金銭主義)へと変遷していった為にああいう結末を向えることとなった。3者3様の”皮肉”が織り交じって虚しさだけしか残らないが好きな人は好きだと思う。もちろんエド・ハリス、ショーン・ペン、ゲイリー・オールドマンの3人のうち誰か1人でも好きなら見応えありの1作。でも私のこのレビューは好きじゃない。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-03 21:25:01) |
2. スピード(1994)
全てのレビューを拝見させていただいてよくある「ツッコミどころがたくさんある」という感想。なのにみなさんそれを書いていない。いや書こうともしていない。多分ツッコむこと自体が恥なのだろう。私は別に恥とも思わないので多分みなさんが一番ツッコミたがっていることを書かせていただくことにしました。それでは、さてバスの最期はジェット機にぶつかる設定になっているがこのジェット機が離陸前かつ150人以上搭乗させていたと仮定したらどうでしょう?。無差別大量殺人者”ジャック”は超S級重犯罪人になっていたはず。それでなくともただ整備の為に動かしていたとしても操縦士がいたはずなのでどっちみち最低1人は確実に死んでいるいや”殺している”はず。あっでもよくある言葉で1人殺したら殺人者で大量殺人者は”英雄”となるってこともあるのでやっぱあのジェット機の設定は離陸前搭乗人数170名にしておかないとジャックは”ヒーロー”ではなくなりますね。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-09 23:56:38) |
3. スリング・ブレイド
淡々として始まり、淡々と終わる。この作品を観て感じる雰囲気とは実に微妙なものだ。だけどこれだけは言える二回目を振り下ろしたときの脳天に響く”音”が私にはとても哀しく感じた・・・。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-05-23 23:50:51) |
4. スーパーマン(1978)
クリストファー・リーブの伊達メガネ姿にゃ正直惚れたね。 7点(2004-10-29 22:51:01) |
5. スリー・キングス
《ネタバレ》 ミルクタンク搭載のトレーラーがロケット弾被弾により大破してタンクから大量のミルクがこぼれてくるシーン。そのこぼれたミルクをわずかでもすくおうとして群がる女性達。なんという光景だろうか言葉を失った。この映画にしてはもったいないシーンだ。 5点(2004-08-15 20:28:21) |
6. スターシップ・トゥルーパーズ
皮肉と言えば懲罰の鞭打ちの刑は黒人が白人を鞭打つ役で奴隷制度の逆かよとクンタ・キンテがフラッシュバックしてきた。歩兵バグは自分が小学生の頃よく見た木のうろに隠れてたカメムシの種類か?となんか妙な親近感があった。どうでもいいことだけどカルメンやディジーには目がいかずプロムのシーンでのコーラスガール(右側の人)に目がいってしまった。もうひとつどうでもいいことだけど両親とオンライン通信し終わったときに画面上左隅にAT&Tと出たのもまた趣味が悪い。日本だったらN○Tと出てるのと同じだ。でもまあ何より”ナウシカ”にはこの映画はみせれないよ。だってこんなの観たら彼女悲しむよ・・・ 8点(2004-08-15 00:23:21) |
7. 素晴らしき哉、人生!(1946)
観終わった後ものすごく感動しました。もちろん涙が溢れてきました。私も20数年間生きてきて何かしら他の人に影響を与えてきたのだろうか?等いろいろと考えさせられました。人は”人と人とのつながり”がある以上なんらかの影響を与え合って生きている。ちっぽけな社会の歯車の一つである自分でも生きている存在価値があるんだと信じたい。これを観た後になら両親に「生んでくれてありがとう」と素直に言える気がする。 ただひとつ・・・人は”観るタイミング”によって映画の評価が変わると思う。例えばこの作品なんかは自分自身が落ち込んでて「自分なんてどうでもいい存在だ・・・」という心情の時に観ると「なんて素晴らしい作品だ!」と感じるでしょう。私も精神的にノーマルな状態でこの作品を観たのであればよかったのですがこの作品を観る前に観たのが「シベリア超特急①と②」ときている(前者があまりにひどかった為この作品が世紀に残る大傑作と感じてしまった)。果たして冷静な判断が下せたかと言えば甚だ疑問も感じるが良い作品には間違いないと思う。 10点(2004-07-24 15:05:37)(笑:1票) |
8. スペース・カウボーイ
正直こういう作品は劇場でも観ることがなければビデオで借りる必要も無いと思いちょうどテレビであってたので洗濯をとりこみながら観てました。ある程度ストーリーが進んでいきこちらもさてシャツをアイロンがけでもしようかと思いアイロンを取り出しスチームをかけつつしわを伸ばしていました。ラストの「Fly Me To The Moon」が流れる頃にあと2~3枚シャツがのこってたんですけど「まったまにはシワシワのシャツを着てみてもいいかな」という心境になりました。あしからず 6点(2004-07-17 22:11:20) |
9. ストレイト・ストーリー
《ネタバレ》 うっわ~やられた~って感じです。まともに観れば笑いあり(鹿のエピソード)、涙あり(酒場の戦争話)、バイオレンスあり(初号機破壊シーン)の究極ロードムービーですね。しかしながらその”まとも”に観る行為について自分自身の感受性をフル稼動しなければならないから結構ツラいものがある。どれくらいツラいかというと「体もってくれよ!かいおうけん30倍ーっ!」ぐらいツラいです。私にはそれほど感受性を集中して観なければこの作品の”良さ”が分からないところでありました。未見の方はぜひすべての気を集中して観ることをおすすめ致します。 8点(2004-07-05 22:41:52) |
10. スティーヴン・キング/痩せゆく男
あれじゃ殺人鬼を一人製造しただけです。 4点(2004-07-04 03:06:29) |
11. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
あのレーザー砲を撃ちまくるロボットを自分の家に一台欲しい。あれは本当に素晴らしい動きをしている。あれ一台あるとしたら街一つは一時間で屍の山となるだろう。あの殺戮マシーンの発想はとにかく危険だ。でも泥棒除けとしては最適だろう。 5点(2004-06-29 01:10:25) |
12. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
ダースモールの存在があまりになさすぎた。もうちっと「オレがダース・モールだぁ~」みたいな演出をして欲しかった。敵役に迫力や魅力がないとどうもパッとしないような・・・ 。その代わりにケロン星人実写版みたいなのが結構頑張ってたのでまあよしとします。 5点(2004-06-29 01:05:08) |
13. スティング
私の映画に対する評価をつける上で感情の高ぶりは必要不可欠ですが、この作品には何も感じるものはありませんでした。しかしながらこの作品は「”映画”として作られ”映画”として昇華された」素晴らしいものだと観た後に評価せざるをえませんでした。これほど”映画映画してる”作品は私の中でこの先中々見つからないと思います。個人的に気に入っているのは30年代という時代設定において「ルーサーとフッカー」というコンビで白人と黒人2つの人種を”演出”というもので距離をちょっとだけでも近づけさせたジョージ・ロイ・ヒル監督。あなたは憎いよ。それとたまにこのスティングのテーマ曲を電話の保留音に使っている会社に連絡することがありますけど何分待たされても苦にはならない。いい曲だ。 10点(2004-06-25 01:05:24) |
14. スパイダーズ
よく考えると全部メスグモともとれる。ただし「地球上の概念」ではなので「宇宙から来た」のではちょっとねぇ・・・ 2点(2004-06-19 21:13:45) |
15. スペースバンパイア
小学生の頃テレビで両親と観た覚えがある。中一のときにはもう一人で観る様になった。これが大人の階段を昇ると言うことだろう。 6点(2004-06-19 17:05:57)(笑:1票) |
16. スカーフェイス
こんなに最初から最後まで虚しいとはなんか救いようが無かった。彼は実に”くそったれ”だ。それに加えて”しみったれ”でもある。どうしようにもどうにもならない奴だった。どうにもならないから自分を信じて己が道を突き進むしかなかったのだろう。結果がどうあれその生き方を単純に否定はしたくない。 8点(2004-06-14 01:32:10) |
17. スター・ウォーズ/帝国の逆襲
《ネタバレ》 最初の「氷の惑星」シーンで動物(さっきまでその動物に跨ってたのに・・・)の腹を切り裂いてその中に潜り込んで寒さを乗り切ろうとするルークから当時小学生の私は「人とは生きるためであれば如何なる行為をしてでも生きなければならないのか」ということを教わったような気がした。でもやはり幼少時だけにルーク=怖いというイメージを植え付けられ多少なりともトラウマになっている。さらに前作でライトセーバーは人間に対しては触れたら消える(ダースベイダーVSオビワンで検証済み)ともう先入観できてるのにルークはダースベイダーに斬られても消えずに手をもってかれただけだったので「ああ時と場合によっては仕方ないのか」と 妙に納得したような覚えがある。 8点(2004-06-12 23:12:04) |
18. スタンド・バイ・ミー
最近全てにおいて行き詰まっていたので少年時代を思い出してみました。私の少年時代もこの作品と同様4人でよく遊んでいた記憶がありました。一人は同級生でもう二人は2つ下だったけど特に上下関係無く〇〇ちゃんで呼び合う仲間でした。魚釣り、クワガタ採り、ファミコン、ミニ四駆、ビックリマンシール集めなどで遊んだ記憶も今となっては楽しい思い出です。しかし私がちょうど二十歳の頃だったと思うけど母親から連絡がありその4人の仲間の2つ下の奴が交通事故で亡くなったと聞きました。地元に残っている二人は葬式に出たけど私はその頃地元を飛び出していたので出席できませんでした。外に出ていった私は葬式に出席しなかったこともあるけどいまだにそいつが死んだということを受け止めきれていません。私の中の少年時代の幻影にそいつが色濃く残っているので死んだなんて認められないのです。会いたくてもそいつには二度とい会うことは出来ない・・・。私はいつの日かそれを受けとめお墓参りに行かなければならない。そのときに本当のさようならを言うことが出来るだろう。正直これを書いている今涙が止まらない。会いたいけど会えない。どうして死んだんだよ・・・。 2005/3/29 9点(2004-06-12 18:36:34) |
19. スモーク(1995)
一生嫌いになれない映画のひとつ。 [ビデオ(字幕)] 9点(2004-06-10 12:10:01) |
20. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐
C3POが熊五郎達に「ワイヤー ワイヤー」と”神”として崇められてるシーンに彼らも偶像崇拝する信仰文化があるんだなと感心しました。 7点(2004-06-10 03:06:08) |