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1.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 
ヒース・レジャーのジョーカーが作品のイメージを何倍も強烈なものにしていることはいうまでもない。ただ冷酷で残忍なだけではなくて、その中に常に「人の心を操作する」という明確なコンセプト(?)が存在する。そして確かに、彼の手法は、手法としては成功している、というか、「そうされたらそうなっちゃうよなあ」というところを的確に突いてきている。しかし、彼を破ったのは、警察でもなければバットマンでもなく、顔も見えない向こうの船の人々を信じる「人の心」であった。そこで彼は自らの敗北を悟る(おお、これはあのメフィラス星人と同じパターンではないか。道理で彼が格好良く見えるはずだ)。人心の良識が復活すればバットマンは社会に必要がない。だから、主人公は最後に甘んじて悪役を引き受け、その決断に説得力が出る。単にキャラクターの造形に頼ることなく、そこまで突っ込んだ世界を作品として作りあげたというところを評価したい。
[映画館(字幕)] 8点(2009-04-02 04:52:53)(良:2票)
2.  ダウト ~あるカトリック学校で~
重厚堅実な演技の応酬を見ているだけで十分楽しめる作品。ただし、ストリープについては、設定上やむを得ないとはいえ、黒フードと黒コートで表情や所作の多くが隠れてしまっているのが惜しい。ホフマンは、善でも悪でもどっちでも成り立ちそうな微妙なラインを繊細に表現している。しかし、MVPはやはりエイミー・アダムスだろう、むしろストリープもホフマンもそれに刺激されて芝居が前進しているのが分かる。僅かな登場で役柄の存在意義を残しているヴィオラ・デイヴィスも忘れがたい。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-11-28 00:25:54)
3.  誰も知らない(2004)
もっと陰惨で救いのない描写になるのかと思っていたのですが、意外に地に足の着いた堅実な描写に感心しました。この作品が優れているのは、特定の誰かをスケープゴートにしてしまって終わり、にしていないところです。ネグレクトの発生原理や防止策はそんな単純なものではないし、極端な描写はかえって現実の身の回りの事象を気づかせにくくしてしまう。本質は何よりもまず彼らの素朴な日常生活と向き合うことです。それを分かっているという点において、この作品は一歩抜き出ています。あと、音楽もいい感じですね。
[DVD(邦画)] 7点(2010-03-10 00:38:20)
4.  タイムマシン(2002)
確かに途中からまったく別の話になってしまって面食らうのですが、そういった中でも、段々と元に戻れなくなってしまうタイムトラベラーの悲哀みたいな雰囲気が漂っていて、なかなか悪くないのです。視覚効果関係と美術関係の頑張りもほめてあげたい。それと、エマ役の人って、ラブ・アクチュアリーでコリン・ファースの弟と浮気する彼女だったんですね・・・。
[DVD(字幕)] 7点(2006-04-10 01:32:04)
5.  魂萌え! 《ネタバレ》 
アホっぽいタイトルとは裏腹に、真面目な地道なホームドラマでした。まず、主人公に降りかかってくる試練の前提として、寺尾聰というキャスティングが利いている(見る側にも「まさかそんなことはないだろう」と思わせるほどの力がある)。で、その後に主人公に発生してくる変化や視野転換、というテーマはおそらく表向きで、本当の制作動機は、「ひたすら風吹ジュンの熟年の生活色気を引き出す」ではなかったのではないかと思う。それくらい主人公がいい感じにじわじわと絡め取られている。ただそのためのネタとして、カプセルホテルからトヨエツ関係への流れとか、3人の同級生(由紀・藤田・今というキャスティングが絶妙)とかは効果的に機能しているが、息子の描写がステレオタイプなのは残念だし、映画がどうこうというのはかなり唐突。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-05-12 21:53:06)
6.  誰にでも秘密がある 《ネタバレ》 
最初見たときはつまらないと思っていたのですが、再見したらなぜか面白かった。ビョンホンのやることなすことが都合よくホイホイ決まっていくのが楽しい(まあ、それもラストの伏線なのですが)。三女がギャルっぽくて魅力なしなのはマイナスですが、チェ・ジウ姐さんの真面目っぽい雰囲気はいい感じですし、長女の人妻の色香と戸惑いもなかなか。あと、弟はまだしも弟の彼女はいらなかったんじゃないかと思いますが、ラストの一言をどうしても入れたかったんですかね。ただそれでも、弟パートはもう少し短くできたと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2008-04-02 00:26:58)
7.  ダニー・ザ・ドッグ 《ネタバレ》 
もう少し生々しい内容(少年時代の飼育ぶりが延々と描写されたりとか、娘が巧妙に人質に取られたり脅されたりとか、最後は娘をかばって主人公が死んだりとか)を予想していたので、意外に古典的というかむしろ牧歌的な展開がかえって新鮮でした。難点は、悪のボスがあまり悪そうに見えない、もっといえば何となく間が抜けていて笑いすらとれそうなところ。わざわざ「犬」なんて設定をしているのですから、ここはもっと徹底した極悪人であるべきでした。
[DVD(字幕)] 6点(2007-07-17 03:03:09)(良:1票)
8.  ダミー
似た設定の話が、漫画の「死神くん」にもありましたね。モテナイ君の切なさ・やるせなさや、人々の心の優しさみたいなのが程よく表されていて、意外に良かったです。笑わせるところでの微妙な間やタイミングもセンスが良くて好印象。ブロディとジョヴォヴィッチの関係はもう少し切なくできたような気もするけど、まあいいか。それにしても、ブロディのガリ勉眼鏡のオタク面は、はまりすぎ。
[DVD(字幕)] 6点(2007-04-15 21:39:24)
9.  ターミナル 《ネタバレ》 
主人公が背負った状況を考えると、すごく重いものがあるはずなのに、ベタにも軽快にもせずに普通に流しているのがいい。ラストの部分も、たかが30分前後のためにそれまでの数か月間があったという一筋のまとまりを見せていて、良い。ただ、根本的な問題として、トム・ハンクスにこういう役をやらせると、あまりにも安定感がありすぎて、何をやっていても危機感に乏しいのですね。だから、作品のドラマ性は減殺された気がします。中盤も、少しだれていたと思います。
[映画館(字幕)] 6点(2004-12-24 00:03:46)
10.  たそがれ清兵衛 《ネタバレ》 
一番良いところは、出陣前に、内心のさまざまな葛藤を押し隠して、黙々と的確に身支度を手伝う朋江の姿。そして、勇ましさや晴れやかさのかけらもない、まるで妖鬼と闘っているような討伐の描写(終わった後に主人公が精神的に消耗するのがよく伝わってくる)。この30分間を味わうために、それまでの地味な展開は辛抱しましょう。それと余計なナレーションも。
[DVD(邦画)] 6点(2004-03-06 03:41:34)
11.  達磨よ、遊ぼう! 《ネタバレ》 
ヤクザの5人組が逃げ込んだところが山奥の寺院で、さあどうなる、というお話。ほとんど出オチになりそうな予感もするのだが、意外にいろいろとネタをつないで、飽きさせない。しかも、当初設定のシチュエーションからぶれずに、最後までその枠組を使い切っている。個人的には、3・6・9のところがツボでした。ただ、小ネタは満載なんですけど、今ひとつそれが有機的につながっていないというか、小噴火が爆発に至らないという感じなんですよね。双方のトップが反目から変化していく過程なんかは、もっと組み立ててほしかったと思います。あと、尼僧の彼女も、せっかく魅力的な上に美人なのに、ほとんど使いこなされていません。
[DVD(字幕)] 5点(2023-11-18 00:28:28)
12.  たとえ明日が来なくても
インドの大作の場合、話がちっとも前に進まないというのは一つの美徳なのだが、この作品はこれが裏目に出ちゃってるなあ。ほとんどは主要登場人物3人の間だけで、結局締めの部分まで延々とほとんど前に進まなくなってますから。父親がどうのこうのというのも中途半端であまり機能してないし、いっそそれなら、医師プリヤが絡む綾とか、少女ジアの出番を増やすとか(この子が登場すると、割と画面が面白くなっている)でもっと脱線していった方がよかったかも。
[DVD(字幕)] 5点(2018-08-25 23:42:26)
13.  007/カジノ・ロワイヤル(2006)
肝心のポーカーシーンに、心理戦のやりとりがまったくないのが難点。日本の麻雀漫画を見習え。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-04-12 02:18:51)
14.  ダブルタップ
前半のいちいち丁寧な銃関係の描写は、よくあるガンアクションとひと味違うところを見せてくれるのだが、後半に入っていくにつれ、誰が何をしたいのかという輪郭がだんだん崩れていくのです。同じような撮り方をしている同じようなシーンが多いのも難点。
[DVD(字幕)] 5点(2014-10-25 02:29:12)
15.  団塊ボーイズ
せっかく芸達者な4人を揃えていながら、あまり生かされてないんだよなあ。みんな同じようなキャラに見えてしまっています。それと、せっかく中年に設定したんだったら、もっとその悲哀とか哀愁を感じさせてほしいところでした。でないと、ラストのカタルシスや説得力も減ってしまいます。そんな中でも、マリサ・トメイは相変わらず魅力的でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-07-11 01:37:29)
16.  ダンサー・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》 
思ったほど後味悪くないじゃん、というのが素朴な第一感想。もちろんバッドエンドはバッドエンドなんだけど、それまでにもっと不運な巡り合わせや周りの理不尽な対応が連続発生すると予想していたので。これだったらほとんど結論までは一直線です。それぞれのキャストはいろいろ考えて演技をしているっぽいんだけど、あのカメラじゃ何も分からないですね。
[DVD(字幕)] 5点(2011-05-08 02:18:06)
17.  ダ・ヴィンチ・コード
専門用語の応酬はなかなか心地よいし、別に全部の意味が見ている方に分からなくてもよいと思うのだが、その割に筋立てが単純すぎる。逆に、宗教性をウリにするのであれば、そこをもっと徹底してほしいところでした。その辺が中途半端なので、例えばオドレイ・トトゥの役柄なんてのはまったく生きていません。というか、ハンクスの後をくっついているだけですね。
[DVD(字幕)] 5点(2009-05-22 02:56:42)
18.  タイタンズを忘れない
きちんとまとまった話のはずなのに、見終わった後にはなぜか消化不良感が残ってしまう。つまり、人種差別問題を知りたいのだったら「遠い夜明け」や「ミシシッピー・バーニング」、アメフットを見たいのだったら「ルディ」や「ワイルドキャッツ」など、もっと描写の優れた作品はあるし、デンゼルの鬼コーチぶりに着目しようにも、「勝利への旅立ち」のジーン・ハックマンや「アメリカン・ファイトクラブ」のジミー・スミッツに比べると(種目は違うけど)いかにも中途半端なのである。つまり、全部に配慮しようとした結果、どれも突っ込みが不足して何となく流れるようになってしまったのである。
5点(2005-02-26 02:43:12)(良:1票)
19.  007/慰めの報酬
肝心の主人公が、ひたすら行き当たりばったりに行動して、困ったときには肉弾戦か銃撃戦で切り抜けているだけにしか見えないのですが・・・あれだけノーガードな人がするすると目標に到達していると、逆に敵のレベルが低く見えてしまいます。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2015-09-16 20:55:47)
20.  ダイヤモンド・イン・パラダイス
肝心のダイヤ奪取のところがものすごく適当なので、作品の骨子が成り立っていない。主人公も、引退したいのかどうしたいのか分かりません。セクシー・ショット満載のサルマ・ハエックに+1点。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-11-12 00:12:32)
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