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かわまりさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 296
性別 女性
ホームページ kawamari7.hatenablog.com (質問と建設的な指摘をお待ちしています。JTNEWSに届けてあるほうでは文字化けします。)
自己紹介 取り締まる法律が必要な(1)XX中毒。生まれた場所のせいで3歳で兆候が現れ、13歳で表彰状物の重症に、今ではより強い刺激を求め(2)X屋の中だけではなくこのサイトに出没、ネットで(3)XXXXXXがないかと探し回るのに誰も助けてくれません。KW = 「かわまり」「はてなブログ」で原子力開発関連の「プロメテウス達よ」と19世紀ヨーロッパを夢と詩で描いた「黄昏のエポック」を公開しています。  (Xの数に文字数が一致する言葉を入れてください。)

空欄の答え:(1)XX=「言語」、「活字」も可、(2)X=「本」、(3)XXXXXX=「読める外国語」、キリスト教国際病院で生まれ、宗教は仏教。

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1.  タクシー運転手 約束は海を越えて
主演男優の喜劇役者っぽい風貌のジャケットに惹かれてブルーレイを購入してしまった韓流ビデオ3本目です。これを見て韓国よりもどちらかと言えば中国寄り(政治的にではなく文化的に、もっと言うと映画的に)のわたしは「ああ天安門事件の映画はいつ製作されるのだろう?」と思ってしまいました。この作品が扱っている光州事件の引き金となったのは金大中氏の拘束だったと伝えられています。その金氏が大統領に選出され、歴代の韓国大統領の中では唯一かもしれない穏やかな死を遂げられてからもうしばらくになります。天安門事件もそうでしたが渦中にある人間には結構何が起きているのか訳がわからないことが多いのです。この作品の邦題にはぱっと見では訳がわからない副題がついていますがその訳は巻頭ですぐに理解することができます。重要脇役と言っていいドイツ人ジャーナリストの決死の光州への潜入が物語の鍵になっています。そして銃声から倒れる人々銃弾が発せられた方向までの詳細な映像記録が光州で起きたこの民衆蜂起の本質が何であったのかを如実に物語り、韓国の現代史の貴重な1ページとなっているのです。これは実態が何だったのかわからない従軍慰安婦や徴用工(応募工)よりもはるかに重要な、韓国国民が誇るべき歴史だと思うのですがさて、韓国の現状はどうなのでしょうか。。。 終盤のカーチェイスはやはりハリウッドの真似かと思わせます。まあハリウッドの何を真似しようがテーマがオリジナルであれば瑣末事ではありますが。。。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2020-06-12 12:13:59)
2.  単騎、千里を走る。 《ネタバレ》 
北京オリンピック開会式のプロデューサーを務め、その後の作品で潤沢な資金やエクストラを駆使して「昔の心意気はどうした!」と揶揄されたチャン・イーモウ監督のまだ擦れていない頃のお涙頂戴もの作品です。別に日中両国をまたがなくても、とかツッコミどころはありますが高倉健と仕事をしてみたかっただけなのかもしれません。でもプロの日中ガイドと少し話しが混みいるとしどろもどになるガイドの二人を配して言葉が通じないことからくるドタバタもあり、最後は言葉を越えてわかり合うようにもっていくところなど、心憎いストーリーでした。リーの仮面の下での涙は唐突に感じましたが自分の子供のために動き回れる高田(高倉健)に対する羨望と囚われの身の自分に対する自責の涙だったのですね。高田がガイドを介して伝えた決断はリーとヤンヤンの父子両方にとって妥当なものだったと思います。高倉健さんは昨年亡くなりましたが「チャン・イーモウ監督、高倉健が元気なうちに撮れて良かったね。」と言いたい一作です。雲南省の風景がとても綺麗でした。 
[DVD(字幕)] 7点(2015-02-12 08:00:51)
3.  太平洋の地獄
三船敏郎のファンがディスカウント・ストアで4ドル(400円弱)で売られていたこのDVDに遭遇したら・・・飛びつくのは当たり前、ましてやDVDの字幕でスペイン語とフランス語を勉強しようと欲ばっているわたしとしては天にも上る気持ち・・・と言いたいところですが、後者の期待は裏切られ、「うるさい!」とか「こんちくしょう!」といった表現ばかりを学ぶこととなりました。美しい南太平洋の島を舞台にくりひろげられる、敵対する国の軍人としての威信と生存をかけての壮絶な戦いと協力の顛末を描く重厚な作品で、言葉が通じない二人の登場人物間で交わされる台詞はほとんど重要ではないのです。三船でなければできない演技に魅了されっぱなしの本作品は三船以外の俳優が主演していたらBC級の作品になっていたことはまちがいありません。「三船敏郎の後継者と目されている某氏は首から下は演技をしていないよ。」という俳優志望の人の指摘を聞いたことがありますが、それからというもの、三船敏郎出演の映画を見るたびに彼は世界の演劇史でも稀にみる名優だとつくづく思います。米人役がちょっと軽いかったり、三船には超エリート海軍中佐の風格が十分なのに簡単な英語も話せなかったりするのが不自然ですが見ごたえは十分でした。ディスカウント・ストアさん、これからは20ドル以上でこのDVDを売ってください。それだけの価値があります。 BGMがジャズもありクラシックもありでおもしろかったです。
[DVD(字幕)] 8点(2009-03-21 13:30:58)
4.  太陽と月に背いて
ランボーとヴェルレーヌの詩もレオ様も大好きな私にとっては大満足・・・と言いたいところですが、全体的な感想は他の皆様と大体同じです。こういう作品があると聞いた時から、「レオなら地のままでいける役柄、いや勉強好きな彼のことだからランボーとヴェルレーヌの詩など読みつくして・・・」という期待は裏切られませんでした。レオ様には100点満点で120点をあげたいくらいです。でも、この中身のなさはどうしなのかと考えた時、やはり他の方がご指摘のとおり、二人が書いた詩の紹介や朗読が一片もないことがことが問題だと思います。英訳を入れることに問題があったのならばフランス人の声優さんに依頼して原文でいれるなどしても何もないよりはずっと良かったと思います。大人らしさと子供っぽさ、繊細さと図太さを兼ね備えた天才少年ランボーをレオが好演し、ヴェルレーヌ役もそこそこ良かったのですが、これでは詩人やぶ男やホモでなくてもランボーを好きになるのは当たり前。反対にランボーがヴェルレーヌを好きになった理由が全くわかりません。二人の間に詩があったからこそ二人の関係が成立したはずなのです。ランボーを演じられる俳優はレオをおいて他にはなく、これから先この役が演じられる若手俳優が出現するかどうかもわからないので本当に残念です。レオ様のファンでランボーとヴェルレーヌには疎い方、これを機会に訳詩にちょっと触れてこの作品が言いたかったことを想像して補填してみることをお勧めします。
[DVD(字幕)] 5点(2008-03-15 10:34:00)(良:1票)
5.  ダ・ヴィンチ・コード
酷評が多くて期待がなかったせいか、楽しめました。時間も長いとは感じませんでした。原作を読んだ感想が「あまりにいろんなことを詰め込みすぎている。」だったので要領よくまとめた脚本家とハワード監督にとりあえず拍手。黒幕の逮捕もごちゃごちゃした説明なしのほうが素直に受け入れられます。キリスト教に関する知識も「イエス・キリストはキリスト教の創始者」くらいでいいんじゃないでしょうか?キリストがどのように死んだかとかさえも作品を見るのには関係ありません。暗い色調の映像が美しく、英語のセリフを耳で追う人にとっては特にオドレイ・トトゥのフランス語訛りの英語が聞きづらいこともあり、解説者が黙っていたらもっと価値があがるような、NHKのお金をたっぷりかけた美術紹介番組に似たようなものだと思って見ればいいのです。見る価値はありということで、超甘の8点献上。
[映画館(字幕)] 8点(2006-08-07 05:12:58)
6.  ターミナル
芸達者なトム・ハンクスに言葉ができないせいで空港ターミナルで右往左往するだけの役をやらせるのはもったいない気がしました。一体、このおっちゃん(トム・ハンクスがやっている役のことです)何しにアメリカに来たのでしょうか?何だか訳のわからない作品でした。
[DVD(字幕)] 6点(2006-04-25 09:42:57)
7.  タンゴ(1998)
劇場の大画面で見たい映画。冒頭の薄暮のブエノスアイレスの風景からバックの音楽と溢れる色彩に魅了されてしまいます。中年男の舞台監督が親子ほども年の離れた出演者との恋に陥るというストーリー自体は万人向けとはい言えないかもしれませんが、舞台が出来上がる過程とその間の様々な人間関係が詳細に描写されタンゴのリズムと舞台照明が醸す色彩の渦によって現実と虚構の区別もつかなくなるほど・・・。日本では劇場公開は無理かもしれませんが、是非、鑑賞をお勧めします。
[DVD(字幕)] 9点(2005-07-31 06:51:18)
8.  たそがれ清兵衛
幼い頃に母を亡くした女性が語り手ということで「アラバマ物語」を思い出しました。母の優しさを持つ父親が男らしさを発揮するのが「アラバマ物語」では法廷、この作品ではチャンバラ・・・ということで「アラバマ物語」には勝てそうにないですね・・・。アカデミー賞外国語部門を逃しましたが、日本人の私が見てもちょっとテンポが遅すぎて賞をもらえなかったのはしかたないと思います。真田広之の演技は満点+α。でも、個人的にはもっとマッチョでもっと知的な役で真田さんを見たいです。
6点(2004-07-12 03:02:54)
9.  タンポポ
私は大友柳太朗(巻頭のラーメンの先生)の食べ方のほうがおいしそうだと思います。(こんなこと主張しあうなんてしょうもな・・・。)大滝秀治、加藤嘉、中村伸郎、井川比佐志など超ベテラン俳優が惜しげもなく脇役やチョイ役に使われていい味を出している、配役の面でも贅沢な映画です。トンカツ屋のことで文句を言う浮浪者役も超有名な俳優さんのはずなのですが、名前が思い出せません。誰か教えてください。
7点(2004-04-14 13:50:39)
10.  タイタニック(1997)
かの豪華客船タイタニックが北大西洋で沈没した際には数え切れないほどの人間ドラマがあったのでしょう。乗客の中に一人の日本人(視察旅行中の国鉄職員)がいたそうで、「あの日本人は人を押しのけて救命ボートに乗った。」という悪い噂が遺族が本人から受け取った手紙で晴らされ・・・なんてこの映画が封切られた直後でどこかの新聞で見ました。そういったドラマの一つ一つを出来れば遺族などの証言によって再現し、救出されたそれぞれの乗客のその後の人生を淡々と描写したらそれだけで十分立派な映画作品になったはずなのに、一等船客ローズと二等船客ジャックの恋愛ストーリーを絡ませて安っぽくなってしまった感じがします。乗客がわれ先に救命ボートへと向かう中、18歳(どう見ても25歳以上に見えますが)の若い女性が船室に捕われて置き去りにされている知り合ったばかりの恋人を助けに群集と反対方向に向かい、わが身を省みず肌を刺す冷たい水をかいくぐるなんて嘘っぽくてしつこくさえ感じました。こんな作り話の挿話までてんこ盛りに入れなくても、タイタニック号遭難はそれ自体、多くの教訓を含む興味深い題材だったはずです。
5点(2004-02-07 03:18:07)(良:2票)
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