1. タリーと私の秘密の時間
《ネタバレ》 序盤は心配になるほどの鬱展開。 タリーが登場した途端、すべてのことが一気に好転して、なんだか幸せな気分。 でも、ちょっと違和感もあって、モヤモヤしました。 タリーが作ったカップケーキなのに自分が作ったことにしてたり、タリーを夫の寝てるベッドに引き入れたり。 仲良くなって信用してるからってそんなことするかなぁって。 ラストで真相が明らかになって、すべてに納得できたけど、その分だけ心が痛かった。 もうタリーとはお別れだし、こんな方法でしか子育ての困難を乗り切れなかったのかと思うと辛い。 物語としては丸く収まったけど、現実では丸く収まらないケースも多いはず。 現代社会には、実在するタリーがもっと必要なのかも知れない。 [インターネット(吹替)] 8点(2023-01-10 10:33:12) |
2. 大空港2013<TVM>
大爆笑する感じではないけど、クスっとさせてくれるシーンがいくつもあった。 かなり問題を抱えた家族だけど、なんだかいい話だったような錯覚に陥る。 撮影大変だったんだろうなぁとか思いながら見てたけど、普通に面白かった。 どんな風に撮影してたのか、とても興味深い。 メイキング映像とかNGシーンとかあったら見てみたい。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-01-01 14:33:57) |
3. タイム・トゥ・ラン
《ネタバレ》 最初からバスに乗って現金を受け渡す計画だったんだね。 わざと支払いに手間取って時間稼ぎしてたり、よく出来たシナリオだと思う。 計画が狂ってバスジャックすることになっちゃったけど、乗客の命を必死に守ろうとするのが良かった。 犯罪ではあるけど、悪人じゃないのもわかるので、応援する気持ちで見ることが出来た。 乗客たちが犯人は2人と証言したのも理解できなくもない。 とは言うものの、ラストは死ぬか自首するかのどっちかであるべきなのかも。 これだけ大きな被害が出てるのに無罪放免はちょっと甘やかし過ぎ。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-12-31 09:22:44) |
4. 旅立ちの島唄 ~十五の春~
島に高校が無いので15歳で島を離れなきゃいけないという設定は切ない。 でも、それ以上に家庭の事情が複雑で気が滅入る。 家族円満で幸せなのに島を出なくちゃいけないという方が心に響いたんじゃないかと思う。 那覇で一人暮らしする方が気楽で幸せかも知れないよね。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-04-13 14:42:21) |
5. だれかの木琴
何が起きるんだろう?って散々引っ張っておいて何も起きないというのが斬新。 そもそも常盤貴子なら大歓迎なので、サスペンスとしては成り立ってないような気もする。 何か深いテーマがありそうだけど、さっぱりわからない。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-01-27 14:28:56) |
6. タイムマシン(2002)
《ネタバレ》 タイムマシンは過去に戻らなきゃダメだなぁって改めて思った。 序盤の過去に戻ったところまでは面白かったのに未来に行くとどんどんつまらなくなる。 過去にはリアリティがあったけど、未来の世界は噓くさい。 80万年後は未来なのか、過去なのかもよくわからない異世界。 進化した謎の生物とか出てきてタイムマシンの必要性がさっぱりわからない。 あと、吹き矢が刺さってもノーダメージなのが謎。 毒とか麻酔ってわけじゃないんだね。 [インターネット(字幕)] 4点(2022-01-21 15:57:25) |
7. タイタニック(1997)
《ネタバレ》 有名な作品なので見たつもりになってたけど、実際に見てみたら想像と少し違った。 前半のラブストーリーは出会いから愛し合うようになるまでを丁寧に描いていて良かった。 それがラストの感動に繋がったと思う。 ローズとジャックが甲板でイチャイチャしてたから氷山に気付くのが遅れたのだとしたら罪深いね。 そこから先はパニック映画に様変わりしたけど、水の説得力が凄かった。 最初のうちは呑気な乗客も多かったけど、浸水が進むとどんどん恐怖感が増して行った。 ローズが大人しく救命ボートに乗ってたら、ジャックは1人でなんとか生き残ってたような気もするけど、それじゃラストが盛り上がらないので仕方ないね。 ジャックがローズだけでも助けようと行動したのが感動的だったし、ローズが助かったのも良かった。 ダイヤの行方とかどうでもいいので、冒頭とラストの現代シーンをカットして、ローズが助かったところで終わってたなら感動が増したような気もする。 あと、どうでもいいことだけど、斧の練習はめっちゃ笑った。 [インターネット(吹替)] 8点(2021-05-26 17:59:25) |
8. 探偵はBARにいる3
相変わらず探偵と助手の掛け合いは面白かった。 事件自体はそれほどでも無かったけど、動機は切なくて泣きそうになった。 犯行にヤクザを巻き込むのはいいけど、前田敦子はちょっと気の毒だったね。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-04-22 16:03:11) |
9. ダム・キーパー
短編なのでほとんど説明はないけど、なんとなく映像だけで世界観が理解できる。 ストーリーもシンプルだけど、奥深いメッセージ性が感じられる。 キャラクターは愛らしいのになんだか恐ろしい展開で驚いたけど、最終的にはハッピーエンドのようで安心しました。 もしかたら、とんでもない被害が出てたのかも知れないけど。 [インターネット(吹替)] 7点(2020-05-09 17:56:26) |
10. ダウンタウンヒーローズ
前半戦はヒロインが薬師丸ひろ子だったことを忘れてしまいそうな勢いで石田えりがエロい。 でも、ただエロいだけじゃなくて、健気で愛らしい。 とりあえず坊つちやんで泣かされて惚れました。 そのまま石田えりで1本の映画にしてても名作だったと思います。 後半は薬師丸ひろ子が15.5ゲーム差を追い付く勢いで、可愛らしい。 どっちか1人を選ぶシステムだったら悩ましかったと思うけど、前半戦と後半戦の二部構成だったので、ちょっと盛り上がりに欠けたかな。 登場人物や作品の雰囲気は最高だっただけに残念な印象が残りました。 [DVD(邦画)] 7点(2018-02-02 18:35:04) |
11. 第9地区
序盤はコメディだったけど、最終的にはいい話になってたので、ちょっと感動しましたよ。 不誠実な地球人より、誠実なエイリアンの方に好感が持てるというのが面白かった。 人は見た目じゃなくて中身なんだなぁって改めて感じました。 [DVD(吹替)] 7点(2018-01-20 10:05:31)(良:1票) |
12. ダ・ヴィンチ・コード
オチがバレバレでミステリーとしてはどうかと思う。 キリストに関しての考証は興味深かったけど、それとダ・ヴィンチがどう関連してたのかがさっぱりわからなかった。 キリスト本人や同時代の偉人が謎を残したなら説得力もあるけどね。 そんな重大な秘密をダ・ヴィンチはどうやって知ったのよ?って聞きたくなる。 [地上波(吹替)] 5点(2017-11-28 14:52:42) |
13. 滝を見にいく
キャストが誰だかわかんない人だらけで、誰が主人公なのかもよくわからない。 それが良い方向に作用して、誰が死んで、誰が生き残るのかさっぱりわからない。 なかなかスリリングな作品に仕上がってるんじゃないでしょうか。 爆発的な面白さはないけど、なんとも言えない雰囲気の漂う良作だと思います。 あと、どうでもいいことだけど、葉っぱの顔が妙に可愛かった。 [DVD(邦画)] 7点(2017-01-18 16:05:58) |
14. 太陽の坐る場所
全編に漂う山梨感で気が滅入る。 山梨に生まれ育ったというだけで、こんなにも辛い思いをしなくちゃいけないなんて可哀想。 若者を東京に盗られ、富士山を静岡に盗られ、山梨放送開局60周年記念作品だと言うのに主演女優は大阪出身。 内容的にはつまんない話だけど、森カンナの存在感のお陰で、そこそこ楽しめたのが救いではある。 いっそ森カンナを主演にして、三浦貴大とのラブストーリーにしてくれても良かった。 それから、スカートは捨てるんじゃなくて、返しに行って欲しかったけどね。 怒るのか、誤解してたことを反省するのか、どんな反応を見せてくれるのか興味アリ。 あと、高校時代を演じた山谷花純も良かったので、内容の割には収穫の多い作品でした。 [DVD(邦画)] 6点(2016-08-17 18:22:45) |
15. ただ君だけ
どう考えてもわき見運転が悪いんだけど、可愛いから許す。 序盤の伏線から臭いで気付いて欲しいんだけど、可愛いから許す。 あと、わんこは何も悪くないけど、やっぱり可愛いから許す。 [DVD(字幕)] 7点(2016-08-10 15:04:29)(良:1票) |
16. 男子高校生の日常
《ネタバレ》 序盤はどうかと思ったけど、中盤以降はじわじわ来た。 突き抜けた面白さではないけど、この空気感は嫌いじゃないです。 結局、何も起こらないというオチはリアリティがあるけど、ちょっと寂しいような気もした。 嘘でもいいから成就させてあげたかったね。 そんな風に思えたということは、それなりに感情移入して彼らの輪の中に溶け込めたということなのかも知れない。 キャストに高校生じゃないのが混じってて、その違和感がちょっと面白いんだけど、見てるうちに違和感が薄れて行くのが興味深い。 見た目や実年齢より、精神年齢の方が優先されるということなんだろうか。 あと、しゃちほこが不人気という設定も自虐的で面白かった。 [DVD(邦画)] 6点(2015-10-14 19:03:06) |
17. ダークナイト ライジング
《ネタバレ》 前作でレイチェルの良さがいまいち理解できなかったんだけど、今作でもミランダの良さはまったく理解不能。 ブルース・ウェインは女を見る目が無さ過ぎる。 それでも、キャットウーマンはいい尻だったので、彼女にバットポッドを与えた功績は大きい。 あと、前作まではあんなに強かったタンブラーが迷彩色になった途端に弱くなるというのが斬新だった。 ジョーカーと比べるとベインのしょぼさが気になったけど、それにはちゃんと理由があって、実はラスボスじゃありませんでしたというオチは面白かった。 それにしても、ほんと馬鹿みたいに長い序章だったね。 これから始まる本編が楽しみです。 [DVD(吹替)] 7点(2015-03-17 16:57:49) |
18. ダーウィン・アワード
面白いとか言って笑っちゃ不謹慎なのかも知れないけど、面白い。 死の真相に至る経緯がピタゴラスイッチ的な面白さを醸し出してる。 ありえねぇ~って感じの馬鹿らしさではあるけど、もしかしたらあるかもって思わせる絶妙な死に方が揃ってて楽しかった。 テンポが良くてあっという間に終わってしまったけど、もっと見ていたかった。 あと、ウィノナ・ライダーが相変わらずいい女で、ラブコメとしても楽しめました。 [DVD(字幕)] 8点(2015-01-16 15:24:01) |
19. 台北の朝、僕は恋をする
《ネタバレ》 原題はそれとなく含みを持たせてるのに邦題でここまで潔くネタバレする精神に感服。 どこかで見たことあるようなストーリー展開だとか、登場人物が全員ゆるいとか、書店で座り読みできる快適さとか、斬新な要素がいっぱい。 しかも、この書店は実在していて24時間営業だとか。 ちょっと台北行って本読んで来る!って言いたくなる作品ですね。 もちろん目的は読書であって、書店娘に恋をするなんて不純なものではありませんけどね。 まあ、そんなことはどうでもいいんだけど、書店でバイトしてると知的で可愛く見えるのが不思議で、一方ファミマのバイトはバカっぽくて可愛く見える。 そういう演出なのか、ただの偏見なのか、ほんとに書店のバイトは知的で、ファミマのバイトはバカなのか? なんにしても知的で可愛い書店娘に謎のダンスを披露されてしまっては、心の中で惚れてまうやろー!って叫びたくもなるわけで、恋するのに朝まで掛かった主人公はバカ過ぎる。 [DVD(字幕)] 8点(2014-07-03 12:50:48)(良:1票) |
20. 探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点
偏見や誤解から悲劇が生まれる一方で、崇高な信念や情熱からも悲劇が生まれる。 挙句の果てには深い愛情からも悲劇が生まれるという負の連鎖を描こうとしていたのはよくわかるのだけど、それが上手く表現されていたかどうかは怪しい。 なんだか最初から最後まで殴り合いしてただけの印象が強く残ってしまった。 事件の真相を隠そうとするミスリードに囚われ過ぎていて、シナリオそのものの面白さが伝わって来ない。 しかも、そこまでして隠そうとした真犯人の種明かしが滑稽過ぎる。 動機や手口が稚拙なのは仕方ないとしても、せめてもうちょっとマシな演出は考えられなかったんだろうか??? 真犯人の言動がアホ過ぎて唖然としてしまった。 それでも、探偵と助手のコンビはキャラが立っていて、コメディ的な面白さは随所に感じられたので、このシリーズ自体には今後も期待したいとは思う。 [地上波(邦画)] 5点(2014-05-12 10:01:23)(良:1票) |