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あにやん‍🌈さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2517
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ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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61.  ときめきに死す
物語らしい物語が展開しない部分での、冷たい、透き通った空気感はとてもいい感じなのですが、物語が動き始めると、途端にリアリティのないグズグズの画になってしまうのが残念な映画でした。標的となる男を捉えたショットで、背景のガラスに延々と撮影スタッフご一同様が写り込んでいる状態は、まさか気付かない訳はない、何らかの意図があっての事なのでしょうけれど、私には何故そうなっているのやら理解不能。人殺しを委ねられた男の、決行の時までの時間。その時間に織り込まれる要素に無駄なモノが多かった気がします。主人公の出自まで丁寧に説明する必要があるのでしょうか? あの、不思議な空気感だけでスッパリ構成しちゃって良かったんじゃないかなぁ。そして衝撃的な超鬱なラストシーン。もう少しデリカシーが欲しかったです。あんなに直接的に描かなくても、予感させるだけで十分、ではないのかなぁ。あのラストのせいで、二度と見たいとは思えないんですよね・・・。
[映画館(字幕)] 5点(2005-04-23 20:21:00)
62.  友子の場合 《ネタバレ》 
ともさかりえが演じる友子って、かわいいバカさ加減が原作漫画の野暮ったさを遥かに超越しててとっても好きなんですけど、この映画はちとハズしちゃってる、って感じでした。出だしは快調に飛ばしてて、こりゃ面白いわ!と思ったのも束の間、電車に乗り遅れて駅に取り残されてからの展開は、もどかしさのみを映画の動力としちゃってるために、見ているこちらはひたすらイライラ。せめてスレ違うにしても、ひたすら友子の爆走を見せてくれれば、まだ楽しめたんですけれどねぇ。しかもラストは物語を放り投げておしまい、ですし。放り投げた結末に向かってゆく物語って、なんでもアリなんで作る方はラクでしょうけれど、そこをスカッ!と気持ち良くまとめ上げるのがプロの仕事なんでないの? ハイビジョン撮りのフィルムプリントは、今のHD24Pに比べるとグダグダな見づらい画面ですし、まあ、フジテレビ製お手軽映画ではありました。ともさかりえの魅力に対しての5点ですわなぁ、こりゃ。
[映画館(字幕)] 5点(2004-06-16 00:25:45)
63.  トロン
実はその多くが中国の方々の手書きトレスによって成立しているとゆー、当時の最先端な映画のコンセプトとは逆の、手工業ワールドによって成り立っている不思議な映画でした。もちろん、CG部分はインパクトありましたけれど、あのキャラクター達の腕や手の線の一本一本、メカに描かれた線の一本一本に色を塗っていった人達がいた事を思うと、微笑ましくもあり、哀しくもあり・・・。当時はコンピュータの知識が全くなかったので、世界をあんまり理解できなかったのですが、今なら判りやすいんでしょうかね?
5点(2003-12-14 15:32:21)
64.  ドラゴン怒りの鉄拳
えーと、劇場で字幕付きのヤツを見たのですが吹替扱いにします。っていうのも、当時公開されたの、英語で喋ってたから。ホントは中国語ですよね(冒頭でお葬式に乱入したリーが「ティーチャー!ティーチャー!」って叫んでたのをしっかりと覚えてますし。でも、師匠なら「マスター」じゃないかなぁ?)。従兄弟達と日劇の地下の映画館で見ましたが、この映画を見ても私の中にはドラゴン魂は芽生えなかったようで、日本が悪者になってるカンジワルイ映画という印象が残りました。しかしクラスでは空前のドラゴンブーム。みんなでドラゴン映画を撮ろうという事になり、私はドラゴンの師匠役。途中で殺されてしまいますが、ドラゴン魂のない私には早々に死ねるのは結構ラクでいい感じでした。まあ、死体のまんま転がってなくちゃならないのはちょっとツラかったですが。で、リハーサルを重ね、さて8ミリ回すぞ~、という段になってお巡りさん乱入。私達は廃家の庭で正義と悪の戦いを演じていたワケで、不法侵入という事でお巡りさんにこってりと叱られ、映画は幻の作品となってしまいました。あの映画がもし完成してたら、とっても恥ずかしいものが残ってしまっていたワケで、内心ホッとした私でした。あ、でも手製ヌンチャクで脳天直撃、ってのは何度かした記憶がありますなぁ。
[映画館(吹替)] 5点(2003-12-13 16:04:56)
65.  ドラキュラ(1992)
ロケがなくてセットばかり、映像暴走気味な状態に、映画を見ながら何故か大林宣彦監督の「HOUSE」を思い出していた私。なんか映画にちっとも入り込めなくて。ウィノナがあ~んなヘンなおっさんに簡単に魅かれちゃう理由が判らず。説得力あるシークエンスが足らない感じで、だからラストの悲劇もあんまり迫って来なくて。途中、なんだか仮面ライダー出した方がいいんじゃない?って映像になっちゃうのはご愛嬌、かな(後の「ジーパーズ・クリーパーズ」を見ると、ああいうのがコッポラの好みなのかなぁ)。当時、日本初披露だったデジタル音響は何故か安定してなくて結構聴きづらかった記憶があります。
[映画館(字幕)] 5点(2003-12-13 15:38:59)
66.  ドクター・モローの島
マイケル・ヨークとかバーバラ・カレラとか、今となっては時代を感じてしまいますねぇ。モロー博士の島は、いろんな人間がおりますが、みんな顔は獣だけど体型は人間とゆー、結構安っぽい世界。アウトドアなワリにとっても狭い舞台に(単調な画になりますわなぁ)「うほっほ」系以外は少なすぎな登場人物、あまりに映画として楽しめる要素が乏しくて、結構退屈してしまった記憶があります。ラストはいろんなヴァージョンがあったようですけど、このラストは日本人好み、らしいですが。
[映画館(字幕)] 5点(2003-12-13 13:50:56)
67.  トータル・フィアーズ
前半は背景説明がごちゃごちゃ、ジャックと恋人の恋愛描写で間延び。それより、長官とジャックの関係を、もっと深く描いておくべきだったんじゃないの?って感じました。で、核爆発の部分を境に映画はガラリとタッチを変えてゆく訳ですが、ジャックがスタジアムの長官に連絡するところも、クライマックスのエアフォースワンへの連絡も、あまりにマヌケな展開でイライラ。あーもどかしい上手く行かない、っていうのをサスペンスにするのはレベル低いです。核爆発に関しては、まあ、みんな死んでるわなぁ、って事で。ところで核爆発の後にPDAからメール送信可能なんでしょうか? メカにしろ基地局にしろ、ねぇ。うーん、こんな穴だらけな脚本でいいんでしょうかねぇ? 娯楽映画とは言え、これ見た人は信じちゃいますよぉ。「核爆発は近くにいなきゃ平気」と「アメリカの携帯電話は性能悪い」って。
5点(2003-12-13 01:57:15)
68.  遠すぎた橋 《ネタバレ》 
勇壮にしてきらびやかなマーチとは裏腹に、つらく苦しい展開の末、悲劇的な幕を迎える映画ですが、長くて判りにくい、というのが当時の印象でした。「マーケットガーデン作戦を知っているか?」みたいな売り方で、作戦を中心に、さぞかし大々的な戦争が描かれるんだろうな、と思っていたのですが、まあ、その通りだとは言え、結局負け戦ですからねぇ。「ナバロンの要塞」タイプの、ナチをガンガンと攻めてゆく映画だとばっかり思ってたので、「あらら~」な感じは否めませんでした。時代と共に戦争映画も変わり、今見れば全然違った印象を持つかもしれませんが、「うう、この重苦しい気分をどーしてくれるの」という当時の気分状態で採点、と。ラストのストップモーションのシルエットだけは、今もなお頭の中に、止まったままの映像として焼き付いてるんですけどね。
5点(2003-12-13 01:37:23)
69.  透明人間(1992)
なんだかかる~い映画でしたねぇ。透明人間になっちゃった悲哀、みたいなのは殆ど描かれず、かと言って透明人間になったら、もっと他にやりたい事あるでしょー、みたいなのもちっとも描かれず(それを具体化したのが「インビジブル」って事で)。映画を見ているこちらとしては、主人公に訪れる結末に「それでいいの?」って感じなんですけど、まあ、本人がそれでいいらしいので、仕方ないですね。でも、ゲ○で笑い取るの禁止。
[映画館(字幕)] 5点(2003-12-13 01:05:48)
70.  逃亡者(1993)
前半の「逃げて逃げて、また逃げて~」な部分は楽しめたのですが、街に出て犯人探しを始めるあたりからは、映画の温度がすす~っと下がってフツ~だね~って感じでした。潜入した病院でのエピソードなんかはちょっと面白いんですけどね(その後この部分のパロディ何種類か見た記憶もありますが)。やっぱり私がハリソン・フォードにそーんなに好感持ってないのがダメなのかなぁ。この人って何演じても同じって感じがしちゃって。違ったハリソンを見られたのって「魔宮の伝説」でカリの血を飲まされて「どぅぇへぇへぇ」ってイっちゃった時くらいのもので。トミー・リーの方がよっぽど目立つ映画、という印象でした。
[映画館(字幕)] 5点(2003-12-13 00:49:19)
71.  トムとジェリー 《ネタバレ》 
 映画の本体はクロエで、トムとジェリーは装置、道具としての機能しかしていないのが残念ね。   しかも高級ホテルを舞台にしたクロエの物語は今時こんなモノ見せる?ってレベルで(まるで80年代のジョン・ヒューズ作品の亜流映画みたいな安っぽいコメディ)、その上、クロエがキャラとして褒められたモンじゃなかったり(利己的でかなり悪いヤツよ)、ついでにいつもは面白いペーニャもここではただのセコい悪役だったりして、魅力を感じられるところがちっとも無いのよね。   トムとジェリーは喋らない、セリフが無くて、だから物語を任せられるほどにウエイトを置く訳にもいかない、って事なのかしらねぇ? ドタバタと追いかけっこをして、結果的に破壊と混乱をもたらすものとして障害物扱い、それでも元のキャラゆえの面白さがあるのだけれど、何しろクロエが主役なので登場しない時間が結構あって、いや、アタシ、トムとジェリーの映画を見にきたんだけど?みたいな。   もっとも『トムとジェリー』って作品がいっぱいあって、MGMの短編映画時代は面白かったけれど、テレビシリーズ版はアニメートも含めてレベルが相当落ちるとかあって(そこすらもシリーズや製作会社の違いなどバリエーションいっぱいで)、トムとジェリーをコレ!って定義するのは難しいのだけれど。  でも、だからこそ、追っかけっこのドタバタっていうセオリーに囚われない、あくまで主役としてのトムとジェリーが見たかったわ。
[映画館(吹替)] 4点(2021-04-05 14:23:51)(良:2票)
72.  図書館戦争 THE LAST MISSION 《ネタバレ》 
 前作から何も進歩してないんで飽きちゃった。   相変わらずの戦争ごっこ映画。設定された状況を弄ぶばかりで先にちっとも進まない、何ら解決を見せないって点ではオタクアニメ的で元々の出自がそういうところなのでこうなっちゃうのか、と。酷く狭い世界で閉塞されてるんですよね。  図書館という限定された空間で繰り広げられる戦闘、そこに殆ど外部の反応が無い、外部の参加が無い状態というのはおかしいですよね。一般人はそんな闘争に興味が無い、表現が規制されてもそれを受け入れてしまう、でもそういう松坂桃李の抱く嘆きは実は作品自体にとって「そうでないと都合が悪いから」でしかないと思うんですよね。作品自体の姿勢がそうあって欲しいと願っちゃってる。だから物語は図書隊と良化隊との対立(と暗躍する未来企画)のみで完結していてラストまで社会との結びつきを描こうとしない、作品自体が(或いは送り手が)一般人に対しての希望を抱いちゃいないんです。展示会に集う受動的な人を描いた程度の、外側に希望の芽は存在しないと言わんばかりの描写では閉塞感しか与えられやしません。  結局「表現の自由を守る」という大義名分を掲げてはいても、実際はそういう設定の中で魅力的なキャラを配して戦争ごっこを楽しむ、一方でロマンスもしっかりありますよ、っていう程度のモノにしか思えないのですわ。   で、今回は戦闘中心の映画になっているのですが、単調な戦闘シーンが続いて(お互いの盾に向かって銃弾浴びせる画が延々と)、勿体付けたタメとスローモーションで間延びした感じ。その上、激しい状況で画調も統一しようというのか、女優さんがキレイに撮れておりません。もう少しヒロインをキレイに撮る努力ってのがあってもいいんじゃないかなぁ。闘争の中の美、みたいなのを目指したのだとすれば、なんかあんまり上手くいってませんんよ?と。  アナモフィックレンズの生むレンズフレアの効果に頼り過ぎな感もあって。   状況自体はちっとも動かない(トップの辞任はあったにしても)世界じゃ、幾らでもいつまでも話は作れちゃうわけで、これで上手くいけばまた続編作っちゃうぞ、みたいなのにダラダラ付き合うっていうのもあまり好ましい事じゃないですね・・・
[映画館(邦画)] 4点(2015-10-19 22:46:31)(良:1票)
73.  トランス(2013) 《ネタバレ》 
 ミステリーにした時点で「違うんでないか?」と。だってこの映画にはルールがないのですから。ルールがないとミステリーは成立しませんからね。   もちろん、この映画が楽しませようとしているのは謎解きのシチュエーションではなくて、それが現実か、それとも作られた記憶なのか、どこに真実が存在するのか、って部分なのですが、現実と催眠状態との区別を付けない、それが誰の催眠状態なのか判らない、そういうルール不在の映画であると判った時点でさーっと興味が無くなってしまいました。だってそうなるともうなんでもアリだもん。   あとはもう作品の雰囲気、空気にノレるか否か、みたいな状態になってしまって、私としてはもうノレませんよ、って。物語を二転三転させて種明かしの更に奥にある真実の、でも?みたいな描き方までしたところで、いやもういいから、どうせなんでもアリだから、って感じ。  突き詰めていっちゃうとどんどん嘘臭くなっちゃって、どれもこれも現実ではない、ってな事になっちゃいますし。  一定のルールの元で観客と対決してみせて欲しいんですけどねぇ。   エレベーター、鍵、ガラス窓とその内と外、そういう「意味ありますよー」って思わせぶりに散りばめられた要素、そこをじっくりと考察してみたいと思わせるだけの魅力が感じられませんでした。
[映画館(字幕)] 4点(2013-10-13 16:18:08)(良:1票)
74.  豆富小僧 《ネタバレ》 
全体的に薄味に作られてしまった映画。豆富小僧が様々なキャラクターと関わってゆく訳ですが、何しろただでさえリアクション薄めな豆富小僧(深キョンはあれはあれでいいと思います)、更にその関わり部分が薄い薄い。最も重要なのはヒロインの女の子とのふれあいから関係を築いてゆく部分だと思うのですが、大して関係を築けないままに物語がどんどんと展開していってしまうので、思い入れが湧きゃしません。地球規模の一大事にしても、自己犠牲クライマックスにしても、そこまでが全部薄い描写のみで進んできてしまっているために迫ってくるものがなく、心に残るものもなくあっという間に終わってしまうような映画。せめてキャラクターの描写に魂が込められていればいいのですが、これがまあPS2とかゲームキューブとかXBOXとかの前世代ゲーム機でリアルタイムレンダリングで描けるようなレベルの雑なキャラで。髪とか表情とか関節とか、もう少しどうにかならなかったか?みたいな状態で。ピクサーやドリームワークスみたいな物量投入大作CG映画は無理としても、この国にはこの国独自の表現の仕方があると思うのですが、どうもそこが上手くマーケットのニーズを読めてない感じで。そういうところは昔ながらの日本映画的な姿勢なんですよねぇ。
[映画館(邦画)] 4点(2011-11-13 22:48:20)
75.  トロン:レガシー 《ネタバレ》 
ゲーム音楽ってPSG音源やFM音源で鳴らしてた時代の方が印象に残ったじゃないですか。CD-ROM以降の、どんな音でも鳴らせますって状態になってしまうと、かえって他のジャンルに埋もれて名曲が生まれなくなっちゃった。この映画にも同じ理屈が言えて。この映画のビジュアルは前作から圧倒的な進化を遂げていながら、退屈。そこら辺にゴロゴロしてるゲームを含むCG作品との差異は感じられず。前作にあったインパクトは皆無なのですよね。物語なんてものは、前作からしてあの程度ですから、最初から期待なんてしちゃいませんが。肝心なのは、いかに独自進化したデジタルワールドを見せて貰えるか、だったのですけれどねぇ。完全を求めて不完全なものを排除していった世界で、なんで最近のCG技術まんまな、リアル指向の世界が構築されていっちゃうの? あくまで創造主のリアル指向が矛盾として反映されていたとでも言うのでしょうか。やたら無駄の多いプログラムばかりな世界。シンメトリーを基調とした幾何学模様のポリゴンむき出しな、それこそ無駄のないCG世界が遠く遠くまで広がっていたとしたら、どんなにか素晴らしかった事か。太陽の美しさを語るのに、この世界の輝きはどうにもハンパじゃないですかえ? ラストの太陽はそんなにキレイに輝いてましたかね? もっとフェティッシュな、それこそ今の技術ならアッチの世界はフルCGって状態でも良かったんじゃないかなぁ。リアル方向にブラッシュアップするなんて、当たり前過ぎてつまんない。あと、余談ですが、音デカけりゃ料金他より余分に取っても構わないってモンじゃないでしょ、IMAX。明るさは一部のREAL Dに負けてるし。3D前売り券から更に600円プラスって。
[映画館(吹替)] 4点(2011-01-03 21:47:28)(笑:1票) (良:2票)
76.  トランスフォーマー
中学生なら楽しめるんだろうなぁ、と思いつつ、じゃあ自分が中学時代にコレ見たら、本当に楽しかったか?っていうと多分あんまり楽しめてないだろうなぁ、なんて。自分には徹底的にマイケル・ベイマインドが欠けてるようで。例によって物語に大して重要でないエピソード、ちっとも役に立ってないキャラクターが大量動員されていて、いい加減ウンザリゲンナリ。前半1時間くらいで飽きました。予告で見た時には、『トランスフォーマー』とは名ばかりの、メカ生命体侵略話か?って感じでワクワクしたんですが、蓋を開けてみれば、きっちり『トランスフォーマー』だったりして、ファミコン版のコンボイの謎って結局何が謎だったんだろうねぇ?なんてどうでもいい事を思いながら見てました。なんだかカメラワークで誤魔化されてるようなバトルシーンと、繋がってないカットで(この映画にはモンタージュ理論って言葉はないのきゃ?)、映画に集中しろ、って方が無理な状態で。シネスコ、DTS、THXってせっかくのステキな環境で見てる事も、どうでも良くなっちゃった。メカメカしいモノがガチャガチャ動いたりぶつかったりしてる感覚は面白かったです。それもあんまりクドイと煩わしいですけどね・・・。
[映画館(字幕)] 4点(2007-09-01 18:14:54)
77.  トレジャー・プラネット
最近のディズニーアニメ(ピクサーを除く)は安易な感情移入を拒むかのようなキャラクター設定をしているような気がして仕方ありません。てか、主人公を始めとして見ていてウザいキャラが多すぎ・・・。生身の人間ならば伝わってくる感情も、アニメの単純な表現では単なるイライラ小僧だったり、単細胞的に気分が変わる悪人だったり。主人公の成長物語だけに絞った事で、物語にゆとりがなくなり、入り込めないとひたすらツラい、という映画になってしまっていると思います。ヒロインとなる存在くらい設定すれば良かったのに。「宝島」を「スター・ウォーズ」風に描いてみました、ってところから生じる安易なデザインや視覚効果や展開が、ディズニーアニメ部門の混迷を感じさせて、その末路を知っているだけに複雑な気持ち。第一、この規模のアニメ映画を作るのに、一体どれだけのスタッフを動員してどれだけの製作費をかけているのよ?と。一から十まで日本のアニメに学べ、とは思いませんけど(テレビで垂れ流されている記号化されたアニメとか、アニメーターの安い賃金と過酷な労働時間を考えたら、日本のアニメだって改善されなくちゃいけない事はいっぱいあります)、この映画の数分の一の規模で製作されている日本製のアニメが、なんで世界で支持されているのか、なんでアニメーションにおけるディズニーブランドが失墜してしまったのかを研究して、再び世界のディズニーアニメを復興させて頂きたいと切に願います。あ、もちろんディズニー製萌えアニメ作れ!ってワケじゃないですよ。
[DVD(字幕)] 4点(2006-07-26 00:16:32)
78.  永遠に美しく・・・ 《ネタバレ》 
ライバル同士として、美を求める女のエゴがぶつかり合う前半はとても面白かったのですが、特殊効果大合戦となる後半になってぶち壊しになっちゃった気がします。いちいち表現がストレート過ぎて、抑制するって事を知らないような感じ。もはやスターをモノとして描いている状態になっちゃってて、嫌悪感すら覚えます。むろん、一度「死んだ」時点で人でないモノへと変化しました、って事ですから、その描き方は正しいのかもしれませんが、もっとデリケートな表現法があったと思うんですけど。マンガ的な残酷描写に、実は「トムとジェリー」みたいなカートゥーンの世界をやりたかったんだねぇ(お腹に穴開く、首がめり込む、バラバラに崩れる、まんまカートゥーンです)と、底の浅さを見ちゃったような感じ。ゼメキス監督、カートゥーンは「ロジャー・ラビット」だけで十分でしょうにねぇ。
[映画館(字幕)] 4点(2003-12-14 15:57:08)
79.  TRICK トリック 劇場版 《ネタバレ》 
テレビシリーズは全く見てない状態で見たので、お馴染みのネタ、みたいなのは全然判らず。仲間由起恵のキャラは面白かったですけど、あの刑事なんかは、やっぱりシリーズ見てないと面白さが判らないんだろうなぁ、って感じ。物語はなんだか後半がダレダレな感じがしました。いつ終わるワケ?って感じで長い長い。一体どこがクライマックスよ、みたいな。結局、最後にはあの親子の悲劇をどうでもいい感じで放っぽらかしちゃう流れには疑問符たっぷり。仲間タンの舞台挨拶見たさに公開前日と当日合わせて9時間並んだ私でしたが(まるでバリバリのファン)、後に残ったのは激しい疎外感だったのでした。
[映画館(字幕)] 4点(2003-12-14 14:52:06)
80.  ドリームキャッチャー
「ジョーズ」を見て海がちょっと怖くなったり、「デッド・コースター」を見て、周りのもの全てにちょっとビクつくようになったりしましたけど、この映画見ても洋式トイレに座るのが怖くなったりはしませんでした。それでも、例の「のぼーん」と立ってるアレが登場するまでは、まだハラハラしてたんですけど、アレ登場の瞬間「ん、この映画はコメディだったのか~」って。でも、そう思って見ると、エイリアン爆撃シーンなんかは結構お茶目で楽しくって。なのでヘンにドラマに走らずエイリアンと人間のドタバタ合戦だけに絞ってくれてたら、それはそれで高評価できたんですけどねぇ。キングの良識的部分のエッセンスが、今回に限ってはジャマな感じがしちゃいました。
[映画館(字幕)] 4点(2003-12-14 14:37:08)
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1220.87%
2421.67%
31234.89%
431912.67%
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654521.65%
745518.08%
829811.84%
91827.23%
10391.55%

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