1. 映画 暗殺教室
《ネタバレ》 原作が面白いので、とりあえず最後まで飽きずに見れました。 後編は原作が確か終わってない時期くらいに作られていたので、どういう風に仕上げたのか見てみたいです。 中学生には見えない子たちばかりでしたが、まぁ、それは良しでしょう。 リアルに中学生集めて変な芝居見させられるよりは。 [地上波(邦画)] 5点(2017-03-17 23:02:35) |
2. 映画 ビリギャル
《ネタバレ》 あー、なんだかんだいって私ってば、こういうベタなものが好きなのね、と思い知らされた作品。 「受験版ロッキー」の称号を与えても過大評価ではないでしょう。 有村架純の良さも存分に出てるし、その他キャストも存分に輝いています。 私が名古屋人だからというのもあるのでしょうけど、小ネタのチョイスもツボでした。(芥川龍之介の親、絶対中日ファンっしょ、とか) トリッキーで緻密な完全犯罪的な脚本が増えてきたけど、こういう大理石の灰皿つかんでガツーーーン!っていう感じなのが潔くて素晴らしい。 こういう観終った後に幸せな気分になれる映画が日本にあることは。もっと誇って良いと思うのです。 商業主義に偏りつつある匂いもありますが、それを匂わせていても力強い作品だと思います。 [地上波(邦画)] 10点(2017-02-24 23:02:17) |
3. SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム
《ネタバレ》 個人的には前作の方が好きかな。舞台は埼玉からさらに田舎へ行き、群馬へ。 それはいいとして、やはり前作にあった「燻ってる人あるある」のリアリティが今作は主人公が女性に替わってしまったので、 失われたように感じた。 いや、田舎でくすぶっている女子もいるんでしょうけど、 僕も田舎育ちで、そのまま田舎に居てある意味田舎で燻っているのですが、まわりにこんなに熱く燻っている女子はいないので、 なんかピンと来なかったんですよね。人物像が。 前作の燻ってる男達はリアルにまわりにゴロゴロ居るので、これあるあるやなー、という部分が多々あったのですが、 正直嵌りませんでした。 田舎に住んでいる女子には投影できる部分はあるとは思いますが。 それにしても安藤サクラって二世だけど親の七光ってないところが素敵な女優さんですな。 正直ブスなんだけど、そんなことがどうでもよくなる世界でも勝負できる人材だと思います。 [地上波(邦画)] 6点(2016-10-17 22:09:26) |
4. SR サイタマノラッパー
《ネタバレ》 序盤「やばい、ついていけんかもしれん」と思いましたが、これなかなか深い作品だと思いました。 HIPHOPよりも現代の田舎出身若者の「あるある」として観ると凄い刺さる描写が多くちょっと考えさせられた。 要するにやりたいことはあるけれど、都会で勝負する勇気がなく燻っている若者たちの話。 芝居も下手なんだけど、それが逆にリアリティな味を出してるし、これわざとやってるんだったら凄い作品。 みひろも素晴らしかった。まわりが下手だったからもしれないけど、こんなに芝居のできる娘だったのか、と感心しました正直。 旅先で名物グルメの店を探してたら、迷子になって腹が空きすぎて仕方なく入った定食屋のアジフライ定食が旨すぎたみたいな。 なんか変な例えですいません。でも、そんな感じの映画です。 [地上波(邦画)] 8点(2016-09-25 20:11:28) |
5. HK/変態仮面
《ネタバレ》 変態仮面という作品の小学生くらいしか笑わないくだらなさの本質は珍しく実写化した映画作品の中ではブレていないと思う。 前半、やたら頻繁に使うCGやスパイダーマンにインスパイアというかパロディ丸出しで、 もうスパイダーマン変態仮面バージョンで行くのかな?と思いきや、 急にVシネ版「けっこう仮面」くらいの安い展開に。 まぁ、原作愛は制作側、演者側からも十分に感じられる作品ではあると思います。 清水富美加は「私、面白い演技してます!」という全開のオーラが出すぎてて苦手。 [地上波(邦画)] 6点(2016-06-26 08:49:10) |
6. エターナル・サンシャイン
《ネタバレ》 良く練られた脚本なのだけれど、いかんせん話が散らかり過ぎだと思う。 それが狙いだとしても、わざわざ難解に見せる手法は正直あざとさすら感じるので評価は辛目に。 映画で2時間程度で観るよりは、テレビドラマとかでダラダラと何週にも分けてやった方が、もっと面白くなるテーマだと思います。 詰め込んでさらに、散らかってて、まぁ忙しい。 普通の恋愛モノやSFモノとは毛色が違うので、映画観すぎの人とかには受けはいいかも。 [地上波(吹替)] 5点(2015-07-08 22:02:51) |
7. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
率直に言うと「置いてけぼり」をくらった。意味が分からん。 そもそもエヴァンゲリオンって、正体不明の敵が、なんの脈絡もなく襲ってきて、 その正体不明な何かって何ナノ?という興味から、観始めて気付いたら最後まで観ちゃう。 という、単純な人間心理をつつきながら、進んでいく話で、 アニメ放送から劇場版に至るまで、描き手と観る側が納得のいくラストが見つかっていないというのが、結局現状で、それに決着をつけるべくの新劇場版なのだと思うのだけど、 「Q」に関しては話が飛躍しすぎていて全然付いていけなかった。 エヴァンゲリオンとヱヴァンゲリヲンは違うのだよ、と言われてしまえばそれまでだが、 描き手の表現方法としては、最のつく底辺なのではないだろうか?と個人的には思う。 0点でもいいくらいの作品だが、一応ラスト1作で、すべてに決着をつけてほしい。 そして、この作品が決着に必要なものになりえることへの期待として2点という感じです。 [地上波(邦画)] 2点(2014-10-10 04:34:51)(良:1票) |
8. 永遠の0
《ネタバレ》 かなり真面目に作りこまれているし、全体的に手抜きシーンが一切ないことは、 評価できるのだが、遊びが無さすぎるので、 賞レース狙いのあざとい臭いがプンプンしているのがね。なんというか。 興行的にも当たっているようだし日本アカデミー賞も、ドヤ顔で受賞するのかと思うと良い映画なんだけどあざとさを感じてしまう薄汚い俺のような人には向いていないのかもしれない。 最後、現代にゼロ戦が出てきた三浦春馬が感極まるシーンは、過剰演出にも思えたけど、あれくらいやりすぎな方がベタ好きには受けがいいのだろうか? [映画館(邦画)] 7点(2014-01-05 22:46:09) |
9. エイリアンVS. プレデター
《ネタバレ》 結構、賛否両論の前評判のあった映画ですが、意外にも普通の出来。 もっととんでもないことやってるのかと思ってました。 まぁ、でもプレデターが急に善いモノ側になった途端、失速してしまったというか、 そもそもがプレデターみたいな導入で、 中盤からエイリアンみたいな映画になったって感じで、 シナリオに工夫がないといえばない。 まぁ、でも名作二つを重ねた作品なので普通に観れる作品に仕上ってる。 [地上波(吹替)] 6点(2013-04-14 20:12:39) |
10. エクスペンダブルズ
《ネタバレ》 個人的な好みとして、この手のアクション映画って、生きるか死ぬかのサバイバル的要素が盛り込んでこないとワクワクもしません。 往年のアクションスターが集結し、「どや!俺凄いやろ?凄いやろ?」と、ドヤ顔すら見えてきそうな無双状態の面々の活躍だけ見せられても「で?」って感じ。 自分がアクションというジャンルに、それほどの思い入れがないせいなのか、 この映画のシナリオ薄さゆえなのか、理由はハッキリとしないが、 あまり面白いとは思わなかった。 [地上波(吹替)] 3点(2012-11-02 22:51:38) |
11. L change the WorLd
《ネタバレ》 うーん。正直、作る意味あったのか?とも思える作品。 まぁ、思ったよりは見れましたが、確かに内容詰めすぎだし、 Lの飛行機飛び乗りシーンとか、スローにしてアングル変えてっていうセンスの無さが炸裂してて、苦笑いしてしまった。 もうちょっと下手にアクションだの、サスペンス織り交ぜるよりは、 もっとレオンに似せちゃった方が良かったんじゃないかな? [地上波(邦画)] 4点(2012-02-10 21:48:10) |
12. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
《ネタバレ》 なるほど評価別れてますね(笑。 自分もテレビシリーズを「かじった程度」のライトユーザーですので、 すべてを理解できたとは言いがたいですが、 テレビ版の「おめでとう」エンディングの方が意味不明でしたので、 ここで、ストーリーが大きく変わったのは、新劇場版で作り手も観る側も納得の行くラストが描かれるんじゃないか、とちょっと期待しています。(その前に旧劇場版見ないとね)。 その大きく変わったストーリーもテレビ版よりは、新劇場版の方が好きかな。 後付けの分、良く出来てると思います。 「ウジウジ主人公」「エロ描写」そもそもアニメってそういうのが好きな人が観るもんでしょう(爆。これで問題なし。 無理に一般公開作と比べる必要なし。 [地上波(邦画)] 8点(2011-08-28 08:37:27) |
13. エネミー・ライン
《ネタバレ》 敵地に兵士が一人取り残される。 そんな、あらすじに惹かれて観賞したのだけど、 なんとも、自業自得で結果オーライな話でビックリ。 自分の気まぐれで予定航路を外れて敵地を写真撮影。結果、撃墜。 仲間も撃ち殺されちゃうし、敵地に一人取り残れたつったって、自業自得もいいところ。 ストーリーの肝となる虐殺の証拠写真も、偶然撮れたものだし、 掘り下げてしまうと、軽いにも程がある。 最後に「提督、私の退役届けを返してください」「そう来ると思ってたよ」のやり取りなんて興醒めでしたね・・・。 これがアメリカっぽさ。 しかし、テンポの良さで退屈しないで最後まで観れてしまう。 これもアメリカっぽさ。 [地上波(吹替)] 4点(2011-08-25 22:19:22) |
14. X-MEN2
ただただCG大戦争を漠然と見せ付けられた1作目よりは、 ミュータントのアイデンティティーや人間からの種族差別等のドラマ的要素も、意識して作られた2作目という感じで当然1作目よりは面白かったです。 1作目では、なんかバタバタしててあまり気になりませんでしたが、 サイクロプスの自分ではコントロールできない目からの怪光線は、なんかギャグマンガだなぁ。あんまりパロディとして描かれてきてないのが不思議に思うくらい。 ローグとか他のキャラクターでも自分のコントロールの利かない能力を持つ者がいるから、その辺はあんまりチャカしてはいけないところなんでしょうか。 しかしマーブルコミックに関してあんまり知識や思い込み分がない分、 あんまり有り難味がないですよね。 そりゃ、もちろん映像としての凄さは観れば分かりますが。 [DVD(字幕)] 7点(2010-11-14 22:50:25) |
15. エンジェル・アイズ
《ネタバレ》 全体的には悪くなかったかな。冒頭のシーンでシックスセンス的な要素でも織り交ぜるのか、と思いきや、フタを開けてみればなんてことのないお互いに心にトラウマを抱えたラブストーリーでした。 それでもジェニファー・ロペスの演技はなかなか良かったし、ラスト周辺での家族の冷たい仕打ち、そして漏らす「私は正しいことをしただけなのに・・・」と漏らす流れと、自分のトラウマを乗り越えて、それを包み込んだジム・カーヴィゼルが車で走り去っていくシーンは美しかったけど、全体的に丁寧だったかといえば、雑っぽくも感じる。アメリカ映画がフランス映画を意識して作った感じ。 こういう細かい心理描写を描いた話で、ところどころ失点して最後にホームランでどうにかしようとするところはアメリカっぽいよなぁ、なんて思ってしまった。 [DVD(字幕)] 6点(2009-11-03 09:49:03) |
16. エイリアン2/完全版
《ネタバレ》 ホラー映画に革命を起こした第1作「エイリアン」。 そしてホラーを見事にエンターテイメント化に大成功させたのが「エイリアン2」というのが感想です。 個人的には甲乙つけがたい2作です。続編とはいえ、1と2は楽しむ要素と観点が違うと思うからです。 それでも2が最高傑作だ!と推す方のが多いナァ、という感じですが、それも仕方ないなくらい良く出来てる。 3以降シガニー・ウィーバーがシナリオに口を出し始めた頃から急激におかしくなっていきますが、やはりエイリアン1、2のスリリングな展開は21世紀になった今でも衰えを感じさせません。バイオハザードの映画版みるくらいなら絶対80年代作られたエイリアン観るべき。 [DVD(字幕)] 9点(2009-03-20 13:44:11) |