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1.  男はつらいよ 知床慕情
三船敏郎演じる無骨な獣医と寅さんの対比が面白い。ただ、三船と淡路恵子のロマンスに重点が置かれていて、寅さんの恋が霞んでしまってるように思えるのが少々残念だ。 しかし、主演ではない三船を初めて見たのがこの作品だっただけにとても印象に残り、また、黒澤明監督の「野良犬」で共演していた淡路恵子が共演しているというのも黒澤映画ファンにとっては嬉しかったりもするし、「野良犬」ではまだ女の子だった彼女が、堂々と三船の相手役を演じていてなにか感慨深いものがある。ちなみに淡路恵子はこの作品が一時引退して復帰した後の最初の映画とのことで、両方の作品で三船と共演しているのも偶然ではなくもうこれは山田洋次監督が「野良犬」を意識した上でのキャスティングとしか思えない。冒頭が夢ではなく、1作目を意識したかのような寅さんの語りと桜の映像で始まるオープニングも意表をついた感じで印象に残った。竹下景子がマドンナを演じる回では「口笛を吹く寅次郎」のほうが好きだが、この「知床慕情」もやはり後期シリーズの名作であり、三船の助演としての、そして晩年の代表作であることは間違いないと思う。最初は7点にしていたが、8点に変更だ。
[地上波(邦画)] 8点(2005-04-29 13:12:55)(良:2票)
2.  男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎 《ネタバレ》 
諏訪三兄弟が揉めていて、それが終わった瞬間にかかってくる坊さんに成りすました寅さんからの電話のシーンが最高に笑える。さすがに自分の地元が舞台だけあって劇中使われる方言に多少違和感を感じたものの、作品そのものは80年代の寅さんのなかではバランスもよく、また最初に書いたように非常に笑える作品でもあり、シリーズ後期作の中でも傑作といえる一本だと思う。マドンナ役の竹下景子もこのあと2回違うマドンナ役で出演しているが、やはりこの回がマドンナ役としていちばん良かったなぁ。
[地上波(邦画)] 8点(2005-03-08 02:09:54)
3.  男はつらいよ ぼくの伯父さん 《ネタバレ》 
この回から後藤久美子演じる泉が登場し、満男の恋がメインとなる。この後の作品では満男の恋と寅さんの恋が同時に描かれる形式となるが、この作品では完全に満男と泉のエピソードに焦点があてられ、寅さんは自分の恋もせず、(一応、「寅次郎純情詩集」に出演した檀ふみが違う役柄で登場しているが、あくまで登場人物の一人に過ぎない。)甥の恋の行方を見守る脇役に徹している。というわけでこれを「男はつらいよ」の一作として見ると、なんだか物足りないが、満男が主人公の青春映画としてみるとなかなかよく出来た映画だと思う。
[地上波(邦画)] 7点(2005-05-19 21:55:45)
4.  お葬式 《ネタバレ》 
伊丹十三監督の映画は社会性と娯楽性を兼ね備えたものが多いのだが、デビュー作となる本作は娯楽性が後年のものより薄く、20年前に初めて見たころ(当時中学生)は悪くはないんだけどほかの伊丹映画に比べてイマイチだと思ったのだが、今になって久しぶりに見ると物足りなさは確かにあるものの、映画監督のデビュー作としては完成度が高く、なかなか面白かった。内容は葬式のドキュメンタリーでも見ているかのように淡々としているが、そこに描かれている葬式に携わる人々の人間模様が丁寧に描かれていて、それが興味深く、そして最後まで楽しく見ることができたのが良かったのだと思う。伊丹監督が宮本信子の父親の葬儀で初めて喪主をつとめたときの経験をもとにしたストーリーで、そのためか主人公夫婦が俳優に設定されているが、基本的に登場人物は普通の人々なので日常の中に突然やって来る葬式という非日常を描く映画としてはけっこうリアリティがあり、これが本作が成功した要因の一つなのだろうと思うし、伊丹映画としてもいちばん一般的な目線で作られている映画のように思う。しかし、だからこそ、侘助(山崎努)と愛人(高瀬春奈)のエピソードは千鶴子(宮本信子)が思いにふけった表情で木のブランコに乗っている画をカットバックするなど演出としては印象に残るものの、やはり妙にここだけ浮いて見えるのが残念だった。(この侘助と愛人の性交シーンが昔に見た時はあまり記憶になかったのだが、こんなに生々しかったっけ?当時見たのが民放のテレビだったのでひょっとしてこのシーンだいぶカットされてたかも。)火葬場のシーンでの職員(小林薫)の火葬についての説明がいかにも伊丹映画的だった。途中の白黒サイレント映画風のシーンも面白い。(ここは父である伊丹万作監督へのオマージュかと思うのは考えすぎか。)出演者たちの演技もさすがに安心して見られるのだが、中でも三河の伯父さんをときにコミカルに演じていい味を出している大滝秀治と、故人の妻を演じる菅井きんが印象的。菅井きんは代表作と言っていい演技で、とくに最後の故人への思いを吐露する喪主挨拶のシーンは素晴らしく、初めて見たときも良かったシーンだったのだが、今見てもやっぱり思わず感動してしまった。あと、今になって見ると通夜のシーンで故人のゲートボール仲間として香川良介、田中春男、藤原釜足、吉川満子という晩年を迎えた往年の名優が出演しているのにビックリ。それにしても主演の山崎努は本作「お葬式」、「おくりびと」、「死に花」と葬儀に関する映画への出演が多い俳優だなと感じずにはいられない。(2017年12月30日更新)
[DVD(邦画)] 7点(2005-05-16 22:25:01)
5.  男はつらいよ 寅次郎物語 《ネタバレ》 
今回は寅さんが自分を訪ねてやってきた少年と母親探しの旅に出る。これがこの映画の主題となっているため、マドンナである秋吉久美子の出番も少なく、シリーズ中でもかなりの異色作となっている。なので寅さんの恋を期待していると肩透かしを食らうが、個人的にはシリーズ末期の作品の中では傑作だと思う。ラストの少年と寅さんの別れのシーンが感動的だった。
[地上波(邦画)] 7点(2005-04-30 01:31:09)
6.  男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋 《ネタバレ》 
いしだあゆみがマドンナだからか、いつもより暗い雰囲気。でも、シリーズの中ではけっこう好きだ。寅さんとかがりのデートについて行った満男が旅館でかがりと二人で話をしているシーンで、満男が「母さん。」と言い出さないかちょっとヒヤッとした。 (言うわけないんだけどね。)
[地上波(邦画)] 7点(2005-03-08 01:41:38)(笑:1票)
7.  王と鳥 《ネタバレ》 
宮崎駿監督や高畑勲監督が影響を受けたというフランスのアニメ。日本での公開時に高畑監督が字幕も手掛けていることもあって、偲ぶ意味も込めて初めて見てみた(その目的で本作を見るというのはちょっと違う気もするけど。)のだけど、抜ける床など仕掛けの多い城や、追われる男女二人、地下にいる市民、そしてラストの巨大ロボットなどカリ城やナウシカやラピュタで見たようなシーンが出てきて、まさに初期の宮崎、ジブリ作品を思い浮かべずにはいられない描写が多く、どんなに天才と呼ばれる作家でも必ずその根底には何かしら影響を受けている作品があるものなんだと感じることができる。しかし、既に書かれている方も何人かおられるが、初期の宮崎アニメが明るい冒険活劇的なのに対し、本作は作られた時代性もあってか、少し暗めで権力への風刺があって、テンポもゆったりとしている。とくに権力への風刺は強く、自画像の王様が本物に成り代わるというアイデアからして皮肉めいているし、追われる身の二人を助ける鳥も決して完全なる善のイメージで描かれてはいないことにも驚かされる。よくあるおとぎ話なら、悪い王様は鳥によって滅ぼされ、羊飼いの娘と煙突掃除人は幸せに暮らしましたとさで終わるところをそうはせずに、鳥が乗り込んだ巨大ロボットが城を破壊してしまうラストは少々ひねりすぎのような気がするのだが、王様も鳥も結局は同じという皮肉はなんとも辛辣で強烈。巨大ロボットが完全に破壊された城の瓦礫の上でまるで何かを考えているように座り込んでいるラストショットは否応ないもの悲しさと虚無感に包まれているが、この感じがたまらなく良い。でも、欲を言えば鳥によって解放された市民たちの歓喜にあふれたシーンなどをもっと強調しても良かったのではないか。それと、90分未満の短い映画だが、やや間延びしているように感じた部分もあったのはちょっと残念だったかな。アンデルセンの童話が原作とのことだが、見る前にそれは忘れたほうがいいかもということを最後に付け加えておく。
[DVD(字幕)] 6点(2018-04-14 18:47:26)
8.  男はつらいよ 寅次郎真実一路
冒頭、夢のシーンで登場するギララが懐かしかった。
[地上波(邦画)] 6点(2005-04-10 10:25:22)
9.  男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎
旅館の番頭役で芦屋雁之助が出演している。なので渥美清と一緒の画面に登場すると寅さんと山下清のツーショットにしか見えない。
[地上波(邦画)] 6点(2005-03-02 14:02:16)
10.  男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日
シリーズも末期の40作目。公開当時に大ブームを巻き起こしていた俵万智の「サラダ記念日」を基にした作品らしいけど、原作はやってた頃知らないし、また読んでもいない(「サラダ記念日」という本の存在もこの映画を見たあと初めて知った。)ので見た頃はときおり入る詩がいったいなんなのか全く分からなかった。また話のほうもこれといったみどころもなく、全体的にあまり印象に残っていない。そういえば渥美清はこの頃から病魔に侵され始めたんだよなあ。ちなみにこの回から三平ちゃん(北山雅康)が登場し、なんの前触れもなく「とらや」の屋号が「くるまや」に変更。
[地上波(邦画)] 5点(2006-05-26 01:44:24)
11.  男はつらいよ 花も嵐も寅次郎
ジュリーと田中裕子が結婚するキッカケとなったシリーズ確か30作目。いつも通りで可もなく不可もなく普通に楽しめる。
[地上波(邦画)] 5点(2005-06-09 11:31:06)
12.  男はつらいよ 寅次郎かもめ歌
今回のマドンナは夜間学校に通う伊藤蘭。今回は寅さんの恋という要素が薄いのでなんだか物足りない。マドンナの恋人役の村田雄浩が若いねえ。
[地上波(邦画)] 5点(2005-05-23 22:32:24)
13.  男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花
今回の寅さんは病気になったリリーを見舞うため、きらいな飛行機に乗って沖縄へ。山田監督がシリーズで最も愛着のある作品だそうだが、リリーが登場する作品の中ではちょっと平凡な出来だった。電信柱で暑さをしのぐ寅さんが笑える。
[地上波(邦画)] 5点(2005-04-30 11:20:24)
14.  男はつらいよ 寅次郎紙風船 《ネタバレ》 
今回は寅さんが死んだ友達(小沢昭一)から「俺が死んだら女房(音無美紀子)と結婚してくれ。」と遺言されるというちょっと湿っぽい設定。冒頭の同窓会で邪険にされる寅さんが気の毒すぎる。ところで寅さんの同級生三人の中に以前「私の寅さん」で今回と同じ役を演じた前田武彦がいたが、そのときは寅さんに竹馬の友のように接していたのに今回はほかの二人(犬塚弘、東八郎)と一緒になって寅さんにつらくあったっているのはどういうことなのだろう。
[地上波(邦画)] 5点(2005-04-30 00:58:30)
15.  男はつらいよ 柴又より愛をこめて 《ネタバレ》 
栗原小巻が二度目のマドンナ役で登場。前回は満男の通う幼稚園の保母だったが、今回は島の小学校の先生。同窓会のシーンが「二十四の瞳」のパロディーになっており、プレゼントとして自転車が出てきたときには思わず笑ってしまった。
[地上波(邦画)] 5点(2005-04-30 00:02:03)
16.  男はつらいよ 寅次郎心の旅路
なんと寅さんが海外へ行くという異色の作品だが、内容は別にどういうことはない。
[地上波(邦画)] 5点(2005-04-29 13:21:26)
17.  男はつらいよ 旅と女と寅次郎
都はるみがマドンナ役で出演している。本人同様演歌歌手の役(役名も京はるみ)なので全編都はるみのプロモを見ているようだった。
[地上波(邦画)] 5点(2005-04-01 23:17:42)
18.  男はつらいよ 幸福の青い鳥
長渕剛が寅さんの恋敵を演じる。そしてマドンナはこの後、実際に長渕と結婚し、女優を引退したJACの志穂美悦子。彼女がチンピラに絡まれているところを長淵が助けるシーンがあるのだが、見ていてつい逆のパターンを想像してしまった。
[地上波(邦画)] 5点(2005-03-08 01:25:55)(笑:3票)
19.  男はつらいよ 寅次郎恋愛塾
80年代に作られた寅さんシリーズは70年代に比べてつまらない印象があるけど、もうこのへんになってくるとかなりやっつけ仕事の感が拭えず、この回も前年の「夜霧にむせぶ寅次郎」ほどではないが面白くない。個人的に樋口可南子にあまり魅力を感じないのも原因かもしれないが、平田満はけっこう好きな役者なのでもうちょっとうまく料理してほしかった。
[地上波(邦画)] 4点(2005-10-07 23:37:10)
20.  男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎
マドンナの印象がすごく薄い。渡瀬恒彦は全体の雰囲気から浮きすぎてる。
[地上波(邦画)] 3点(2005-04-30 00:12:24)
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