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あろえりーなさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4683
性別 男性
年齢 41歳

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1.  バンブルビー 《ネタバレ》 
トランスフォーマーのスピンオフ作品なんだけど、正直言ってトランスフォーマーシリーズよりも本作の方が好きです(笑)。 一本の映画として、すごく面白かった。バンブルビーの可愛らしさ、チャーリーとのやりとりの微笑ましさ、 ボーイフレンドや家族のキャラクターの愉快さ、メインストーリーはよくあるタイプなんだけど、 その周りの加味されてる要素が一つ一つ面白く活きてるんですよね。 トラヴィス・ナイト監督はこれが実写デビューだそうですけど、アニメで培ったそう言う キャラや会話や動きの活かし方をそのまま実写でも発揮されてるなと思うんです。 ラストの別れでの抱擁シーン、ぐっときましたね。笑いと感動をありがとう、と言いたいです。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-08-30 19:18:52)
2.  運び屋 《ネタバレ》 
これはイーストウッド御大による、人生の教訓、教えですね。 とは言っても、決して目新しいことを言ってるわけではなく、至極普通の教えなんですけどね。 でもそれを目上の人にいちいち口で言われても、全然響かない。 それどころか、「ま〜た老人が若い人にグチグチ言ってるよ」みたいなね、そういう気持ちが私は湧いてきちゃうんですけど、 こうやって物語としてそれを伝えてくれると、全く押し付けがましくないんですよね。すっと心に染み込んでいく。 苦味はあり芳醇なコーヒーを寒い日に飲んで、それが体に染み渡っていくように、御大の伝えたいことが心地よく入っていく。 見終わった後のこの満足感。イーストウッド御大、今回もまた素晴らしい映画と良き教えをありがとうございます、と手を合わせて感謝致しました。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-06-20 20:06:18)
3.  パディントン2 《ネタバレ》 
なんとなしにふと借りて観たのですが、なんですかこれ、めっちゃ面白いじゃないですか(笑)。 前作を見てなかったですが何も問題なく楽しめしたし、これは是非1作目も見なければと思いました。 アメリカにはテッドというやんちゃなクマがおりますが、イギリスのクマはまさしく英国紳士。お国柄が出てて面白いですね。 パディントン、本当にいい子。彼が家族に見放されたのかと思って悲しむシーンはこっちまで泣きそうになっちゃいました。 あのモフモフに飛びついて、よしよししてあげたくなります。周りの人たちみんなを幸せにする、心やさしきクマさんです。 コミカルですごく笑えるし、映像に抜かりがなくほんっとによく出来てるんですよね。テンポも軽快で完璧。 理髪店でのやらかし、窓拭き仕事のやらかし、囚人服をピンクにしちゃうやらかしなど、どのユーモアもよく考えられてます。 それと料理人ナックルズとの最初の出会いのシーンもめちゃ笑った。次回作あるのなら映画館で見ます。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-07-31 21:02:15)
4.  ばしゃ馬さんとビッグマウス 《ネタバレ》 
とても面白かったです。シナリオがよくできてるんですよね。 多くの人が自分の夢を追いかけながらも、実現できるのは一握り。 ほとんどの人が、途中で諦めていくわけですが、夢を実現するってのが映画の王道ストーリーですからね。 実現できない多くの人に焦点当てる作品は実はあまりないような気もします。 本作のテーマである「夢の諦めかたがわからない」ってやつは強い共感を持ちます。 みち代はラスト、田舎に帰るわけですが、彼女が言うようになぜか最後は爽やかで満ち足りた気持ちになります。 ようやく夢から解放された、とでも言うのかな。 麻生久美子さんはさすが大物女優だけあって見事に演じてらしたけど、 意外にも安田章大くんも巧かったなと。はまり役でした。
[地上波(邦画)] 8点(2017-02-03 23:15:27)
5.  箱入り息子の恋 《ネタバレ》 
面白かったですね~。主人公の男性は、今の欲も覇気もない現代の若者の典型という感じで、だからこそ時代を切り取っているような感じがして実に共感を覚える。そんな彼が初めて人を好きになって、自分を変えようと努力をしていく。なんだか、同じような境遇の世の男性達を応援しているような、そんな作品に思います。それから、やっぱりシリアスとユーモアのバランスが良いと思うんですね。ご両親の、要所要所の刺さるような言動は凄くシビアなんだけど、その次に今度はユーモラスなシーンを入れてほっこりさせる。デートの時にゲロゲロ~ってカエルの真似してたのが、後半のあのシーンに繋がるところとか、脚本家の巧さにうならされましたね。「そうきたか~」って感じで。夏帆ちゃんも全盲の難しい役を頑張って演じてたし。現代のロミオ&ジュリエット。良作です。
[DVD(邦画)] 8点(2014-03-29 01:52:43)
6.  ばかもの 《ネタバレ》 
とってもいい映画でしたね。ストーリーの組み立てが、いわゆる「映画的」ではなく、どこにでもいる人たちの人生をリアルに丹念に描いているから、見ているこちらも自然と共感出来る。「あぁ、こういう人いるよなぁ」とか「自分にもこういうところあるなぁ」とか。学生時代に、年上の女性と付き合うも裏切られ、アルコール依存症になってしまい、社会人となってもそのせいでうまくいかず、周りからは白い目で見られ、友人からも愛想付かされ、新しい恋人を不幸にし、家族に大変な迷惑をかけてしまう。そしてかつて自分を裏切った女性と再び出会い、互いの心の傷を慰めあい、依存症から克服するという話。鑑賞していると、凄くもどかしい辛さを体感するけれども、でもこの作品に出てくる人たちは、主人公も吉竹も、宗教にはまった女の子も学校の先生の恋人も、お店の人やもちろん家族も、誰一人悪くないんですよ。みんないい人たち。彼らがこうも苦しい思いをした理由は、人間の罪や悪さじゃなく、弱さと優しさなんですよね。私はこの事実に、大いなる希望を見いだすことが出来るんです。例えば人間は本質的に善だとする「性善説」と、本質的に悪だとする「性悪説」があるけれど、人が人を傷つけたり、悲しませたりするのって、悪さや罪の心というより、弱さや優しさからきてる場合のほうがほとんどなんですよね。それは皮肉な話なんだけど、逆に言えばその事実を認識すると、人は人をもっと労る事が出来る。いろんな人がいるけれど、みんな本当は弱くて、心の中では優しいんだって。ラストの、キラキラと輝く清らかな川の映像は、そんな人間への暖かいまなざしを表現しているようでとても美しかった。隠れた名作といっても過言ではありません。
[DVD(邦画)] 8点(2012-01-31 00:05:33)
7.  パラサイト 半地下の家族 《ネタバレ》 
ポン・ジュノの映画はやはり娯楽作品として非常に完成度高いですね。今回も面白かったです。 根底として韓国の格差社会をテーマにしてるんだろうけど、それをエンターテインメントでしっかり楽しませる手腕が良いです。 普通にみれば荒唐無稽な話なんですけど、役者たちのリアルな演技でそこに現実味を持たせてる。 惨殺シーンで、誰が誰を刺す展開に関しては疑問もあるのですが、それもまたメタファーとしてあるものなのかな。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-07-14 16:39:28)
8.  ハッピー・デス・デイ 《ネタバレ》 
1日を何度も繰り返すという内容の映画はこれまでにもいつくか観たことあったので、 ああそれ系のやつかと思いあまり期待してなかったのですが、いい意味で裏切られました。 犯人と対峙するために何度か繰り返すまでは平凡だったものの、いざ犯人を追い詰めたときに 「このままではカーターが助けられない」と自分ではなく彼を助けるためにもう一度死ぬという展開がグッときました。 周りの人たちも助け父とも和解。カタルシスが味わえ人生教訓まで得られ、しかも全体的にコメディ調で笑える出来の良さ。 終盤ではもう一捻りのどんでんがあり、今までのループ系のものからさらに発展させた良作だと感じました。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-12-17 17:47:01)
9.  パッセンジャー(2016) 《ネタバレ》 
SFと恋愛がここまで一体化した作品は初めて見たような気がします。 このシチュエーションは、SFでしかできない。 でも恋愛としては等身大のものとして共感ができる。 ジムの行為を批判する人も多いでしょうが、もし自分が彼の立場だったらと思うと、、、、 正直、同じことしちゃうだろうな。 あの船は二人いなきゃ直すことはできなかったし、結果オーライよね、うんうん。 それから、宇宙船の造形及び船内のインテリアが素晴らしい。 遊泳してる時の宇宙空間の美しさも含め、SF好きとして及第点つけたいです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-09-01 22:16:37)
10.  バクマン。 《ネタバレ》 
とても面白かったです。漫画業界、漫画家さんの世界が窺い知れる内容で興味深かった。 漫画は読むぶんには一瞬一瞬ですけど、一コマ一コマ大変な労力をかけて描いてるんだもんなぁ。 そして、何より大変なのは毎週締め切りまでに間に合わせて描き続けるってこと。 常に面白いクオリティを維持し続けること。こりゃ体もしんどいですわ。 そしてアンケートを集計して、順位が二桁台になったら終了候補というシビアな世界。 漫画家として大成功してる人は一握りで、ほとんどの人が食えてない感じなんだろうなというのも容易にわかる。 まぁとにかく、二人が必死になって、協力し合い、時にはぶつかりながらも打倒エイジのために奮闘する、 映画を見てるこちら側としても自然と応援しちゃいますね。編集者含めみんなで喜ぶシーン最高でした。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2017-07-25 11:12:39)
11.  ハドソン川の奇跡 《ネタバレ》 
機長の判断が完璧に正しかったというのが鑑賞してみてよくわかりましたね。 引き返して滑走路を目指そうとしたらニューヨークの街の上を飛ぶことになり、 もしそこで墜落でもしたらとんでもない大惨事になる。 ハドソン川に着水するという選択肢以外ないとわかるのですが、川に不時着するというのはすごく危険なこともまた事実。 そこで機長の腕前発揮ですよ。頭が上がりすぎても下がりすぎてもいけない。 機体が沈まないように着水させるには本当に高度なテクが必要なようです。 トム・ハンクスも実際のサリー機長にすごく似てました。さすが名役者の役作りは素晴らしい。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-02-11 22:21:36)
12.  白鯨との闘い 《ネタバレ》 
なかなか面白かったです。巨大な白鯨と戦うシーンとかほとんどCGなんだろうけど、映像的にすごく良く出来てました。 こちらのページを見て、あぁなるほどそういうメッセージが込められているのかと納得いたしました。 人間の尽きない欲望。際限なく資源を食い漁る人間に対する戒めのような存在なのですね。 白鯨の目を見た時、なぜオーウェンは戦うことをやめたのか。白鯨の目に映る自分の姿を見て、自分を省みたのかなと思いました。 オーウェンは最初から最後まで見識高い人間でありましたが、ジョージ船長は最初は嫌な奴でしたね。 でもだんだんと変わっていって、最後には彼は真っ当な人間になる。 そういう変化を考えると、オーウェンよりむしろこの船長の方が物語の主人公かなという気もします。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-06-28 21:01:49)(良:1票)
13.  花とアリス殺人事件 《ネタバレ》 
鑑賞しながら、なんだか実車を見ているような不思議なアニメだなぁと思っていたんですけど、 実車で撮影した映像をアニメーション化するという手法で作られていたんですね。なるほど。 製作的には2倍の手間がかかるようにも思いますが、それが功を奏してる。 一味違った、生き生きとしたアニメになっていましたね。 岩井映画らしい、ふんわりした淡い世界みたいなのが、ちゃんとアニメでも表現されてた。 これがアニメ初挑戦とのことだけど、是非またやってほしいですね。 新しい可能性が感じられる作品でした。
[DVD(邦画)] 7点(2015-12-04 22:28:50)
14.  ハネムーン(2014) 《ネタバレ》 
最初の頃は、幸せいっぱいという感じで新婚カップルの笑顔や砕けた表情、 リラックスした感覚というのが印象深いのですが、それゆえに少しずつ 変化していく様がなんだか不気味で、後半過ぎからは不安感や不信感で 真っ逆さまに落ちていく。特に旦那さんの顔の表情の変化が上手かったです。 前半部分までは、嫁さんの変化が何によるものなのか見当もつかないので、 これからどうなっていくんだろう、あの森で何があったんだろうと 気になりながら見るわけですが、後半から「あ、これは エイリアンアブダクションの話なんだな」ということがわかってくる。 そういうことがわかってくると多少は失速しますけれども、 それでもやはり二人の熱演と暗闇の森や家の中を散策するときの不気味さ等で しっかりとホラー演出を見せてくれる。なにより、異星人とかUFOとか、 そういうのを最後まで直接的には映さない。それが功をそうしてると思います。 やっぱりそういうのを直接見せたら一気に陳腐化しちゃいますからね。 不気味感だけで最後までしっかりと楽しませてくれるのだから、 なかなか良作だなと感じました。
[DVD(字幕)] 7点(2015-05-15 23:01:54)
15.  パッション(2012) 《ネタバレ》 
始まって開始1秒で、すでにデ・パルマらしい雰囲気と画調が出ていますね。このへんの個性はさすがだな、と感じます。ただ、これまでの彼の作品と比べると、全体的にかなり控えめなスタンスで描いてます。いわゆる、カメラがぐるぐる回り出すだとか、スローモーションの多用だとか、そういう演出が少なくナチュラルな感じで進んでいく。それゆえに、中盤のバレエとの2画面シーンはより異質さを感じさせますね。うぉ~、デ・パルマらしいな~って。個人的には、この嫌らしい女の戦いといいますか、心の醜い様を見ているうちが一番面白かったわけです。マイカーをあちこちぶつけてるところを監視カメラで撮られて、それをみんなで見せられるという辱めを受けたときの、主人公の裏腹の笑いがゾクゾクっときましたね。なんてひどい女。見た目は美しいけど中身はグロすぎるわ~。そんなわけで、その後の殺人事件の展開からはいつもの強引なミステリー映画になってて、なんだか月並みなんですよね。サスペンス性は一切なしで、最後まで女の争いだけの昼ドラみたいな感じでも個人的には良かったんですけど(笑)
[DVD(字幕)] 7点(2015-03-01 00:20:16)
16.  パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト 《ネタバレ》 
音楽史上、最も不道徳な男が奏でる最も美しい旋律、というキャッチコピーはなんとなく「アマデウス」を思いださせますが、あちらほどの出来栄えではないにしてもこれはこれですごく面白かったです。音楽的才能と人間的資質は必ずしも両立しませんからね。割り切れないものが人間であり、だからこそ面白い。パガニーニは女と酒とギャンブルに溺れる毎日、他の人のことなどどうでもいいという生き方。自己中そのもので、いけ好かない野郎なんですが、ヴァイリオンの腕前たるやまさに超絶的。本作で一番ぐっときたシーンは、やはりシャーロットの歌声を聞いた時ですかね。彼は初めて美しい声色を聞き、同時に初めて本当の恋に落ちたのかも。んで、表情が変わるわけですね。そしてまた、パガニーニの演奏の音を聞いた時のシャーロットの変化も見もので、顔付きがツン!としていたのから優しい笑みになる。その2人の変化がいいですね。そしてコンサートの場で、出てこないかと思いきや後ろから演奏しながら出てきて、聴衆を虜にしていくシーンも見事でしたね。あのへんがパガニーニとにっても、映画としても一番の絶頂。その後は、なんだか可哀想で見てられない。パガニーニは色々とどうしようもない奴だったみたいだけど、息子への愛情、いいパパっぷりを見れば、彼が芯はいい奴であることがわかる。ちゃんとしたお墓に入れてあげてほしかった。
[DVD(字幕)] 7点(2015-02-22 20:58:34)
17.  パニック・トレイン 《ネタバレ》 
イギリス製のサスペンス映画なんですが、意外と楽しめましたよ。乗ってる電車が止まれない、というシチュエーションは、日本だと新幹線大爆破を思い出しますけど、あれなんかよりは登場人物は少なく、しかもこじんまりしてます。外側の情報がほとんどなく、ひたすら内側から、さぁどうするかと話を進めていく、ある種の謎解きみたいな感じで楽しめます。こういうタイプの作品だと、乗っている乗客の中に黒幕がいたりとかするんで、そういう線でずっと見てたんですけど、それもいい意味で裏切られました。そんで、犯人の顔や意図も最後までわからず仕舞いなんですよね。でも、犯人のことなんて全くどうでもいい。どうやってこの暴走列車から脱出するか、それを見てるだけですごく面白い。中で一緒になった美人といい感じになって、おまけにキスまでしちゃって、なんて展開早いのかしら、自分もこういう美人さんと巡り合わないかしら、なんて思いながら見ていたのでより面白さが倍増(笑)。見て損はない出来です。
[DVD(字幕)] 7点(2015-02-18 22:42:56)
18.  バトルフロント 《ネタバレ》 
スタローンが脚本を手掛てけるってことで、いや~さすがだなと思いましたね。スタローンて、すごく人情味のある脚本書きますからね。本作もそのへんが個人的にはぐっときました。ステイサム、めっちゃ強くてしかも紳士ですやん。腹立たしい家族にいちゃもんつけられても、こっちから謝ってかつパーティーに呼ぶだなんて。なんて器大きいんでしょう。自分には無理です(笑)。フランコたちなど悪役がね、ほんとに根っからの悪っていうわけでもなく、ちゃんと家族たちを気にかけてたりなんかしてね。そんで意図せずことが大きくなって、そして誘拐までしちゃう、あの展開も人情ドラマって感じでいいですね。単なる勧善懲悪のアクションより、よっぽど面白く感じる。ある程度お約束の展開なので、安心して観れます。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-01-15 23:15:05)
19.  パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間 《ネタバレ》 
本作はケネディ大統領自身ではなく、その周りの人たちにスポットを当てたものです。そう、人の数だけドラマがあるんですものね。医者、FBI、シークレットサービス、刑事、記者、オズワルドの弟や母。みんな、それぞれの立場からの葛藤がある。でも等しく同じなのは、すべての人が深い喪失感と悲しみ、やりきれない思いや苛立ちを抱えてしまったんだな、と。この事件の大きさが、一人一人の人生という狭いところにクローズアップすることで逆にありありと感じられるという、そんな印象です。FBIにオズワルドが来ていて、手紙まで残してたってのは正直知らなかったですねぇ。しかも、証拠隠滅まで指示されてただなんて。あと、オズワルドの家族に関しても、本作で初めて知った次第です。葬儀の時の、誰からも式場を断られたんだとか、記者の人に棺桶運ぶのを手伝ってもらったりとか、そういう些細なエピソード一つ一つが印象深い。自分もその歴史的な現場に居合わせたような気持ちにもなれ、最後まで目が離せませんでした。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-12-28 23:48:32)
20.  her 世界でひとつの彼女 《ネタバレ》 
人工知能とはいえ、あんなにも人間らしい感じで会話ができて、孤独な毎日が豊かになるのならば、声だけの存在であっても恋してしまう気持ちはわからなくもないですねえ。でも、やっぱり人工知能ですからね。肉体がないのに、性欲あるの?って思うし、どこまでいっても「結局は魂があるフリをしてるだけでしょ」ってのがつきまとう。難しいもんですね~。とはいえ、本作のサマンサは人工知能というよりまさに人間の彼女そのまんまみたいな感じで描いていて、普通の純粋なラブストーリーにも見えますね。サマンサのあのラストは、いかようにも解釈ができます。人を選ぶ作品だとは思うけど、男女のすれ違いやそもそも恋ってなんだろうということに対して思案しながら見れて楽しめたので7点献上。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-12-15 14:19:16)(良:1票)
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