1. バズ・ライトイヤー
《ネタバレ》 おもちゃのバズの活躍を期待していたので、予想外の話でした。 つまらなくはないけど、これを見たアンディがバズのおもちゃを買いたがるかな? 小さい男の子向けの内容ではない気がしました。 ネコ型ロボットのソックスは最初はかわいくないと思ったけど、話が進むにつれて、賢いし役に立つし、かわいく見えてきました。日本の有名なネコ型ロボットを多少参考にしているかもしれません。ソックスがR2D2みたいに戦闘機にセットされているのもかわいかったです。 ストーリーの結末的には、ほんとにそれで良かったのかという気も少しします。そうやって折り合いをつけていくのが、大人の選択なのでしょう。 この星にもともと住んでいた生物をないがしろにしているのは、新大陸に移民してきたアメリカ人的発想なのかな? あと、多様性に必要以上に配慮しているように見えるのも最近のアメリカの映画の傾向なのでしょうか。 [地上波(吹替)] 6点(2024-09-30 18:39:04) |
2. パディントン2
《ネタバレ》 前作同様、すごくよかった!! パディントンはブラウン家にいようと刑務所にいようと、周りの人みんなをハッピーにしてくれます。明るい気持ちになる映画です。お子様でも安心して見せられます。 類まれなユーモアや巧妙なストーリーと伏線も前作同様絶好調。息子と前作を見たときに、伏線が豊富なことを学習したので、今回は「これって伏線?」と予想しながら見たり、「そっちかー!」と意表を突かれたり、とにかく楽しめました。 前作はニコール・キッドマンが悪役だったけど、今作はヒュー・グラント! 大物が悪役をやるお約束なんですね。次回作は誰が出るのかな? それにしても、ヒュー・グラントは「落ちぶれたナルシストのかつての名優」という役がとってもはまっているけど、本人は抵抗なかったのでしょうか? あの役をヒュー・グラントにオファーする制作者は度胸がありますね。 [インターネット(吹替)] 7点(2019-11-26 18:41:06) |
3. パディントン
《ネタバレ》 お子様向けのしょうもない映画と思って全然期待しないで見たら、細部まで工夫された大人も楽しめる作品でした。前半に出てきた無意味と思っていたシーンの数々が伏線として丁寧に回収されていき、時には「わー」とか「あー」とか思わず歓声や悲鳴を上げてしまうワクワクドキドキ感のある映画でした。 それにしても、ニコール・キッドマンは異常な美女という役柄がはまり過ぎです。 [インターネット(吹替)] 7点(2019-11-24 13:13:11) |
4. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3
久々に三部作を全部見ました。PART 1は完璧だったのに対し、PART 2はPART 3へのつなぎ的存在で中途半端な作品でしたが、PART 3ですっきり終わりました。3作品も続けて見ると、もうこのコンビを見られなくなるのがものすごくさみしくなります。本当に楽しい映画でした。いろいろケチをつけたくなる場面はありますが、細かいことを言わずに楽しんで見る映画だと思いました。3作品とも、どの年代の人にも自信を持って進められる映画です。楽しくて気持ちが明るくなる映画です。 [CS・衛星(吹替)] 9点(2015-08-26 22:26:16)(良:1票) |
5. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
《ネタバレ》 久しぶりに見ました。素直におもしろかったです。PART 1が完璧だっただけに、それを超えているとはいえないけれど、PART 1のエピソードとうまくからませて、極上の娯楽作品になっていました。ただ、前作は、ジョージ、マーティ、ドクのそれぞれが、自分に自信を持てなかっのに、一連の事件をきっかけに自信を取り戻し、「やればできる」というメッセージ性を持っていたのに対し、PART 2は純粋な娯楽作品であり、PART 3へのつなぎでした。だからPART 1を超える得点は出せません。PART 1を見た直後に見るのがおすすめです。8歳の子どもと一緒に見ましたが、過去と未来がああなってこうなってと解説してあげないと話についていけませんでした。それにしても、未来の舞台は2015年、つまり今年だったのですね。2015年になっても、空飛ぶ車はできなかったし、5秒後がピタリと予測できる天気予報も実現しませんでしたね。 [CS・衛星(吹替)] 9点(2015-08-13 21:53:54) |
6. 裸の銃を持つ男
下品で古くさくてばかばかしいです。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-07-03 18:25:27) |
7. バタフライ・エフェクト/劇場公開版
《ネタバレ》 通常版の後にすぐ続けてディレクターズカット版を見ました。ディレクターズカット版が別項目になってなかったので、両方について感想を書きます。どちらも、人生を何回やり直してもうまくいかないというストーリーで、大変気が滅入ります。ディレクターズカット版はラストが違うと聞いていましたが、通常版と違うシーンを確かめるために全部見たので、滅入るストーリーを2回も見てしまい、疲れました。「もうエヴァンの人生がどうなろうとどうでもいいよお」という気持ちになりましたが、現在妊娠中の私にとって、ディレクターズカット版のラストは大変衝撃的でした。妊婦さんは見ないほうがいいかもしれません。このラストを見るまでは、何をやってもうまくいかない不運な男の物語(=ひとごと)として見ていたのですが、突然、自分の人生が重ねて見えてきました。もし私が産まれてこなければ、私の親や現在の私の夫はもっと幸せになれたのでは、そんなことを考えたら切なくなってきました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-21 21:00:44) |
8. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
原作を読んだことがある私には、普通におもしろかったです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-02 18:09:41) |
9. パトリオット
《ネタバレ》 メル・ギブソンが妻に死なれた役をやるのは見飽きました。メル・ギブソンがやたらと強くて、復讐心に燃える怒れる男を演じるのも見飽きました。いいかげんにしてほしいです。また、私はとことん平和ボケしているので、あまりにも殺りくシーンが多くてウンザリしました。ここまで長くして残虐な戦闘シーンを描写する必要があったのでしょうか。あと、ほかの戦争映画のレビューでもいつも書いているのですが、数えきれないほどの人を殺したくせに、自分の家族が死んだときだけこの世の終わりみたいに嘆き悲しむのはやめてほしいです。戦争で死んだどんな人にも家族はいたでしょうに、その人たちの家族のことは全然考えていないのは見ていて腹が立ちます。自分の息子が戦争に参加しているのだから、自分の息子が死ぬこともあらかじめ覚悟しておいてほしいです。あと、死んだ妻の妹が、美人で気立てがよくて面倒見がよくて独身っていうのはできすぎです。 5点(2005-02-20 22:47:42)(笑:2票) (良:1票) |
10. パッチ・アダムス
138番【I wish】さん と同じように、突っ込みたい部分は多々ありますが、素直に採点させていただきます。 8点(2005-01-10 17:10:02) |
11. 半落ち
私は原作を読んでいないのでよくわかりませんが、原作のエピソードをできるだけ盛り込もうとして、消化不良で終わっている印象を受けました。ストーリーは人によってさまざまな受け止め方があると思います。主人公より過酷な苦しみを負っている人は、この映画に腹を立てるかもしれません。私も自分と似た境遇の人のドキュメンタリーをテレビで見るたびに、「現実はこんなもんじゃない」といつも腹を立てています。テレビや映画ではしかたがないことかと思います。主人公の境遇は殺人の動機としては不十分かもしれませんが、誰でも自分の苦しみでいっぱいいっぱいで暮らしていると思いますし、もっと下らない理由で人を殺す人もいますので、私は主人公に心から同情して見ました。でもそれは原作の力であり、映画としての出来によるものではありませんでした。特に私は、吉岡秀隆の演技が、大人の中に一人だけ子供がまじっているように見えて、違和感を感じました。また、【とま】さん も書いていらっしゃいましたが、セリフが聞き取りづらかったです。私は家で見ていたので、イヤホンで聞いたら聞き取りやすくなりましたが、映画館ではどうだったのでしょうか。映画館でも聞き取りづらいのだったら、「字幕のある外国映画のほうが邦画よりラク」という観客が増えかねませんから、邦画の繁栄のためにも、聞き取りやすさに工夫が必要かと思います。あと、これは映画のせいではありませんが、主要人物に「カジ」「シキ」「サセ」と2音の名字の人が多く、誰が誰だか覚えにくく、少し混乱しました。 7点(2005-01-04 13:26:44) |
12. ハリーの災難
あまりにも不自然でシュール。それをおもしろいと感じる人もいれば、すごくつまらないと感じる人もいるのでしょう。私は後者でした。本筋とは関係ない感想をいくつか。ミス・グレイヴリーは42歳という設定で、私と大差ないのでびっくり。もっとおばあさんに見えました。また、マーロウは30歳ということですが、30歳ってこんなに老けてるかなと思いました。昔の人は今よりも老け顔だったのでしょうか。また、私は2004/12/22のWOWOWでの放送を見たのですが、開始から27分ぐらいに「寄ったコマドリ」と字幕に出ていました。あれは「酔ったコマドリ」の誤字では? ああいう字幕ってWOWOWが付けてるのでしょうか。それとも字幕付きをWOWOWが買うのでしょうか。間違ったのは誰の責任? ふだんならWOWOWでは最後に字幕の担当者が出るのに、このときは出ませんでした。なぜ? 4点(2004-12-29 18:11:46) |
13. パピヨン(1973)
マックイーンの脱獄ものということで、大脱走のようなハラハラドキドキの展開を期待していたので、見ていてとても疲れました。名作なのかもしれないけど、たんたんとしすぎている。暗い。そしてただただ長い...。最後まで見るのが苦痛でした。この映画の良さが理解できず、平均点を下げてしまってごめんなさい。 6点(2004-12-05 19:14:08) |
14. ハイランダー/最終戦士
私はハイランダーの第1作をこよなく愛しています。ハイランダー2ができたとき、どんなに駄作が作られ続けようと、第1作への愛情がある限り、最後の作品まで見届けようと心に決めていました。これが最後ということで、正直ほっとしています。コナーは不老不死という役どころですので、生身の俳優が演じ続けるには限界があると思います。クリストファー・ランバート、年取ったなと思いました。昔の回想シーンはもっと元気に快活に演じてもいいのに、年を取ったせいでしょうか。からだの具合でも悪いのではと思える演技でした。シリーズを全部見続けたハイランダーファンの皆さまは、今回もコナーの活躍を期待して見ると思いますが、今回はコナーの登場シーンがとても少ないので、物足りないかもしれません。この「最終戦士」はハイランダーシリーズの中では真面目に作られたほうだと思いますが、心に訴えるものがありません。アクションも、三流カンフー映画のようなシーンもあって、げんなりしました。これが最後で正解です。第一、こんな映画はもう作れないと思います。9.11以後の警備の厳しいニューヨークでは、剣を持ち歩いているだけでしょっぴかれるでしょうし、イラクで人質が次々と首を切られているのですから、首切りシーン連発のハイランダーシリーズは、新作が作られないどころか、旧作の上映すらできないのではないでしょうか。 5点(2004-11-20 20:14:20) |
15. 裸足で散歩
《ネタバレ》 制作当時はまともな映画だったのかもしれないが、今見るとすごくばかばかしい映画。今ならNHK教育テレビの子ども向けドラマだって、もう少しまともだと思う。新婚夫婦の新居がすごく変な造りのアパートで、住人も変人ばかり。そこで夫婦がささいなことからケンカをするが結局仲直りするというストーリー。アパートと住人が変すぎるのが余計に思える。新婚夫婦の話だけに焦点を当ててほしいと思った。またジェーン・フォンダ演ずる新妻が、異常なまでに子どもっぽく、自己中心的で、始終ハイテンションなのが気になった。具体的な病名は控えるが、あれは精神異常だと思う。当時の価値観ではああいう女性がかわいらしかったのだろうか。雪の降る場所に夫を寝かせて大風邪をひかせた上、ひどい流感で熱が高い夫を真冬に外に追い出すような人と結婚していたら長生きできないだろう。あんな女を養うために一生懸命働くなんて悲惨な人生だ。彼女は今回は反省しても、また似たようなことをするだろう。仲直りなどせず、離婚したほうが私にはハッピーエンドに思える。 5点(2004-10-28 21:30:12)(良:1票) |
16. ハリー・ポッターと秘密の部屋
みなさん、点数からいですね~。私は子供向けだと割り切って、深く考えずに見たせいか、そこそこ楽しめました。私は原作がそもそも底が浅い作品だと思っているので、あの本の映画化だったら、まあこんなもんじゃないでしょうか。やすたろさんが書いていらっしゃるように、原作未読だとちょっとつらいかもしれませんね。ケネス・ブラナーがあんなアホ役でちょっと気の毒。 7点(2004-05-22 22:48:56) |
17. パニック・ルーム
ハラハラドキドキしながらそれなりに楽しんで見たが、ただそれだけ。カメラワークが面白いなと思ったが、ただそれだけ。後に残らないストーリー。ありがちなアメリカ映画。ジョディ・フォスターは何で無理してこんな映画に出たのか? 6点(2003-10-27 17:54:46) |
18. バイオハザード(2001)
ゲームを知らないので、ただただ逃げまくる映画としか見られませんでした。オープニングは謎めいてて期待したのですが。 5点(2003-08-16 17:37:53) |
19. バニラ・スカイ
《ネタバレ》 私はてっきり、主人公が事故で脳に損傷を受けたせいで精神に錯乱をきたしたのかと思って見ていたら、あんなSF的なラストで興ざめしました。精神錯乱のほうがまだ納得できます。最初からSFってわかってたらそれなりに楽しめたのに、あれじゃあ中途半端です。見る前は、もし面白かったらオリジナルの「オープン・ユア・アイズ」も見ようと思っていましたが、もうたくさんです。出演俳優のファンの人以外は見ても疲れるだけだと思います。 4点(2003-08-05 18:54:22) |
20. バック・トゥ・ザ・フューチャー
《ネタバレ》 「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」で30年後の未来として描かれていた2015年がついに来てしまいましたね。この節目の年を記念し、1作目を見直してみたら、新たな発見がありました。 以前はマーティや30年前のマーティの両親と年齢が近かったので、彼らに感情移入して見ていました。そして、のび太くんのようなパパが、30年経ってもジャイアンのようなビフにコケにされ続けていたのに、たったひとつの出来事を自信に、生まれ変わるサクセス・ストーリーとして見ていました。 そして中年になった今、見直すと、私はドクに感情移入していました。1955年には、ロクでもない発明しかできず、友だちもいず、変人だと思われていて、自分でも自分の可能性が信じられなかったドク。ところが、30年後の未来からやってきたマーティが、ドクが未来に大発明をすることを教えてくれ、そして何より、親子以上に年の離れたマーティがドクを友人として愛し、テロリストに殺されるドクの将来を心から心配してくれたので、ドクは自信を取り戻し、その後の30年にわたって研究を続けることができたのです。 このように、この映画は若者が見ても中年が見ても楽しめます。さらに30年後の老年になったらどんな感想を持つでしょうか。 話は変わって、ドクを演じたクリストファー・ロイドさんが8月21日に来日するそうですが、今、76歳だそうです。ということは、30年前の映画の中ではおじいさんのように見えて、46歳だったのですね。 8歳の息子いわく「この人たち(マーティとドク)どういう関係?」「友達だよ」「友達? ただの友達?」そう言われてみると、すごく不思議。年が離れているのに、固い友情と信頼関係で結ばれ、同年代の友人以上に気が合っている。過去(1955年)ではなく、現代(1985年ごろ)で二人が会ったとき(ドクがタイムマシンを発明することをマーティが知らなかったときに)、どういうきっかけでつきあいが始まったのだろうと思いました。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2003-08-04 17:33:20) |