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コメント数 814
性別 女性

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1.  ブラウン・バニー
こんな映画を撮るのは、アーティストか馬鹿かナルシストかのどれかだ。そしてギャロはきっと、その全部だ。でも嘲笑うことなんて出来ない。何かを決定的に、恒久的に喪ってみなよ。この映画を単純に嘲笑うことなんて出来なくなるから。彼は“ブラウン・バニー”から一歩も進めない。何て滑稽で、滑稽で、情けない。でも私はそれを、嘲笑えない。
[DVD(字幕)] 9点(2005-06-02 23:05:03)(良:2票)
2.  フェノミナン
人間は本質的に孤独だと思う。人は自分の脳みその中から一歩も出ることなく生き、死ぬ。確かに、絶対的に存在するこの世界は確固としているけれど、そこに70億人いれば70億人分、それぞれの脳で処理され、それぞれの網膜に映るそれぞれの全く異なる世界がある。人はつまり、100パーセントの主観の中に生きている。1つの世界を内包し、内包されている。主人公はそれを知ってしまった。そしてそれを、本当は誰もが知らなくてはいけない。世界とは自分であり、自分とは世界であるということ。人が1人死ぬということは、1つの世界が未来永劫喪われるということ。I can change the world.僕は世界を変えることが出来る。それは誰だって、いつだって。最後の瞬間が来るまでは。“自分が変われば世界は変わる”それは格言だと思う。ほんとうにほんとうのことだと思う。
6点(2004-12-19 14:16:45)
3.  フローラ
観ている時間よりも、それが意図するものを考えている時間の方が遥かに長いという、罪作りにも程がある作品。呆気に取られてしまうほどの超短編。ただ縛り付けられた野菜人間が腐って行くだけの作品で、おそらく大抵の人の思考は、「人生の無情や無常を表現した作品だ」というような見解に帰結するだろうと思うし、私もそれ以外もっともらしい見解が浮かばない。実際の所はよく分かりません。爺のやり逃げです。罪作りな作品です。
7点(2004-10-23 13:38:55)
4.  ファンタスティック・プラネット
この邦題(英題)、皮肉として使われているのなら素晴らしいけれど、そうではなくただ単にキャッチーなものに変えたかった、というつまらない意図が見える。原題は「野蛮な惑星」。このままの方がよっぽど洗練されている。奇妙な設定と世界観、独特の絵やその動き、どこかしら漂う絶望感。醸し出される奇妙な排他性と残酷さ。訳も分からず感じるのは、神経を微妙に逆なでされるような不安感。そんな作品。捻くれたアートアニメが好きな方に。
9点(2004-08-06 17:40:35)
5.  フランケンウィニー(1984)
犬ちゃんが何てかわゆい。いやほんとかわゆいな~あのツギハギ感。うちの犬も生き返らせて欲しいよ。生き返っても骨だけど。近隣の住民はアホばっかですね。特にあのおっさん、子供がいるのに火ィ点けたぞ。どうにかしてるよ。警察に突き出しなさいって。
6点(2004-08-03 20:49:06)
6.  ブリキの太鼓
ぬめぬめと温かく湿った内臓を連想させるようなグロテスクさ。観る者の生理的嫌悪を確信的に掻き立てる描写。強烈な不快感。それは表面的なグロテスク描写のせいだけではなく、もっとずっと深い所、この作品の根底に流れる何かに、心の奥の柔らかい部分を鷲摑みにされてしまったからだと思う。オスカル少年は成長を止め、刻々と流れる世界に組み込まれない異質の存在となることで、ポーランド暗黒の時代を客員的な視線で眺め記録する、客観の視点の体現者となった。つまり彼はクロニクルの叙述者であり、無意識的な道先案内人なのだ。しかし同時にポーランド暗黒時代そのものの体現者でもある。正常に成長の轍を踏まず、ある意味幼少期から少年期を丸々欠落させた彼は、まるでポーランドの“失われた時代”そのものであるかのようだ。幾層にも堆積し歪曲した不快なまでの悪意、グロテスクなメタファーで形成されたこの作品。難解ではあるけれど、根底にあるものは単純極まりない。根底にあるものは単純に、人間の業なのだ。人間は自らの業による汚辱からは逃れられない。あれだけ大人の世界を否定していたオスカル少年だって、モラトリアムの最中にあってさえ、実のところやっていることは大人と何一つ変わらなかった。触れられたくないものを、最も汚辱に塗れた手で掴まれたようだった。それは私の心の奥に一点の消せない滲みを残して去って行った。そしてオスカル少年は、結局は自ら汚辱の世界に戻って行った。それは暗黒時代の終焉であると同時に、1つの観念的な戦争における、徹底的な敗退の証明でもある。
10点(2004-07-31 22:34:18)
7.  フィアー・ドット・コム
ほんとだよ、ひどいなこりゃ。噂に違わぬ駄目っぷりです。予想以上に「リング」と「回路」をパクってました(そして更に他の作品も2、3)。監督のその厚顔無恥な鈍重っぷりに、観てる間はひたすら唖然。鑑賞後ふつふつと怒りが沸いて来た。1mmのオリジナリティーもなく、換骨奪胎の要素すらない。それなのに「新しいものを作った」なんて言いやがる。羞恥心とプライドはないのだろうか。安いパクり根性。激・安。
2点(2004-06-20 20:45:29)
8.  ブロウ
珍しいことに、個人的に全くこれっぽっちも共感する部分がなかった作品だった。私の人生と全く被る部分がないということもあるのだけれど、単純に多分、この映画と私の相性があまり合わなかったのだろうと思う。それでもやっぱりジョニー・デップは素敵だったし、レイ・リオッタも地味に良かった。彼らに4点献上しよう。
4点(2004-03-28 15:01:42)
9.  プロスペローの本 《ネタバレ》 
まず映像美だけで8点献上。シェイクスピアの「テンペスト」をグリーナウェイ流に味付けした圧巻の映像絵巻。そのグロテスクな描写、そのイマジネーションの奔流には圧倒された。しかしストーリーは非常に難解で、はっきり言って訳が分からない。意味が分からない。何だコリャヒャ~。おお、おいらはとんでもない映画に手を出しちまったぞぅあ、と頭を抱えた。1回寝た。2回寝た。結局観終わるのに3日かかった。分かったようなレビューなんて書けない。いや、ほんと1mmも意味が分かりませんってばよ。それでもこのグロテスクで完全に1つのテーマの下に閉じている世界観にはプチ惚れした。特にエンドロールが一切なく、本当に1つの「劇」のようにぱっきりと終わったのには感動した。それで1点追加。ところで、「ザ・セル」ってこの映像世界をパクっ…参考にしているような気がするのだけれど、どうでしょうか。でもあっちがCGで表現したものをこっちはアナログでやってますからね、その点はやっぱ凄いですよ。一見の価値ありです。でも勧めません、こんな訳分からん気取った芸術映画(どっちだよ)。
9点(2004-03-26 23:32:05)
10.  ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
キューバ音楽によほどの興味がない限り、この作品を観続けるのはちょっと苦しいような気がする。確かにキューバの素晴らしい音楽や文化、それらを築いて来た第一人者たちのバックグラウンドが垣間見える、という意味では素晴らしいのだけれど、どうもこれは映画とは思えない。「ドキュメント/キューバ賛歌~ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブに密着~」という感じ。
4点(2004-03-22 15:45:16)
11.  ブリジット・ジョーンズの日記
私は結構好きだったのだけれど、友人はこの映画を観て物凄く落ち込んでいた。もう笑える位落ち込んでいた。てゆうか笑った。奴は「バッファロー'66」を観ても異常な位に落ち込んでいた。「死にたくなった」とか言っていた。それを聞いても笑った。なんちゅうか近親憎悪かな…。うん、私もかなり痛い人間なんで気持ちは分かります。
7点(2004-03-19 23:45:29)
12.  ファイナル・デスティネーション 《ネタバレ》 
B級ホラーは敵やら黒幕やらトリック明かしやらが出て来た頃から急速に失速することが多いけれど《ex)ジーパーズ・クリーパーズ》、これはそういう“恐怖の対象”なるものを最後まで“目に見えず手ごたえのない得体の知れない何か”だと割り切ったまま突っ走ったのが良かった。つまりは“運命”だってことかな。作品の雰囲気としては、「悲惨なコント」もしくは「油断したら死んじゃうアトラクション」という感じ。良いですね。
6点(2004-03-19 22:42:18)(良:1票)
13.  フェイク
本編に特に関係ないけれど、日系人レストランで主人公が暴れるシーンで完全に醒めてしまった。あのくだりは日本人を馬鹿にしているので凄く嫌だった。ハリウッド映画はあんな風に、当たり前のように東洋人を馬鹿にしている描写が多過ぎです。
4点(2004-03-15 17:33:11)
14.  フレンチ・キス
ちょっと退屈だった。そもそもこの作品のカップルがイマイチ好きになれず、2人の恋の道行きも比較的始まってすぐから何かもうどうでも良くなって来た。主演作を観るにつけ思うのだけれど、おいらはメグ・ライアンのことが自分で思ってたより苦手なのかも。
4点(2004-02-23 20:54:41)
15.  フリントストーン/モダン石器時代
小道具が素晴らしい。良いアイデアを考えたり、デザインをするのは大変だろうけれど、楽しんでやっていたのだろうと思う。内容は例えるなら、遊園地やテーマパークのアトラクションの映画化、という感じ。ちょっと子供っぽ過ぎるかな。小さい子にはいいと思う。でもハル・ベリーとエリザベス・テイラーをここまで安っぽく見せるのは凄いね!
4点(2004-02-16 15:50:13)
16.  プロヴァンス物語/マルセルのお城
下手に趣向を変えず、前作「マルセルの夏」と同じアプローチで作られた続編。ちょっと恋愛要素や切なさが加わったりもしているけれど、ほわほわで牧歌的な雰囲気を壊すことなく、可愛らしい作品に仕上がっている。ラッセ・ハルストレム監督作品の牧歌的な雰囲気が好きな方にはこのシリーズをお勧めしたい。
8点(2004-02-15 21:15:16)
17.  フェノミナ
ダリ男に関しては、この作品と「サスペリア」と「トラウマ」で、ロリコン加虐趣味のやばい人なのだな…というイメージが固まってしまった。とにかく14歳の少女にここまでやらせるというのは、日本では有り得ない。蛆虫満載、昆虫満載、極め付けは腐肉プールにざばんっですよ。完全にイカれてる。知的で楚々とした、それでいて若いがゆえのちょっとした尊大さと残酷さをそれとなく持ち合わせている、当時14歳のジェニファーが印象的。異常世界と対比されつつ、奇妙に融合している不思議少女。
7点(2004-02-15 20:25:48)
18.  フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白 《ネタバレ》 
ところで10代の若い方は、この頃のイライジャが「アメリカで最もセクシーな12歳」とか言われてた事実を知らなかったりするのだろうか(笑)。目がくりくりで顔もまだ四角くなっていなかったあの頃は本当に可愛らしかったですね。私はリアルタイムでイライジャ君やカルキン坊やの子役時代を見て来たので、むしろ「ディープ・インパクト」でイライジャが大きくなったのを見た時にかなりびっくりしました。何であんなに不思議な顔立ちになってしまったのでしょうか。映画のレビューというよりイライジャのレビューになってしまいました。映画自体は、“幸せになった浦島太郎の話”という感じです。
6点(2004-02-15 16:22:10)
19.  ふしぎの国のアリス(1951)
きっと良く出来た作品なのだと思う。でも原作の不気味さと残酷さとシュールさが好きな私としては、何だか納得が行かない作品。あの精神病理的な原作を映画化したとは思えない程に実に健全で大衆的な作品です。だからこそ、病的な感覚の持ち主である私としてはこの作品を拒否してしまう。原作と映画は別物だ、と割り切れる方には何の問題もないでしょうが、融通の利かない私としては正直、ディズニーの欺瞞を感じる。原作の世界観に近い映画を観たいという方には、ヤン・シュヴァンクマイエル監督の「アリス」をお勧めします。あっちは完全に病んでいます。
4点(2004-02-12 20:48:16)(良:2票)
20.  フォレスト・ガンプ/一期一会 《ネタバレ》 
以前、特に何を借りようとも決めずにレンタルビデオ店に行き、この作品が目に留まった。《よし、今まで興味も湧かなかったけれど、この際観てみるか》と手に取った瞬間、脳の後ろ辺りに一瞬「えび」という単語が浮かんだ。《……うん…?えび?》と不可解に思いつつ、帰って観てみた。観進むに連れて脳内に「えび…えび…」という声が響き渡り、ある時点で「えびの話が出て来る!」と確信した直後、本当に出て来た。そこでやっと気付いた。「…これ、わし、前に1回観てるやん」。あの、えびに関するくだりまで、1度観たことをすっかり忘れていた。世間的評価が高くても、自分にとっては全く心に残らない作品だったのだな…とその時思った。でも1回目は気付かなかったことも分かって得はしました。ジュニアがハーレイ君だったということは初見時は知らなかったし(「シックス・センス」以前に観たから)。ちなみに、何でえびのことだけ頭に残っていたのかは全くもって不明。ほんとに不可解。自分が不可解。全くもってどうにかしている。
7点(2004-02-10 20:27:09)
020.25%
140.49%
2293.56%
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714217.44%
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