41. 不法侵入
レイ・リオッタは怖過ぎるしマデリン・ストーは美し過ぎる。ドキドキハラハラするストーリーにも引き込まれるものがあるけれど、結構俳優の魅力で見せた作品だな、とも思う(しかしカート・ラッセルはなぜかインパクト薄)。私も昔1人暮らししてた頃、家に侵入されかけたことがある。そいつは「換気扇の調査員です、お願いです、入らせて」とか言って来た。そんな調査員いる訳ないだろ!もう物凄くしつこかったんであからさまに怪しかったです(道具も何にも持ってなかったんですよ)。今考えたら怖いですね。いやほんと、女性は気を付けようね。自分だけは大丈夫、なんてことはないですから。1つの教訓映画です。 5点(2004-01-19 21:38:45) |
42. [Focus]/フォーカス(1996)
まるでドキュメンタリーのようなあまりにもリアルな人物描写と展開に「これは本当に映画なの?現実じゃないの?」と錯覚を覚え、驚くほど自然な浅野忠信のブチ切れ演技に「マジでドキュメンタリーみたい…」と不安と戸惑いを覚える。その場に居合わせたような息詰まるような感覚。観終わると緊張の糸が切れ、ぐったりする。おそらくもう2度と観ることはないだろうけれど、恐ろしい程の臨場感とリアリティーに富んだ、新感覚な作品であることには間違いない。 5点(2004-01-17 14:02:15) |
43. フラッシュダンス
主人公はバレエ学校に入りたいとか言ってるのに、バレエなんてちっとも踊ってなかったんですけどね(それは「リトル・ダンサー」でも感じたことだ)。そこが根本的に納得が行かなかったけれど、全編を包む躍動感と彼女の魅力は認めるところ。ちなみに私はこの作品を真夜中の真っ暗な部屋で観ていたのだけれど、あの結構長い白い光チカチカには危機感を覚えた。倒れると思ったけれど、大丈夫だった。赤い光チカチカだったら間違いなく倒れていた。全国の子供たちと一部の大人のように。 5点(2004-01-15 16:19:00) |
44. フック
わくわくしたいのに、出来ない。そんな困った作品。久しぶりに観直したら10代後半のグウィネス・パルトローが若き日のウェンディ役で出ているのに気付いた。何だか本当に今のウェンディ役のマギー・スミスと同一人物に見えた。ひょっとしてあの2人の顔立ち、似てる?この映画の主人公として自分を使わなかった、ということでマイケル・ジャクソンがスピルバーグに呪いを掛けたというエピソードには10点献上しても良い。でもいかんせん、繰り広げられるのは壮大なコント。作り手側が楽しんでいる程に観客が楽しめるかどうかはかなり微妙。私としては、まあ、こんなもんだろうな、という感じで5点。 5点(2003-12-23 17:37:27) |
45. プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角
当時のモリー・リングウォルドはアメリカでは物凄いアイドル的人気で、この映画もヒットしたようですね。普通っぽい女の子なのにね。だからいいのかな。80年代ファッションは今観たらキッツイですね。あの悪趣味さというか、エグさ派手さが何かもう…時代ですね。じゃらじゃらの真珠のネックレスは20年代のシャネル風でしょう。以前日本でも80年代ファッションが流行った時、ついでにあのネックレスも街中でよく見ました。 5点(2003-12-21 21:02:42) |
46. プリティ・リーグ
この映画の主題歌が大好き。マドンナの「マイ・プレイグラウンド」。当時ラジオで聞いて、その切なさに惚れた歌。今でも歌える。 5点(2003-12-21 20:34:20) |
47. ブロウ
珍しいことに、個人的に全くこれっぽっちも共感する部分がなかった作品だった。私の人生と全く被る部分がないということもあるのだけれど、単純に多分、この映画と私の相性があまり合わなかったのだろうと思う。それでもやっぱりジョニー・デップは素敵だったし、レイ・リオッタも地味に良かった。彼らに4点献上しよう。 4点(2004-03-28 15:01:42) |
48. ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
キューバ音楽によほどの興味がない限り、この作品を観続けるのはちょっと苦しいような気がする。確かにキューバの素晴らしい音楽や文化、それらを築いて来た第一人者たちのバックグラウンドが垣間見える、という意味では素晴らしいのだけれど、どうもこれは映画とは思えない。「ドキュメント/キューバ賛歌~ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブに密着~」という感じ。 4点(2004-03-22 15:45:16) |
49. フェイク
本編に特に関係ないけれど、日系人レストランで主人公が暴れるシーンで完全に醒めてしまった。あのくだりは日本人を馬鹿にしているので凄く嫌だった。ハリウッド映画はあんな風に、当たり前のように東洋人を馬鹿にしている描写が多過ぎです。 4点(2004-03-15 17:33:11) |
50. フレンチ・キス
ちょっと退屈だった。そもそもこの作品のカップルがイマイチ好きになれず、2人の恋の道行きも比較的始まってすぐから何かもうどうでも良くなって来た。主演作を観るにつけ思うのだけれど、おいらはメグ・ライアンのことが自分で思ってたより苦手なのかも。 4点(2004-02-23 20:54:41) |
51. フリントストーン/モダン石器時代
小道具が素晴らしい。良いアイデアを考えたり、デザインをするのは大変だろうけれど、楽しんでやっていたのだろうと思う。内容は例えるなら、遊園地やテーマパークのアトラクションの映画化、という感じ。ちょっと子供っぽ過ぎるかな。小さい子にはいいと思う。でもハル・ベリーとエリザベス・テイラーをここまで安っぽく見せるのは凄いね! 4点(2004-02-16 15:50:13) |
52. ふしぎの国のアリス(1951)
きっと良く出来た作品なのだと思う。でも原作の不気味さと残酷さとシュールさが好きな私としては、何だか納得が行かない作品。あの精神病理的な原作を映画化したとは思えない程に実に健全で大衆的な作品です。だからこそ、病的な感覚の持ち主である私としてはこの作品を拒否してしまう。原作と映画は別物だ、と割り切れる方には何の問題もないでしょうが、融通の利かない私としては正直、ディズニーの欺瞞を感じる。原作の世界観に近い映画を観たいという方には、ヤン・シュヴァンクマイエル監督の「アリス」をお勧めします。あっちは完全に病んでいます。 4点(2004-02-12 20:48:16)(良:2票) |
53. フリー・ウィリー2
ああ、やばいぞ、やばいぞ。見ている間、3とか出来たらどうしよう…またウィリーは自由になれないよ…ととてつもない不安が込み上げてどきどきして来た(案の定3が出来たね!もちろんもう観ないよ!)。そこそこ評判が良かったからって安易にこういう動物拘束ものの続編は作らないで欲しいな…。結局これからも何やかんや騒動が起こって、いつまで経ってもウィリーは自由になれないんじゃないかなあ…と不安に思ってしまった(何度も言うけど3は観ないよ!)。 4点(2004-01-19 15:31:19) |
54. フロム・ヘル
《ネタバレ》 数世紀前のロンドンの陰鬱な雰囲気はよく出ているし、作品として特に文句を付けるところもない出来だと思う。ちょっとしこりの残るラストもアレはアレで良しと思えます。ただ私は勝手に「切り裂きジャック医師説」を信じているので、この作品の「陰謀説」的な切り口には入って行けなかった。かなり個人的で勝手な理由です。 4点(2004-01-13 14:24:58) |
55. 普通じゃない
えっ…コレ、ダニー・ボイルの作品?うーん、普通。ほんとに普通。いや、ちょっと普通以下?何にも言及するものがない…。強いて言うなら、小柄でブロンドの天使役のホリー・ハンター、彼女当時40歳位なのにとても若くて可愛いかったですね、ということ位かな。 4点(2004-01-04 15:18:48) |
56. フェイス/オフ
「表皮だけ取っ替えてどうにかなる問題じゃないだろ、骨格と体型が全然違うじゃねえかよ、だいたい普通は拒絶反応だって当然のように出るだろうよ、ぴんぴんしてあんな大仰なアクションできねーよーぅ」なんてことを言わずに割り切ってこの映画を純粋にエンターテイメントとして鑑賞するだけの度量が私にはありません(笑)。割り切れる方は賢く映画を楽しんでいると思います。私はそういう所融通が利かないもんで、随分損していると自分でも思います。 4点(2003-12-24 13:26:31) |
57. ブレイブ
《ネタバレ》 深遠なテーマを提起したかったのだろうけれど、残念ながら空回りしてました。てゆうか主人公に殺された奴が、死んでいるはずなのに思いっきり呼吸をしている(笑)。いや、酷過ぎるだろ、その演技!ちょっと息を止める位ちゃんとやれよ!太り過ぎだから息を止めるのが辛かった?駄目だね、駄目駄目ちゃんだね!そこでもう、これは嘘っこだな、と完全に醒めた。…気を配ろうよ、そこんとこ。ジョニデはこの作品を私財を投げ打ってまで作ったんだからさ…。でもやっぱり結果的に借金だけ残っちゃったね…。そして借金を返す為に「ノイズ」なんて作品に出演する羽目になる、と。 4点(2003-12-01 00:15:37) |
58. ブロークン・アロー
昔、弟が珍しく「相当面白い」と言っていたので観てみた(ちなみに弟は「ショーシャンクの空に」と「フォレスト・ガンプ」を絶賛する人間だ)。結果から言って、久しぶりにこんなハマれないアクション映画を観たな…とどんよりした。大概のアクション映画は観てる間はそこそこ楽しめるもんだと思っているが、これは観ているのが苦痛だった作品の1つ。何でだろうな…理由を聞かれても困るが、一言言うなら「ただ単純に面白くなかった」これに尽きる。もうこれ以上言えない。 3点(2004-01-20 13:58:25)(笑:1票) |
59. プラクティカル・マジック
映画を観ることで何かを得たいという方は、この映画は観ない方がいいです。これはニコール・キッドマンとサンドラ・ブロックが綺麗ね、というだけの映画で、観終わっても何も得るものはないです。 3点(2003-12-23 16:03:27) |
60. ブレス・ザ・チャイルド
「ロスト・ソウルズ」と同系列に位置する1本。レベルも同じ位。悪魔映画って失敗しやすいんですよ…。製作側もいい加減学んだ方がいいです。個人的には「尼僧の恋」で見て可愛いなあ、と思っていたアンジェラ・ベティスが、ゴスでラリな女の役にやたらハマっていたのがちょっと悲しい…。ただ、ルーファス・シーウェルのキャスティングは素晴らしい(笑)。だってあの目。あの眼力。前々から彼の他の出演作を観ている時、気になりまくりだったのですよ。 3点(2003-12-19 01:25:44) |