1. FRIED DRAGON FISH THOMAS EARWING'S AROWANA<TVM>
気だるいサスペンス調コメディ。このダラダラ感に抵抗がない人にはオススメ(かも)。 [DVD(字幕)] 4点(2005-04-05 02:31:24) |
2. ファイナルカット(1995)
B級アクション映画の基本を押さえていて、良い。それ以上でも、それ以下でもない無難なところが、ある意味素晴らしい。「爆弾処理」とかに惹かれる人は、見て損はない映画でしょう。主人公が酒を飲む最中に、後方で爆発が起こり、背景のガラスが砕け散るシーンが、妙に印象深いです。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-05 02:22:32) |
3. フォーチュン・クッキー
同じリンゼイ・ローハン主演の「ファミリー・ゲーム」(自分は10点献上)と同じようなの(心暖まり、しぜんと微笑がこぼれてしまう、ファミリー映画)を期待したのが良くなかったのでしょうか……。ちょっと、期待はずれだったかもしれません。それでも、楽しめる映画だとは思いましたが。 [DVD(字幕)] 7点(2005-04-05 02:16:03) |
4. ブリジット・ジョーンズの日記
《ネタバレ》 女性の夢物語なので、一般に女性ウケは良く、男性陣からの評判は良くないという作品。私は……せめてダイエットという「努力」を達成してから、幸せになるなら、納得しますが。 4点(2004-11-30 22:48:26) |
5. ブラザーフッド(2004)
《ネタバレ》 まず、隣国がこれほど本格的な戦争映画を作ったことに、尊敬の念を感じずにいられません。日本も、こうした映画を作れるようになりたいものです。もっとも、アメリカの戦争映画の多大な影響を受けていることが明白で(最初の方が、特に『プライベート・ライアン』に似すぎている)、その点が残念でしたが…。また、ストーリーにも、もう少し工夫や大きさが欲しいです。結局、兄弟愛の話に落ち着いてしまっていて、巨額を投じて作った戦場という大舞台を、生かしきれていない気がしました。とはいえ、韓国映画はクライマックスで「人間間の愛憎」に集約させるケースが多いので、これはこれで韓国映画の味ということなのかもしれませんね。 7点(2004-11-30 22:33:30) |
6. プレデター
《ネタバレ》 オープニングで、意味ありげに地球にやって来ながら、何年も弱いものイジメをしていただけの「醜い野郎(シュワちゃん・談)」。趣味は、殺した相手の皮を剥いで、吊り上げることです。ハイテクで身を隠して攻撃してくるくせに、相手が丸腰で一人になるやいなや、戦士気取りで肉弾戦を挑み、嬲り殺しを始める……この性根から腐ってるんじゃねえかって感じの、徹底的な醜さ。それは作者の意図としては、ハンターとしての、人間の本能の醜さを、立場を逆転させて描いたのかもしれない……けど!ラストはシュワちゃんに、気持ち良くやっつけてほしかった。。。そうやって完全勝利で狩ることこそが、人間の本能であり、娯楽性・面白さに結びつくのだから。 5点(2004-10-01 00:49:58) |
7. ファインディング・ニモ
とても、いい話だと思います!…ただ、「モンスターズ・インク」は、超えられなかったかな……。魚の父子愛モノよりも、モンスターと人間の子供の、愛情モノのほうが、直感的に訴えるイメージが強かったです。 7点(2004-07-24 22:07:03) |
8. フレディVSジェイソン
《ネタバレ》 私は中学生時代に「13日の金曜日」「エルム街の悪夢」シリーズ全作を観たという、どうしようもない暇人ですが、回を重ねるごとにマンネリ化した両作品に対し、この作品は面白かったです。フレディのノリも、ジェイソンのマザコンっぷりも、健在でしたし(『13金』恒例の無意味なエロシーンも……)。ただ、『13金』お約束の、ラストのどんでん返しがなかったのが残念です。最後に生き残った二人が、ジェイソンに桟橋から湖に引きずり込まれるのを、ドキドキしながら待っていたのに!! 6点(2004-04-10 20:00:06) |
9. プラトーン
これは、決して面白い映画ではありません。「プライベート・ライアン」や「ブラックホーク・ダウン」を観て、戦争映画の迫力に惚れた人には、お勧めできません。しかし、従軍する肉体的・精神的な「疲労」「苦痛」、その果てにある「狂気」の片鱗に触れてみたい方には、是非とも観てほしい映画です。 7点(2004-03-01 02:03:39) |
10. ブロウ
《ネタバレ》 あまり面白く思えなかったのは、きっと実在のジョージ・ユングの意見を汲み取りすぎたからではないでしょうか。実話モノだから、実際の人物の意見を尊重するのは当然なのですが、それも程度を過ぎるとフィクションとして面白くなくなります。つまり、その人の自己満足な自伝になってしまう。人に見せる「作品」となるためには、人の心に訴えるテーマの掘り下げが必要です。その点、この映画は、ジョージ・ユングの輝かしい人生を表面的に扱っているだけで「金より愛」という単純なテーマが繰り返されるだけです。また、ラスト近くになると「娘」を大切にしているように見えますが、それも作り物に見えました。だって、本当に(娘のために)5年間もまともな生活を送っていたならば、警察が今更になって捕まえにくるはずがないでしょう。「娘」をキーワードにして、自己正当化を図ったために、ストーリーに無理が生じたように見えました。あと、これは余談ですが、麻薬ルートを奪った直後の、ディエゴ役ジョルディ・モリャの島での演技が、「レオン」のゲイリー・オールドマンの演技そっくりで、ちょっと鼻につきました。同じ麻薬モノとは言え、マネしすぎでしょう。 4点(2004-03-01 01:53:33)(良:1票) |
11. プルーフ・オブ・ライフ
《ネタバレ》 この映画のどこが凄いって?それは、エンディングのスタッフロールです!思い出してください。アメリカ映画のスタッフロールは、ほぼ例外なく、背景が真っ黒だったでしょう。最初は主人公達の「その後」みたいなのを映していても、すぐに黒に白字でスタッフ達の名前を映すだけになったはずです。ですがこの映画は、スタッフロールのほぼ最後まで、ずーっと、空撮映像を見せてくれるのです!これはレアですよ~。ところで肝心の本編に関しては……うーん……メグ・ライアンはどうしてこんなに尻が軽い女の役をやっちゃったのかな、って感じ。以上。 5点(2004-02-23 23:01:36) |
12. フィフス・エレメント
監督は、「レオン」で満足いく作品が作れたから、「フィフス・エレメント」は遊びで適当に作ったんだ…と思う。思いたい。 3点(2004-02-07 20:25:26) |
13. プライベート・ライアン
冒頭のノルマンディー上陸作戦が凄すぎる!!凄すぎて、その後に中だるみしてしまう。ラストすら、やはり及んでいなくって……。でも、素晴らしい名作だと思います。実際の戦場がどのようなものか、今の私には想像することしかできませんが、そんな私がここまでリアルに感じるほど「戦場」をしっかり描いただけでも、賞賛に値する作品だと思います。あと、ジャクソン狙撃兵が無茶苦茶かっこいい。「神よ、我に力を」 9点(2004-01-29 00:20:06) |
14. フェノミナ
ゲーム「クロックタワー」の原作らしいが……単体として観れば、ただグロいだけの映画だと思う。古い「13日の金曜日」と、全体的な雰囲気が似ていた。要するに、つまらないということ。 3点(2004-01-24 03:47:23) |
15. ブラックホーク・ダウン
純粋に、戦争アクション映画として観れば、満点の出来。しかし、実話を基にしているわりにソマリア人の扱いが非道いので、-2点。一方で、予告編の出来が素晴らしいので、+1点。差し引きで、この点数です。ちょうど9.11の直前に製作された映画ですが、一般的なアメリカ人の戦争観を、上手に表現しているのではないでしょうか。つまり、アメリカは世界の秩序を護る大国で、その正義に誇りを感じる一方で、アメリカ兵の命から膨大な軍事費までの、多大な犠牲を払ってまでで、世界に介入する必要があるのかという疑問。この両対立する意見のなかで、どちらかの立場に立ちつつも心情的に揺れ動かずにいられないのが、標準的なアメリカ人なのだと思います。この映画は、全体的に「アメリカの正義」寄りの内容ですが、その正義の「リスク」「コスト」を、極端な戦争批判に走りすぎることなく表現した点が、アメリカ人が死なないヒーローアクションや、戦争批判色が強すぎて一般受けしない戦争映画に比べれば、素晴らしいと思います。 9点(2004-01-24 03:02:48)(良:3票) |
16. ブレイド(1998)
無難な出来のヒーローアクション。そこそこ楽しめる。ストーリーもシリアス系で、感情移入できるが…もう一つインパクトが欲しかったというのが正直なところ。 6点(2004-01-24 00:37:50) |
17. フェイス/オフ
ワイヤーアクション以前のアクション映画の集大成であり最高傑作です。ハラハラしてしまうストーリー展開と、それを盛り上げる多彩で迫力あるアクションシーン。そして主演の二人の演技力…。アクション映画好きなら、絶対に楽しめます! 9点(2004-01-24 00:12:59) |
18. ブレア・ウィッチ・プロジェクト
ネットなどで盛り上げられた企画映画だということを知らずに、ビデオで観ました。素直に、怖かったです。登場人物の視点になっていて、意味不明で不条理なところが良い。思うに、ホラーというものは「わからない」ものこそ怖いのだと思います(わからないと想像力が働くから)。「わからない」=「怖い」 ではなく、「怖い」ものが「わからない」と、本当に怖い。もっとも、この本当の怖さを作り出すにはかなりの技量が必要で、特に映画は絵と音があるという性質上、小説などに比べて「わからない」を演出することは難しい。だから本当に怖いホラーは、映画では作りにくいと思うのですが、この映画は「視野の限られたカメラ」「恐怖に怯える主人公達の視点に立たせる」「ストーリーの理不尽さ」によって、「わからない」を上手に演出したと思います。ホラー映画の傑作です。 7点(2004-01-22 01:48:35) |
19. ファミリー・ゲーム/双子の天使
いよいよReviewが30を超えましたね。これでベストランキングに載りますので、よりたくさんの人に観てもらえるでしょう。「みんなに観てほしい!」と願ってしまうほど、素晴らしい映画です。本当に、微笑ましくて、可愛くって、ジーンと感動してしまいますよ。幸せな気持ちになりたい時に、どうぞ! 10点(2004-01-16 09:16:19) |