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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1992
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ブルーに生まれついて 《ネタバレ》 
トランぺッターが顏殴られて、吹けなくなるって「モ・ベターブルース」にもあったなぁ・・ それにしても哀しい映画。  以下は僕の考えなので、間違ってるかもしれないが、 魂の音楽は、弱者の絞り出す音楽は心に刺さる。 黒人という社会的弱者の奏でるジャズ界に、白人チェットベイカーが混ざる。 しかし、彼は社会的には白人ということで恵まれているが、自らの弱さを奏でて、 ジャズ界に足跡を残していたのだろうか? 彼の薬物依存は治らず、そういうことなのかもしれない。  あ~ん、この映画観終わって、買い物に行ったら、散財しちゃったよ~(汗) 悲しい音楽というより、自分が弱くなる音楽? 自己嫌悪に陥りそうな夜にいいかもしれない。
[DVD(字幕)] 8点(2023-10-12 23:35:46)
2.  ファイ 悪魔に育てられた少年 《ネタバレ》 
興味ある素材を扱うイチャンドンの製作なので、鑑賞。  最後まで観て、何というか、バランス感覚がないというか、笑顔がないというか・・ 出演している女優の表情が、アダルトビデオのそれみたいに、堅いというか・・  悪魔の正体は、孤児院のメンバーでした。 院の代表の聖職者の子どもを誘拐して、その悪党たちがその子どもを育てていたのですね。 えぐいアクションは韓国らしいので、特に気になりませんでした。 ただ、一番の悪魔が怪物の影に恐れて、聖職者の愛にしがみついたとき、 聖職者が院の女の子にオスの目線を向けたからか、彼は、その子に暴行して、悪魔になるのですね。 そこを丁寧に描いてほしかった。 そうすれば、イチャンドンらしい、作品になったと思います。 なんかキツメの演出の目立つ作品で終わってしまった感じがあります。、
[DVD(字幕)] 7点(2023-07-29 20:22:07)
3.  ブンミおじさんの森 《ネタバレ》 
感性という言葉がある。 風土から生じるそれは、東洋の国にもある。 精霊や前世は何?ということを、それぞれの国で、人々は自然の中で考える。 それを感性というのだろう。  頭を無にして観ると面白い。 この監督の「メモリア」を先に観てたので、こんな作品だと分かってたので、本作は楽しめた。 この先、どうなるんだろうと思わず鑑賞すると、面白い。  ストーリーは、死んだ嫁が迎えに来るという話である。 そこで、昔、王女が自分の顔にコンプレックスを抱いてることを湖のほとりで泣いてるところを ナマズが彼女を抱いて、きれいにするというエピソードが入る。 ナマズとの性交のシーンが、エロスの極みである。 そして、死んだ嫁と抱き合った男は、死にに森に入る。 そういう話である(・・と思う)  終盤、この監督得意のSF仕立ての味付けも忘れない。 ファンが多いのも分かる気がする。
[DVD(邦画)] 8点(2023-05-16 01:13:51)
4.  ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー 《ネタバレ》 
ダサい勉強ばかりの女子高生2人が、高校最後の夜を楽しむ。 現代の「アメリカングラフティ」だ。 しかも、主人公の相方の女の子がLGBTというとこが、現代らしい。  とにかく元気いっぱいのティーンエイジというとこが、さすが肉食の国アメリカらしい。 老いている日本とは、まったく違う。 若々しい気持ちになれた。  パーティ会場にたどり着いてからが、また楽しい。 会場を探し出すまでも楽しいし、ドラッグで人形になるとこは、新しい。 ラストまでとにかく元気だ。  コロナ禍のティーンエイジャーの生態も知りたい。
[DVD(字幕)] 7点(2023-01-15 20:16:05)
5.  フラッシュバックメモリーズ 3D 《ネタバレ》 
これは珍味な傑作。  音楽の原型というか、腹に響く音楽だった。  この映画のスタッフの岩井澤さんが、 この音楽の魅力を分かりやすくアニメーションにしたのが、 「音楽」というアニメ。  こちらも必見!デス。
[DVD(邦画)] 7点(2022-05-02 01:13:51)
6.  フォードvsフェラーリ 《ネタバレ》 
2時間半が苦もなく、すんなり観られた。 男くさい話で、苦いラストにもじんわり来た。  レース上のライバルは、フェラーリなのだが、敵はあっさり途中で全車リタイア。 どっちかというと、フォードの会社内部の男たちの軋轢という内容だった。  クリスチャンベールが渋い。 この渋さ、「ライトスタッフ」のサムシェパードを思い出した。 孤高のヒーローといった感じで、カッコいい。
[DVD(字幕)] 7点(2020-08-22 20:00:19)
7.  ファースト・マン 《ネタバレ》 
期待のディミアン・チャゼル監督作。  宇宙飛行士の実話ものと言えば、「ライトスタッフ」「アポロ13」など。 (変わったとこでいえば「ロケットボーイズ」※飛行士ではない) 月面着陸が作り話だったという「カプリコン1」というサスペンスもあるが・・  この作品は、自信を失ったアメリカが月面着陸成功させたのは俺たちだ!という 意味なのでしょうか?それとも、そろそろ2人目の月面着陸を、ということだろうか? チャゼル監督得意の音楽を使えない無音の月面着陸。それが逆にいい音になってる。 彼の作品の中では、異色の一作になるかもしれないね。
[DVD(字幕)] 7点(2019-07-07 22:31:07)
8.  ファウスト(2011) 《ネタバレ》 
自分も、原作は手塚治虫の漫画「ファウスト」「ネオファウスト」しか読んでない(笑) しかし、どうも第1部をソクーロフ監督の新解釈により、2時間近く描いてるようですね。 悪魔との契約のおかげ(?)で、ファウストはマルガレーテをものにする。 しかし彼は兵士になり、戦地へと赴き、最後は悪魔を叩きのめすと、荒野を延々と さまようような感じで終わる。  何といっても圧巻は、ファウストへのマルガレーテの一分ほどの表情の場面(長回し!)である。 軽蔑、赦し、友愛。それが無言の表情で語られる。 そこまでが退屈と言えば、退屈だし、それがソクーロフ節なんでしょうね。
[DVD(字幕)] 7点(2019-05-24 04:00:37)
9.  ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス 《ネタバレ》 
前作を友人から勧められて観て、すぐCDを借りた。※買ったといえないとこが哀しい・・ もう一時期、そればっかり聴いてた。 最高です。  本作で、あの名プレイヤーたち全員のプロフィールに没年齢が記載されているのが寂しかった。 映画のほとんどが彼らの茶目っ気たっぷりの魅力の回顧録だ。 そしてラスト、アディオスコンサートで往年の名曲を現代のアーティストが歌う。 敬意を表して。 良かったです。  P.S.オバマさんのスピーチも茶目っ気があって良かった。
[DVD(字幕)] 8点(2019-04-12 02:12:02)
10.  ファントム・スレッド 《ネタバレ》 
とても素晴らしいラブストーリー。 ファントムスレッド・・・幽霊の糸。  亡き母親に育まれた才能を開花させた職人肌の仕立て屋は、 新しい女性との出会いの中で、自分の中の何かが崩れ、何かが芽生える、そんな映画と僕は解釈しました。  女性は永遠の謎と言いますよね。 本当にそう。でも永遠の出会いなんですよね。 格調高いラブストーリーに仕上げたポールトーマスアンダーソンに乾杯です。 今までの彼の作品は、どれも重かったけど、それでも新しい映画を、新しい人間描写を、 と常に格闘しているこの映画作家に、本当に敬意を示したいです。
[DVD(字幕)] 9点(2019-03-02 15:47:21)(良:1票)
11.  ブレードランナー 2049 《ネタバレ》 
レプリカントが子どもを産む奇跡。そしてその子がレプリカントたちの心の支えでもある「思い出」デザイナーであるという設定。もうストーリーテリングここに極まれり!という感じです。 監督はヴィルヌーブですが、製作のリドリースコットは、「エイリアン」の最新作でも強いAIであるアンドロイドがエイリアンの産みの親であるなんていう発想しますからね。 SF古典の「1984」のレプリカント版といった感じで話はとても面白いです。管理と自由というテーマは映画でもおなじみのテーマですしね。 が、しかしレプリカントには感情移入しづらいのも確か。 やはり人間らしさとは何か?愛とは何か?というテーマを掘り下げた展開にした方が、観終わって充実感あります。 でも映像もアイデアも確実にスゴイですし、見応えあります。 何年かしたらまた観たいですね。旧「ブレードランナー」と続けて観たく思います。
[DVD(字幕)] 8点(2018-03-03 18:57:49)(良:1票)
12.  FAKE 《ネタバレ》 
耳の悪い人は、きれいに喋れない。それが頭にあったもんだから、映画冒頭は佐村河内氏の人とのやりとりが気持ち悪かった。 だって滑舌いいんだもん、彼は!この嘘つき野郎と思いだすと止まらない。 で、始まって何分かして観るのを止めてしまった。  時間を置いて、せっかくだからちゃんと観ようと思い、また観始めた。  某テレビ局のいかがわしい営業マンが画面に出てきてから、氏のしゃべりが気にならなくなり出した。 そりゃ嘘つきだらけだもんね、世の中は・・。持ち上げられなきゃ叩かれることもないだろうに・・。 障害者の友だちが氏を訪問してくるあたりから、もう好きでも嫌いでもなくなりだし、でラストのクライマックスである。  もうやられました。このラストの曲が氏の曲なら、俺ももっと聞きたいよと思い、某レンタル屋に行ったところ、 なんと無い!新垣氏のはあるのに・・。ショックだわぁ・・。youtubeで聞くことにしよっと。 ヤラセとの解釈も成り立つ。そこは観る人次第ですね。うん!この映画は面白い!  耳が聞こえなくても作曲はできるってホントなんだね。ベートーベンもそうだし・・。 やはり本物ってこんな苦労もするんだなと思いました。
[DVD(邦画)] 8点(2018-02-18 00:06:20)
13.  プリズナーズ 《ネタバレ》 
面白い!なんとヴィルヌーヴは多彩なんだろう。サスペンスを創らせても、一級!いくつか話に?があるのだけど、(神父の家の死体は?自殺した少年とあのおばちゃんの関係は?)それでも話が2転3転して、一気に2時間半を観せてしまう力量はただならぬ。「メッセージ」や「複製」とは違う魅力も持ってんだなぁ。脚本が良かったんだろうね。ヴィルヌーヴらしさを発揮できる素材じゃなくても、ここまで仕上げちゃうんだもんなぁ。すごい人が現れた。に加えて、今一番輝いてるジェイクギレンホールと組んでるから、映画ファンにはたまらない(涙)
[DVD(字幕)] 7点(2017-10-29 10:24:42)
14.  複製された男 《ネタバレ》 
ヴィルヌーブは、最近の監督の中では文句なく興味深い。それは映画的にではあるが・・。この映画も、最初はラストの意味がよく分からなかったが、ネット上の解説を読むと、なるほどなぁと思わされる。だが、僕はこの映画の言っていることよりも、この監督のスタイルに興味をもつ。それは、この監督の映像内容がとことん”何気ない”からだ。いつ頃からこういうスタイルになったかは分からないが、「ボーダーライン」では何気ない生活に麻薬があり、何気なく犯罪に対処していく。「メッセージ」では、エイリアンが何気ない日常に現れ、何気なく対応していくうちに主人公が成長していく。この映画でも、何気ない日常に潜む、人の「闇」をあざとくないCGでさらりと表現する。何気ない非日常を何気ない映像で描くことで、観客に観た後、「何か」を心に植え付ける。ドキュメンタリーとは違う、「何気なさ」の演出がとても面白い。「ブレードランナー」の新作も何気ない未来風に描いているのではなかろうか?その方法論で何を問うてくるかが、とても次回作の楽しみな映画監督である。
[DVD(字幕)] 7点(2017-10-28 15:33:20)
15.  淵に立つ 《ネタバレ》 
この夫婦がなぜ結婚できたのか?とまず思った。「事件」に関わったため仮面のようになってしまった男に、ついていこうとする女性などいるはずないからだ。またこの家族に起こった悲劇の後、この奥さんが正気を保っていられたのは、プロテスタントの宗教のおかげだったはず。だからそういう面も描くと、より深みのある映画になったのではないか?ただ日本の映画は宗教をためす映画が多いよね。ちょっと前の「ゲルマニウムの夜」なんかもそうだった。外国で賞をとったらしいが、憤りを感じた外国人の方も多かったかもしれない。結局、この映画は人生の因果応報の側面を描いて終わってしまう。この主人公の男(太賀)は結局、浅野演じる男のように、一人で苦しみながら生きていくしかないんだろうなぁ・・。
[DVD(邦画)] 7点(2017-08-12 17:01:10)
16.  フランシス・ハ 《ネタバレ》 
イイ♪女の子の気持ちを大事にしてる映画。女性の相方の友情とか、オシャレなライフスタイルに憧れて一人暮らしをするものの金がないとことか、女性たちの共感を得そうですね。女性監督が創ると何故かこうはなりにくい。ここが映画の面白いとこ。ただし日本の女性監督はこういうとこ掬い取るのが上手い。(井口奈己とか。でも日本って女の子映画の秀作が多いよね。日本の方が女性の気持ちを大事にする文化なのかもしれないですね。)場所が芸術家たちの集まる街、ニューヨーク。当然、ゲイのカップルもいるかと思えば、案外とみな、女性の恋人もいたりする。等身大の芸術家の卵たちってこんな感じかもね。イイです。何度も観たくなる映画。
[DVD(字幕)] 8点(2017-03-29 00:37:52)
17.  ブルックリン 《ネタバレ》 
肩に力を入れない、普通のラブストーリーを、時代考証をよくして、格調高く創ると、なんか新鮮に映る。小津さんとか昔の邦画にも多い話だよね。普通、映画って日常にお目にかかれない人物を描くことが多くて、男が故郷に戻ってからも女つくって、何もかも失うなんて話は多いけど、こんな健康的な話も映画になるんだね。新鮮でした。
[DVD(字幕)] 7点(2017-02-27 07:24:15)
18.  ブリッジ・オブ・スパイ 《ネタバレ》 
よく「水面下」で色々政治的なことが行われてるというけど、なるほどこういう事なのか、といった映画でした。スピルバーグにしてみれば、2枚舌(1.5枚舌?)交渉の現場のダイナミクスを映画にしたかったのではないでしょうか?スピルバーグの天才的な演出も随所に見られ、面白かったです。しかし「リンカーン」もそうだったけど、セリフが多いよね。次回作はもっと演出で画面に引き込まれるような作品を創って欲しいなぁ。「インディジョーンズ」かな?次は?
[DVD(字幕)] 8点(2016-08-13 21:17:06)
19.  2つ目の窓 《ネタバレ》 
河瀨直美監督は素晴らしい。若者の愛の営みをこうも清々しく描けるのは、やはり女性監督だからだろう。実は最初に観た時は神さまのことや刺青のことで、素直に映画を呑み込めなかった。しかし、素直な創りであることが分かって、観た2度目の鑑賞では、そのすべてが美しい映画体験に魅了されてしまった。河瀬監督の作品はどれも素晴らしい。どの作品もドキュメンタリー的手法なので、感情移入がちょっと難しいが、いつもその登場人物たちは清々しい。この作品も何度も鑑賞したい作品だ。
[DVD(邦画)] 9点(2015-06-21 13:32:28)
20.  フューリー(2014) 《ネタバレ》 
こんなリアルな戦場シーン、映像化して、戦争マニュアル創りますか?戦場はこんなもんだと言ってるんです。立派な反戦映画です。
[DVD(字幕)] 7点(2015-06-14 01:13:38)
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