1. フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛をこめて
汗水たらして働いたあとパブでいっぱいやる、なんて幸せそうなんだろうか。と前にもイギリス映画の労働者を描いた作品で書きました。いまも同感です。 それに本作は素晴らしい歌声と景色!がついています。 しかもポート・アイザック!ということは「ドクターマーチン」!のあのお店や、あの街角が!という風にも楽しめます。 [DVD(字幕)] 7点(2022-02-22 08:50:38) |
2. フェアウェル
原題The Farewell, とDon't tell herが付けられています。なるほど。 さて、オークワフィナは韓国系アメリカ人とばかり思っていたが、母方は韓国、父方は中国系だそうで。たどたどしい中国語を一生懸命話していたのが印象的でした。6歳まで大陸にいたという設定はおかしいのですがね。。その彼女が本作で賞を取ったのですが、おばあちゃんの方がいい演技だったような気がする。 鳥の描写がよく理解できなかった。 長春か、でも日本人を嫁に迎えてるのに戦争の話をするのはさすがに。 告知に関する件、日本の判例も出ていますが特別の事情がなければという条件付きでした。 本作では、古い考えですが親孝行をしようとする息子たちと家族のみんなが健気と映るか、愚行のように映るか・・・ですね [インターネット(字幕)] 7点(2021-12-10 08:31:48)(良:1票) |
3. ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー
最後はほろっとさせていい構成だと思いますね。 Gap year1年でさらに成長するんだろうな、日本にもその制度いきわたってほしい。 悪い人は出てこないし、とんでもない進学校レベルでありえないけど、みんなの進学先がわかったときのショックではじけちゃうとこなども好きです。 パンダにりんりんとつけるのもいい(笑) ちなみに引用「book smartはつまり、試験に合格したり、有名大学を卒業することでスマートと見なされる人達」 [インターネット(字幕)] 8点(2021-11-07 12:48:22)(良:1票) |
4. ブリット=マリーの幸せなひとりだち
幼少期のつらい経験が彼女を無表情に、無感動に変えたが、徐々に生き生きとしてきてきれいに見えてくるから不思議。過程は少々強引でしたが言いたいことはわかる。言わなきゃわからないやつとはやっぱり4,50年たってもかわらないってこともわかる。でも人生ってそう単純ではない… [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-10-16 01:38:56) |
5. フランシス・ハ
《ネタバレ》 若草物語の最新Verを監督・脚本したグレタ・ガーウィグ。繊細ですね、びっくりしました。 大親友にわざと噓をついてあえて強がって、支離滅裂に悪い方にいってしまう癖をうまく表現して最後はいい雰囲気にまとめたと思います。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-09-26 22:48:17) |
6. ブリッジ・オブ・スパイ
保険会社がクライアントであれば冷徹に被害者を人数ではなく事件の件数で片づける。 アベルというソ連スパイがクライアントになればその最善策を講じる。 仕事人間として最高である。 家族も理解ある古き良き家族像で、理想のアメリカだったのではないでしょうか。 色がほとんどない寒々しい東ドイツ、ロシアの描き方と西側、アメリカの色合いなどにも目が行きました。いい比例だったと思います。 トム・ハンクスはさすがのアメリカのおやじ、でした。疲れ切って2階にいるシーンも印象的でした。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-07-23 13:08:15)(良:1票) |
7. プリデスティネーション
引き込まれます、そして引きずります、すごい映画としか言えませんね。 50年代にかかれた原作「輪廻の蛇」は60年代ー90年代の「未来」の話を描いているんですね、でも、これは完全にいまからみてすごくよくできていて、身震いしてしまいます難しいでも!面白い。 インセプションが好きな人にはこれ、はまるんじゃないでしょうか。クリストファー・ノーランならもっと大がかりな映画に仕上げていたのかもしれませんがこのこじんまり感もたまりません。脚本・監督・音楽などを手掛けた一卵性双生児の兄弟はとんでもない天才なんでしょうね。 あ、あと個人的にジョンが時々ディカプリオに見えます(^_^) [インターネット(字幕)] 8点(2021-04-22 16:50:27)(良:2票) |
8. ブルーハーツが聴こえる
セリフのない作品、SF、劇場型など…独特なオムニバス集でした。 やっぱりブルーハーツは偉大だと改めて思い知らされる。。。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-01-27 15:23:47) |
9. プライベート・ライフ
静かでとても心に染み入るいい作品でした。不妊治療、アメリカの養子縁組は他の番組でも拝見しますが、今回は親戚たちの立場も垣間見ることができ、大変見ごたえがありました。 ポール・ジアマッティとキャスリン・ハーンが息ぴったりでいい夫婦役で、この作品の前後まで見えてくるようでとても自然でした。もっと共演してほしいです。 [インターネット(字幕)] 8点(2020-11-08 20:06:10) |
10. フォーカス(2015)
いいコンビの二人だと思った。Focusという題があまり生きてこないし中だるみがあり、少々期待しすぎたのかもしれない。 [インターネット(字幕)] 5点(2020-10-11 18:19:15) |
11. ブルー・ジェイ
「ビフォー・アフターサンセット、サンライズ」のシリーズが好きな方にハマるかも。会話劇でほぼ二人しか出ませんが、流れて行った時間などが見えてくるようで、切なくなりました。いい演技できる人はコメディもうまいし、シリアスもうまいね。 [インターネット(字幕)] 8点(2020-10-08 07:40:06) |
12. ファースト・タイム 素敵な恋の始め方
印象が薄い、薄い青春ドラマになりました。よほど思い入れがないと・・・ [インターネット(字幕)] 4点(2020-09-22 14:55:36) |
13. ファンキーランド
ジェシー・アイゼンバーグのピザボーイをアクションなし、テンポ悪くした版。 邦題については製作側は責任はないと思うが、日本側の誰かがゾンビランドに引っ張られているだろうね、まったくセンスのない代物になっている。 主人公がひたすら素直ないい子で、とてもかわいそうで。。。育つ環境とかについて考えさせられる。でも作中、どんな悪者でも女性を尊い人として扱っているのが面白かった。マシンガントークを英語で聞けない、字幕版がなかったのが残念です。。。 [インターネット(吹替)] 4点(2020-09-10 07:59:48) |
14. ファントム・スレッド
仕事のパートナーでもある姉に女性の始末をさせるマザコン・シスコンの主人公。 アスペルガー的な天才オートクチュールの仕立て屋が見染めたウェイトレス、出会いは美しかった。思いやりもあった。 しかし・・・我の強すぎる二人がぶつかるとこうなるのか、愛と憎しみは紙一重ということを思い出した。 衣擦れの音、寸法取りのしぐさ、セリフが無くても十分美しかった。 ダニエル・デイ=ルイス、レスリー・マンヴィルとヴィッキー・クリープス(登録申請中、175センチもあるのでさすがに何でも似合う)がとにかくすばらしかったです。 [インターネット(字幕)] 8点(2020-09-08 21:04:31)(良:1票) |
15. BLACK & WHITE/ブラック&ホワイト(2012)
トム・ハーディは何人かが出演を断ったから回ってきた役を引き受け、上手にこなしていたと思う。 まず、何人かが出演を断るほどの作品であるというのも少々納得。 最初の香港のアクションからは想像できない着地ですし、角度によっては美人に見えないヒロイン・・・など首をかしげてしまうところも多いわりに結構興行成績はいいんですね。バレンタインデーの公開予定を「君への誓い」とずらしたとか、デートムービーでスカッとして爆破シーンがあったりして、すっきるする、という要素を重視しているという映画なんですね。はい。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2020-07-31 23:17:41)(良:1票) |
16. ファーザー・フィギュア
結構無理な設定のロードムービーでした。まず双子って!結末もあまり期待はしませんでした。お気軽おふざけ映画かな。 [インターネット(字幕)] 4点(2020-07-25 14:54:11) |
17. 武士の献立
時代劇は毎回何か新しいことを教えられるので、大変興味深いです。そろばん侍も面白かったのですが、こちらでは加賀藩の饗応料理をもっとみたかったです。騒動とは別のところを日々生きて、藩を支えた人々がいて、あの盛衰があったのですね。上達が早すぎたり、食材をもっと詳しく教えてほしいと思ったのと、現代風にアレンジしすぎたていがあるので5点にさせていただきました。 エンディングの歌はXです! [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-03-07 10:27:14) |
18. フィフティ・シェイズ・フリード
監督の好みで好き放題やっているのかと思いましたが、1作目は違う監督なんですね。目の保養というか、リゾートか何かの宣伝のような映像です。ストーリーは無視した方がいい。ダコタ・ジョンソンは他の作品より生き生きしているように見えます。 [インターネット(字幕)] 5点(2020-02-29 18:28:59) |
19. ファースト・マン
悲しいことがあの裏にあったからこそ強いのか、空白の10分の説明になるのか。見てからずっと静かな感動に浸っていられます。初期のiPhoneほどの計算能力もなかったロケットに命を預けた男の挑戦。アポロ11前後の出来事は沢山映画化されていますので、どれも重要な歴史の一片で変わらない。 ドラマ「ザ・クラウン」でフィリップ王配がニールたちに会いガッカリするくだりがありますが、ニールたちの立場をこの映画の角度から窺い知れるのは貴重な機会です。(奇しくもクレア・フォイの次のシーズンのお話しでしたが。) CGの消し忘れ?が一箇所あったような気がします、大きい画面でもう一度見てみたいです😊 [インターネット(字幕)] 8点(2020-02-26 11:42:52) |
20. ふたりの女王 メアリーとエリザベス
女王二人ともすごくよかったです。シャーシャ、マーゴットはともに現代・SF劇とはまったく異なる顔を見せてくれて、大変見応えがありました。この年のアカデミー賞は有力候補が豊作だったので惜しくもメイクと衣装だけのノミネートでしたが、延々と見られていく作品だといいなあと思います。 結婚が領土拡大、政治の主な手段だったから当人たちが意図していないところでも多いに人生が左右されますが、自分の名に恥じない気高さ、潔さを保って血族を綿々と繁栄させたいという女王の思いが伝わりました。 [インターネット(字幕)] 8点(2020-02-03 09:19:55) |